« なんてことっPart2 | トップページ | ブルックリンゲイパレード »

2010年6月12日 (土)

アパート探しと20年ぶりの再会

昨日、タイムズスクエア近くのアパートを見に行きました。
4年ほど前に建ったばかりの新品アパートで、色々な設備が充実していると評判を聞き、良い物件がないかしら、と見に行ったんです。
うまいぐあいに同じビルの中で3つ部屋を見る事ができました。
3つの物件全て、違う不動産屋さんの管理物件で、3人のブローカーさんにお世話になりました。

最初のブローカーさんが見せてくださったのは、小さな1ベッドルーム。
1ベッドルームというのは、リビングダイニングプラスベッドルーム1部屋のタイプです。
最近のアパートは小さめの部屋が多いんですが、この物件は本当に狭かったです。角部屋で日当りも良く、新品なのでキッチンもトイレも水回りがきれいで良かったんですが、とにかく狭い。そして狭いのに高い。
案内してくれたアナさん(イタリア系ぽいおばさん)は、最初私のことを不動産ブローカーだと思い込んでいた様子で、ものすっごく無愛想でした。後に私が客だとわかった途端、そりゃないんじゃないかと思うぐらいむっちゃくちゃ愛想良くなったんですけど、そういう態度を取るブローカーはロクなもんじゃないというのが私の持論。なんでもいいから売りつければこっちのもん、って考え方でやっていそうで、そういう人が扱う物件はあまり借りたくないです。
それに狭かったし。景色もへったくれも、グアーーっと目の前に迫っているオフィスビルの中でビジネスマン達が忙しく立ち働いている様子が丸見えで、ということは向こうからも私がパンツ一丁で踊り狂ったり(そ、そんなことを?)、パンツ一丁でチョビを追いかけ回したり(そそ、そんなことを……)しているのも丸見えってことです。
これはボツ。

次に見た物件は同じビルの中でも上階のスタジオ。
スタジオというのは日本でいうワンルームのこと。
これがまた狭かった。
チョビのオデコかと思うほど狭かったです。
素敵な棚がとりつけられた大きなクローゼットは魅力的でしたけど、そこで寝なくちゃならんのでは?と思うほど肝心の部屋が狭いんです。
コレじゃ、チョビと二人でぎゅうぎゅう詰めになってしまいます。
でも、この物件を見せてくれたメリンダちゃんは、私が男だったらイチコロな可憐清楚系美女。見た瞬間「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」って思いました(オヤジ丸出し)。ドアマン達も彼女を見た瞬間、鼻の下が100メートルぐらい伸び切っていました。
メリンダちゃん、声もチョー可愛いんです。それに性格も抜群に良くて、ブローカーに良く見られる厚かましさも無礼な態度も一切無し。ちょっと遠慮気味で恥ずかしそうで、でも一生懸命。ああ、可愛かった。多分コリアンアメリカンかなあ。あーホントに可愛かった。お部屋は狭すぎてダメだけど、メリンダちゃんに会えて得した(オヤジオヤジ)。
そして、メリンダちゃんの次に見せてもらたお部屋が、今回見た部屋の中では一番の有望株。1ベッドルームで角部屋西南向き。窓からはドッカーンとエンパイアが目の前に見えます。おお、これは素晴らしい、と目線を眼下にうつすと、小汚いビルの屋上駐車場が目に入りかなり興ざめ。
でもお部屋の広さもまあまあだし、日当り良好で何より嬉しいのは、天井から床までのオープンウィンドウ。これなら眺めも良いのでチョビも退屈しなくて済みそうです。
で、この物件に関してびっくり仰天したことが二つ。
一つ目は、今住んでいるのがコリアンの女子学生なんですが、ドアを開けた瞬間
「何人住んでるんですか?」
と聞いてしまったぐらいの靴の数。
散乱していました。足の踏み場も無いほどに。
学生ときいていたので、10人ぐらいの学生がぎゅうぎゅう詰めになって共同生活しているのかしら?と思ったんです。
「いえ。一人です。女の子が」
という返事に絶句しました。
何せキッチンカウンターも流しの中もオーブンの上も冷蔵庫も、どこもかしこも脂汚れやわけのわからん汚れでベットベト。ベットベトの上に、物が積み上げられているんです。お皿とかどんぶりとか(一個もらえばよかったか?)シリアルの箱とか靴箱とか(いやマジで)。
部屋の中ももちろん同じ調子です。
洋服や靴やショッピングバッグやハンドバッグ等々。ありとあらゆるものが散乱していて、本当に本当に足の踏み場が無いんです。
あんな部屋に足を踏み入れたのは、生まれて初めてでした。
もちろんプロのクリーニングが入って、次の入居者のために新品同様にクリーニングするんですが、しかしスゴかった。あれはみものでした。

そして、二つ目のびっくりは、ここを見せてくれたブローカーさん。
ハーさんというコリアンのブローカーなんですが、実は私がNYで初めて借りたバッテリーパークシティーのアパートを斡旋してくれたのが、他ならぬこのハーさんだったんです。
優しくて面白いハーさんは、ちょっと慌てん坊だけど可愛らしくて親切で、アパートの斡旋をしてもらった後も、色々とお世話になって一緒に御飯を食べに行った事もあったぐらい親しくおつきあいさせてもらっていたんですが、いつの頃からか縁遠くなってしまい、時々『ハーさんどうしてるかなあ』なんて思い出すことはあっても、すっかり音信不通になっていたんです。
このアパートを見たいなと思って電話をかけたとき、「あれ。ハーさんと同じ名前だなあ」とは思ったんですが、まさかあのハーさんだったとは。
ロビーであったとき、びっくり仰天しました。

「ハ。ハーさん……?」
と近づくと、イスに座っていたハーさんも
「レイコさん……?」
と目を白黒。
ハーさんは日本語ペラペラなんです。

お久しぶりですお久しぶりですお元気でしたか?

ってお互いに20年ぶりぐらいの再会を喜び合いました。
この物件のついでに、もう一件素敵なアパートを見せてもらった後(狭すぎて高すぎた)、「また良い物件が出たら連絡します」って言ってくれたハーさんとギュウーっとハグしてお別れしました。
ハグの後、ハーさんは
「かわいいね。レイコさん、まだずっとかわいいね」って言って頭を撫でてくれました。

あーうれしかった。
思えば今年でニューヨークに来て22年目(マジでかっ)。
渡米したばかりの頃に出会った人たちで今もお友達だったり交流がある人って、意外に少ないんです。そんな中、偶然再会できたハーさんは、思い出してもニコニコしてしまうような暖かくて嬉しい優しい思い出の人でした。
人生って不思議。
こうして良い人とはいつかまた巡り会えるんですね。
できればハーさんからアパートを借りたいけど、どこかに良いアパートあるかなあ、ハーさん。

↓なんてことっ!続きだった私にも、今日は微笑みが( ̄∀ ̄*)。
人気ブログランキングへ

|

« なんてことっPart2 | トップページ | ブルックリンゲイパレード »

お友達」カテゴリの記事

コメント

All people deserve very good life time and loan or just secured loan will make it much better. Because people's freedom relies on money state.

投稿: JordanWATERS26 | 2012年1月31日 (火) 22時24分

ハーさんのお話しは、潤っと来てしまいました。凄い偶然ですね。


リンコさんが早く良いアパートが見つかりますよーに。

投稿: しらす | 2010年6月13日 (日) 23時22分

ステキですね。
私もニューヨークに住んでいます。
といっても最近、引っ越して来たばかりですが。
また遊びに来ますね。

投稿: tsubasuke | 2010年6月13日 (日) 08時42分

これから寝食するお部屋ですものね、
気に入った部屋がいいですよね~。

私も今のアパ、それなりに気に入って
いたのですが、不動産屋が嫌で
引越したくなりました・・・
良いお部屋が見つかりますように♪

私も去年・今年と「20年」で良い事が
重なっています。
20年近く好きだったバンドの初来日だったり、
20年位前に来日した人の再来日が10月にあったり、
20年振りに同窓会があったり☆☆

リンコさんと重なる事でビックリしました!

投稿: エドのママ | 2010年6月13日 (日) 06時52分

リンコさん素敵な再会、よかったですね。優しい気持ちになれるって、ささやかで最高の幸せ~!!

投稿: KIYO | 2010年6月13日 (日) 01時15分

やはり、『縁』ってあるんですねー。

本当につながりのある人とはそうして巡り合うものなんですね。 

きっとハーさんから素敵な部屋が見つかると思います。 

それがリンコさんの人徳、ですね。 


投稿: たかたか | 2010年6月12日 (土) 20時46分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« なんてことっPart2 | トップページ | ブルックリンゲイパレード »