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2008年6月16日 (月)

ハムレット

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ハムレットを観た感想を書きます。
って昨日書いちゃったから書きますけど、でも実を言うと何が何やらさっぱりわけがわからんかったんです。
いえね。
そもそもハムレットって1600年から1602年頃に書かれた、シェイクスピア最長の戯曲だっていうじゃないですか。
だから、私の中ではまあなんていうか、ロミオとジュリエットのような世界観だったんですよハムレットは。
ところがお芝居が始まってみると、登場したのは制服の兵士たちと背広を着たおっさん(多分ハムレットの叔父クローディアス。ハム母をハム父から横取りした欲とエロにまみれたおやじ)とか、スーツを着たミョーな色気のある中年のおばさん(多分ハム母ガートルード)とか、長いウエイビーヘアにブルーのマフラーを巻いたお人形みたいなお嬢さん(オフィーリア)とか、そんなんばっかり。

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↑オフェーリアとオフェ父。重役とその娘にしか見えません。


Hamlet08prod460f
↑恨みの業火に身を焦がすハムレット。爆発炎上したバイクから必死のパッチで逃げ出したヤンキーOBにしか見えません。

いや、もっと言うなら最初の最初に登場したスーツケースを持った黒コートに黒いこうもり傘を持った小汚くて暗ーい雰囲気の若者がハムレットだと気がつくまでに、相当時間がかかりました。
だって。
あれじゃ王子様ぽくないじゃん。
ていうか、英国王子だって普通にスーツ着てるけど、でもだって、ハムレットは現代の人じゃないじゃん。
マジで、相当長い間「これは現代の人たちが狂言回しみたいなあるいは前フリみたいな形でやってるお芝居で、この後本物のハムレットが始まるんだわ」って思っていました。
でもまてどくらせどハムレットが始まらない。
ていうか、すでにハムレットだし。
しかも観客が笑う笑う。
ハムレットってシェイクスピアの4大悲劇の一つだったんじゃ?
亡霊と恨みと復讐に満ちた物語で、しまいにほぼ全員が死ぬんじゃなかったっけ?
それなのに、なんかしらんけど獅子舞みたいな踊りが始まるし、ハムレットのセリフに観客は笑うし…。

生まれて初めて見たシェイクスピアのお芝居は、ニューヨーク大学で英語を勉強していた20年前のこと。じいさんが山ほど出て来てじいさんが舞台のあちこちでわらわらわらともめたり話したりわめいたりしているじいさん芝居でしたけど(結局あれは何だったんだろう?まさか、リア王?)、その時は今よりさらに英語力がなかったうえに、シェイクスピアのセリフが難解すぎて、まったくちんぷんかんぷんだったんです。

そういえば、ハムレットのかの有名なセリフ
"To be or not to be. That is a question"
ってやつ。あれの解釈が、色んな研究家達や翻訳家達によってされてるんですね。坪内逍遥とかも翻訳してます。
「存(ながら)ふるか、存(ながら)へぬか? それが疑問じゃ」by坪内

なんですけど、結局あれって「どないしたらええんじゃあああああ!!わからんのじゃあああああああ!!!」ってことなんじゃないんですかね?知らんけど。翻訳家の皆さん、どう思われますか?

でまあ、英語力も聞き取り能力も、今回はさすがに20年前よりはマシになってるだろうと思って行ったんですが、全然ダメでした。いえ。言ってる英語はまあまあ聞き取れるんですけど、そもそも出だしからしてなんでハムレットにサラリーマンが出てくるのかわからんかったものですから、もうそこでつまずいてしまって後はダメダメです。
かろうじて許せたのは、王様の亡霊でした。
うらうらうらーっとした煙の中からうわわわわーんと登場し、恨みつらみを言い募り、「忘れるなよ〜〜〜殺せよ〜〜〜〜〜かたきをとれよ〜〜〜〜〜」と言い残して消えて行ったじいさん。あれだけが唯一理解できる存在でした。
そういえば、オリジナルで上演された時は、シェイクスピアがこの亡霊役を演じたという噂ですね。

100pxshakespeare2_2 100pxshakespeare2_2100pxshakespeare2_2100pxshakespeare2_2100pxshakespeare2_2
↑この人が亡霊役…。

でもまあ、フリーイベントだし、舞台の雰囲気もいい感じだし、夏の夜のイベントとして一度ぐらいは行ってみてもいいかもしれません。
くれぐれも、蚊よけスプレーはお忘れなく。

 

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ニューヨーク」カテゴリの記事

コメント

りんこさん、こんにちは~
2度投稿のゆこりんで~す☆
セントラルパークのフリーイベントいいですね~~裏山
ゆこりんも一度だけ観た事ありますよ。
1995年くらいだったかな?日本の「薪能・たきぎのう」の出し物やっていたんですよ。日本語の演目だから「オチ」が解るのも「ギャグ」が解るのも私たちだけで優越感(笑)
私たちが笑うと回りのアメリカ人たちが「え?なんで今笑うんだよ~」って目で見ました(笑)
あの頃ダスティン・ホフマンがフリーイベントに出て凄い人気だったけど、今年は有名な俳優さんは出ないのかしら?
兎に角 うらやましい~~
今ヨン様もニューヨーク?に居るらしいから何処かで見かけたら報告してくださいね~~☆セントラルパーク辺りに居るかも(笑)

投稿: ゆこりん | 2008年6月17日 (火) 21時24分

こういったお芝居が無料で観れるっていいですね!
ホント、恵まれてると思います。
必死のパッチも気になるのですが、最近よく出てくる「すわっ」ってリンコさん語なんですか?

>yayoさん
ぇえええっ!ケーキ56個って、スゴ過ぎます。
yayoさんのあの細い体の一体どこに収まったの?!
私は辛いものと甘いものを交互に食べると、永遠に食べ続けられますけど・・・

投稿: wasabi | 2008年6月17日 (火) 11時40分

シェークスピアって1564年生まれで、1616年没なんですけど、
この年号・・・「人殺しいろいろ」で覚えるんですよー!って関係ないですねcoldsweats01
失礼しましたsweat02

投稿: ゆりり | 2008年6月17日 (火) 08時56分

ロンドン野郎がちょっと前まで住んでいたカナダ、オンタリオ州ロンドン市の近辺にストラットフォードっていう名前の田舎町があります。 あの本家大英帝国のシェークスピアが生まれた有名な町と同じ名前です。

この町は春になると、シェークスピアの芝居のフェスティバルが始まるんです。 今から50年くらい前にある人が町おこしで思いついたのが発祥で、今では北米全域から大勢の観光客が集まり、街の中の3か所の劇場で毎日色々な芝居が催されます。 町おこし大成功です。

ロンドン野郎は『真夏の夜の夢』をみたっけ。 やっぱり現代劇にアレンジした芝居で、セリフもよく聞きとれず、何だか訳が分からなかったけど、何か妙に感動しました。 ブロードウェイで観るミュージカルも、いつも分かったような、分からないような・・・でも最後には必ず感動して涙が出てしまうんですよね。

芝居ってそんなものかも知れないと思っています。

投稿: ロンドン野郎 | 2008年6月17日 (火) 07時58分

出たっ!必死のパッチ!

東京の友人にこのことを話したら、どういう時に使うかわからないからってんで、例文を作ってきました。
「明日テストがあるから、必死のパッチで勉強したよ。」
(うん、合ってる。)
「あたし、臭い人はペケポンなんだ。」
(・・・??)
そういえばペケポンって文章で使ってたかしら。
すみません、ハムレットからは内容が大きく離れましたけど。

wasabiさん

オオ、大阪食い倒れツアーいいですね!
わたし、信じられないぐらい食べますよ。
なんたってケーキブッフェ最高56コですからあ~
でもwasabiさんはあのほそーい体で沢山食べられるとは思えなひ・・・

投稿: yayo | 2008年6月17日 (火) 02時18分

初めまして。このブログに登録している状態です。でも簡単ログイン、アカウント(ID)とパスワードを入力してもエラーでなかなか自分自身のブログ(プロフィール)にもいけません。そして何度も退会し新規登録しても結果が同じでだめです。新規登録にクリックしてもお客様のメールアドレスは既に登録されていますってなります。登録した時のIDとパスワードを入力してもエラーで。それで、簡単ログインなどしても出来ないようになってるみたいで。mobilephoneアクセスのみです。パソコンは使ってません。パソコンのみですか色んな人に聞いてもmobilephoneアクセスじゃない人や分からない人がたくさんいて。よくある質問を読んでも分からないんです。

投稿: アーミー | 2008年6月17日 (火) 00時05分

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