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2007年3月

2007年3月31日 (土)

津弥

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昨日より少し気温が下がったものの、今日もほんわかと暖かで春めいた一日でした。
今日は色々たまった仕事を片付けよう、と決心してシャワーも浴びずパジャマのままウロついていたら、父が「散歩行こか」と言い出しました。
うーん。今日は色々片付けたいことがあるんだけど、こんなにお天気もいいし、ちょっとぐらい外出したいかなあ。
と迷っていると、父が母にも「散歩行こか?」と誘いかけました。
「めんどくさい」と母(ヒドい)。
「そんなこと言わずに、ちょっとは外にでたほうがええよ」と父。
「うーん。チョビと行けば」と母(ヒドいってば)。
「チョビちゃんどうする?お父さんと五番街あたりまで散歩行く?」と足元のチョビに話しかける父。
ハヘハヘピスピス、と鼻息が荒いチョビはお散歩に誘ってもらってうれしそう。でも最近のチョビはちょっと、いやかなりゲリ気味。ゲリをしている犬と五番街を歩くのは、ちょっと危険では。
と、そこへもってきて一日中ほぼつけっぱなしの日本語放送テレビで、源吉兆○のCMが流れました。ああー。おはぎがおいしそう〜桜餅も〜。
そこでリンコ決心しました。
「お父さん。お散歩に行こう。んでもって源○兆庵できなこのおはぎ買おう」
「おっ。そらええな。ほなお母さんも一緒に行こか」
あくまでも夫婦揃って出かけたい父。おはぎが功を奏したのか、母もその気になって着替え始めました。

で、親子三人(結局ゲリ犬は村八)でおはぎ購入の旅にでました。
お店は、和菓子がブームなのか、日本人以外のお客さんで満杯。どうも草餅が大人気な様子。小さなガラスのショーケースの前に群がったアジア系の若い女性客たちが、しきりに店員さんに質問をしていました。
「この緑色の平たいものをたくさん買いたいんだけど」
「はい。何個ほどにいたしましょうか?」
「その前に、これって日保ちするのかしら?」
「いえ。賞味期限は本日中です」
「本日中なの?」
「はい」
「月曜日まではどう?」
こらー。土曜日に『賞味期限は本日中でございます』と説明を聞いた耳の穴も乾かぬうちに(なんて表現はありませんが)『月曜日まではどう?』と訊くのはどういう考えじゃー。
「いえ。本日中でなければ……」
「うーん。じゃあ日曜日の夜はどう?」
いやだから……。
「いえ……。もしかしたらのもしかしたで、明日の朝までなら……。でも本日中が一番美味しく召し上がっていただける期限ですので……」
「そうなの……。じゃあ日曜日の夜に買いにきた方がいいということね?」
だから始めからそう言っとるじゃろが。
「そうですね。日曜の夜お買い求めいただければ、月曜のお持たせには間に合いますね」
「日曜の夜は何時までオープン?」
「7時です」
「困ったわ。8時半ごろにしか都合がつかないんだけどなんとかならないかしら」
なんとかならんわいっ。
と他人事ながら、思わずブチ切れそうになるリンコ。存外に短気です。
もうこの人の事は放っておいて、自分の買い物をしよう。お店の奥でお酒のおつまみになりそうなあられなんかをじろじろ見ている父と、それをいさめている母を横目に手があいた店員さんに、豆大福を3つとおはぎを3つ注文しました。
「賞味期限は本日中ですが、よろしいですか?」と店員さん。
そうか。合計6個も買い込んで今日中に食べられるのか?と心配してくれたのね。
「それじゃそこのドラ焼きもください」
何が『それじゃ』なんだかよくわかりませんが、目の前に日保ちのするドラ焼きを発見し、思わず追加注文してしまった。
「……津弥ですね?」
ああ。しまった。ここは源吉○庵。ドラ焼きじゃありませんでした。
この美味しそうな和菓子の名前をドラ焼きとか回転焼きとか以外に、なんと呼べばいいのかよくわからないのですが、源吉○庵では『津弥』なのでした。
賞味期限は一週間後。長持ちします。そして美味しいです。
今日無理矢理おはぎと豆大福を食べてしまったので、津弥は明日のおやつにいただくことにします。
あー楽しみ。

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2007年3月30日 (金)

ブルックリンレストランウィーク

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食い意地が異様にはっているくせに貧乏なので自分のお金で立派なレストランに行けたためしがないリンコですが(ああ情けない)、年に数回あるNew York Restaurant Week(ニューヨークレストランウィーク)は貧乏なリンコにとって、お安く美味しいものをファンシーなレストランでいただく大チャンス。
ニューヨークレストランウィークとは、あまたあるニューヨークの有名レストランが協賛して行われる美食イベントとでもいいましょうか。数十件の有名レストランがこの企画に参加し、チョーお買い得価格でコース料理などをお客に提供するイベントです。期間は1週間前後。例えば2000年には『2000年』を記念して、チョー高級レストランのコースメニューが(しかもディナー)一律$20でした。ほぼ毎年何度か開催されますが、その時期は決まっていないはずなので、ニューヨークタイムスやTime Out誌などの情報誌に載る予告広告を注意して見ていなければなりません。食い意地だけで生きているダニなわりに注意力散漫なリンコは、大体毎回友達から教えてもらって大慌てで食べに行くことがほとんど。
でも今回はラッキーでした。
両親をつれてブルックリンにお食事に行くことしたある日。どうせだったら素晴らしいシェフが無茶苦茶美味しいお料理をだしてくれるけれど、あまりまだ有名になっていない隠れた名店に行こう、ということになり、選んだのがブルックリンの高級住宅地パークスロープにある"Applewood(アップルウッド)"。
予約電話をかけたものの当日の予約は受け付けないと言われ、早い時刻(6時半ごど)に直接行ってみました。店内はほぼ満席でしたが、ちょうど1席だけ空いていた4人席に即着席。特別メニューです、と手渡されたメニューを見ると、Brooklyn Restaurant Week- $21.12-の文字が燦然と輝いているではありませんか。
「いやー。得した。レストランウィークだって!」
大喜びで両親に伝えると
「レストランウィークって何?」とリン母。珍しくリーズナブルな質問に、愛想良く答えましたよ。
「1週間だけ特別メニューがお安く食べられるイベントよ」
「なんでそんなことするの?」
ひー。出た。なんで○○○なの?質問。
これにもバリエーションがありまして、「なんでエンパイアって毎日白いのん?」「なんでニューヨークのタクシーって汚いのん?」「なんでトンネルの前で道が渋滞するのん?」等々ですが、これらはまだしも少しぐらいは納得できる質問内容です。エンパイア事情もタクシー事情もトンネル事情もよくは知らんけど、訊きたくなる気持ちもわからんでもありません。
しかし、レストランウィークを『なんで』とか『そんなこと』とか言われても、別にいいじゃん美味しい物をたくさんお安く食べられるんだからー、としか言いようがありませんです。第一『なんでそんな事する?』と言われると、なんか文句をつけられてるような気もします。
母質問は置いておいて。アップルウッズ。いやー。大当たりでしたっ。
美味しかったです美味しかったです美味しかったですううううっっ。
もちろん全員コースメニューをいただきました。スタートはクリームスープ。

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↑カリフラワーのクリームスープ。溶かしバターが流し込んであるのかな?

クリームとバターの風味がきいていてコクがあるけどすっごくさっぱり。いやー。こんな美味しいスープ、久しぶりにいただきましたっ。
そして同行案内してくれた消防士ポールさんが、父のためにオーダーしてくれた赤ワイン。これがアルゼンチンワインなのですが、父がいたくお気に召した様子。
一口飲むなり「うーんんんん」とうなる父。
ポールさんが心配そうに「Do you like it?」と父に訊いてくれましたが、もちろんそんな質問は耳に入っていません。英語がわからんという以前に、目の前のワインに目がくらんで人の言葉など耳に入らないんです。
「うううううーんんんんんっっうまいっっっっ!こらうまいなあああっっ」
無茶苦茶デカ声でワインを褒めちぎる父。
なんかわからんけど父のうれしそうな顔を見て、気に入ったんだな、と察知したポールさん。
「Yes. It's delicious, right?」と英語で。
「そうや!こらものすごいデリシャスワインや!」と日本語で父。
不思議ですが、会話が成立しています。
国際文化交流の一場面です。

さて、次はメインコースです。

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↑ローストダックブレスト。なんと美味しかったこと。ああ……。

これまた薄味なのですが、塩加減が絶妙。さらりとしたソースもコクがあってしかもさっぱり爽やか。肉の焼き加減もパーフェクトでした。添えられたダックコンフィット(とポールさんが教えてくれたけど、何なのかさっぱりわからん物体)は、味が濃くてちょっとヘビーでしたが、これをまた添えられた葉っぱ(何の葉っぱかよくわからん)と一緒にいただくと絶妙のお味。分量もスモールポーションが適量。アメリカンフードにありがちなビッグポーションではなかったので、お腹加減も完璧でした。

で、最後はデザート。

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↑チョコレートスフレ。できたてで暖かくてふわっとしていてしっとりしていて。ううう。美味しかったですっ。右に添えてあるキタロウのお父さんみたいなのはクランベリーソースです。

食に関しては文句の多い両親(特にリン母)が、帰宅してまで絶賛していたアップルウッズのお料理。すでにローカルの人々の間では相当な評判らしく、週末のブランチは小一時間待つことも珍しくないそうな。
今度は私もブランチをいただいてみたいです。でもパークスロープでブランチをいただくには、相当早起き(リンコにとっては)しなくてはならんので、一体いつ実現することやら。

ということで、とっても美味しく楽しくうれしくお得なブルックリンディナーでした。ニューヨークレストランウィークだけでなく、ブルックリンレストランウィークもあるのねー、と感心してちょっとネットで調べてみたら、今度はニューヨークスパウィークというイベントがあるそうな。高級もしくは人気スパの特別メニューが一律$50で楽しめるというこのイベント。是非参加して、お顔をすべすべにして体をもみほぐしてもらってスカーっとさわやかに行かねば。
またご報告しまーす。

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2007年3月29日 (木)

KIYOねえさん

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うひひひ。
今日は元アイドルのお話です。
いや。なんでうひひかというと、リンコは筋金入りのミーハーなうえにきれいな女の人が大好き(いえ。きれいな男性も好きですよ)。そんなリンコが巡り会った元アイドル。正真正銘の元アイドル。それがKIYOねえさんなんです。
彼女と初めて会ったのは、うーん、何年前だったかコロっと忘れてしまいましたが、数年前。世界一素敵なホテルマンタケダさんにご招待いただいたディナーの席でのことでした。
「元アイドルの美女が来ますよ」とタケダさんの予告を聞き、美女で元アイドルを拝めるのかと胸がバクバクドキドキ。でもでも、もしかしたらのもしかしたで『私は元アイドルよっふんっ』みたいな感じの人だったらどうしよう、という恐れも少しだけありました。
ところが、黒いワンピースを身にまとって登場したKIYOねえの、素晴らしい美女ぶりは当然のこととして、なんともいえない暖かいお人柄とかわいらしさにもうリンコうっとりメロメロ。ほとんどおやじ状態で、じいいいいっと見つめちゃいました。いや。ホントに彼女の人柄の良さは、あった人皆にすぐ伝わっています。私の親友コンちゃんにも紹介したのですが、後日彼女と話をした時に「KIYOねえさんってなんとも言えずいい人よねー。私あの人すごく好き」と言ってました。
優しくて可愛くておっとりしてて美人の元アイドルの魅力は、性格と見た目だけではもちろんありません。当然のことですが、その歌のうまさといったら……。プロってやっぱり違うのねえ、と改めて認識いたしました。
リンコは自他ともに認めるカラオケ好きですが、ソファの上に片足をのせて脳の血管が切れそうになるぐらい大声でわめきちらす、いわゆるスポーツカラオケが主なスタイルです(どんなスタイルじゃ)。でもでも当たり前ながらKIYOねえさんのお歌は、まさしく純正統派アイドルスタイル。のびやかで美しく張りのある澄んだ歌声は、同席した人々の心を清らかに癒してくれます。いつまででも聴いていたいようなKIYOねえのおうた。一度でいいからデュエットしてみたいんだけど、恐れ多くてまだお願いしたことがありません。もし近い将来夢がかなったら、またその様子をご報告いたします。

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↑後列右端がKIYOねえさん。さすが元アイドル。顔が小さい。ていうか私だけウドの大木(しくしく)。

そんなKIYOねえさんのブログです。↓楽しく暮らすためのニューヨーク情報や、アイドル時代の裏話が満載。

KIYOねえのニューヨーク生活

KIYOねえさんのブログ。実はずっと前からリンクさせていただいてたのですが、昨日KIYOねえさんのブログで、ふにゃふにゃブログをとりあげてくださったんです。で、大慌てで私も書かせていただいたという次第で。私ってこういうヤツです。すんません。でも、大好きなKIYOねえさんのブログとリンクさせてもらって、すごくうれしい!皆さんも是非お立寄りくださいっ。

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2007年3月28日 (水)

tutu

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今日は、先日の撮影でお借りした衣装を返しに行く日でした。
早起きして色々支度をしなくちゃ、と思っていたのに、昨夜からチョビがゲ○で……。真夜中に何度もクーンクーンと鳴き、ついに早朝ドバ。慌てて飛び起きてお世話をしたのはよかったのですが、あまりの眠さに二度寝をしてしまったのがいけませんでした。お昼前までぐーすかと眠りこけてしまい、両親にお昼ご飯を作ったりシャワーを浴びたりしていたら、あっという間に夕方近くなってしまいました。
大急ぎで衣装を紙袋に詰め、ウェブで私の本も宣伝してもらえるので(このブログとリンクしますよー)何冊かこれもカバンに詰め、どたどたと出かけました。
一軒目のお店に到着した時には、再び襲ってきた眠気と生来のだらしなさのせいでフラフラ。お友達のチカちゃんと一緒に、小さなカフェでお茶をいただくことに。そこでぼろぼろに疲れ果てたリンコを哀れんだチカちゃんが、美味しいカフェオレとレモンケーキをおごってくれました。

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コーヒーとケーキとチカちゃんのブイサイン(今時ブイサイン)↑

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軽いおやつや小さなサンドウィッチもすごく美味しいです↑

おやつをいただいた後は、二件目のブティックです。
"tutu"というかわいらしい名前のこちらのお店。オーナーは素敵な日本人女性チハルさんです。チョーセンスの良いお洋服や靴やバッグなどの小物から、犬用素敵なお洋服(残念ながらチョビサイズは無し)まで、いろんな素敵グッズがずらずらずらり。ううう。これがまた全部リンコ的ドストライクで、いやー、ほんとにどうしたらいいの私(またか)?

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スプリングストリートという一等地に位置するお洒落さんブティック↑

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オーナーのチハルさんが奥で手に持っているものは……↑

……はい、買ってしまいましたです。撮影に使わせていただいた小さなバッグ。これがすごくすごくリン好みで……。本当は撮影で使わせていただいたウエスタンブーツもものすごーっっっっっく欲しかったのですが、『レイコよー。これ以上買ってはいけませんー』というスペインの聖母様グアダルーペの声が天から聞こえてきたので(?え?)必死の思いで断念しました。

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写真映りが悪くてすんません〜。これ、腰につけるとすんごく可愛いんです↑はいお買い上げー。今度身につけた写真アップしますね。

tutuのロゴマークがこれまたすごくかわいらしいイラストなのですが、このイラストを描かれたのが、私が”笑うニューヨークDELUXE”を出版させていただいた同じ頃、イラスト入りエッセイブックを出版されたNY在住のイラストレーター、青木礼子さんです。彼女のイラストは、きれいで可愛くてお洒落で、本当に本当に素敵です。チハルさんとレイコさんの本を見ながらお話しているうちに、あることを思い出しました。どの新聞だったか忘れてしまったのですが(忘れるな)、とある新聞社さんから二作目の出版後インタビューをしていただいたんです。そのとき取材をしてくださった記者さんが、「今回は同じレイコさんつながりで、もう一人本を出されたニューヨークのレイコさんも取材させていただく事になってるんですよ。同じ日に掲載されますので、よろしくお願いします」と教えてくださいました。あ。青木礼子さんのことだな、とすぐわかりました。当時の紀伊国屋の店長さんが「ダブルレイコでいきましょうよ!」(何をいくのかはわからなかったけど、まさか漫才コンビではあるまいな)と、何度も言ってらしたのを覚えていたからです。
インタビューしてもらったのは確か脱稿直後の午後。ものすごく疲れていたので異様にナチュラルハイになっていて、多分すごくヘンな態度をとったと思います。おそらくまじめで普通の人だった記者さんは、「竹内玲子=変な人」とインプットされたに違いないと、今でも時々、あの人には悪い事をしたなあと思い出します。
「写真を載せたいので」と言われた時も「ええー顔ですか?」と訊いて怪しまれたと思うし、「いやだけど仕方ないのではいどうぞ」と言いながら著書を頭に載せた写真を撮ってもらったりしました(怪しいっていうか、ただのバカ)。
で、tutuでお話をしながらそんなことをあれこれ思い出していて、はっと思い出しました。
後日届いた新聞にのっていた写真と記事。
予想外にデカい顔写真(顔がデカいんじゃなくて写真がデカいの)がどかどかと二段組になっていて、上が私下がレイコさん。
自分のアホ丸出しでだらしない表情はいつものこととして、下のレイコさん写真を見たときのショックたるや。
青木礼子さんはすごい美人でした。
そしてその美人の上にのっかっている自分の顔が、いつもの倍ぐらいバカぽくてしかも年寄り臭く写っていた(いや。実際そうなのか?ガーン)のが、本当に本当にショックでした。その後その新聞は黄色い袋にしまいこまれたまま、二度と日の目を見ていません。
そしてそれは、今でも封印されたままです……。しくしく。

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2007年3月27日 (火)

寒い場所

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今日はちょっと疲れています。
ものすごーくいいお天気だったので、お昼間からあちこち歩き回ったせいです。昨日発熱したのに今日ものすごい大復活を遂げた母と共に、またまたBath & Body Worksへ出かけて行き、母のお稽古事(仏像彫刻です)のお教室の皆さんへのお土産を購入しました。帰り道、AEROSOLE(エアロソール)というものすごくラクチンな靴屋(靴屋がラクチンなわけではなく、売っている靴がラクチンなんですけどね)に立寄り、靴には死ぬほどうるさい文句百万回言いの母が珍しく少しヒールのある靴を二足購入しました。
また荷物が重くて(ハンドソープのせいじゃ)腕と指がモゲそうになったので、いったん帰宅し、少しお茶休憩をした後、父を誘って再びお散歩に出かけました。
日当りのよい三番街をしばらくぶらぶら歩いた後、ちょうどやってきたバスに乗りました。どこといって行くあてはありませんでした。
がしかし。
寒さに異様に敏感なリン父。
20度をこえる陽気に、当然のごとくクーラーがガンガンに効いたバスの車内ではリン父の忍耐は3分ともちません。
「あー寒。あかんわ。手が冷たなってきたわ。もうあかんわ。降りよ降りよ。早よ降りて外歩こ。こらあかん。もうあかん。寒い寒い寒い寒い寒い(以下延々と続く)」
寒いの連発にむひえーと耳が痛くなったリン母とリンコ。わかったわかった次の停留所で降りるからもう静かにしてよ、と優しいリン父をちょっと邪険に扱い(ヒドい)、次の停留所でそそくさとバスを降りました。
あー外の方が気持ちええわあー寒かったあーあんなもんあかんでなんで冷房なんかつけるんやろなおかしいであーたまらんかったへえっくしょいー。
と大騒ぎを続ける父から少し遠ざかって歩く母。本当に仲良しの両親ですが、こういう時は夫婦の年季を感じます。お互いいい感じで無視しあっています。
さて、1ブロック歩いた所でなんと都合の良いことか、目の前にリン父がこよなく愛するリカーショップ=酒屋があるではないですか。
「おっ。日本酒があるやないか。えっ?」と口元がほころび目尻が下がる父。本気でうれしそう。
ちょっと寄ってみる?と訊くと、「そら行かなな。目の前にあるねんからな」とますますうれしそうなリン父。何回も言いますけど、本当に腹の底からうれしそうです。
店内に入るとレジの中にいたお兄さんが声をかけてくれました。
「いらっしゃい。今日は何をお探しで?(いや。ホントにこんな感じだった)」
日本のサケはありますか?と訊くと、「もちろん!あの奥の冷蔵庫室にたくさん置いてありますよ!どうぞ中に入ってみてください」とお兄さん。
彼が指差す方向にはガラスの扉があり、その中には確かにずらりと棚にならんだ日本酒が。次の瞬間、店の奥のその扉を今まさに開けんとしている父の背中が目に入りました。早い。動きが早すぎる。慌てて後を追いかけ、冷蔵庫室に入ってみると寒いのなんの。
うひい。寒い。たまらんううううう〜。と震えながら、無理矢理狭い部屋に入り込もうとしてきた母を押し出し、慌てて外に出ました。
「寒いから」と告げると「え。お父さん大丈夫?」と母が心配そうに父の後ろ姿を見つめています。私も振り返ると、棚にずらーっと並んだ日本酒のビンを、熱心に見ている父の背中が見えました。
見てるよ見てるよ選んでるよ。と初めは母と一緒に笑っていたのですが、待てどくらせど出てこない父。いや。ていうか、バスより寒いんですけど、この日本酒部屋。10分ほど経ったころ、ようやく部屋から出てきた父の手には、二本の酒ビンが抱えられていました。この上も無く幸せそうな父の笑顔。お父さんがそんなにうれしいんだったら、私もとてもうれしい。でも、寒くなかったんだろうか。
「そら寒いけど、我慢するんや」
我慢するんや。て。さっきのバスは5分も我慢できなかったような気が。
「そらそんなもん我慢せんわ」
そらそんなもん、て。
「早よ買って帰ろ」ぐいぐいと私の背中を押し、レジへと向かう父。もうお散歩もバスも何もかもどうでもいいらしい。
あまりのお天気のよさにもう少しお散歩を続ける事にした私は、酒屋の前で両親と別れました。(←つまり父が早く家に帰って早くお酒を飲みたかった)
仲良く手をつないで歩いて行く両親の姿は、父の右手にブラ下がった酒屋の袋とあいまって、とても微笑ましかったです。

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↑辛口のお酒が好きだそうです。梅酒はリン母とリンコ用です(飲めないけど)。
 

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暮らしの手帖2

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今日も暮らしの手帖的お食事をご披露します。
いえ。暮らしの手帖に文句があるわけではありません。ていうか、暮らしの手帖、大好きです。でも写真が、なんか……今ひとつカラーがボーっとしてるっていうか古めかしいっていうか、そういう感じなんで、暮らしの手帖呼ばわりしてみたわけです。
でもこのレストラン"lunetta(ルネッタ)"は、ブルックリンで今一番ホットなエリア(だと思う)"Carrol Garden(キャロル・ガーデン)"につい最近オープンした、最新お洒落美味スポットなんです。

8時過ぎというディナーのプライムタイムに行くと、いつも満席のルネッタ。少し早めの7時前か遅めの9時過ぎに訪れるのがポイントです。
今回いただいたのはプリフィックスディナーコース$21.99。お買い得です。
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↑チェストナッツのスープと聞いて『おっ。ドングリのスープ。珍しいねっ』とはしゃいだら、『クリだろ』と友人に冷たく言い放たれました。
目が冷たかったです。

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↑チキンを注文したのですが、どこからどう見ても何かのヒナ鳥か、ヘタすると大きめのスズメぽくて……(iДi)。でも食べました。すごくすごくすごく美味しかったです。ありがたく大切にいただきましたので、許してくださいね小鳥さん。

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↑友人が注文したミートボールパスタです。
三種類のミートボールが入っているそうで、友人は『チキンとポークと……イカ?』と言ってましたが、絶対イカではないと思います。

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↑上が、『ピスタチオのケーキ、オリーブオイルアイスクリーム添え』です。オリーブオイルアイスクリームにつられて注文してみました。確かにオリーブオイル的な味が少ししました。美味しかったです。
下は『イタリアンアイスクリームエスプレッソサンデーナッツ風味生クリーム添え』です。何がなんだかよくわかりませんが、すごく美味しかったです。エスプレッソ風味スープ(?)がチョー美味でした。

マンハッタンとブルックリンって、レストラン一つとってもなぜかものすごく雰囲気が違います。どこがどうと説明がしにくいのですが、ブルックリンは、15年前の古き良きマンハッタンの雰囲気を残しているような気がします。でもリンコは渡米以来ずっとマンハッタン暮らしですので、ブルックリンに遊びに行くと、楽しいけどいつも少し寂しくなります。
緑が多くて人も優しいし物価も安いブルックリン。
一度住んでみたいような気もするけど、ちょっと寂しくなるかな。

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↑隣のテーブルが近い。隣のカップルがけんかなんか始めたら、ディナーは台無し。でもラブラブカップルの隣に座っても、それはそれで嫌かも(←結構イヤなヤツ)。

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2007年3月26日 (月)

チョビと両親

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一昨日あたりからリン父が大復活を遂げまして、チョビの朝散歩に行ってくれるようになりました。以前両親が来た時には、水彩と油絵が趣味の父がスケッチ散歩がてらチョビを頻繁に連れ出してくれていたのですが、今回はいかんせん目が悪いのでそうもいかず、リン父チョビ共々ストレスフルな日々だったのです。
しかし、手術後どんどん気分が良くなってきたリン父。
一昨日の朝ついに『ほなチョビちゃん。お父さん(正確にはおじいちゃんだが)と散歩でも行こか?』と、立ち上がったのです。チョビ大喜びです。
それ以来三日連続。元気よくお出かけし、元気よく帰宅するチョビと父。
玄関を開けて開口一番「チョビウ○チしたよー。なかなかええウ○チやったよー」と、チョビのウ○チ報告をしてくれます。
一日目「ええウ○チやった。堅すぎず柔らかすぎず、色もええ感じやった」
(すみません汚くて……)
二日目「今日もええウ○チやった。昨日より柔らかめやけど、今日はたっくさんしたよ」
(すみませんすみませんすみません)
そして三日目の今日。ばたばたばたと大慌てで入ってきた父。
おかえりーと出迎えると「あー大変や大変や」と小走りでトイレに向かいました。
一体何が。
「いや。今日はチョビのウ○チが柔らかめでなあ。地面にこびりついたから一生懸命きれいに拭き取ったらビニール袋が破れてな、手についてしもたんや。あー汚いあー汚い」
……三年前、これと全く同じ事件が起こったのを、私は憶えています。
チョビのウ○チが柔らかめできれいに拭き取ろうとして手についたああ汚い、という父の台詞もほぼ同じだった記憶が。
メインのバスルームを母が使用中だったため、廊下を右往左往している父に、「キッチンで手を洗って」と言うと、「そんなキッチンなんかで洗ってええの?」と慌て顔の父。
キッチンでもどこでもいいから、早くその手を。
ポンプ式のハンドソープをコッコッコッコッコッコッと八十回ぐらい押しまくり、父が大量の石けんで手を洗っているのを心なしか申し訳なさそうな顔でチョビが見上げていました。
本当に汚い話ですみません。特にお食事中もしくはおやつ中の皆さん、許してください。
でも、お散歩というエレメントが加わったせいか、父とチョビの親密度が急速に増してきた気がします。あ。それに最近リン母が朝ご飯を与えてくれるようになったので、リン母とチョビの間も急速に接近しつつあります。最近のチョビは、朝寝坊しているリンコの様子を一応チェックしてから、リン母の足下に行ってご飯を催促しているらしいです。怠け者のオーナーを持つと、犬にも隠れた苦労があるみたいです。おじいちゃんとおばあちゃんがいる間にせいぜい甘えておきなさい、チョビよ。

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テレビ台とベッドの間の隙間に頭がはさまって寝ているチョビ↑。
平和です。

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足も少しはみ出しています↑
やっぱり平和です。

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2007年3月25日 (日)

本物ショッピングデー

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本日は両親本格復活および晴天記念(?)に、親子三人で母のお土産ショッピングにでかけました。
母が日本でみつけた新聞記事『NYおみやげベスト10』に従ったお土産プランです。
目標は"Bath & Body Works(バスアンドボディーワークス)"のハンドソープやローション、アロマミニセット、"Dr. Bronner's Magic Soap(ドクター・ブロナーズマジックソープ)"←ヘアもボディーも手も洗える肌に優しいマジック石けん、"Strand Book Store Tote Bag(ストランド書店特製トートバッグ)←ニューヨーカーの間でも結構はやってる布バッグ、等です。
バスアンドボディーワークスは自宅から徒歩15分ほどの場所にあるので、まずはそこを目指しました。
が。
歩いている途中で全員が腹ぺこなことに気づき、急遽ラーメン屋さんに駆け込み、まずは腹ごしらえということになりました。
母は長崎ちゃんぽん、父はとんこつラーメン、私は醤油ラーメンを食べました。全くニューヨークらしさのない食生活です。

食後まず立ち寄ったバスアンドボディーワークスでは、従妹に頼まれたハンドソープを3本かごに入れた所で、それを見た母が『私もそれが欲しい』と言いだし、さらに3本お買い上げ。その後、ご近所のお嬢様(誰なんだ?)へのお土産にアロマミニセットミニミニバッグ入りを2個。自分用(母ね)これまたアロマセット派手バッグ入りセット1個。メンソールの香りがするなかなか使えるリップグロス3個を一気購入しました。最初のお店でこんな重いモノを買ってしまったせいで、この後指や腕がモゲそうになりましたが、歯を食いしばってお買い物続行。
次に向かったのは、ユニオンスクエアにあるホールフーズ(Whole Foods)。オーガニック食料品巨大スーパーマーケットです。ここにドクター・ブロナーズマジックソープが置いてあるということだったので、ただでさえスーパーマーケットが大嫌いなリンコが、母のために必死で人ごみをかきわけ石けん売り場までたどり着きました。聞いた事はあるけど見た事は無いなあ、と思っていたドクター・ブロナーズマジックソープ。発見してみると、リッキーズ(怪しいなんでも屋)なんかでも売られている、ちょっとリンコが日頃から気になっていた、パッケージが素敵な石けんシリーズでした。
家族全員で臭いをくんかくんか嗅ぎまくり(チョビを連れて行けばよかったかしら)、気に入った香りを数種類選び購入。ちなみに母が気に入った香りは、ラベンダーとかティーツリーとかレモン。私はローズが気に入りました。
長蛇の列のレジを必死の思いでくぐりぬけ、這々の体でお店から脱出した後は、約3ブロックほど歩いた所にあるストランド書店です。
この書店はかなり古くて有名な書店。
新刊本だけではなく、安い古本から稀覯本まで、かなり珍しい書籍が数多く揃っています。古き良き時代の香りを残した店内の雰囲気も、リンコ的には二重丸。入り口付近のショーケースには、ウエルズの初版本$1500が飾ってあるし、稀覯本ではないけれど古めかしい雰囲気の色合いとイラスト装丁が素敵な、シャーロックホームズ本なんかが無造作に積み上げてあったりします。
さて、ストランド書店のトートバッグですが、別に何の変哲もない布バッグなのですが、シンプルだけどお洒落なロゴマークを色んな模様や色のバックグラウンドに合わせたデザインが、さっと肩にかけて持ち歩ける便利さと共に大好評。
街を歩いていると、このバッグを肩にかけている人をよく見かけます。
で、私もついでに購入。二人で大量購入しました。
お土産でもマダムキラーでも、お買い物ってやっぱり楽しいですねー。
ここらへんで、父がお買い物に飽きてきたのと、少し肌寒くなってきたので撤収。
あー、今日も楽しかった。
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本日の戦利品、一部公開です↑
見えにくいかもしれませんが、右端は茶色迷彩柄、次はブラックデニム地に白抜きのロゴ、隣は茶色にピンクのロゴ、派手目ストライプ柄、グレー地に渋めの水玉模様です。バッグの上に載っているのがマジックソープ。後ろにあるのがアロマグッズ。
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チョビチェック、入りました↑。

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2007年3月24日 (土)

マダムキラー

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今日はお友達のチカちゃんと、疑似ショッピングデーでした。
疑似ショッピングデーというのは、実際にお買い物をするわけではないのですが、チカちゃんが新しく始めるウェブビジネスのお手伝いで、スタイリストさんのまねごとをさせてもらうことになったので、あらかじめチカちゃんが根回ししておいてくれたいくつかのショップをまわり、気に入ったお洋服や小物を撮影用にお借りするのです。
そして本日がそのファッションハンティングデー。
私とチカちゃんは、友人の間でも名だたるショッピングモンスター。つまり買い物お化け。二人揃って外出し、素手で帰宅したためしがありません。そんな二人が揃ってファッションハンティングです。当初3時スタート6時半頃終了予定だったのですが、スタートを2時に繰り上げたにもかかわらず、チカちゃんのお宅に大量の荷物とともにたどり着いた時は、すでに8時をまわっていました。
しかしニューヨークには、本当に色んなファッションがうずまいていますねー。今日うろうろしてみて、再認識しました。そして、ファッション関係の新人デザイナー達のがんばりもすごいです。色んなショップで修行中のデザイナー達のデザインしたジュエリーやお洋服、靴、帽子、カバンなど、たくさん見てたくさんお借りしてきましたが、本当にどの作品も個性的で、夢と情熱に溢れています。

今日まわったたくさんのお洒落なショップの中でも、特に個性的でグーな品揃えのお店をちょっとだけご紹介しますね。
その名も『マダムキラー』。
一体なぜそんな名前を……。

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別に本人がマダムキラーなわけではないらしい。↑

ロウアー・イーストサイドにある小さなショップ『マダムキラー』。
初めて訪れたのはお友達のアサミちゃんと。彼女が近所に住んでいたころ、通りかかりに見かけたウィンドウに飾ってあるデニムとコーデュロイでできたブーツカバーに一目惚れし、二人で買いに行ったのが最初でした。
置いてあるお品はどれもこれもモロリン好み。マダムキラーというネーミングに対する微妙な気持ちも吹っ飛ぶほど、リンコお気に入りショップとなりました。

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社長のニチさん。社長夫人募集中だそうで。↑どうしますかね。

今日もお借りするために立ち寄ったのに、自分のものが欲しくて欲しくてたまらなくなりました。
例えばコレ↓
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奥から2番目の牛クツが。ドストライクで好みです。
ブーツも可愛かったです。

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裏地がカワイイスナフキン風味帽子。リバーシブルではないらしいのですが、無理矢理裏返してみました。裏でもかぶれるじゃん。と強引に裏返したら、優しいニチさんは『あ。本当ですね。かわいいですね』と言ってくれました。ていうか、人の店のディスプレーに口出すなリンコ。

そんなわけで(?)マダムキラー。とてもイケてます。また行って何か買ってしまいそうでコワいです。

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↑それにしても、写真映され慣れてます。どうしたもんですかね。

買うとしたら牛クツですかね。それともヒョウ靴?スナフキン帽子?どれがいいですかね?

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2007年3月23日 (金)

ふたたび……

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本日は、父の手術後一週間目診察でした。
昨夜、リン母のリクエストでDOCKSというご近所のシーフードレストランでディナーをいただいたのですが、その席でリン母がこう言いました。
「明日は早めに家を出て、お昼はお寿司にしようか?」
おおっ。お寿司ランチ!豪勢!大賛成よっ。で?どこのお寿司屋さんに行きますかね?寿司D?K寿司?B寿司?
「あそこ」
あそこ?
「ほら。あのへンな」
ヘンな……って?
「ほら。なんとかっていうおかしげーなお寿司の」
……おかしげーな……って……よくわからないけど、いずれにしてもそんな『おかしげー』なお寿司なんか、あんまり食べたくないっていうか……。
「あの病院の近くのあそこ」
え。げっ。まさかもしかしてあのクイーンズの『GINZA』のことをおっしゃっているのでしょうかお母様。
「あそこあそこ。お母さんあれ気に入った。美味しかったじゃない」
えええええ……。気に入ったんですかああああ……。そりゃまあ存外に美味しかったですよう……。でもう……。お寿司食べるんだったらどうせだったらやっぱし寿司DとかK寿司とかB寿司とか〜……。
「あのスパイシーなんとかが気に入った。あそこがいい」
でましたリン母一発断言。はい。かしこまりました。明日のお昼はGINZAで。ということで。はい。しくしく。
あの。別にリンコはギンザに不満はありません。
お寿司もなかなかイケたし、店員さんたちもとっても感じが良かったです。
まあもう一度ぐらい行ってもいいかな、とは思っていましたが、まさかこんなに早く。しかも母がこんなにあそこを気に入るとは。

で、行きましたギンザ。今回は父も一緒です。ギンザでお昼を食べるために、クイーンズまでタクシーを走らせるリン一家。贅沢なんだか貧乏臭いんだかなんだかよくわかりません。
とにかく到着したギンザ。うすぐらあーい店内に足を踏み入れた瞬間、リン父が「えへえっ?」というヘンな声を挙げました。この父の声は、内心の『なんじゃこりゃ?』を表す声です。

この声は、最初に出てきたサラダにも↓
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次に出てきたお味噌汁(の器)にも↓
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そしてガランガランと配られた、灰皿にしか見えないお醤油皿にも↓
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次々と発せられました。

でも最後に出てきたお寿司の大皿はこんな感じで、一応父の「えへえっ?」は出ませんでした↓。
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右斜め上から右回りに
・カリフォルニアロール(父と母の評判良し『あっ。これうまいわ!』『うん。美味しい』)
・ロブスターサラダ&アボカドサラダ(父クビを傾げ『こりゃロブスターとちゃうもんがはいっとるで』と断言。母無言)
・イエローテール&スカリオン(ブリとおネギ)(父『うまいやん』母『美味しいじゃない』)
・クランチースパイシーツナロール(父と母絶賛『こらうまいで!』『でしょ?美味しいのよ。私これ好き』)
・アラスカロール(サーモンとクリームチーズとアボカド)(父『おっ。これもうまいやん!』『そうなのよ。お母さんこれも好き』)
・真ん中のお寿司:エビ天ぷらロール(父と母首を傾げながらも気に入った様子。『こんなへんちくりんなもん、誰が考えるんやろなあ』『熱々の天ぷら入りのお寿司。ヘンだけど美味しいじゃない』『そやなあ』)

ということで、ロブスターサラダ巻以外は上々の出来(←リンコは結構美味しいと思ったんだけど)。
アメリカン変わりお寿司はリン両親にはなかなか評判が良かったようです。
無事お昼を終え、満腹一家はクリニックへと向かいました。
今日もクリニックは老人天国。
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これでもか老人天国
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こういうクリニックに行くと、老夫婦で訪れている人たちが多いのですが、中には足下が覚束ないのにひとりぼっちで来ている老人も結構見かけます。私も年を取ったらあんな風に一人でクリニックに行かなくちゃいけなくなるのかなあ、と思うと少し心細くなります。私の両親は幸い年のわりに元気で健康で仲良しでバリバリなので安心ですが。
で、そのバリバリの両親をつれて、病院の帰り道にクイーンズのGAPも訪れてみました。父がジムでエクササイズする時に着るTシャツを購入するため、という名目ですが、もちろんリン母もリンコ自身も、便乗して何か買ってもらう気満々です。

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リン父:袖が緑色でボディーが杢グレー色の長袖Tシャツ/杢グレーと緑色のストライプ半袖ラガーシャツ/杢ピンクの半袖Tシャツ/デカパンx2

リン母:渋いグリーンの夏物五分袖ワンピース/黒のタートルネックコットンセーター

リンコ:黒と白のタートルを一枚ずつ

以上が戦利品です。父にピンクとグレーのTシャツを見せ、どっちがいい?と訊いたら、即座に『そらピンクやで』とピンクを選びました。先日やっぱりGAPで購入した鮮やかなグリーンの長袖シャツがなかなか似合って若々しく見えるのに気を良くした様子です。両親が元気でお洒落を楽しんでいるのを見るのはうれしいものです(ついでに私の分も買ってもらえたし)。

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↑AIDSチャリティー商品がかなりお洒落です。ちょっと割高だけど。

追伸:言い忘れましたけど、父の術後経過はエクセレント!と言われました。(←だから言い忘れるなちゅうのに)

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2007年3月22日 (木)

映画の話

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珍しく映画のお話です。
最近続けて素晴らしく美しい映画を観る機会がありました。あ。もちろん両親が来る前のことです。はい。
一本目は"Pan's Labyrinth"(パンズラビリンス)。アカデミー賞に数多くの部門でノミネートされ、3部門で受賞した(ベストシネマトグラフぃー・ベストアートディレクション・ベストメークアップ)のでご存知の方、すでにご覧になった方も多いかと思いますが、メキシコの映画です。メキシコの映画と聞いて観る前に、ソンブレロをかぶった五人組のヒゲおじさんが陽気に歌いまくる映画なのかなと思っていたのですが、全く違ってました(当たり前じゃ)。
この映画、ファンタジーというくくりになるのかもしれませんが、一筋縄のファンタジーではありません。音楽も映像も、前編物悲しい美しさに溢れた素晴らしい大人のためのファンタジー映画でした。これからご覧になる方のため、ネタバレはさけますが、かなり血みどろ残虐シーンもあります。私が主人公の女の子だったら、ぜったいチビるな、という恐ろしいモンスターも登場します。こんな目に遭ったら逃げるどころかああた、廊下でへたりこんでチビって終わりよ。と思うシーンもありました。まだ年端も行かぬ少女が主人公なのですが、この子がどうかするとなんだか異様にセクシーに見える瞬間が多々あり、こりゃ監督の趣味なのかね、ちょっとヤバいんじゃないの、とおばさんくさい感想が頭の中で渦巻いたりもしました。
メキシカン映画なので、ストーリー展開には突っ込みどころ満載でしたが、なんと言っても暗く物悲しく切ない物語と映像の美しさ、哀切感溢れる音楽は本当に本当に必見です。なんともいえないやり切れなさと観る者の想像力をかきたてるラストシーンの後は、涙と鼻水で顔がぐちゃぐちゃになり、しばらく立ち上がれませんでした。まだご覧になっていない方は是非どうぞ。

http://www.panslabyrinth.com/

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こいつが出てきた時は、チビるかと思いました↑

そして二本目はちょっと風変わりな映画です。
Into Great Scilence (イントゥグレートサイレンス)
大きな映画館で上映されるような映画ではありません。ここNYではFilm Forum(フィルムフォーラム)というちょっとアングラっぽくてコアでマニアックな感じの映画ばかり上映している映画館で2週間限定上映されました。
内容はといいますとですね、ひたすらフランスのアルプスにある古い僧院の中の修道僧達の日常を映したものなんです。こうした僧院の中の生活を映した映像が映画として公開されるのは、世界で初めてのことだそうで、リンコとしては興味津々でした。
これはまさしく普通の映画とは一線を画しています。
本当に台詞もストーリーも一切なし。退屈と思う人もいるかもしれませんが、1シーン1シーンの映像の美しさと言ったら、本当に全シーンが芸術的なフォトグラフィーのようでした。
そして修道僧たちの穏やかまなざしや一種の諦観(ではないのでしょうが)とも見えるような静かな表情を見ていると、自らの未熟さを思わずにはいられませんでした。
一体何が彼らをああした人生へと送り込むのか。未熟で浅薄で俗っぽくて怠け者で自分勝手でバカでマヌケでいい加減でイカタコな私(ああ。自分で言ってていやになってきた)には、想像もつきません。
2時間半以上の長くて静かな映画を最後まで観ても、自分も僧院で修行しようという気持ちにはなれませんでしたが、四季折々の美しい景色や、移り行くそういった景色の中で、何ものにも動かされず静かにそこに佇んでいる僧院とその中で暮らす修行僧たちの姿は、実は本来人間が必要としているたった一つのものを映し出しているのかもしれないな、と少しまじめに考えました(たまには)。
もしかしたらのもしかしたで再上映されることがあれば、是非ご覧になることをお勧めします。

http://www.diegrossestille.de/english/

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この僧院に泊まってみたい、って思いました。でも映画の許可を申しこんでから許可が出るまで16年待ったそうです。だから泊まれないと思います。

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2007年3月21日 (水)

お祝い

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昨日シャンプーブローに行ったリンコとリン母。
帰り道、自宅から1ブロックの角にある酒屋の前を通りかかった時、どちらからともなくこんな話が出ました。
「お父さん、手術の後ずーっと禁酒でかわいそうね」
「そうね。これはドクターのお許しが出たら、ここでワインを買ってあげてお祝いしなくちゃね」
リン父は、以前NYに遊びにきた際、この酒屋で発見したワインがいたくお気に召した様子で、今回も最初の日から『あー。あそこの酒屋でワイン買って飲むのが楽しみやー」と言っていたのでした。
そうしようそうしよう。今週の診察でお酒解禁されたら、ぱーっとお祝いしよう。と母と話し合いながら帰宅しました。
そうして帰宅した私たちを、あるものが待っていました。
それはコーチからの招待状。
コーチっていっても宗方さんではありません(誰?)。
アメリカが誇る革製品の老舗COACHです。
そのコーチが、新作のお知らせとともに、お得意様(買い物なんかしたことないけど)には新作を含めて全商品25%オフにします、という招待状を送ってくれたのです。
いやー。25%オフって言うと、10ドルが7ドル50セントですよ。100ドルが75ドルなんですよ。ていうことは600ドルのバッグなら……ええーとええーっと……、まなんでもいいけどとにかく安くなるんですよ。こりゃ買わなきゃ損でしょ(そうか?)。
ということで、なんとなく「え?」という表情の父と、相変わらず納得がいかない様子で首を傾げている母をうまくだまくらかし、『掃除機を買いに行く』という名目で、コーチショップに連れ込みました(掃除機とコーチをどうやって結びつけたんだ)。

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今日もお買い物客で一杯でした。あーわくわくするわー。↑

掃除機で騙して連れ込んだわりに、納得がいかない表情だったはずのリン母も、クリーム色のハンドバッグを手に「これ、いいわねえ」とうっとりしている。

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相変わらず「……え?」という感じのまま、鏡に映っているリン父↑。

そして、お店を出る時には、リン母とリンコ揃ってバッグをゲットしていました。リン母はお財布までゲット。
「お父さんの手術成功のお祝いに、玲子ちゃんとお母さんはコーチのバッグ。お父さんはワインね」というリン母とリンコの言葉に、終始一貫して「……え……?」という様子のままリン父は、57丁目をひたすら歩いておりましたとさ。

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戦利品(外観)↑


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2007年3月19日 (月)

シャンプーブロー

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母が指をケガしてから何日たったのでしょうか。
書くのも恐ろしいのですが、それ以来母はシャンプーしていません。指のケガのせいです。決して汚い好きなわけではありません。
見かねて今日『シャンプーしてあげようか?』と言ってみたものの、よく考えると朝シャン洗面台があるわけじゃないし、一体どうやってシャンプーしてあげればいいのか。
ここはやはりヘアサロンでシャンプーブローでしょう。
「いや!」
でました母の一発拒否。
な、なんでいやなの……。
「そんな知らない美容院なんかいや!」
……う、ううーん……。
「恥ずかしい」
ええっ。恥ずかしいのが理由?何が?何が恥ずかしいの?
「知らない美容院なんか恥ずかしくていや!」
……わからない……。母の気持ちが全くわからない……。
「それに男の人に触られるの、気色悪くて絶対いや!」
そう。リン母は今時、男性がいる美容室に一度も行った事が無いというヘンな人です。地元行きつけの美容室は、『サロン・ド・ボーテ・マロン』というローカル色豊かな名前のサロンで、そちらの先生とはン十年来のおなじみ。
実家に帰るたび母のヘアセットをしてあげるリンコに『マロンの先生だったら、もっとこの前髪のこのへんがこうーううーいう風に立ってて、ものすごっくかっこよくしてくれるのに』と文句をたれまくります。
「でもね、お母さん。マロンは日本よ。当分行けないよ。指だって、いつ治るかわからないよ。そんなこと言ってたら1ヶ月ぐらい髪の毛洗えないかもしれないよ。いいの?」と脅してみましたが、フンという表情で「知らない美容室はいや!」と言い続ける母。業を煮やして勝手にサロンに予約電話をかけました。
「シャンプーブロー。女性のスタイリストの方にお願いしたいんですが……」
では三時半に、ということで勝手に予約をとりました。逃げ場を失うと意外に素直なリン母。美容室に行く事には同意しましたが、『一人でシャンプーブローなんかするのいや!』とわがままを言うので、私も一緒にシャンプーブローをしてもらうことになりました。
予約の時間ちょうどに到着したサロン『ヘア・メ○ツ』。ミッドタウンの40丁目にあります。ここは、フンフンが一時行きつけにしていたヘアサロンでもあります。見るとスタイリストの皆さん、全員接客中でとても忙しそう。母と二人で椅子に腰掛けて待っていると、お洒落な男性スタイリストさんが、さーっと登場。
「お待たせして申し訳ありません。さ。こちらへどうぞ」と、母の目をまっすぐ見て言いました。そのさわやかさと勢いにつられ、「男の人イヤ!」と、ブリブリなことを言いまくっていた母は、まるで操り人形のように彼の案内してくれた椅子に吸い寄せられて行きました。
『今日はどういった風にいたしましょうか?』という彼のさわやかな声が聞こえてくる。
『シャンプーをしていただきたいんですが』
いや。シャンプーブローだってのはわかっとるがな。
一人つっこみをしてしまうリンコ。
『はい。かしこまりました。では、ブローのスタイルはどういった風に?』あくまでも優しくてさわやかなスタイリスト氏。我慢強いぞ。
『ええ。ブローをシャンプーの後にお願いしたいんです』
だから!わかっとるちゅうのに!
『はい。ではシャンプー台の方へどうぞ』優しいなあ。さわやかだなあ。まあヘアサロンにやってきた年寄りの客にいちいちキレてたら仕事にならんだろうけどなあ。でもえらいよなあ。
男の人イヤ!宣言はどこへやら、素直にシャンプー台へと進み、シャンプーブローをさわやかスタイリスト氏に施してもらっている母。気持ち良さそうである。
そうこうしているうちに、リンコの番がやってきました。
呼ばれて座った椅子の隣には、金髪のお姉さんが座っています。
ものすごーっく髪の毛が多くてクセ毛の金髪だけど、きれいにブローされた髪はつやつやしていてすごくゴージャス。うらやましいなあ。
横目で見ていると、携帯で誰かと大声で会話しながらブローをしてもらっている。あまりに会話の興が乗ってきたのか、うわっはっはっは!!と大声で笑った拍子に足をブンブン振り回し、スタイリストさんの道具入れをゴッカーン!とけたぐり倒したり、鏡の前のテーブルに両足をドッカーンと乗っけたりの大騒ぎ大暴れ。
スタイリストさんが話しかけても、返事もせずに大笑いしたり大声で話し続けているので、スタイリストさんが私の方のブローにとりかかりはじめました。
が。
頭1/4ほどをブローしたところで、
『ちょっとあなた。電話中で悪かったんだけど、このトップのところがふくらみすぎていて嫌だから、直してくれない?それからこのここのところのこの先をもっとカールさせて。それからこちらのこの一房がヘンだわ。これももっとちゃんとして』と、スタイリストさんを奪われてしまいました……。
なんだかんだとさんざん注文をつけまくった後、どうやらビッグ・デートの前らしい彼女は、念入りなお化粧を始めました。目の周りを80回ぐらい黒いペンシルでぐりぐりぐりぐりと描きこんだ上、マスカラを130回は上塗りしつづけ、突如ガーっとこちらを振り向くと
『ちょっと。そのドライヤー貸してちょうだい』と私の髪をブローしているドライヤーを奪っていきました。
おいこらっ。そこまでするか?
とあきれ果てて見ていると、その大きなドライヤーをグオゴーと目元に近づけ、塗りたくりまくったマスカラを乾かし始めました。
すごすぎる……。このド厚かましさは芸術的と言ってもいいかも……。
マスカラをゴオーゴオーと乾かし、目をパチパチパチとしばたたかせた彼女。
グゴアオーとつけっぱなしのドライヤーを椅子の上に放り出し、巨大なおムネをゆさゆさゆらしながら意気揚々と去って行きました。
もうここまできたら、私のブローなんかどうでもいいです。
彼女のデートが成功しますように。
しかしアレだなあ。アメリカ人の男性ってのはなんだか大変だなあ。
いえね。日本人女性だって、そりゃ色々陰できれいになるよう努力はしています。でも、なんていうか、ありゃないんじゃないか、って思うんですよ。デートで目の前にあらわれたつやつやブロンドヘアのセクシー美女が、ヘアサロンで両足をテーブルに載せてどわっっはっはは!とバカ笑いしながらテーブルをけたぐり倒したり、他人のドライヤーを奪ったりしていたと知ったら、どんな気分かなあ。もしかしたら、アメリカ人の男性はそういうこと気にしないのかな?
目の前できれいでセクシーだったら、過程は問わないのかな?

ふと気がつくと、背後の椅子にブローが終わった母が座っていました。ふわふわにしてもらった髪の毛がなかなかかわいらしい。
「あー。すっきりしたわ。玲子ちゃんも気持ちよかった?」
ご機嫌なリン母。ああよかった。男性に触られた事はすっかり乗り越えたのね。
「気持ちよかったていうより、隣のすげーお姉さんに気を取られて……」
「ああ。あの人すごかったわね。テーブルに足投げ出して、電話してたわよ」
とびっくりした表情のリン母。
で。やられました。母に訊かれました。究極のリン母質問。
「あの人、誰?」

ヘアサロンで隣に座った見知らぬアメリカ人のことを、『ああ。あの人ね。17年ほど前にロシアから家族で亡命してきた移民で、今は金融関係のアシスタントをしてるけど、3人いるデート相手の弁護士と医者と会社の上司の中で、どの男と結婚したら一番稼ぎがいいか、今思案中のマリリンよ』
と回答できるとか思って質問しているんでしょうか。
ま、私もリン母も、シャンプーブローしてもらってとっても気持ちよかったので、いいか。

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↑母が写真拒否したので、チョビの気持ち良さそうな様子です。

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お寿司

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今日は家族全員で元気を出すために、お寿司を食べに行きました。
ミッドタウンの老舗有名寿司店『寿司D(←伏せ字ね)』です。リンコはこのお店のお寿司が大好き。何年も前にフンフンのお兄ちゃんに連れて行ってもらった時、あまりの美味しさに一つ食べるごとに大騒ぎし、『おめえうるさいからもう一流店にはつれてってやらん』とフンフンに宣言されたほど、美味しいお寿司屋さんなんです。
かてて加えて母を病院に連れて行ったとき、待合室で母が手にした日本語フリーペーパーに載っていた『寿司D』のディナーメニューうな重に、リン母の心がグググっと惹かれ、本日の『寿司D』ディナーと相成ったわけです。
6時に予約を入れたものの、日曜は5時半開始のディナーのみ。まさか混んでいて座れないなんてことはあるまい、とたかをくくっていたらそれが大間違い。到着してみたら、店内はすでに満席でした。さすが寿司D。
テーブルにつき、メニューを見たリン父
「寿司Dスペシャル!せっかく寿司Dやねんからな。寿司Dスペシャル食べなわからんで」
一体何がわからんのかがわからんかったけど、とにかく寿司Dスペシャルということで決定らしい。
次にリン母。当然うな重でしょ。
「うな重もいいけどやっぱり寿司Dスペシャルかしら……」
えっ。いいんですか?あんなにうな重うな重って夢にまで出てきそうなぐらいうな重ブームだったのに。
「だってせっかく寿司Dなのに……」
何がせっかくなんでしょう……。
「寿司Dスペシャルならよくわかると思うのよね」
よくわかる。と。
「寿司Dらしさが」
らしさが。
「あんた。親の言葉をいちいち繰り返して言うのやめなさい」
す、すんません。でもお母さん。あんなにうな重うな重って言ってたのに。
「お母さん、うな重うな重なんて二回も言ってないわよ」
すす、すんませんっ。でもとにかくうな重が食べたいって言ってここに来たのに……。
「そうねえ……。どうしようかしら……。うな重もいいけどせっかく寿司Dなのに……」
そんなに迷うんだったら、今日はお寿司にして今度また来てうな重食べたら?
「そうね。そうしようかしら」
そしてウエイター君がやってきました。
「ご注文は」
「うな重ください」
母の間髪を入れぬ返事。
結局うな重にしたのね……。それがいいよ。うん。最初に思ったものがいいんだよ、迷った時は。ね。

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これがリン母うな重↑。
これを撮っていると
「いやあね。お母さんのうな重撮らないでちょうだいよ」
と文句を言われました。こういう時だけ標準語ぽくなるのはなぜなんでしょう。それにうな重の写真撮ってもいいじゃん。減るわけじゃあるまいし。
と思ったところで、ちょっと昔のことを思い出しました。
昔NYに千房(有名ですよね)というお好み焼き屋さんがあった時のこと。
モダン焼きを注文し、鉄板の上でじゅーじゅーと焼き上がった頃、私のモダン焼きの目の前に座っていた若い青年が、私のモダン焼きを指差して
『それってモダン焼きですよねっ!』
とカウンターの中のコックさんに話しかけるのを見て、いやーな気分になりました。
私のモダン焼きを指差すなっ。それに私のモダン焼きを『モダン焼きですよねっ』とか言うなっ』って思いました。なんとなく母の気持ちがわかったよ……。お母さんごめんなさい。もう撮りません。しくしくしく。

その後、私と父は無事美味しく寿司Dスペシャルをいただき、母は巨大なうな重を全て平らげました。
美味しくてみんな元気が出ました。

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手ぶれしてますが、寿司Dスペシャルです↑

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2007年3月18日 (日)

セント・パトリックス・デー

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海外関係ブログでは、このタイトル多いんじゃないかと思います。
本日はセント・パトリックス・デー。
どういう日かといいますとですね、聖人パトリックさんの日なんですよ。この聖人さんは、実はイタリア人ならしいんですが、アイルランドに渡って当地で最初の僧院を作ったそうです。この聖人というのが、聖人認定規則のようなものがありまして、この規則は『奇跡を起こした人』なんだそうです。聖女ウルスラさんの奇跡とかですね、聖ポールさんの奇跡とかですね、この世にはたくさんの聖人さん達が起こした奇跡があるらしく、この聖パトリックさんもやはり奇跡を起こしたそうです。
パトリックさんが起こした奇跡。
それは
『アイルランドからヘビを追い出した』
だそうで。
で、未だにアイルランドにはヘビがいない。
と。
ホンマですか?
と、思わずチョビのような目つきで、この奇跡を教えてくださった方に3回訊き返しましたが、ホンマらしいです。
まあそんなわけで、アイルランドで初めての僧院を建立し、悪魔の使い(なんですかね?)のヘビを全てアイルランドから追い出したパトリックさんは、晴れて聖人の認定を受け、いつの間にやらアイルランドのお祭りの立役者(?か?)となったわけです。
アイルランドといえばなぜか三つ葉のクローバー。そしてクローバーと言えば、緑色。今日のマンハッタンは緑一色。

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やっとリン母のご期待にお応えして、エンパイアが緑に↑。

道行く酔っぱらい達は皆、緑色のシャツを着たり、緑色のヘンな形の帽子をかぶったり、緑色のネックレスを首にかけたりして大はしゃぎしていました。おまわりさんや消防士達が、ユニフォームを着たままハメを外すことができるのも、一年で多分この日だけ(だと思う)。
思えばたしか4年前のこの日、雑誌の記事を書くためにツテを頼って生まれて初めて消防署に潜入したのでした。迎えにきてくれた消防士ポールさん(『これでもかニューヨーク』徳間書店刊参照( ̄∀ ̄*))が正装の制服姿で歩いてくるのを見て、思わず鼻血が出そうになったのもその時(ちょっと出たかも)。
去年のこの日は、たしかご近所の美人妻Kさんと、アリババというものすごい名前だけどとっても美味しいトルコレストランでお夕食を一緒にし、制服の消防士達をじろじろ見ながら帰宅したんだった。
そして今年のセント・パトリックス・デー。
両親のためにカニ玉を作りました。
両親といえば、リン両親はとっても仲良しなんです。そのラブラブぶりは、私の友人たちの間でも有名。そんな友人の一人が、『玲子ちゃんのお父さんとお母さんを思い出したよ』と、こんな詩を送ってくれました。
愛する伴侶を失った人が書いた詩です。

He was my North, my South, my East and West,
My working week and my Sunday rest,
My noon, my midnight, my talk, my song;
I thought that love would last forever; I was wrong.

The stars are not wanted now; put out every one;
Pack up the moon and dismantle the sun;
Pour away the ocean and sweep up the wood;
For nothing now can ever come to any good.

要約すると、彼は私の全てだった。彼を失って全てはその意味を失った。というような感じでしょうか(要約しすぎ)。
美しくて悲しい詩に、思わずほろりとなりました。時間があったら翻訳して、また書きますね。明日は無理だけど。その次の日も、その次の次の日も多分無理だけど。
さて、そろそろ寝ます。
チョビも熟睡中。

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クイズ:この写真の中に、ハスキーは何匹いるでしょうか。

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2007年3月17日 (土)

大雪だ

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大変なことになっています。
午前中から雪が降ってはいたんですが、まさかここまで降るとは。
午後一番で母を外科に連れて行った時も、いい加減降っていました。アパートのロビーには、タクシー待ちの人が群れをなしていましたし、通りに出ても空車がなかなか通りかかりませんでした。病院に10分遅れで到着し、母の診察が終わってまた外に出ると雪の勢いが増していました。この間約20分です。必死で五番街に飛び出し、体を張ってタクシーを停め(運転手にマジで説教された)、自宅に戻ったのが午後2時前。雪で母が転ばないように気を遣っていたせいと先日の早起きがたたって(まだ言うか)疲労困憊のリンコ。窓際のパソコン机に座って茫然とエンパイアを見るともなく見ていると、「洗濯してくれんかな」の父の一言。
洗濯。
って、たしか一昨日大量にしたんじゃなかったっけ……。カートに載らないぐらいの量だったような気が。するんですが。
「パンツも下着ももう全部無い」
うそーうそーうそー。
と思いましたが、はっと気づきました。
私の父は異常な寒がり。というか、『ダラダラ汗をかくほど暑くない=寒い』な人。おそらく一昨日の夜あたりから気温が下がり始めたせいで、山ほど下着を着込んだんだな……。
ちなみにですね、室内での父の服装は、厚手の冬用下着上下+ウールのシャツ+カシミアのセーター+カシミアのカーディガン+時々ジャケット(いや、マジで)+簡易カイロ4個+それでも寒い(=暑くない)時はマフラー着用、がスタンダード。
で、汗をかいたわけね。
それでもって、汗かきまくっては下着を替えまくったわけね。
で、今日、また洗濯なわけね。
夕方からちょっとだけ仕事のミーティングにでかける私なんですが、それでもなんでも、今から洗濯しなくちゃダメなわけね。
ちなみに私の住んでいるアパートには、ランドリールームがあるのですが、そこの洗濯機と乾燥機が妙に時間がかかる機種で、洗濯全行程に2時間半+かかります。洗濯をしながら夕食の支度をし、加湿器の水を換え、チョビの散歩をし、ブロードウェイって何という母の質問に答え、父の顔を拭くためのタオルを絞り……。
書いているだけで目眩がしてきました。

色々な作業をこなしてから、無事ミーティングに出かけましたが、集まった人々に『なんか……今日玲子さん、魂浮いてない?』と言われました。
魂浮いてるかも。
ていうか、魂抜けかかってるかも。

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実はたった今、ベランダに出しっ放しのカバン(中に色んなものが入ってる)があることに気がついたんですが、もう雪に埋もれているに違いありません。
もうどうなってもいいや。命までとられれるわけじゃあるまいし。
なんか、ちょっとリンコ疲れています。心が荒んでいます。誰か助けてください……。

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リンコにとって究極の癒し、チョビ。

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もうひとつチョビ。くんかくんか。匂いを嗅いでいます。

031707_0051

背中の毛が立っています。くんかくんか。
あー、誰もこんなチョビの写真見たくないかしらー。

031607_1759

チョビ四連発。
中身のない日記でごめんなさい。
やりたい放題やったら(=チョビ写真連発←スケールの小さいやりたい放題)、ちょっとすっきりしました。
明日から、もっとがんばります。
よろしくお願いします。
しくしくしく。

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2007年3月15日 (木)

フラフラフラフラフラフラフラ

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自慢ではありませんが、私は早起きが死ぬほど苦手です。
どんなに年をとっても、朝日と一緒に目が覚めるなんて経験ありませんし、寝ていろと言われれば何時まででも寝ていられます。私の人生におけるほぼ全ての行動の基本は、朝早起きをしなくていい、という前提に沿って決定されるといっても過言ではありません。
そんな私に本日地獄の試練が訪れました。
父の手術後診察。クイーンズにて午前7時半。昨日予約表を手渡された時、一瞬息が止まるかと思いました。
これって変更は……、と交渉しようと口を開いた瞬間
"NO CHANGE!"と言い切られました。大きい看護助手のおばさんに。上から見下ろされて。唇は真っ赤でした。一言も言い返せませんでした。
「それにあなたね、午後に来たら死ぬほど後悔するわよ。死ぬほど待たされるから」と言い切るおばさん。死ぬほど待たされて死ぬほど後悔するほど予約を取る事自体に問題はないのか、と疑問が頭をもたげましたが、恐ろしくてとても口にできませんでした。
そして本日。もうほんとうにほんとうに、パジャマのままで行こうかと思うほど眠くて眠くて、それこそ死ぬかと思いました。
パジャマのままで行ったろか、と思わず口にしたら、母に『バカ!』と叱られました。
叱られながらも結局ジャージの上下にスッピンという、パジャマ同然の出で立ちで出発。まだ空は暗かったです。朝焼けまで見てしまいました。遠くに見えるビルの合間から登ってくる朝日と、オレンジ色に染まっているビルたちを見ていると、『地球って生きてるんだなあ』と、なんとなく哲学的というか芸術的というか(違うわ)、そういう感じの思考がわき上がってきました。つまり眠気と辛さをごまかすために無理矢理何かに感動しただけですが。
今日暖かだったのが救いです。
待ち時間には、近くのダイナーで朝ご飯を食べました。
父と母はかわいらしくパンケーキセット。
私は目玉焼きとベーコンです。
手術の結果は順調。診察してくれたオペの助手ドクターが
「うううーっっむう。す、素晴らしい……」と感に堪えぬ様子の声をしきりにあげていましたが、それを両親に伝えると「そら『こらアカンわ』とは誰も言わへんわな」と冷静な答えが返ってきました。

帰りは眼帯を顔に貼付けられた父とその手を引く母、そしてパジャマ女の三人連れで仲良く地下鉄に乗り込みました。駅名のプレートを見た母が「ブロードウェイって何?」と訊ねましたが、「うん?さあー」と娘としてもかなり失礼な態度で流してしまいました。ごめんなさい。眠かったんです……。明日からはもっといい人になりますから、許してください。しくしくしく。

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父の眼帯↑原始的です。

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2007年3月14日 (水)

ギンザ

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今日は父の手術日でした。
午後12時40分にクリニックに入り、手術室に呼ばれたのが1時半。小一時間かかるので、おひゃるごはんを食べに母と街にくりだしました。
このクリニックは、クイーンズのアストリアという地域にあります。日本人も多く住むこの地域は、こじんまりしていて住宅街と商店街がいい具合に混ざった住み良い街。マンハッタンのような高層ビルは今はまだあまりありませんが、このところの不動産バブルで、そろそろこのエリアにも高層マンションが建ち始めています。
クリニックの近隣地帯で一番大きな通りは"Broadway"と"Steinway(スタインウェイ)"。この辺を歩けばレストランがあるかしらね、と母とぶらぶら歩いていて見つけたのがジャパニーズレストラン"GINZA(ギンザ)"。

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見るからに怪しいです。

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しかもステーキハウス。
しかもアサヒ。
なぜ。ステーキハウス。
蛤吸いの器がアサヒステーキハウス。

そして母のリクエストで注文したのが、スパイシーツナロールとアラスカロールです。

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やはりアサヒステーキハウス。
灰皿にしか見えないお醤油皿が、ステーキハウスです。
で、肝心のお味なんですがね。
実はこれが美味しかったんですよー。意外にー。びっくりしましたけどー。(相当失礼)
スパイシーツナロールはスパイシーなツナの巻き寿司で(わかっとるわ)、アラスカロールは、サーモンとクリームチーズの巻き寿司です(うげえ)。
いや。ホントどっちも美味しかったです。巻き具合もふんわりと巻けていました。
GINZA侮りがたし。
NYに来てアストリアに行く御用のある方は、是非お立寄ください。
あ。スパイシーツナロールとアラスカロール、そして蛤吸い以外のメニューについては責任持てませんので、ひとつよろしく。

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おまけ:店内の有様↑

『言い忘れた』
父の手術はおかげさまで大成功でしたー。(←言い忘れるな)

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ジャーマンコーヒー

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さて、風邪をひいた上にやけどまでしたリンコ。そろそろ限界です。
昨日は父の目薬を取りに行く用事があったので、ちょっと息抜きにとある素敵なカフェに立ち寄りました。
場所はアッパーイーストのミュージアムエリア。ちょっとした隠れ家的カフェです。

031207_1540

こうやって写真で見ると、どってことない感じに見えますが、重厚なお屋敷風(多分お金持ちの誰かの元お屋敷)内装がアンティークで素敵です。現在はジャーマン・オーストリアンの関係の何か(曖昧)で、同じビルの地下にもカフェがありますし、上階はミュージアムです。リンコの大好きなゴッホ展をやっていたので是非見たかったのですが、ゴッホを見ると青春の炎がゴゴゴゴゴと燃えてしまい、興奮するのでやめておきました。興奮すると疲れるし。
こちらでいただけるコーヒーはオーストリアン風の濃い、無茶苦茶濃い、死ぬほど濃いコーヒーです。今回いただいたのはお紅茶でしたが、隣のテーブルのおじさんが飲んでるコーヒーはドロドロに濃くて苦そうでした。でもとっても美味しそうな香りが漂ってきましたので、コーヒー通の人には良いかもしれません。おやつにいただいたケーキも甘すぎず、また添えられたクリームが絶品の掘り出し物(あまりに美味しかったので写真を撮り忘れた)。

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銀の小盆に載ってくるところが素敵です。↑

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鉄製の椅子とテーブルも好みです。↑

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名前は内緒。NYに来る機会のある方、NY近辺に在住の方、ご興味がおありなら写真を見て探索してみてくださいね。へっへへ。

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2007年3月12日 (月)

もうダメかも……

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ついにやられました。

両親の風邪が本格的に治ってきたと思ったら、ついにリンコに風邪の魔手が。

どうも昨日からダルいなあ、とは思っていたんです。

朝ご飯の支度をし(っていっても果物を切ったりむいたり並べたりしただけですが)、チョビのお散歩をし、シャワーを浴び、お昼ご飯の支度をし、夕食の材料を買い出しに行き、フライパンやら家具スベールを買いに行き、帰宅してすぐ夕食の支度をし(ちなみにお好み焼きね)、食べ終わったら洗いものをし、チョビのお散歩をし、ブログを更新し……、といつも怠惰な私としてはかなりハードな一日を過ごしました。で、夕食が終わるころには異様にダルくなり、寝るころには寒気まで。少し読書をしてから眠ったのですが、朝起きたときには喉が痛くて体はダルダル。

「あー。風邪ひいたかも……」と起きだすと、両親が一斉に青ざめました。もちろん娘の体を気遣ってのことですが、心配のかなり大きなパーセンテージを占めていたのは『この子が寝込んだら、誰が私たちの世話をするの?』です。だって英語ダメだし寒いと外に出られない(いや。出る気がない、が正しいか)しバスにも地下鉄にものれないし(いや。乗る気がない、が正しいか)通り向かいのデリにさえ行けない(いや。行く気がない、が正しいか)父の手術の付き添いも母の診察の付き添いも私以外誰にもできない。

「困ったわね。どうしよう。もしか玲子ちゃんが寝込んだら、お父さんの手術どうする?あーあこんなときフンフンちゃん*がいてくれたらよかったのにねえ。ほんとに役に立たない人ねえフンフンちゃんって」と不在なだけで何の罪もないフンフンまで引き合いに出して文句を言う母。

(*注:フンフンのことを知らない方は、リンコの本を読んでね。重要な登場人物の一人です。えへへ)

だいじょうぶだいじょうぶだから。今日明日中に治るからさ。

となだめておいて、本日の夕食の準備を始めました。ちょっと熱っぽいので、ボーっとしながらチンゲンサイとベーコンの炒め物を作っていたら。

ジュ。

ぎゃ。

小指をフライパンのふちで焦がしました……。

いたい……

しくしくしく

家族全員満身創痍です。

明日も風邪が良くならなかったらお医者に行きます。

病院通い家族と呼んでください。

しくしくしく

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一人物思いに耽るチョビ。↑

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2007年3月11日 (日)

可愛いモノもあるぞニューヨーク

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ヘンなものばっかり紹介しましたけど、可愛いモノもありますニューヨーク。
ケガした人差し指をいつもたてているせいで「ナーイス」って言ってるみたいに見える手つきの母と立ち寄ったギフトショップで購入したメジャー。↓

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メジャーの先についているのは赤い車です。可愛いでしょ。まあ意味がないといえばないですが、でもビビッドなカラーも可愛い。信号の緑色の部分を押すと、メジャーがしゅるるると巻き戻ります。
他に『ネコ』『牛』『ハート』『NY』等、色んなパターンがありました。ちなみに『牛』は、メジャーの先っちょの部分が黒い尻尾でした。

それからこれはお友達のA美ちゃんがお誕生日にくれたプレゼントの一つ。↓

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可愛いトランプデザインのキッチンシンク用ストッパーです。
素敵なボーイフレンドがいない私のために、A美ちゃんがハートのエースを選んでくれました。あれからずいぶん時間がたったけど、未だに素敵な彼氏はできません。挙げ句の果てにこないだは、真ん中のハートの赤いエナメル部分がメコっと外れてしまい、大慌てでアロンアルファ(こっちではクレイジーグルーという名前)で貼付けました。不吉です。

話題はがらりとかわりますが、本日のエンパイアはホワイト。
来週はセント・パトリックス・デーなので緑色になるんじゃないかな。

031107_2138

夕方ごろ、後ろ手を組んだ母が窓辺でじっとたたずんでいました。
何をしてるの?と訊くと、「電気が点くのを見ようと思って」という返事。
エンパイアの電気が点灯する瞬間を見ようとしているらしい。そういわれてみて気がついたけど、私も点灯の瞬間って見た事がないような気がする。そこで、母の隣に立って、じーっとその瞬間を待ってみました。
パっと一斉に点灯するのかねえ? とつぶやくと、
「ううん。ふわふわ〜っとだんだんに点くのよ」と母。
へえー……。
っていうか!それじゃ前に見た事あるんじゃん!
「うん。ある」
あ……そう……。で、今日も見ようと思ってさっきから10分ぐらいそこで待ってるのね……?
「うん。今日は緑色かなと思って」
ああ……来週セント・パトリックス・デーだから?
「セント・パトリックス・デーて何?」
……うーんと……なんかの祝日よ……。
「なんかって何?」
「パトリックっていう聖人(じゃないかな)の」
「パトリックて誰?」
完全に失敗しました。地獄の連鎖の始まりです。
「パトリックはパトリックよ」
私のこの説明になっていない説明に、無言で首をかしげる母。幼い頃からの刷り込みで、この母の仕草はリンコにとってものすごいプレッシャー。なんとか納得させなければ。
「アイリッシュの休日なのよ」
「アイリッシュって?」
ううううう。誰か助けて。
「アイリッシュはアイリッシュよ……」
「アイルランド?」
そう!その通りよ!
「で?なんでアイルランドは緑なん?」
しくしくしくしく。もう許してください〜……。
「さあ……知らないけど……(しくしくしく)」
「ふーん」また首かしげてるよ……。
でもさ、それをいうなら、なんでまたセント・パトリックス・デーのことも何も知らないのに今日は緑色かなって思ったのよう。
「いや。なんとなく昨日は緑色かと思ったのに白だったから」
な、なんとなく……。なんとなく思っただけで理由はないのね。んでもってなんとなく思った内容が裏切られたから、今日は予想通りかも、って思ったのね……。感覚だけで生きてるんだろうか、リン母?
そうこうしているうちに、もよもよもよ〜んと点灯しはじめたエンパイア。本当に全体がパパパっと点くわけではない様子。なかなかきれいだぞ。
「あっ。今日は緑色みたいねっ」前に身を乗り出すリン母。
……え?ええええ?どこからどう見ても白だと思うんだけど、それって私の勘違い?いや。でもやっぱり白。あれはどう見ても白。母よ……。
「あらー。やっぱり白。おとうさーんおとうさあーん!」
なんや?と答えるリン父。
「今日もエンパイア白やったわ!」
へええっ。ほんまか!? まるでコロンブスがアメリカ大陸を発見した時のように驚いてみせる父。でも目は新聞に釘付け。夫唱婦随という言葉を、目の前で具現化してくれた両親でした。

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2007年3月10日 (土)

ベッド

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昨日の母包丁血まみれ事件の後遺症で、昨夜はなかなか眠れなかったんです。慌てたのでちょっと精神的に高揚(?)していたのでしょうか。ベッドルームからは、父の地割れかと思うようないびきが聞こえてきますし、その合間に母の「ううーん」という声が聞こえてくるので、大丈夫かな様子をみてきたほうがいいかなでも起こしたらいつも「あんたにゆうべ起こされてから一睡もできなかったわ」って文句いわれるしなそれもいやだな、と迷い続けたりしたせいで、本当に眠れませんでした。

両親が来てからは、エアロベッド(電動空気ベッド)をリビングルームの窓辺に置いて眠っていますが、両親が7時頃起きだしてきて、「うわへっくしょーいっっ!」とか「ぐえっへがほーっ!」とか、異様に大きな物音をたてる(特に父)ので、心臓が口から飛び出すかと思うぐらいびっくり仰天して飛び起きてしまいます(ちなみに両親は、気を使ってものすごーく静かにしているつもりらしい)。

昨夜、そんな案配で翌朝叩き起こされるのがわかっていたので、早々にエアロベッドをふくらませはじめたのですが、5分ほど空気が満ちた時点でぼよよよよん、と妙な音をたててベッドがふくらまなくなってしまいました。

……え……?

私がこのところ一番恐れていたのが、実はこれ。

夜中に空気ベッドが壊れたらどうしよう。寝る場所がなくなってしまう。こないだリン父が買ってくれた小さな肘付きチェアで小さくなって寝るハメになってしまう。

必死でスイッチを押しても、ベッドは相変わらずぼよよんぼよよんぼよぼよぼよよよよよーん、とぶやぶやのまま。

ひー。お願いふくらんでー。ひーひー。

マジで涙ぐみながら、空気抜きのふたやら他の部品なんかをいじくりまわしてみました。こんなにこんなにヘトヘトなのに、なんで今すぐ眠れないの、神様助けて。

しばらくぼよよんなベッドの前で茫然と立ち尽くしていましたが、元々壊れた電気製品を修理するのが大得意(趣味とも言える)リンコ。気を取り直してスイッチと連結している装置の部分をあれこれと触ってみました。

ちょっとコゲ臭い感じもする。もしかしてオーバーヒートしたんだろうか。。。

装置部分のふたをこじ開け、中身を改めてみましたがどこかが壊れていたりショートしている様子はなし。少しふたを開けて冷やしておこう。

10分後、もう一度気を取り直して一から空気を入れ直してみました。

ぐおおおおーん。

さっきとは違う勢いのある良い音。むくう〜〜〜っとベッドも順調にふくらみ、無事キンキンになりました。ああ……よかった……。

フラフラになりながら毛布や掛け布団をベッドに載せ、ふと振り向くと↓

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寝てるし。

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思い切り寝てるし。


このベッドはそろそろ高齢の域に入るチョビのため、メキシコ旅行お留守番のご褒美に買ってあげた新しい犬用ベッドです。

届いた当初無理矢理載せてもいやがってすぐに逃げるチョビに業を煮やし、自らベッドに(ぎゅうぎゅう詰めになって)横たわり、「あーこりゃいい具合だわ。あーいいベッドだわ。あー気持ちいい。チョビちゃんいらないんだったらもらっちゃおうっと。あーうれしいあー幸せ」と大声で言って見せたら、まんまとチョビ、罠にはまって大慌てで戻ってきました。そして、その夜からこのベッドで熟睡するようになりました。

チョビも熟睡、私もやっと熟睡。はーよかった。

(翌朝、父の『どわっへほほほっいーえい!!』というわけのわからんくしゃみで飛び起きたのは言うまでもありません)

 

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2007年3月 9日 (金)

病院攻め

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はい。今日も起こりました事件。
毎日毎日何をするでもなく、ガンガンのヒーターでもわわわーんとなった部屋の中に閉じこもっている両親をせきたて、部屋着のスエットを買いに出かけました。
行き先はリン母お気に入りのGAP(そうなの。お気に入りなの)。
やれ丈が長過ぎるだの幅が広すぎるだの袖が長過ぎるだのなんでアメリカン人はこんなにデカいんだだのjこんなに薄ぺらだと寒いんんじゃないかだのなんでこんなもんがこんなに高いんだ($9.99のスエットパンツじゃちゅうのに)だの、死ぬほど文句たれまくった両親に、それぞれほぼ無理矢理にスエット上下を購入させました。
母は薄いブルーのスエット上下。父はグレーのスエットパンツにピンク(ひー)のTシャツです。ピンクのTシャツの背中にはグレーのバラの花模様が入っています(ひー)。その後、お向かいのDaffy's(ダフィーズ)という大型ディスカウントショップに引きずり込み、穴のあいた手袋をして『寒い寒い』と文句を言いまくっている父に皮の手袋とフリースのジャケットを購入しました。
帰り道にキタノホテルに立寄りおひゃるごはんをいただきました。
いただいたのは良かったのですが、受付のところでコート類を預かっていただく時にぱっとダウンジャケットを脱いだら、中に着ていたのは部屋着というか寝間着というか体操服というか。キタノホテルでお食事なのに、体操服。さすがに恥ずかしかったです。しかもダメ押しに、帰り際受け付けてくださった女性に「竹内さんですよね?今お友達に借りて御本を読んでるところなんです」と言われ、思わず「すみませんすみません」と謝ってしまいました。ケネディー空港でモロ寝起き丸出し頭ぼさぼさ寝間着と言われても仕方のないドンゴロス服姿を、偶然出会った読者の方に見られて以来の恥ずかしさでした。
まあ存在自体が恥ずかしいとも言えるリンコなので、恥ずかしい話はともかく、事件です。
それは、今夜のお夕食材を買って帰宅した約1時間後に起こりました。
お友達から久しぶりに電話がかかってきたので、トイレに閉じこもって(なぜ)小一時間話し込んだリンコ。電話を切ってから、どうせトイレにいるんだから、とついでに用を足していると、父の呼び声が。
「レイコちゃんレイコちゃん」
「ちょ、ちょっと待って今ちょっと……」
「お母さんがケガしたでー」
ひいえー。何よケガって。一体何をどうしてケガになるのー。
「はよ来てなんとかしたってくれー」
なんとかしたってくれっていわれても、今ちょっと手が離せ……。
「はよはよはよ!」
わわわわかりましたっ。
あわててトイレから飛び出すと、ベッドルームで父と母がガサゴソと何やらやっている。
「どうしたの?」と覗き込むと、母の手は血まみれ……。
ぎーええー。なななななにが起こったのー。
「包丁で指をサクっと削いじゃったわ」
サクっ……て。削いじゃったわ、て……。
「あのほら、あれを。ええとあれあれ」
なにっ?
「あれを切ろうと思って」
あれをって、何を?いや、ていうか、もうなんでもいいから早くお医者に。
「お医者なんか、お母さんいらないわ」
お母さんいらないわ……。て。あのいや。
「お医者なんて必要ないわ」
必要ないわ。て。出たよ、自己診断夫婦。
「キャベツ」
え?あ?キャベツがどうしたって?
「キャベツ切ろうと思ったらチョビちゃんがジャンプするもんだから、それが気になってサクっと」
うーひいーい。キャベツでもなんでもいいから、もうお願い。早く。お医者に。
しぶる母を無理矢理引きつれ、タクシーで駆けつけました。先日リン父が大暴れした総合クリニックです。

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優しい外科の先生が、母の指を見ておっしゃいました。
「これね。もう皮がないから、ここ。ほらこの広がってる所。これ縫い合わせないとダメですね。手術ね」
そういいながら傷口の手前のところをグーっと押さえてる先生。
「ほら。そうしないと私が指はずすと。ね。ほら。血が」
血がドバー。ぎいええー。
「ほら。指で止めると血も止まる。ね」
むうーううう。
「でもはずすと。ほら」
血がグバー。むひえー。
で。5針縫いました。5針よ5針。縫ってもらってる間中リン母が言い続けたことはこれ。
「あー恥ずかしいわ。こんな格好で人前に出たことないのに。もういやだわ。お母さんこんな格好で人前に出る人じゃないのに。こんなの寝間着じゃないの。ああ恥ずかしいわ。いやだわ。こんな格好恥ずかしいわ。いやよもう(以降、永遠に繰り返し)」
ちなみにこの時の母の服装は、GAPで買ったばかりの薄いブルーのスエット上下でした。わかったからお願いだからもう服装のことはどうでもいいから今指縫ってるんだから。と言いたいのをグっとこらえ、手術に付き添った私でした。

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2007年3月 8日 (木)

極楽天国

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今日は父の付き添いでクイーンズの眼科に言ってきました。
朝10時の予約で、9時50分ほどに到着しました。が。診察が始まったのは11時前。父は『目医者ちゅうのは日本でもアメリカでも混むねんな』と言ってました。
待合室エリアには、老人が百万人。何人かは杖をついて歩くのさえ覚束ない様子。ふと目を上げると、酸素ボンベをひきずってヨロヨロ歩いているご老人もいます。全体的にどよよんどよよんどよどよどよん、って感じです。
目医者と言えば、長年のご近所友人リース医師。
そういえばそのリースが言ってました。
『目医者なんかやってると、患者は年寄りばっかりなんだー。きれいで魅力的な女性なんか絶対来ないー!百万回ぐらい大声で言わないと聞こえない耳の遠い老人ばっかりだー』
待合室をぐるりと見渡して、なるほど、と思いました。↓

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含むリン父↓

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で、老人で混みまくっている待合室での椅子争奪戦がまたすごい。お年寄りの執念って侮れないんですよ。これがまた。
一瞬でも席を外すと、さっきまでヨロヨロ歩いていたご老人が目にも留まらぬ素早さで椅子にダダダと駆け寄り、お尻からドッカーンと飛び込みます。おお。と思って見ていると、また別の席が空きます。立って待っている老人達の視線がビシっと集まりますが、席を外すご老人も負けていません。手に持っていた上着やヨレヨレになった雑誌(←2年ぐらい前のやつ)を椅子の上にビシーっと置き、悠然と立ち去って行きます。そして、この老人が待合室を離れて2分後には、この上着とヨレヨレマガジンが部屋の隅のテーブルの上に放り出され、後から来た老人が素知らぬ顔でどっかり座るという案配です。
先だってもバスの中で老婦人(かなりの年配)が大ゲンカしているのを目撃しましたし、アメリカの老人ってなんか、なんか、なんかすごいです。
ようやく病院を出たのがお昼過ぎ。父を連れてマンハッタンに戻り、遅いお昼ご飯を自宅でほおばっていると、携帯が鳴りました。
「あ。もしもし玲子さん?」
あっ。ニックさんだっ!
ニックさんはカリスマヘアスタイリスト。そしてリンコはニックさんが大好き。
ニックさんから電話がかかると、えへへ〜とメロメロになるし、声もへろへろになります。
「ちょっと今ヒマでさ。シャンプーブロープレゼントしようかと思うんだけど、今すぐ一瞬で速攻でサロンまで来られる?」
行く行く行く行く行く行く行く行く行く行く行く行く行く行く行く行く行く行く行く行く行く行く行く行きます行きます行きます行きます行きます行きます行きます行きます行きます行きます行きます行きます行きます行きます行きます行きます行きますすぐさま一秒で飛んで行きますっっっっっ!!!
一秒に八百回は言ったな、というぐらい早口で行きます行きますとわめきちらし、脱兎のごとく部屋を飛び出しました(当然両親は置き去り)。

58丁目とマジソン街という超一等地にあるニックさんのサロンは、明るい日差しが気持ちよい、超癒し系サロン。NY初の岩盤浴もあるし、ヘアだけでなくマッサージやネイルやフェイシャルなどのサービスを一流のホスピタリティーを持って提供しているのです。

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あー。ニックさんのサロンに来ると癒される〜。
久しぶりにニックさんに会えたうれしさも相まって、ニヤニヤしながら椅子に腰掛け、ニックさんにきれいにしてもらいました。
いやー。ホント。天国。
なんというか、午前中は老人の海に浸かり、午後は癒しのサロン。
ニックさんのサロンで頭に浮かんだのは『天国』という言葉。
そして次に老人たちの様が頭に浮かび、続いて連想したのは『極楽』。
天国と極楽って同じ場所にあるんでしょうかね?誰かご存知ですか?

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2007年3月 7日 (水)

アメリカの薬

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なんとなく、両親の風邪がうつってきたような気が……。
こりゃまずい。私が風邪をひいた日にゃ、一家全滅。いや。マジで。
だって両親は英語ぜんっぜんダメだし、それなのに来週は父の手術だし、チョビは英語は理解できる(と思う)けど話せないし、したがって父の手術の付き添いは無理だし、母は洗濯とお料理はできるけど、風呂の湯はれないし。
ということで、必死の思いで薬を買ってきました。喉痛にすっごーくよくきくっていう評判の喉スプレーです。

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いや。
もう。
すごかったのなんのって。
アメリカ人ってやっぱ何考えてるのかわからん。
だってこの喉痛スプレー。痛みを抑える……っていうか、はっきり言って『マヒ』です。マヒですよマヒ。舌にかかっちゃったんですけど、舌が『ビリビリビリ〜』って痺れるんですよ。間違って大量に飲んだら胃がマヒするんじゃないかと思うし、舌にベチョーってついたら舌がマヒするんじゃないかと(ていうか絶対する)思うし。マジでおそろしい。
でね、はっと気がついたら確かに治まってました、喉痛。
でもちょっと間違ってると思うんですよね、この治り方。胃痛で苦しんでいる人をぶん殴って気絶させて『ほらもう痛くない』って言ってるような。そんな感じ。(ちょっと違うか)

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2007年3月 6日 (火)

暑い……

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本日の体感温度マイナス19度だそうです。
どないするんじゃそんな気温。って思いましたが、我が家の室内温度はレディキュラスリーホット。あっ。しまった英語使っちゃった(←すごくヤなヤツ)。いえね。最近思うのですが、英語ってシンプルな言語で、日本語ほど語彙が豊富じゃないんですよ。特に悪態をつきたい時に英語って攻撃的でストレートだけど、チョーイヤミとかチョー意地悪とか陰険とか陰湿とか、そういった細かい表現ができないんです。細々考えているうちに、面倒だからぶん殴っとくか。って思うぐらいイライラします。
いやまあそれはともかく、レディキュラスリーホットです。
意味はというと『アホほど暑いわっ!』、もしくは『あり得んほど暑いがなっ!』です。
両親、特に父が寒がりの権化で、一日中ヒーターを最強にしてガンガンつけっぱなし。我が家は南向きでほぼ180度に広がる大きな窓がある部屋なので、日当りは抜群。真冬でもお昼間は暑くてたまらんほどの日差しなのですが、その暖かな部屋のなかで最強ヒーターがんがん。もうほんとにたまりません。
あまりの暑さに『ちょっとコンビニに行ってくるわ(ニューヨークにコンビニなんかないわ)』と適当なことを言って外に逃げ出しました。
で、日中の外気温マイナス6度。体感温度はマイナス19度。
今度は脳みそが凍るかと思いました。
煮えた脳みそが一気に凍り付き、慌てて飛び込んだ銀行のロビーがまたまたもわわわーんと暑くてまた脳みそが溶け出し、なにがなんだかわけがわからんようになりました。次の瞬間はっと気がついたら、お友達のA美ちゃんと電話で納豆の話をしていました。間の記憶が抜け落ちています。
その後とぼとぼと歩いて近所のイタリアンお惣菜屋さんでお野菜を買って帰りました。
部屋に戻るとまた脳みそが煮えるほどの熱気で、フラフラです。
チョビも、お気に入りの窓際椅子でノビています。
私たち、どうなってしまうんでしょう……。

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2007年3月 5日 (月)

病院クエスト

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本日は、両親をつれて病院に行ってきました。
元々父の目の手術のためにNYにやってきた父母ですが、暖冬の日本から氷点下のNYという気温変化に対応できなかったため、二人仲良く風邪をひいてしまいました。
父はどのみち手術前の健康診断を受ける必要があったのですが、母も風邪気味でしたので、二人揃って診察です。
常駐医師のほとんどが日本人の総合クリニックは、リンコも巻き爪の手術や肩こりでお世話になったので看護婦さんや受付の女性達とも顔なじみ。
ああ。でもやっぱり大変でした。。。
問診票の記入から保険の請求用紙の記入まで、アホほど時間がかかったうえに、「何故それを私に訊く?」という質問が炸裂しまくりました。
いえ。全部日本語ですよ。説明も記入も。全部日本語。
なのになぜ?どうして?
「これ、誕生日書くの?誰の?」
……自分が風邪を引いて自分が診察を受けるために来ている病院の問診票に、西城秀樹の誕生日書いてどうする?
「ここ。え?何?名前?誰の?」
いやだから。自分の問診票の『氏名』の欄に、ペ・ヨンジュンって書く?え?書く?
そして、診察室から出てきた父。満面の笑みで「終わったで」。
あそ。で?お薬もらった?咳のお薬?
「……あー。いや?」
いや?……って?え?その、いや? っていう語尾は?なに?え?風邪引いたんでしょ?目の手術中に咳が出たら困る、って大騒ぎしてたよね?で?、そのいや?っていう返事は、なに?
「風邪の診察なんかしてもろてへんわ」
してもろてへんわ。
って。
きっぱり言われても。
「もうええわ。風邪治った」
もうええわ。って!!言われてもっっっ!!!どうやったらさっきまでひいてた風邪が一瞬で治るのっっ!!
「ほなめんどくさいけどもっぺん行って診てもらう?」
はい!!!是非!!!診てもらってください!!!

倒れそうになりながら、やっと父がもらってきた健康診断の書類が入った封筒を診ると、表書きされた父の名前が間違っていました。まあ封筒の表書きだから関係ないか、と思っていると、それを見た母が
「間違ってるね?」
うん。間違ってるけど、封筒の表書きだから大丈夫。関係ないよ。
「あっそう?」
うん。大丈夫大丈夫。心配しないで。
「ふーん」
また不満げだけど、見ないふり。
「なんで間違うのん?」
……え?
「なんでお父さんの名前、書き間違うのん?」
……なんで、って訊かれても……。
なんていうか……。
間違ったの私じゃないっていうか……。
さあ……というやる気のない返事をしたところ、また母は黙っていましたけど。
その後食事のためにたちよったトンカツ屋さんでも、出された食事に添えられていた梅干しを見て
「これ、梅干し?」
と訊いてきました。
その梅干しは普通に梅干しで、別に金色に輝いていたり三角だったわけではありません。なのにどうして「これ梅干し?」って訊くんでしょう。
これから約1ヶ月半の滞在予定ですが、この『謎の質問』シリーズと『自分で自分を診察』シリーズは、悪化するのでしょうか、それとも善処されるのでしょうか……。
011707_1242 帰宅して、父が眼鏡を紛失したことに気がつきました。 出かける途上のタクシーの中で紛失したことを思い出すまで、『チョビがおもちゃにして壊して隠したんやな』と、チョビにぬれぎぬがきせられました。
今日は写真を撮る暇がなかったので、チョビの迷惑そうな顔写真です↑。

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NY's Finest

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もしかして皆さん『どうせリンコのことだから、「finestについて書きますね」とか予告してても書きゃしねえだろう』とか思ってませんでした?
そんなコメントもいただいたことですし、まあほとんど意地になってるんですけどね(なるな)。訊いてきましたよ、由来について。
で、結論から言いますと、あんまりはっきりした由来ってないみたいです。もしかしたらのもしかしたで、調べれば何かあるのかもしれないけれど、一般的な認識は『ジョーク』なんだそうな。
例を挙げると、FDNYはBravest、NYPDはFinest、Sanitation(ゴミ収集などを扱う保健局?かな?)はStrongest、教師はSmartestてな具合に、80年代に言われ始めたちょっとしたニューヨークジョークの一つなんだそうです。その中で一番始めに言われ始めたのがFinestらしいんですが、これも一人の人からきいた一説ですから、本当の所はわからないです。
おまわりさんは『正義』であるはずな人々なので『最も良い=Finest』なんですね。多分。
今日も地下鉄の駅でおまわりさんを見かけました。やっぱり頼もしい感じがします。
その昔。まだ私がいたいけな少女だった80年代の終わりごろ。地下鉄車内や駅構内では犯罪が多発していました。おまわりさんの数が少ないせいで、本来駅構内や車両内におまわりさんを配置するべきなのに、それができない状態でした。
そんな時、車内を見回っている制服のおまわりさんを見かけると、ほっと安心したものでした。ジュリアーニ市長になってから、マンハッタンはぐんと清潔で安全になりましたが、あの頃の独特の、ちょっと危ないけどなんともいえない魅力に満ちたマンハッタンを懐かしく感じたりもします。

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地下鉄のトークン売り場には、こんなビラも貼ってあります。↑
携帯で写真を撮っていたら、見張りのおまわりさんに不審な目で見られました。

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2007年3月 4日 (日)

The Bravest

The Bravestという言葉、ご存知の方多いと思います。
そう。ニューヨークシティーのファイアファイター達の呼称です。これって実はNYPDのポリスマン達がThe Finestと呼ばれたのが始まりだったそうな。でね、ポリスマンがFinestと呼ばれた理由をちゃーんと説明してもらったんですが、その内容をすっかり忘れてしまいました。たしか、ポリスマンは拳銃を扱うので信頼できる良い人間(Fine?)であらねばならないからFinestだとかなんとか、そんなような内容だったような気がするけど、なんかよく覚えてません(無責任)。
仕方ないので(?)ウィキペディアで調べてみました。
『NYPD members are frequently referred to by the nickname New York's Finest.
NYPDのメンバーはしばしばニックネームのNew York's Finestで呼ばれます。』
ってああた。そのままじゃん。
説明にも何もなってません。
仕方ないので明日にでもまた聞いておきます。で、また書きます。
Finestの説明は置いておいて、Bravestですね。このNYファイアファイターさんたち、年金支給資格ができるリタイアの時期は、就職(?)から20年後以降だそうです。リタイア後の生活はというと、現役時代のお給料の半額をもらいながら別の職に就き第二の人生を歩む人がほとんど。その職というのがなぜかアイリッシュバー経営がとても多いそうな。
そう聞いてから街を歩いていると、確かにそれらしきアイリッシュバーがたくさんあります。
"Hook & Ladder(フックとはしご)"なんてリタイアした消防士さん経営としか思えません。そんなアイリッシュバーの一つが、リンコんちの近所にあります。名前は"Bravests'"。もうそのままやん丸出しです。
そして、アイリッシュバーは、実はハンバーガーの穴場。もちろんお店によって当たり外れはあるでしょうが、この"Bravests'"のハンバーガーは結構イケるんです。肉汁たっぷりジューシーなビーフ100%ハンバーガーが熱々で出てくるし添えられているフレンチフライもほくほくの自家製。あー書いてたらまた食べたくなってきた。ううう。

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バーの外には、こんな看板が添えられたベンチが置かれています。

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2007年3月 3日 (土)

両親との日々

両親との生活5日目です。
時差ボケもそろそろ取れてきた父母。普段から年の割に若く見える上に、実際の体力・精神力ともにバリバリです。私が日本に帰った時など、朝から晩まで毎日毎日説教くらいまくりで、親子の勢力が逆転することなど、我が家においては考えられない状態です。
が。
そんなブイブイ言わせている両親が、なぜなのでしょう。アメリカだというだけで、風呂のお湯すらはれないというのは。
いえ。お湯の出し方がわからんというほどアメリカの水道機器は進化していません。普通に蛇口をひねって普通にお湯や水が出てくる普通の蛇口です。それなのに、
『お風呂に入ろうかな」と言いながらバスルームに行ったな、と思っていると
「玲子ちゃーん。どうやってお湯出すの?」と呼ばわるんですよ。
こうするのよ。
と蛇口をひねってみせると
「ふーん」というどことなく納得のいっていなさそうな生返事が返ってきます。
なぜか不満げな親を残してデスクに戻ると、しばらくしてまた声がかかります。
「お湯の量、これぐらいでいい?」
いや。でもだって。今から風呂に入るのは私じゃなくて……。と思いつつも、
「い。いいんじゃない?」仕方なく返事すると、次は
「どうやってお湯とめるの?」
……だって。さっきお湯出してみせたじゃん。
普通の蛇口は、出すときの反対に回せば普通はお湯が止まるんじゃ……。
と、内心思うけど。激しく思うけど、ここはぐっと我慢して、
こうやれば止まるのよ。
と反対側に回して止めてみせる私。我慢強いぞ。
「ふうーん。そう……」
またもや不満げな返答。どうして不満なんだ。
この法則は、玄関ドアの開閉、エレベーターの乗り降りおよびドアの開閉等にも適用し、普段何も考えずできている物事が、『ここはアメリカ』という意識により、ことごとく疑問と躊躇と不可能の連鎖を呼んでいるようです。
そして、最高にわけがわからんのが、『その答えを知ってどうする?』という類いの質問を連発することです。
先日は、道を走っているバスを見て母がこう訊きました。↓

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「なんであのバス、あんなに長いのん?」
知りません。バスがなぜ長いのか。
この長いバス、ちなみに"Long Tailer(ロング・テイラー長い尻尾の意)"などと呼ばれていますが、『なぜ長いのか』という疑問を持ったことがない私には、わかりません。その理由も、そしてなぜ長いのかを疑問に思う母の気持ちも。ていうかですね、『長い→容量が大きい→たくさん人が乗れる→便利』という公式以外に一体何があるというのでしょう。
この母独特の質問には他のバージョンとして↓
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『なんでこのマグカップ、こんなに持ちにくいのん?』
もあります。
まっすぐ私の顔を見てこの疑問をぶつけてくる母。
なんと返答すれば良いのでしょう。
ていうか、その答えを知ってどうする?
ちょっと考えてみたんですが、もしかしたら
『あのバス長いわねー』とか
『このマグカップ持ちにくいわねー』とか
そういう感想を強く表現する気持ちが、質問形式の会話となって出てくるのかしら。
と、いうことにしておこう。
ちなみにマグカップ質問にたいしては
「さあー……」と返事しておきました。
で、このやる気のない私の返答に対して、母は何も言いませんでした。
やっぱり別に答えは期待してないのかしら。

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2007年3月 2日 (金)

ミドルイースタン料理

今日はブルックリンでお夕食でした。
実は今両親がNYに来てるんですが、老夫婦(とチョビ)を見捨てての単独外食です。
行き先はベイリッジというブルックリンの中でもちょっとマイナーな住宅地。川沿いのきれいな街ですが、特別な名物があるわけでもないしマンハッタンからも少し離れているので、ダンボやウイリアムズバーグのように人気爆発地帯になる気配はあまりなさそうです。
でもリンコはこの街が結構お気に入りです。なぜならリンコが生まれ育った神戸の街(岡本っていうんですけどね)にちょっと雰囲気が似ているからです、
駅前通りはなかなかにぎやかで、いろんなレストランやブティックが並んでいます。ブティックも、よく見てみるとお洒落なブランドのカジュアルウェアなんかが並んでいるし、レストランや食材店の豊富さはなかなかのもの。特に中近東レストランや食材店が充実しています。
本日お夕食をいただいたレストランは、そんなベイリッジのローカル有名ミドルイースタンレストランです。
お気に入りメニューはラムシシカバブ。ラムは全然臭いがしないし、ミディアムレアで焼いてもらうと柔らかくてジューシーで最高に美味しい。それに添えられているライスもサラダもチョー美味。
お惣菜もなかなか豊富で、ハマスなんかぽってりむにゅむにゅで美味しいピタブレッドにたっぷり載せて食べるとそりゃもうたまらない美味しさです。
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ご覧のように大盛り状態。全部はとても食べきれません。
残った分は持ち帰って翌日のランチにいただくのですが、暖め直しても美味しいです。いやー。しかしこの写真撮って一緒にご飯たべた友達に見せたら
「なんかまずい中華料理店のカレンダーみたいな写真だね」
と言われてしまいました。そういわれてみれば確かにそんな感じ。
本物はもっと色鮮やかで美味しいんですよ。ホントにー。

あそうそう。ちなみにお留守番の両親は、明太子に塩鮭に塩昆布。チョビは缶詰四分の一という地味ーなお夕食だったそうです。親不孝犬不幸でごめんなさい。

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2007年3月 1日 (木)

しつこい?

今日もニューヨーク日記のはずが、メキシコについてです。
まあ書いてるリンコがニューヨークに住んでるからタイトルにニューヨークって入ってるけど、中身はニューヨークじゃなくてもいいか、って思って許してください(無茶苦茶やな)。
で、メキシコなんですけどね、巡ったのはユカタン地方のほぼ全域とキンタナルー地方の一部、そしてカンペッチェ地方の一部でしたが、ユカタン地方最大の都市が『メリダ』という街。そしてカンペッチェ地方で一番大きい街が、『カンペッチェ』という南のほうにあるメキシコ湾沿いの街です。
この街はクラシックでこじんまりとしていて、アンティークで可愛くて暖かみがあって、なかなか良い街でした。気に入ったので二泊しましたが、小さな街の限られたホテルはほぼ満杯状態。焦ってうろうろした挙げ句見つけたのが『ホテル・カペッチェ(そのままやないか)』というホテル。
メイン広場に面した一等地に位置するこのホテル。エントランスホールは小さいけれどまあまあ清潔そうだったので、空室状況を確認してみると空室あり!
よかったー、と思いつつも、一応念のためホテルの中を見せてもらうことにしました。だってあまりにも暗かったり狭かったり、部屋の中は不潔だったりしたら嫌だし。
で、階段をあがるまえに目に入った中庭(と呼んでいいのかあそこを)に足を踏み入れてみました。
中庭をぐるりと取り囲むように部屋のドアが並んでいます。一階二階三階……。なんか、暗い。それになんか、なんか、なんか間違ってる感じがする。うーんうーん。なんかヘンだけど、なんだろう……。
……暗闇で目を凝らしてみて、気がつきました。

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おい!16号室!
部屋番号をスプレーで壁に直接書いとるやないか!
これじゃまるで牢獄……。
『部屋の中はもう見なくていいです……』とおじさんに言い残し、泣きながら夜の街にさまよい出ました。
雨上がりの夜のカンペッチェは、そりゃもう美しくてロマンティックでしたよ。
ホテルさえ決まっていれば。
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結局泣きながら、街一番の高級ホテルにチェックインしました。
……貧乏なのに……他に空室がなかったもんで……。
で、お夕飯は抜きでした。
翌日のお昼も抜こうかと思ったけど、猛暑なうえに空腹では行き倒れになるかもしれないと思ったので、ソパ・デ・リマ(またか)を飲みました。25ペソ。3ドル弱。はー。

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