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2007年9月 9日 (日)

怖い話

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何を隠そう(別に誰も興味ないか)かつてはプロの漫画家志望だった私。
若気の至りでストーリー漫画を集英社に飛び込みで持ち込み(オフィスの前まで行ってから電話した)、たまたまその時担当してくださった編集者さんが、後のさくらももこさんのご主人になられた方だったというエピソードもあります。
お名前をすっかり忘れてしまったその元さくらももこさん旦那(たしか離婚されましたよね?)さん編集者さんが、私と同じビートルズの熱狂的ファンだということがわかり(主人公の女性が持っていたレコードジャケットかなんかがビートルズだったような…)(←レコードジャケットてとこに時代が…)、漫画よりもビートルズの話で盛り上がりまくってしまい、なぜかがら空きだった編集部の、離れたデスクに座っていた編集長らしきおじさんに「いい加減にしろ〜〜」としかられていました。
とまあ、前フリが長かったんですが、漫画の話です。
漫画家になりたかった私は、今でも大の漫画好き。好きな作家さんとしては、山岸凉子さん、萩尾望都さん、大島弓子さん、青池保子さん等(あー時代が…)。
山岸凉子さんの漫画なんかもうタイトルからして無茶苦茶怖くて『押し入れ』なんてタイトル、見た瞬間にチビりそうでした。(でも買って読んだし)。で、その『押し入れ』が部屋の中にあるだけで怖くて怖くて、夜電気をつけっぱなしで寝たぐらいでした。ヘタレの極地です。
大島弓子さんの最近の作品で『グーグーだって猫である』は、大島さんの大変なご事情もさることながら、もうかわいくて愛おしくてひたすら癒されまくりでした。寝る前にこれを読むと、ぐっすり良い夢を見られる感じです。
萩尾望都さんの作品は、もう言い出したらキリがないんですが、何度読んでも泣けて泣けて仕方がないのが『訪問者』。それから『ポーの一族』のとあるシーンで主人公の少年が言う「覚えてるよ、魔法使い」という台詞とその後のシーンです。
そうそう。特に好きな作家さんというわけではないんですが(失礼!)、日渡早紀さんの『ぼくの地球を守って』は、全巻読み終わった瞬間抜け殻になり、漫画でここまで泣いたのは生まれて初めてかも、というほど泣きました。
あ。話が前後しますが、山岸さんの『ゆうれい談』。これももうおくさん。いまだに思い出しただけでチビりそうなぐらい怖い話満載で、ちょっとしたトラウマになっているぐらいです。
あー。あと小説で、今まで読んだ中で一番怖かったのは『リング』です。
書籍であんなに怖い思いをしたのは、後にも先にもあれだけ。怖くて怖くて身動きがとれないぐらいでした。読み始めて速攻で死ぬほど後悔しましたが、その先に展開が知りたい気持ちに勝てず、結局最後までチビりそうになりながら読了しました。いまだにあれより恐ろしい小説を私は読んだことがありません。
恐怖の種類は少し違いますが、サイコスリラーでは『黒い家』がダントツで怖かったです。読みながらお尻がいすから浮いて「うひーいいひいいいひいいー」と何度も叫んでしまいました。

で。
ここでやっと本題ですが、『聖ロザリンド』という漫画。
少女漫画界の名作『ガラスの城』を描いたわたなべまさこさんが、さて、おそらく20年位前になるんじゃないかと思うんですが、少女雑誌で連載されていた『聖ロザリンド』という漫画が、なぜか常に常に気になっていたんです。どういうわけか、ふとした拍子に『聖ロザリンド』の1シーンを意味もなく思い出したり、「あの漫画、結末はどうなったんだったっけかなあ…」なんて考えたり。特に好きな漫画だったわけでも、好んで読んだ記憶もないんですが、なぜか妙に印象に残っていたんです。
その文庫版を今日、ブックオフで発見しました。
自分の本がブックオフでずらずらずらずらずらずらずらずらずらずらずらずらずらずらずらずらずらずらずらずらずらずら売るほど並んでいるのを(売っとるんじゃ)見て不愉快な気持ちになりながら棚を移動。赤川次郎さんの『ふたり』という作品を手にし(人の本は古本で買うくせに)、二階の漫画コーナーに移動したところで発見しました。
「おおおおおおおおおおおおおおおお。ロ、ロザリンドっっここんなところに…」
思わず独り言を言いながら手に取ってみると、な、な、な、なつかしい…。
買ってしまいましたよ、赤川さんのと一緒に。
いやー。すごかったです。
血みどろスプラッタ。こんな漫画が、20年近く前のしかも少女雑誌(週刊マーガレットとかいてあった)に連載されていたなんて。
しかも登場人物たちの名前がすごいんです。
ロザリンド・ハサウェイ(主人公)
執事アルフレッド(執事・ロザリンドの悪事を見抜く
ミケーネ・ハサウェイ(何人じゃ?)
鳥のピピちゃん(どこの国の話じゃ?)
マルガリータ(近所の小生意気なガキ)

時代を反映しているといいましょうか…。『キャンディ・キャンディ』にハマった時もアルバートさんとかスザナ・マーロウとかテリュース・G・グランチェスターとか、スゴすぎる名前の連発にのけぞりっぱなしでしたが、ロザリンドもすごいです。
そしてこのロザリンドちゃんが弱冠8歳で、連続殺人鬼なんです。それも、金の時時計が欲しいとか写真入りロケットが欲しいとかRの頭文字付きのガマ口が欲しいとか小鳥のピピちゃんが欲しいとか、物欲のみなんです。物欲ですよ物欲。8歳の大金持ちのお嬢様が。物欲。
しかも周りの大人も大人です。
「ねええおばさま。おばさまが死んだらこの小銭入れを私にくださる?」
とか金髪碧眼の美少女に言われて
「そうね。じゃあ私が死んだらこれはロザリンド、あなたにあげるわ」
とか返事してるんですよ。
死んだら、ってああた。
死んだらくれ、ってああた。
言うか、普通?
んでもって、「いいわよ。私が死んだらこれはあなたにあげるわ」なんて言うか?普通?
私だったらそんなこと言うガキ、頭はつってはり倒しますけどね。結局彼女は何代か前の祖先にいた殺人鬼少女の呪われた血が突如現れた不幸な身の上、ちゅうことで、結末はちょっとだけ『フム』という感じでしたが。
あーそれと8歳っていう年齢も微妙な感じです。最近の8歳ってどんな感じなんだろう?ロザリンドは夜になると「私、眠いの」とか言ってすぐ寝ちゃって、大人に抱きかかえられてベッドに行くような赤ん坊扱いされていますが。
そういえば、私はキャンディキャンディのキャンディが日本人の小学生のガキの話だとずっと思い込んでいて、これがまたアメリカのしかもミシガンの孤児院から話が始まっているのを知った時は、腰がぬけるほど驚きました。
その上、その小学生だと思い込んでいたキャンディが『テリィ…愛してる…』なんて台詞を吐いたり、そのテリィに無理チューされて、涙を流しながら平手打ちして『不良!』とキメるシーンなんか、もうどうしたらいいのかわからんぐらいウロたえましたけどね。
あー。漫画って奥が深いわ。
印象に残るシーンって、実は漫画の方が多かったりして。いいのか、そんなことで。

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↑ロザリンドちゃん。金髪だって描いてあったのに、なぜ赤毛?



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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

はじめまして!リンコさんの本の愛読者のSunlineといいます。いままで読んだ一番恐い本「リング」というのが私と同じでびっくり!あれを東京の都営地下鉄線に乗っているとき呼んだ時のトンネルの暗さとあいまって、もう恐かったー。手元に置くのもこわいので姉にあげちゃいました(彼女は気にしないタイプ)。そしてサイコスリラー「黒い家」。あれもひぇーって感じですね。本を読んでさらに懲りず映画もみてしまいました。
また、漫画も懐かしいですねー。たしかに山岸涼子先生の「わたしの人形はよい人形」。ちびります。年代同じなんですかね(笑)。今後もブログ楽しみにしています!

投稿: sunline | 2007年9月11日 (火) 08時07分

あああああ。懐かしい。私はあまり怖い漫画は読まないほうだったのですが、楳図かずおさんの絵は気味が悪かったですねー。「へび少女」「鬼姫」「おろち」とか、わたなべまさこさんのでは怪奇ロマン傑作集とか…(けっこう読んでるじゃん)。少女漫画では竹宮恵子さんの「ファラオの墓」「風と木の詩」「地球へ…」大好きでした。山岸涼子さんの「アラベスク」は日本を発つときに持参する必需品アイテムのひとつで、今でも時々読み返しては世界に浸ってます(アブナイ人?)。

投稿: Lotus | 2007年9月10日 (月) 22時13分

山岸涼子さんのホラーはほんとに怖いですよね。
「汐の声」と「わたしの人形はよい人形」、まぢで怖かったです。。。
「僕の地球を守って」は読んでないんですが(漫研の友達は「ぼくたま」と略してた・・・)、泣いた作品といえば「BANANA FISH」です。
あのラストシーンには大泣きしました。

青池保子さんの「エロイカ」の中では、ジェイムズ君と執事さんが好きです^^
今は「アルカサル」の最終巻発売待ち。。。

投稿: elm | 2007年9月10日 (月) 14時53分

やはり同年代なんでしょうか、スキなマンガ家がかなりバッティングしてます。山岸涼子はほんとうに怖いです。背筋が冷たくなるような人間の怖さを描かせたら右にでる人はいないんじゃないでしょうか。青池さんも大好きです、特に「エロイカより愛をこめて」(少佐派です)。ドイツ人、アメリカ人、イギリス人を描き分けられるのは彼女だけですね。そして、萩尾望都。SF作品も好きですし、美しい『ポーの一族』は一番のお気に入りです。「メリーベルと銀の薔薇」は何度も読み返してます。実は9月1日に萩尾先生のパネルディスカッションに参加してきたんですよ。横浜で「ワールドコンNippon 2007」(世界SF大会)が開催され、そこのプログラムでした。大島弓子先生や『エヴァンゲリオン』の安野監督とかの話もとびだして、とてもおもしろかった。余談ですが「スタートレック」(いや宇宙大作戦)のミスター・カトーことジョージ・タケイさんともサインや写真をいただきましたよ。
わたしの心に残る怖いマンガは『赤ん坊少女タマミちゃん』ですぅ〜。
リンコさんも今回こういうカミングアウトしちゃったんですから、明日からその持ち込みをしたマンガをここで連載ということでどうでしょう? すんません、マンガのことなんでつい長文になってしまって。

投稿: 卯月堂 | 2007年9月10日 (月) 08時58分

さくらももこさんの元旦那といえば、みーやんですね(宮本さんか?)。雑誌「りぼん」で二人で連載を持っていました。

投稿: ころ | 2007年9月10日 (月) 08時21分

『怖い』っていう字を見ただけで怖いですー。ホラーものはダメですー。
『ロザリンド』ちゃんは読めそうにありません。それでも小学生の頃 そのおどろおどろしさに引かれて『ガラスの城』は読みました。

投稿: miyu | 2007年9月10日 (月) 07時36分

初めまして。先日から拝読させて頂いてます!
りんこさまは20年と言われてますが私は30年ぶり(多分)に思い出しました、ロザリンド!
怖かったですねー。
マーガレットに掲載でしたか。なかよし派だったのにどこで
読んでたんだろ?
うたた寝してたおばあさんが座ってたゆり椅子を思いっきり
揺らして目の前の暖炉に投げ入れるシーン覚えてます。
そうそう指輪も人の指ちょんぎって奪うシーンも。
あ~懐かしかったです。今思い出しても衝撃的でした。

投稿: MJ | 2007年9月10日 (月) 03時04分

えーと、ちょっと私には分からないタイトルばかりでした。(単に読んでないだけ?)
ちなみに、私の印象に残っている漫画は、池野恋さんの、『ときめきトゥナイト』です。これって、シリーズになりましたけど、やっぱり、一番最初のランゼと俊の物語が一番面白いです。
ありえない世界のありえない物語に完全にハマりました。

今読んでもこれは絶対面白いはず。
ブックオフで買ってこようかな♪

投稿: EVA | 2007年9月10日 (月) 02時06分

うおーーーー、懐かしいマンガの名前がズラズラズラ・・・
(年齢がバレる)
でもリンコちゃん、なんでキャンディキャンディを日本の小学生だと思っていたんでしょうか。
わたしはハイジとペーターが結婚したというのも衝撃的でした。
しかもペーターは羊飼いだったのに戦争に行ってしまうし
ああ、あのほのぼのとしたアルプスの山々は。ってな感じです。
あと私は少年マンガ派だったんですが、ドカベンに出てくる里中くんと山田君の妹のサチコちゃんが結婚したってのも衝撃。
日渡早紀ちゃん、大ファンでした。ぼくたまより、アクマくんシリーズがスキ◎

投稿: yayo | 2007年9月10日 (月) 01時20分

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