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2008年11月 9日 (日)

危険な話題

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最近あれですね。
日本では、大麻吸引が色んなところで問題になってますね。
なんとか協会とか大学とか芸能界とか。
まあ、大麻吸引についての私の個人的見解はここでは語らないとしてですね。
いえ。マジでわたくし、ドラッグ関係には未だかつて一度もこの手で触ったこともありません。
でもですね、まあこのなんていうんですかね。アメリカというお国柄というか、その関係でっていうか(はっきりせんかい!)、いつの頃からか道ばたで誰かが吸っていると、お?この香りは?と、煙の香りでタバコかそれ以外の何かか、ということぐらいはわかるようになったんですよ。
もちろんもちろん全然お薦めしませんし、興味も全くもった事がないんですけど、でも、道ばたで誰かが吸ってるなあ、どこかから臭いがするなあ、ということが日常的でもあるんです。

で、それはそれとして、あれはもうかれこれ18年ぐらい前ですかしら。
まだ学生だったころ、日本に一時帰国した時のことです。
成田空港に降り立ち、当時はまだ横浜だった実家に向かうべく税関を通り抜けた時。
係官のお兄さん(すごく若い人でした)が、

「こんにちはー。アメリカですか?」

と、未だかつて無いほどご機嫌で愛想良く迎えてくれました。

「はいっ。アメリカです」

久しぶりの日本でしたし、係官の人が愛想が良かったのもうれしくて、元気よく返事しました。

「パスポート拝見しますねっ」

元気でにこやかです。
はいはいとパスポートを手渡すと、お兄さんがさらに続けます。

「ニューヨークですかー。楽しいですか?」

「はいっ、楽しいですよっ」(←時差ボケだったけど、無理矢理元気よくしてみる)

「あーそうですかー。色んな人がいるんでしょうねえー?」

「ええ。まあそうですねえ。人種の坩堝ですからねえ」(←知ったようなことを言ってみる)

「やっぱりアレですか。みんな麻薬とかやるんですか?」

…はい?

今、『麻薬とか』って言いました?

「こう、麻薬なんか気軽に吸うんでしょ?」

顔は笑ってるんですよ。でも、この質問はなに?

「い。いえ…。私はしませんけど?」

質問の意図がわからず、なんとなく口ごもる私。

「でもみんな気軽に吸ってるんでしょ?」

「…いや…さ、さあ…。私の周りにはいませんけど…」

「誰でも吸ってるんじゃないんですかアッチでは?」

なんか『そうなんですよねー』って言わないといけないのか?と思わせるほどしつこく訊かれているうちに、だんだんどういう答えを期待されているのか、混乱してきた私。軽く墓穴を掘ってしまいました。

「…あー。いえ。私はホントにしませんけど、そりゃそこらで誰かが吸っていたら、臭いぐらいは判別できますけど…」

と言った瞬間、係官の表情がガラっとかわりました。
そりゃもう見事な変身ぶりでした。

「ちょっとカバンをここに載せて。全部開けて!」

怒ってるんですよこれが。
でもなぜ?
なぜ怒るの?
大体「いいえ」と言い続ける私にしつこくしつこく質問して、なんか疑わしい答えを無理矢理引き出そうとしたのはああたの方じゃないですか。
それも別に何か言われる筋合いもない返事だったのに、何ですかその豹変ぶりは?
そもそも感じ悪過ぎます。

とはいえ、ここで逆らうと、さらにややこしいことになります。
素直にカバンを全部載せ、全部開けましたよ。
それにしても腹立たしかったので、いっそパンパンに詰まってる荷物をそこら中に全部ぶちまけてやろうかとすら思いました。カバンの中には飛行機で苦しくなったのではずしたブラ○○ーまで入ってたのに。
いっそブラ○○ーを頭に被ってこいつの前で踊ってやろうか、と思ったほど腹立たしかったです(そんなことに一体何の意味が?)。

険しい表情のまま、私のカバンを底まで探ったバカ者は、もちろん何も発見できずじまい。
しかも、お前にひっくり返されたお陰で、パンパンだったスーツケースはなかなかフタが締まらず、私は脇の床の上で元通り詰め直すのに無茶苦茶苦労したんですが、コイツからは『ごめん』の一言も無しでした。
ついつい誘導尋問につられて、言わずもがなのことを言ってしまった私もバカでしたが、それにしてもやり方が卑怯な上に稚拙で、しかも失礼です。

うーん。今思い出しても腹立たしい思い出です。
再び相見えることがあったなら、絶対仕返ししてやろうと思ったんですが、まあもう一回会ったところで顔も覚えてませんけどね。大体覚えていたところで、どうやって仕返しすれば良いのかわかりませんけどねっ。プンプン。(←思い出し怒り)

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ニューヨーク」カテゴリの記事

コメント

私、嫌煙家なのですが、日本のコンサートと違って
アメリカのコンサートに行くと会場でタバコ&マリファナを吸われるのが困ります。
吸っている人を見たことはないのですが、臭いが独特ですよねぇ・・・

投稿: エドのママ | 2008年11月12日 (水) 02時05分

今日の日記の内容とはリンクしてなくて申し訳ないのですが・・・。日明恩さんの「鎮火報」という小説を昨日読み終えました。
で、解説を大矢博子さんという人が書かれていて、
その中に玲子さんの「これでもかニューヨーク」からの行が12行ぐらい書かれてましたよ。
凄いなぁー。講談社文庫の文庫版ですので、近所の書店(って、紀伊国屋か旭屋かブックオフでしょうが)で見かけたら、立ち読みしてみたらいかがでしょうか?

投稿: おいら@NY | 2008年11月11日 (火) 13時22分

わー。初コメです。りんこさん、こんにちは。
いつも楽しく笑わせていただいてます。

わたくしもハワイで・・・。
いえ、旦那がシルバーアクセサリーをしていたせいで!
大麻の葉っぱの形のアクセサリーをしていたんですよ。
ハワイの入管で係のオバちゃんに「それ何!」って
にらまれて荷物をばああ~って開けられました(笑
ああ~ここはアメリカだから・・・。仕方ない~て
思ったんですけど!
でも、どう見ても日本人観光客なのに・・日本から着いたばかりなのに・・・持ってるわけないのに~!
開ける係のお兄さんも「こいつら持ってるわけないのに開けるの~?」って上司のオバちゃんに言ってくれたんですが問答無用でした・・・。
あはは。

投稿: みみこ | 2008年11月11日 (火) 03時50分

それは不愉快な思いをされましたね~!
麻薬で逮捕事件、最近急に増えたように思います。大学生とか自宅で栽培しちゃったとか。
以前日本人が何もしていないのに鞄に麻薬か覚醒剤だかをこっそり入れられているのを知らなくて逮捕されてしまったという事件がありましたね。

怪しまれた、といえば以前友人とロンドンへ行った時にロシア空港経由だったのですがそこで友人の鞄に入っていた袋が引っかかり、「全部開けろ」と言われてその袋を開けたら中からはお菓子がぞろぞろと・・・。小分けにされたおかきを渋い顔の係りのおばちゃんが「何だこれは!」と言うので「じゃ、ジャパニーズクラッカー!」と友人。こちらはおかしくて吹き出しちゃったのですが当人はお菓子なんかで捕まってたまるかと必死の形相。しばらくおかきをいじくっていましたがスルーできました。
ロシアのおばちゃんには何に見えたのかしら。

投稿: みさ | 2008年11月11日 (火) 02時18分

これはコワイ話ですね。 勿論、ロンドン野郎も北米在住中は決して大麻を含めてドラッグには手は出しませんでしたけど、かなり身近にそういうものがあったような気がします。

駐在先の衆にも『兎に角、何があっても、死んでも、絶対手を出しちゃダメ』と言い含めていました。 ほんの出来心で街端の売人から大麻でも買って、角を曲がった瞬間におとり捜査の警官が待っているという事もあるようです。 日本人駐在員にとっては、そんなことになったら人生ほぼお終いです。

成田でも、意地悪な税関検査だけではなく、手荷物コンベアの裏で麻薬捜査ワンコがクンクンとお仕事をやっているようで、ターンテーブルから出てきた当該の荷物を手に取った瞬間に係官に周りを囲まれたという話も聞きました。 ワンコもたまには臭いを間違えるようです。

余談ですが、ある時アメリカ人に聞きました。 『DrugとMedicinって何が違うの?』 そのアメリカ人は自信たっぷりにおっしゃいました。 『Drugは悪い薬のことだ』 私は言いました。 『じゃ、Drug Storeって悪い薬を売っているお店?』 『ううっ・・・』 英語は難しい。

投稿: ロンドン野郎 | 2008年11月10日 (月) 10時48分

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