悲惨なER
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今日、とても悲惨なニュースが流れました。
ブルックリンのERで、ジャマイカ人の女性が待合室に放置され、亡くなったんです。
最初、精神的に不安定な興奮状態で精神科の救急に運び込まれたこの女性は、空きベッドが無かったせいで、待合室で待つように言われました。
そしてなんと24時間近くそのままで放置され、24時間後の早朝、待合室でイスから崩れ落ち床に倒れてもがき苦しんでいたのですが、目の前に看護士、警備員、と病院職員が数人いたにも関わらず、誰も倒れている彼女に手をさしのべず、目の前でのたうちまわっているその人を無視、もしくはただ黙って見ていただけでした。
そして、別の看護士と医師が異変に気づき駆けつけ、ベッドに運ばれ手当を受けましたが時既に遅し。彼女はそのまま亡くなってしまいました。
病院の監視カメラがその一部始終を写しており、病院を訴えた弁護士により公開されました。
私もそのビデオを見たんですが、本当に患者がイスから崩れ落ちた瞬間、目の前には看護士が一人と病院職員らしき人が真横にいましたが、ただじっと見ているだけで、指一本動かす気配もありませんでしたし、その後、警備員が何度も様子を見に来ているんですが、イスに座ったまま観察したり時々立ち寄ってはそのまま立ち去ったり、はたまたその他にも患者らしき人々や他の職員も大勢入室しては退室している様子なのですが、誰も床の上に倒れている彼女の側にすらよって行こうとしませんでした。
特に手前左側に座っている看護士?なのか職員?なのか?この人は、ビデオ撮影されている間中、ずっとイスに座っていましたが、看護士と医師が異変に気づきストレッチャーを大慌てで運んでくる瞬間まで、立ち上がりすらしていませんでした。
ひどいです。
酷すぎます。
私もERのお世話になったことが何度かありますが、ドクターのコネがないとアメリカのERは地獄だと思います。
緊急だからERに行っているのに、数時間放置されるのは当たり前です。
お腹が痛くて冷や汗が出ているのに、医師の診察前に、助手に熱を測ったり問診をしてもらうまでに数時間イスに座ったまま待たされるんです。
その間、誰も声すらかけてくれません。
一度だけ、あまりに長時間(多分5ー6時間)私が待合室のイスに座って待たされているのを見た警備のおじさんが「君、そこに座ったままなの?もうずっとそこにいるよね?ドクターにあった?」と訊いてくれ、私が『ノー』と返事をしたら、看護士の首根っこを捕まえて連れて来てくれたことがありましたが、そんなことはそれ一度きりです。
忙しいんでしょうけど、本当に人手不足でてんてこ舞いなんでしょうけど、でもあれじゃERの意味なんかありません。
それに、私も救急でベッドに寝かされ、胃けいれんを起して叫びながらのたうったとき、看護士が二人私のそんな様子を見て『クスッ』と笑い合ったのを見ました。
冗談みたいに書いたこともありましたけど、あれは本当に酷いと思いました。
こういう時、いつも思うんですが、ドクターや政治家や弁護士、そういった、人々を助けることや、社会を良くするということがその大きな趣旨にあると言える(んじゃないかしら?)職業の人たちの、一体どのぐらいの割合の人たちが、始めに自分がその職業を選んだときの気持ちを覚えてその職務を全うしようと勤めているのかなあ、って思います。
現場には現場の、私たち一般人にはわからない色々な事情があり、その方達の苦しみや悩みもあると思うので、あまり色々なことを言ってはいけないなあ、とは思うんですが、やっぱり床に倒れてのたうち回っている人や、ベッドで叫びながら転げ回っている人を、無視したり放置したり笑い者にするのは、本当にいかんと思います。すごくいかんと思いますよ。
↑画面右上の三つつながったイスの右横に平べったく倒れている人が患者さんです。左手前にどっかり座っているクリーム色の服の人は、ずうううううううううっっっとこの姿勢のままでした。警備員が様子をうかがっていますが、彼は何もせずこのまま立ち去って行きました。左上の水色の服の人と手前のクリーム色の人は、彼女がイスから崩れ落ちた瞬間から、ずっとこの室内にいました。

















































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