イベントその2−NYシティーマラソンー
本日もどうか1クリックお願いいたしま〜す。
人気エッセイブログ
海外ブログ
昨日書いたハロウィーンの記事で、たくさんの方々から『フリーダ・カーロでしょ』とご指摘をいただきました。
そしてアホな私はこの人の事を知っていた…というか、メキシコのホテルでは、彼女をモチーフにし、彼女の名前を戴いた部屋にまで泊まっていたというのに、全く頭の中でコネクトしませんでした。
<眉毛が繋がっていれば、もっと似てるのに。眉毛が繋がっている人の代名詞『フリーダ・カーロ』>というご指摘もありました。それは知らなかったです。
でも確かにリサのフリーダさん、似てますけど、さすがに眉毛繋がりメークまではしなかったんですね。私もパーティー前のディナーがなければ、もっとギンギンにメークしたかったんですが、いくらなんでもコンちゃんと先輩に悪いと思って、普通の姫になってしまいました。
来年はホントにボンテージ系でいってみようかしら…ドキドキ。
さて、本日は昨日行われたNYシティーマラソンです。
去年までは私が住んでいたミッドタウンイーストサイドには、マラソンコースが来ていなかったので、なんとなくテレビで観戦して、なんとなくいつの間にか終わっているイベントだったんですが、先週から私の住んでいるアパートのロビーやガレージの入り口に「今週日曜日はNYシティーマラソンのため、ガレージの入り口は数時間封鎖します」というお知らせ張り紙が貼られ、初めて目の前の大通りがマラソンコースなのだと知りました。
こりゃさっそく写真撮影に行かなくちゃ。
それに今年はお友達の尻松さん(本名は国松だけど、なんとなく尻松)が参加するらしいし、何万人も走るんだから見えないかもしれないけど、一応外に出てみよう。
と、思ったんですが、スタート時間の午前9時なんて、私にはまだゾンビタイムです。
パジャマのまま廊下に出て、窓から半分寝ながら覗き見していたら、一等賞組の女性達がドドドドと走って行くのが見えました。
早い。
早いです。
あんな勢いで走ったら、私だったら1ブロックでダウンです。
こりゃ早く身支度して出かけないと、あっという間に終わっちゃうかも、と気付き、慌ててシャワーを浴びて外に飛び出しました。
↑いつ見てもおっさん臭い大通り。タクシーたまり場の前の沿道は、観戦客でいっぱいです。
ボランティアの応援バンドが生演奏までしています。
観客たちも、思い思いの応援プラカードや、水、バナナ、キャンデー、チョコなんかを手に持ち、走って行く人たちに声をかけたりハイファイブをしたりして、大声援を送っています。
なんていうか、そこら中に居る人たち全員から、異様なアドレナリンが放出されている感じです。
道の真ん中に立ち、こうして走ってくる人たちを激写していたら、「あっ!レイコさんレイコさん!」という声が。
ん?
声の方を振り向くと、おっ、あっっ、
お前は尻松っっっ!!
びっくりしました!
尻松が走っているのは知っていましたが、こんなに大勢の人たちが走っている中(たしか4万人?)、まさか尻松に偶然遭遇するとは思いませんでした。
尻松に「マラソン走るんだよ」って聞いたとき、「じゃあ見に行くね」って私が言ったらしいんですが、そんなことを言った記憶は全くありません(大いばり)。
挙げ句の果てに、すんでのところで寝坊して見過ごす寸前だったのに、外に出て写真を撮り始めた途端尻松が走ってくるとは。尻松、お前はなんて運のいいヤツ(そうか?)。
どうやら彼はこの地点(約7マイル)で走り始めて1時間〜1時間半ほどだったらしく、元気はつらつでした。ぴょんぴょん飛び跳ねて、ターっと元気よく走り去って行きました。
↑家の近所でスタート地点から7マイル。この時、一番はじめにスタートした時間から2時間ちょっと、ということですね。
尻松地点から北上して行くと、すぐ給水所を発見。
いやー。今回一番圧巻だったのが、この給水所付近の光景です。
↑紙コップ紙コップ紙コップ紙コップ紙コップ紙コップ紙コップ紙コップ紙コップ(やかましいっ)。
スゴっっ。と思って必死のパッチで紙コップ写真を撮りまくりましたが、そんなもんに大騒ぎしてるのは私だけでした。
オバマをよろしくされてもなあ、と思いながらテクテクと歩き続けていたら…
あっっっっ!!!
あそこにっっっ!!!
ホットドッグができあがるのをひたすら待っているハスキーちゃん発見!!
↑なんだなんだ?新顔のハスキーか?え? ↑やんのか、え?やるならやるぜ。
というキャプションをつけてみましたが、飼い主に訊いてみたらこのバイカラーアイのハスキーちゃん、10歳のスイートな女の子でした。
↑クールビューティーです。 ↑「お友達になる?」 「うーん、別に」って感じの二人。
いつもは喧嘩っぱやいチョビですが、このハスキーちゃんとは喧嘩も小競り合いも無しでした。お互い年なんだからやめとこうね、って暗黙の了解だったのかしら。
この後、大きなサブウェイのターミナル付近まで歩いてみたら、そりゃもう色んな人たちに遭遇しました。
↑日本人のランナーグループ発見! ↑お手玉をしながら走る(?)人。
空っぽになった大通りで、お巡りさんがバッティングをして遊んでいました。いいんですかね、そんなことしてて。
快晴で少し肌寒い気温。マラソンには最高の御天気でした。
根気も根性も体力も無い私は、走れてせいぜい5分が限度ですが、完走した時の気分はさぞ壮快だと思います。
尻松もゴール付近では感動でウルウルだったそうです。
完走した皆さん、完走できなくても一生懸命走った皆さん。お疲れさまでしたー。
また来年もがんばってくださーい!!!わーい(←自分は走る気ゼロ)
| 固定リンク
「ニューヨーク」カテゴリの記事
- トロピカルニューヨーク(2013.07.03)
- 突然ですがこちらでも嵐速報(2012.10.29)
- ヘンな家具屋(2012.09.22)
- 屋台の私有地(2012.09.16)
- 9-11のちょっとした思い出(2012.09.11)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
怪しいステップで走る人、楽しそうですね~!
仮装して走ったり、お祭りみたいな感じですね。
ハスキーちゃん、可愛いですね~ 同じ犬種でもガウガウになることもありますが、初対面で波長が合ったんですかね。
子犬ちゃん、ノーリードですけどまさか1人?野良ちゃんなんでしょうか。
紙コップは圧倒的ですね!これだけの数の人が通り過ぎたってことですもんね。掃除が大変だ~!
暇そうな警官、日本じゃこんなこと絶対できないでしょうね。お国柄というか何というか・・・。
投稿: みさ | 2008年11月 5日 (水) 00時42分