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2008年8月10日 (日)

交通お巡りさん

4位&9位!転落の一途(iдi)
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なぜか最近とみにマンハッタンの交通渋滞が激しいんです。
特に42丁目とか34丁目とかの、クロスタウン大通りがかなり酷くて、まあそれだけが理由じゃないんですけど、韓国語講座に毎回遅刻するのもその渋滞のせいもあるんですよ。
とにかくシティーバスやらタクシーやらマイカーやらリムジンやら観光自転車やら観光バスやら観光客歩行者なんかがそこらじゅうに入り乱れ、もう無茶苦茶です。34丁目の5番街交差点なんて、目の前にエンパイアがあるせいもあって超渋滞。超無茶苦茶。超イライラ地帯です。

その超イライラ交差点を今日午後、チョビと通りかかったんです。
一緒に靴屋さんに行こうよう、ってチョビを無理矢理誘って行ったんですけど、そこでこんな光景を目撃しました。

すごい渋滞のせいもあるんでしょうが、なぜか交通お巡りさん(正式名称は何だっけ?)が2人でばっていて、五番街から34丁目に右折する車を全て阻止し、全員そのまま直進させていたんです。
そこにやってきた白いライトバンとグレーのSUV。
黒人女性のおまわりさんが、先に侵入してきた白いバンを止めたのですが、運転手が何かを言うと、おまわりさんは渋々という感じではありましたが、右折を許可しました。
そのすぐ後ろについていたSUVが、白いバンに便乗しておまわりさんの横を通り抜けようとしたんですが、おまわりさんが素早くそれを阻止。
ピピピと笛を吹いて、五番街を下るように合図しました。
が。
助手席から女性らしき手がひらひらと出て右側車線を指差し、車はそのままお巡りさんの制止を無視して34丁目に侵入するべく、ぐいぐいと右折してきました。
それを見ていたその場の人たちはびっくり仰天です。
一般道路にいる交通お巡りさんが銃を所持しているかどうかはよく知らないんですが、たとえば高速道路でスピード違反をしてお巡りさんに捕まると、絶対絶対さからってはいけないし口答えも禁物です。背後から近づいてくる高速お巡りさんをサイドミラーで見ると、腰のホルスターに手をかけているのが見えたりします。それに、そういう風に停車させられたら、指示されるまで車から降りてはいけないんです。勝手に車をおりると手錠をかけられたりします。マジで怖いです。いえ、別に私はスピード違反でつかまったことはないんですけどね(意外なことに、スピード恐怖症)。

まあそういう訳で、交通お巡りさんといえども、そんな風に逆らうなんて考えられないことなんですよ。なので見物人たちは、事の成り行きを固唾をのんで見守っていました。
内心『ヒー。面白いことになってきた』と思いつつ。
もちろん激怒したお巡りさんは、車の前にたちはだかりました。
が、恐れを知らぬSUV。そのままそろそろと右折侵入を続けるんです。
ひいえええ。よくやるわー。と思いながら見ていたら、となりに立っていたヨーロッパからの観光客ぽいおじさんも、「ひいいえええ。よくやるなー」って呟いてました。
さて。さらなる激怒お巡りさんもすごかった。
そろそろと進む車の前に立ちはだかり、あろうことか下半身をバンパーの下に入れ
「私をはねるのね!そうやってはねるのね!」
と叫んだんです。
おおお。そう来たか。
と野次馬も、いやが上にも盛り上がります。
しかし、ここまで来たらさすがに降参かと思いきや、SUVも負けていません。
ていうか、マジで捕まるぞ…と思いつつ見ていたら、なんとSUVはまだじりじりと前進しようとするんです。
ええええええマジー?
という雰囲気が野次馬たちの間に広がります。
しかし、「私をはねるのね!」と叫び続け、バンパー下につっこんだ体を出そうとしないお巡りさんの迫力に加え、(SUVにとって)間の悪いことに、お巡りさんの車列、そうで、パトカーの車列がピーポピーポとやってきたんです。最近マンハッタンでよく見掛ける、無意味なパトカーの車列がちょうどこの時やってきたわけです。
はたせるかな、先頭のパトカーからお巡りさんがおりてきました。
おおおおおおお。ついにお縄だな。
と野次馬も、安心したようなちょっとつまらんような、複雑な気分。
パトカーのお巡りさんがやってきては、もうSUVもお手上げです。
が。SUV。バックライトをつけて一瞬逃げようと。
おおおおおおおおおおおおおおおおおお。
野次馬がまた一瞬盛り上がりました!
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!どうせやるならそれぐらいやってくれよなっ!
な雰囲気が、周辺に溢れました。
もちろん私の気持ちも同じ(ヒドいねしかし)。
しかし五番街も34丁目も、どちらを向いても超渋滞。逃げようったって無理に決まってます。どうするどうするどうするSUV!!
野次馬たちが固唾をのんで見守る中、ついに降参したSUVは渋々路肩に車を寄せました。パトカーのお巡りさんは、後を交通お巡りさんに任せて立ち去ってしまいましたので、SUVの運転手はもしかしたら手錠をかけられることはないかもしれませんが、そりゃもうこっぴどく叱られて、多分罰金もごっそり取られることでしょう。
それでまた一つ思い出しましたが、消防士さんって命をかけて市民を守ってくれているという職業柄、安月給のかわりと言っては何ですが色々と市民として優遇されているんです。それは、警察との連携もまたしかり。
連携っていうかなんていうか、つまり交通違反をしても『消防士なんです』と言うと、大体の場合お目こぼしにあずかれるようなんです。
私はポールさんがアホみたいな交通違反(例:1.キャベツを買うために3分間二重駐車して150ドルのチケットを切られた。2.後ろの車に抜かれたのが悔しくて追い越しをした拍子に赤信号で交差点に侵入して、たまたま後続していたパトカーに捕まった)を何度か目撃していますが、毎回「○○分署のファイアーファイターなんだけど」と言って身分証明書(これがまた20年前の無茶苦茶可愛い写真つき)を見せ、無罪放免になったりしてるんです。
あと、お家を買う時のローンもなんだか優遇されるらしいですし、いやー、いいですね、お巡りさんとか消防士さん。女の子にモテるし特典付きだし。
なんて言ったら罰が当たるかしらん。

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↑交通お巡りさん夏バージョン。

Traffic1841650
↑交通お巡りさん秋バージョン。

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ニューヨーク」カテゴリの記事

コメント

パトカーの大行列。

1.パトロールに行かねばならない
2.ガソリン価格の高騰で、終始走っているわけにはいかない
3.ある一台が、50分休んで10分移動のペースを発明
4.皆が真似し始めた。
5.休憩するやつが増えてきたので、休む場所が限られてきた
6.次第に纏まりができる
7.NYPDパトロールの中に幾つかのチームが出来始めた。
8.チームの統廃合が進む
9.どこかのチームがマンハッタン統一をはたす!
10.で、パトカー大行列の今に至る

こんな感じじゃないかと想像してます。そのほうが楽しいし。おいらの家の近くの、WFCによくたむろしてますよ。

投稿: おいら@NY | 2008年8月11日 (月) 20時38分

ひぇ~。 手錠掛けられて、罰金取られて、こっぴどく怒られるくらいなら兎も角、リンコさんがおっしゃる通り、普通アメリカで警官に逆らおうもんならどんなことになるか。 一歩間違えりゃ腰の15連発が火を噴くってことになりかねません。 今回の交通警官が銃を持っていなかったとしたら運転手は本当に超ラッキーだったかも知れません。

日本じゃ街頭で刃物を振り回すバカや人質取ってバスジャックしたガキが”無事”に五体満足で逮捕してもらっていますが、あれがアメリカだったら間違いなく問答無用で蜂の巣だと思います。 誰が銃を持っているか分からないアメリカじゃ、警官も自分の身を守らなければならないという事情もあるとは思いますが・・・

にしても、最近ニューヨークで流行のパトカーの大名行列。 あれ、いったい何なんでしょうね。 ロンドン野郎も2回程見たことがあります。

投稿: ロンドン野郎 | 2008年8月11日 (月) 10時18分

SUVのドライバーが女性だったというのが凄いですが、負けずに下半身をバンパーの下に入れて阻止するおまわりさんもまた凄い。

ところで、無意味なパトカーの車列。
ほんとあれは何なのでしょうか?(たぶん20台位)
マンハッタンに行くたんびに幾度となくあれに横断を阻まれてしまう私は間が悪すぎるんでしょうね。
くっそーっ!!

投稿: 耳の長い犬が好き! | 2008年8月11日 (月) 06時51分

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