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2008年6月12日 (木)

リン母の電子辞書

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先日リン母から電話がありました。
(先日、とか言わなくてもしょっちゅうかかってくるんですけどね)
そして開口一番こう言いました。

「あのほら。お母さんの赤い手帳あるでしょ?」

「赤い手帳?」意味不明です。

「ほら。あんたに無理矢理買わされた赤い手帳」

無理矢理買わされた赤い手帳無理矢理買わされた赤い手帳無理矢理買わされた赤い手帳………。
あっ!もしかして電子辞書のこと?

「赤い電子手帳よっ」

いったん『手帳』という言葉を使ったからには、別の言葉に置き換えるのは絶対嫌らしいリン母。

「はいはい。赤い電子手帳ね。うんそれで?」

「説明書がどこ探しても無いのよ。あんた知らない?」

し、知りませんが…。

「なんで知らんのっ?」

なんでって。なんでって言われても。

「あんたが無理矢理買わせたんじゃないのっ」

あいやそう、うん、いや、でもね…。

「あんたが箱開けたでしょっ」

あーうーんいやーそうーだったかなー…。

「お母さん覚えてるわよっ。あんたが箱開けてなんかゴソゴソやってたじゃないのっ」

うー…でもー。もう何ヶ月も前のことだし…。

「説明書が無いのよ。どうしたらいいかしら」

「でも、今まで普通に使ってたんでしょ?どうしてまた突然説明書が…」

「電池が無くなったのよ。電池入れ替えのやり方がわからないから説明書を見ようと思ったら、どっこにもないのよ」

「あーなるほど。でもパパっとやったら大丈夫なんじゃないかなあ??」

「そんなもんダメよ。全部消えるわ」

「全部って?何かインフォメーション入力したの?」

「そうじゃなくて、広辞苑とか和英辞典とか、ああいうの全部消えると思うわ」

き、消えないんじゃないのそれはっ?

「そんなもん、絶対消えるわ」

いやー…それは、消えないんじゃないか、なあ…。

「消えるわよっ絶対っ」

はははいっわかりました消えます消えます消えますっ。

電池入れ替えでそういう物が全部消えるとしたら、電池が切れた時点で既に全部消えてしまってもおかしくないのでは?と思いましたけど、そんなことコワくて言えません。

「だから困るのよ説明書がないとっ」

困るのよっっ、と大いばりで怒ってるリン母ですが、恥をしのんで言いますがリンコ実家は私がいなくなるとまるでブタ小屋同然になります。どこをどうしたらここまで散らかるのか?と、毎回帰省するたびに我と我が目を疑うぐらい、ものすごい有様になってるんです。
あんな室内、何か無くなって50年後にミイラになってでてきてもびっくりせんわ。説明書なんか無くなって当たり前じゃ。
という心の声はおくびにも出さず(だってコワイ)、ガンコなリン母相手に無駄と知りつつ代替案を提案してみました。

「電気屋さんに持って行って電池入れ替えてもらったら?」

「そんなもんあかんわ」

はっ?そんなもんって?あかんって?

「説明書がないのよとにかく」

いやそれはもうはい。よくわかりました。
だから電気屋に持って行って電池入れ替えをしてもらえばそれですむんじゃ…。

「そんなことしてもダメよ。やっぱりああいうものは不便ね。普通の辞書のほうがいいわ」

で、でも、広辞苑とか和英とか英和とかイミダスとか、ものすっごく沢山の情報が、あの小さい機械に全部入ってて、あれ一つで全部すむんだから、やっぱり電子辞書って便利なんじゃ…。それにどうして電気屋がダメ?

「載ってない単語のほうが多いのよ。全然ダメだわあんなもん」

多分リン母の引き方が悪いんじゃないかと思いましたが、恐ろしくてそんなこと絶対言えません。
小1時間に及ぶ会話の中で、リン母はそれでもずっと「説明書がなくて困ってる。どこにあるか知らんか」を繰り返し繰り返し言い続けました。

そこまで困るなら、なぜ素直に電気屋に持って行かんのか?
第一そんなに『使えない』と思うなら、なぜ電池切れだからといってそこまで困るのか?
謎です。
全てが謎です。
多分一生理解不能です。

Reddictionary
↑コレは私の電子辞書。電池が切れたらどうしよう…。

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リン母」カテゴリの記事

コメント

リン子さんは関西のかたですか?
東京だったような気がしてました。

投稿: | 2008年6月14日 (土) 23時00分

電子辞書は本当に便利です。

つい最近まで暮らしていたカナダの4年半。 日本からホンモノの英和、和英、国語、漢和、類語、現代用語やらなんらやのでっかい辞書を何冊も持って行ったのですが、結局一度として開くことはありませんでした。

完全に電子辞書に依存状態だったので、『使えない』と言いながらも電池切れで慌てるリン母さまの気持ちがほんのちょっとだけ分かるような気がします。

投稿: ロンドン野郎 | 2008年6月13日 (金) 15時33分

初めまして! 初めてコメントを書いています。
リンコさんの本 全て買って 読んじゃいました。NYまでも文庫本持っていっちゃいました(笑)

リン母さん達(ウッドベリーコモンの巻・・でしたっけ?)で、かなりかなりパワフルで、そして、今回の説明書・・
やはり、母強し!ですね☆
うちの母は、散らかすではなく、なんでも捨ててしまうので、それもまた・・・・・。

フンフンさん&目医者さん、ワタシは全く会ってないのに、親近感。勝手に持っています。

先日、近所の郵便局で動物のお医者さんを久々に読み、チョビはこのチョビからではないか。と勝手に想像していました。

投稿: キャリー | 2008年6月13日 (金) 11時21分

はじめまして。NY好きの私がリンコさんの本に出会ってはや数年。すべての本を何回も読み返して、次の本、早くでないかなあ、と思ってたところ、このブログに出会いました。あいかわらずのリンコさんで、嬉しいです。
ところで、母親が言うことって、たとえ間違っているとわかっていても、リンコさんのように、ハイハイと聞いてあげるのが正道です。間違いを指摘しようのもなら、へそ曲げられちゃいますからね。うちも母も全く同じです。

投稿: ひとみ | 2008年6月13日 (金) 11時06分

どこの家でも母は最強なんですね~。
で、結局お母さまはどうなさったんでしょう?
自分で説明書を見ながら電池を入れ替えたら中身は消えなくて、
電器屋さんにやってもらったら、消えちゃうんでしょうか???

面白すぎます。お母様。

投稿: 恭子 | 2008年6月13日 (金) 09時25分

あ~、そうですよね(--;)
親ってそうですよね・・・。

yayoさんちみたいに、うちの両親(主に父)はケータイの待受画面を替えるのに、毎回毎回私が「画像は一度本体に落としてから設定するねん」と説明して変更してあげます。

で、その時は「ほぅ、なるほどな」とか言うのですが、実家へ戻る度に「待受画面、これに変えたいねんけどやり方がわからん」とケータイを持ってきます。が、これまた機種が違うので私も手間取る手間取る・・・。

投稿: michai | 2008年6月12日 (木) 22時48分

うちの母は説明書すら読みませんよ。
携帯も、「これこれこういう風にしたいけど、どうするかわからん」
って言うから説明本読めばいいじゃん。ってゆうと、
「読んでもわからん。」って・・・
なのでいつもサービスセンターに電話して(無料だから)
教えてもらってます。
散らかってるのもわかります!たまに実家に行くと、すわ、空き巣か?!ってなぐらい散らかってます。
物を捨てる勇気がないんですよう~増えてくバッカリ。

投稿: yayo | 2008年6月12日 (木) 21時53分

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