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2009年4月16日 (木)

チューリップちゃん

今日、夜半にチョビをお散歩していた時のことです。
我が家のビルの前の通りに花壇があるんですが、犬たちのトイレ化してしまっていて、可哀想に冬の間に埋められて、やっと春になったからにょきにょき出て来たチューリップちゃんたちが、がくーんと元気を失い、特にトイレとして使用されているエリアのチューリップちゃんたちは、ほとんど背も伸びず、クターっと縮んだまま。
毎日見るたびに胸を痛めているんですが、今日の夜はまた特にショック。
犬がやったのか人間がやったのかは判らないんですが、お花がひらきかけていたチューリップの一本が、球根の部分からズボーっと引き抜かれ、ぐったりと横たわっていたんです。
チョビがクンクンと匂いをかいでいるので夜道で目を凝らしてみて気がつきました。
あまりに可哀想だったので、思わず花壇にずかずかと入り込み、ぐったり横たわっているチューリップちゃんを抱き上げ救出。
どうしようかねえ…と思いながら家に戻ると、ロビーには11時で交代するドアマンのヨシュア君と夜勤のジョンおじさんが立ち話をしていました。
私が手にチューリップを持っているのを見て「どうしたの?」と二人。
そこでチューリップがひっこぬかれてぐったりしていたので、あんまり可哀想だからつれてきちゃったよ…。と説明すると、二人そろって無茶苦茶大げさな声と身振りで
「オー!なんてかわいそうにー!」
そしてヨシュア君が大急ぎで「そこの花壇に埋めてあげよう!」と、敷地内の花壇に手で穴を掘り始めました。
ジョンおじさんも「こうしてここに埋めてあげれば、明日には元気になるよ。それで君は毎日ここを通りかかるたびに『私が救ってあげたお花』って思えるねえ」とニコニコ。
ものすごーく丁寧にチューリップを植え直してくれたヨシュア君も、ニコニコしながら戻って来て、手の泥を払いながらチョビにチューまでしてくれました。
明日は朝チューリップにお水をあげにいこうかな、と思って見ていたら、ジョンおじさんが『明日ハンディーマンのマイクにお水をあげるように言っておくね』と約束してくれました。
ありがとうジョンさん。ありがとうヨシュア君。頼むよマイク。
マンハッタンみたいにゴージャスでかっこいい感じはどこにもないけど、こういうところがブルックリンの良い所だなー。
ほっとしてエレベーターに乗り込もうとしたら、ジョンさんが言いました。

「で、あれはなんという花?」

…チューリップを知らない人がこの世にいたとは。うかつなりリンコ…。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

 皆さんが親切なのは、きっとリンコさんが普段から回りの皆さんにフレンドリーにしていらっしゃるからなんだろうなあ。みんなに愛されているリンコさん、素敵です。
 以前知り合いが言い放った、「知っている花はチューリップとひまわり。ああ、桜も知っているな」というセリフに驚きましたが、ジョンさんそれ以上だ・・・。

投稿: yu.. | 2009年4月19日 (日) 02時09分

今日から日本でもやっとスラムドッグ$ミリオネアが封切られました。

札幌出張中の私ですがJR札幌駅の上にある映画館で見ました。さすが

とてもいい映画でした。

投稿: HOBO | 2009年4月18日 (土) 04時15分

とても心温まるお話ですね。
感動しました。

私のすんでいるマンションでは近所との交流もなく、エレベータで会っても挨拶すらありません...

そんな温かいマンションに住んでいるリンコさんがとてもうらやましく思えます。

投稿: たかし | 2009年4月17日 (金) 11時54分

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