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2009年1月31日 (土)

インドな病院<6>

チョッキ医者が、まずは一つの小瓶を手にとり、注射器の中にチュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウっと吸い上げます。
痛いかな。痛いのかな。筋肉注射だよね。痛いよね。きっと痛いよね。ウウ。
あーいやだなあ。どこも悪くないのに、注射なんかするのいやだないやだな。

ちょっとそこのアンタ、気を紛らわすために歌でも唄ってよ。
と、丸顔医者にお願いしてみました。

「歌!わたしが歌を!」

そうだよ。アンタだよ。ボーっとしてないで歌でも唄ってよ。

日本語で唄ってあげなよ、と古本屋医者もニヤニヤしながら頷きます。

ほれ。はよなんか唄わんかい。

とアホなことを言っているうちに、チョッキ医者に
袖をまくりなさい
と命令されました。
二の腕の真ん中あたりまでまくりあげると、
いやいやもっと上、と言いながら、チョッキが私のTシャツの袖をグイグイと肩までまくりあげ、腕の血が止まりそうに。

あいたたたたいたたたたっっっ

「まだ注射してないけど」

わかってるよそんなこた。
アンタが無茶苦茶袖をまくるから、腕の血が止まりそうなんだよ。

チョッキ医者に文句をたれている間も、丸顔医者は『歌…。どんな歌を…』と悩み続け(結構良いヤツ)、古本屋はニヤニヤ。

「はい。じゃいきますよ」

かーっ。そうやって予告して注射するの、やめてくれんかなあっ。余計嫌な気分になるんだよっ。

「あなたのお名前なんですかー?」

チョッキが注射針をブッスーーーーーーーーーーーーっと突き立てた瞬間、丸顔が異様に大きな声で私にヘンな質問を。

「レ」

「あなたのお名前、なんですかーっ?」

「いたいたいたいたいたたたたたたたたたたたたたたたたあああっっっ!」

「あなたのお名前、なんですかああっっっっっ?」

じゃかましいわっっっっっっっっっっっっっっっっ!!わたしゃそれどころじゃないんだよっっっっっ!!いたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたたたたたたたたたたたたたたっっ!!!!

痛いわっっ!なんでこんなに痛いんじゃっっっっっっっっっ!こんな痛い注射、いまだかつてされたことないぞっっっっっっっっっ!!!

ワハハッハハッハハッハハ!!!
…笑ってるよ、インド人。
大笑いしてるよ、三人で…。

「はいっ。もうおわりっ。たったこれだけっっ!」

チョッキがニコニコしながら言うけど、注射の後をアルコール綿でふいてもくれないし。

「さ。次はこっちね」

二つの小瓶を一つの小瓶に移し替え、両方を混ぜるらしい。

「これは、よーっっくまぜないと…」
と言い、チョッキが激しく小瓶をふりまわしはじめました。

ブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカッッッッ。

凄い勢いです。激しくふりまわしています。

ブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブン ブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンシャカシャカシャ カシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャ カシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカッッッッ。

…ま、まだですかね…。

ブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブン ブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンシャカシャカシャ カシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャ カシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカッッッッ…

「あっっ!!!」

あっっっっっっっっっっっっっ!!!!

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コメント

不謹慎ながら、読んでる方も、笑えてきました。 そしてこの後のリンコさんの運命は!?

薬液のせいか、注射器のせいか、医者の腕のせいか、確かに妙に痛い注射ってありますよね。 そういえば、確か岡野工業って会社が開発した日本生まれの『痛くない注射針』ってのがありました。 これはブルックリンのインド病院に期待しても無理か・・・

待ちます!次号!

投稿: ロンドン野郎 | 2009年2月 1日 (日) 09時37分

うぁ、悲鳴で終わっちゃってる!!
こりゃ、そうとう深刻な事態になってしまったような。
かなり心配です。次の日記を待つ身は辛い。
手の差し伸べようがありませんから・・・
でもって、丸顔医者は結局、何を歌ってくれましたか?
それとも、未だに何を歌うか考え続けているとか。

毎度のことですが、どうしてマンハッタンの地下鉄は週末になると、なかなか来ないのでしょうか?
今日も30分で行けるところが1時間以上もかかりました。
しょうがないと諦めつつも、今日も乗らねばなりません。あぁ・・・(悲鳴ではなく、溜め息)

投稿: 耳の長いわんこが好き! | 2009年2月 1日 (日) 04時33分

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