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2008年10月17日 (金)

持って行き場の無い怒り2

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怒りを抑えつつ(←抑えてるか?)さらに食い下がりました。

「キャンセルのメールもなしに一方的にキャンセルってどういうこと?」

「I apologize miss」

いやそりゃね。あなたの責任じゃないし、あなたに謝ってもらおうと思って言ってるんじゃないんですけどね。でもおかしいじゃん。

「普通お客の注文をキャンセルする場合は、キャンセルのお知らせをするものじゃないんですか?」
あー嫌な感じです。文句言うのってホントに嫌です。でも納得できないんですもの。

「I do apologize miss」

うんそうね。あなたにしてみれば、そんな文句言われてもわたしゃ何もしてませんがな、って思うよね。うんうん。でもひたすらお客には謝るしかないんだよね。気の毒だよね。
それにしてもこの無機質な言葉と言い方。
なんかどこかで聞いた事があるなあ…。

「とにかくキャンセルはした覚えも無いししたくもありません。私はこの商品を購入したいんです」

「では再オーダーされますか?」

「是非そうしてください」

カチャカチャと再びキーボードを操る音。
そして再び

「I DO apologize miss」

はあ。何ですか。

「あなたがご注文された商品は、売り切れとなりました」



はい?

「あなたがご注文された商品は、売り切れとなりました」






…はいー?


「あなたがご注文された商品は、売り切れとなりました」


いやちょっと待ってよ。
だってそれ、そんなアホな。
ていうか。
え?
売り切れ?
え?

「I do apologize miss」

いやだからちょっと待ってよ。
売り切れですって?
だって、私買ったのよ。
クレジットカード番号二つも渡したのよ。
電話で注文したのよ。
そんで『オッケー』って言われたのよ。
それなのに、勝手にキャンセルされて、挙げ句の果てに売り切れ?

「I do apologize miss」

いや。アポロジャイズじゃなくって…。

「I do apologize miss」

いやだから。
違うんだってば。
謝ってくれてもいいけど、でも品物は?
私が一旦は購入した、あの品物は?
勝手にキャンセルされてこっちから問い合せして初めて知らされて、それでわざわざもう一回注文しようとした、あの品物は?
まさか買えないってそんなはずないよね?あり得ないよね?ね?

「I do apologize miss」

もう井伊直弼状態です。

いえね。先日見た『篤姫』で、井伊直弼が言いまくっていたセリフがあったんですよ。

『恐れ入り       (ココで間があく)         たてまつりま(ココも間)す〜〜〜』

何を言われても誰に言われてもどう言われても抗議されても反対されてもたしなめられても反撃されても、ただひたすら頭を下げながら

『恐れ入り                           たてまつりま       す〜〜〜』

これを見たとき、『これだ!』と思ったんです。
つまりリン母に叱られたら、これからはコレで行こう、って思ったんですよ。

『ちょっとあんた!』

『恐れ入り                           たてまつりま       す〜〜〜』

『レイコちゃんっ。ちゃんとしなさいっ』

『恐れ入り                           たてまつりま       す〜〜〜』

『ちゃらんぽらんなことばっかりしちゃだめでしょっっ!』

『恐れ入り                           たてまつりま       す〜〜〜』

『いい加減にキリギリスはやめなさいっっ』

『恐れ入り                           たてまつりま       す〜〜〜』

対リン母作戦としてこれを使わせていただこう、と思っていたのに。
先にやられました。
しかも赤の他人に。
暖簾に腕押しとはこのことです。

『恐れ入り                           たてまつりま       す〜〜〜』を連発され、何をどう言ってもなんともどうしようもできませんでした。
仕方なく、
「じゃあ一つ大きいサイズを注文しますから、発送方法を特急にするぐらいはしてください。そちらのミスで注文キャンセルの知らせが来なかったせいで希望のサイズが買えなかったんですから」
と強気で迫ってみましたが

「I do apologize miss。ですがそれはできません」

なんでじゃっ!

「無理です」

無理ですてああた…。

「どうしますか?こちらのサイズでよろしいですか?」

はあ…。
もう…いいですよ…はい…。
あなたのおっしゃる通りにさせていただきます…。

諦めました。
確かにこの人にああしろこうしろと言っても無理な話です。
でもなんか納得いきません。

「あのー。注文はしたいんですけどね。なんか納得できないから、文句を言いたいんですが、誰に言えばいいんですかね?」

なんとなく卑屈になってきました。

「ああそうですか。ではカスタマーセンターの電話番号を差し上げますから、そちらで文句を言ってください」

ということで、文句番号をもらいましたよ。
そして翌朝すぐにかけました。ヘビのように執念深い私は、こういう事にかけては行動が無茶苦茶素早いんです。

電話に出たのは太ったおじさんでした(なんとなく)。
おじさんが電話に出た瞬間、まくしたてまくりました。
ああなってこうなってこうしてこうなったらこんなことになっちゃったけどどうしてくれるのよ全然納得がいかないわよおかしいわよヘンだわよなんとかしてよ。
って感じで。

「ええええー!それはヒドいことになりましたねえ」

そうですよっ。ヒドいですよっ。

「うーん」

どうしてくれるんですかね?

「では、次のご注文は何点お買い上げでもおいくらでも必ず10%オフにするということでいかがでしょうか?」

10%オフ。

「はい」

うーん…。
なんか中途半端なオファーだなあ。
あ、でも1億円のものを買ったら一千万円値引きしてもらえるのか。
そうか。
じゃあまあいいか。

一億円のものを買う予定は全くなかったんですが、自分を納得させるために無理矢理な理屈をひねり出してみました。
だってもう疲れたんです。
文句を言うことに。
おじさんもいい人そうだったし、とっても同情してくれたし、もう、いいや…。

「ありがとうミス。次からはこんなことが無いように気をつけます。I do apologize」

おじさんが、『恐れ入り                           たてまつりま       す〜〜〜』で締めくくってくれました。
はー、疲れた。

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コメント

執念の勝利!10%割引。 なかなか日本人ではここまで電話で食い下がるってことはできませんよ。 ロンドン野郎だったら絶対途中であきらめて投げ出しています。

ずいぶん前ですけど、とある北米系の航空会社の機内でとんでもなく不愉快なことがあって、メールで厳しく抗議したら『お詫びに3000マイル差し上げます』って返事がきました。

アメリカのカスタマーサービスって、文句の言い方に応じて、マニュアル的にこういった対応って用意されているみたいです。 でも、度が過ぎるとブラックリストってことになるでしょうね。

投稿: ロンドン野郎 | 2008年10月18日 (土) 09時24分

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