« ソーホーチョビ散策 | トップページ | レストランウィーク飽食記録<One if By Land...> »

2010年8月13日 (金)

レストランウィーク飽食記録<ヨシさん>

最近ちょっと胃の調子が。
もちろん食べ過ぎです。
毎日毎日、レストランウィークだしビレッジだし、ってあれこれ理由を作っては、美味しいレストランで食べ歩きをしているもんですから、お財布の中は寒くなる一方だしお腹はこわし気味だし。
ああでもやめられません。
死んだら御飯食べられなくなるんだから、生きてるうちに美味しいもの食べなくちゃ。
地球が滅亡したらおやつもたべられなくなるんだから、滅びる前におやつも食べ尽くさなくちゃ。

ということで、行って参りましたヨシさんのレストラン『STUDIO』。

Img_4946
↑ええっと。何だったっけかな。うーん。忘れたけど、もう何がどうでも何でもいいぐらい美味しかった前菜一品目。

ホントに美味しいんです。
メニューは日によって変わるそうなんですが、どれをとっても間違い無しの美味しさなので、もう何が何でもどうでもいいです。とにかく美味しいいいいいいいいいいい。

Img_4951
↑先日コンちゃんと一緒に試食させていただいた、おトウフとトリュフの絶品ディッシュ。
これ、こちらのお店のシグネチャーメニューです。

絶対試さないと損です。手作りのトロトロとうふにリッチなトリュフソースが絶妙にからみあって、そりゃもうもうもう、極楽で観音様のディナーにおつきあいしているような美味しさです。

Img_4953
↑トロのお刺身と炙りトロ。

お刺身の素材の良さはもちろんのこと、炙りトロの美味しかったことといったらもう。
そして、プロの方からしたら当たり前のことなんでしょうけど、お料理の出される順番も素晴らしい。アッサリ→リッチ→さっぱり→こってり。コレ、お寿司でも白身魚と脂ののった種類のネタを交互に食べるのと同じことなんだと思うんですが(まさるちゃんに教えてもらった)、そういうバランスの良さを私のような素人にも気づかせてくれるんですね、上質のレストランって。

Img_4956
↑銀ダラです。

この銀ダラちゃん。ぱっと見た時、アメリカでよくいただくフュージョンジャパニーズのお味を想像したんです。どんな味かというと、奇妙な酸味の混ざったバターとオイルたっぷりのギトギトバジルソースに、ただ普通に白身魚を載っけただけ、って感じで、まずいわけではありませんけど、もう飽き飽きな味です。
それがもう、ホントにおくさん。
この銀ダラちゃんの素晴らしい裏切り。
一見リッチでヘビーに見えるこのグリーンソースが、ああ一体何を使ったのかしら料理オンチの私にはさっぱり全然わからないんですが、無茶苦茶美味しいのに全くヘビーでもグエエでもなく、なんともいえない複雑で見た目を裏切る和風の繊細なお味が絶品絶品ぜぜぜぜ絶品!チョビのようにお皿に残ったソースをべろべろとなめ回したかったです。

Img_4960
↑ダックちゃん。

いやー。いやいやいやいやいやいやいや。
このダックちゃん。
これまでの人生で食べたダックちゃんの中でも、確実に3本の指に入る美味しさ。柔らかさ。上品さ。添えてあるお野菜もマッシュドポテトも、この世で食べられるお食事とは思えない美味しさ。ソースに混ざっていた謎のプチプチも、素晴らしい食感を添えていて、ホントにこういうお味と食感を持ったお料理を創り出せる人って、一体何者?

Img_4965
↑そして最後のお料理。

お椀付きのひつまぶし。よく言われる冗談だと思うんですけど、どうしてもどうしてもどうううううううしても、このお料理を見ると頭の中では『ひまつぶし』って呼んでしまいます。
しかしひつまぶしも色んな所で頂きましたけどね。
こんっなにこんなにこんなにこんなにこんなにこんなにこんなにこんなにこんなにこんなにこんなに美味しいひまつぶしは生まれて初めて食べましたです。
添えられているお汁ものも、ちょっとピリっと刺激があって、いやいやいやいやいやいやいやいやいやいや。こんなに美味しくていいんですか?なんかの間違いじゃないんですか?ってホントに何度も聞きたくなるほど美味しかったです。

隣りのテーブルでずーっっっっっと仕事の話ばっかりしてたストックブローカー二人組の首根っこを掴んで
「こらっっ。こんなに美味しいお料理なのに、もっと気合い入れて食べんかいっっ!」
って言いたくなりました。
彼らはひつまぶしのかわりに押し寿司を注文していましたけど、ウェイター君が『カンパチ』を発音できず『カマンチ』って説明していたのはご愛嬌。
それを素早く聞きつけたヨシさんが、パーっと駆けつけて「これはカンパチです。くるんである笹は食べないでくださいね」って説明していたのはさすがです。
笹について「食べたらどうなるの?」ってアホ丸出しな質問をしていたストックブローカーよ。
そんなくだらないことを考えているヒマに、もっと一生懸命食べなさい。

さて。
いつもユーモアたっぷり、優しくて可愛らしくて、そして何でもできて知識豊富なヨシさん。
初めて会ったのはなんと18年前。
ヨシさんのご自宅で開かれたパーティーに招かれたのがご縁だったんですが、お友達のトロイとルームメイトだったヨシさんちは、暖炉があって空中庭園もあって、バスルームは森みたいで、ホントにホントに素敵でした。
空中庭園を見渡せる中二階にあったヨシさんの私室には、たくさんたくさんの本が書棚に載っていて、その中の一冊はヨシさんが初めて出版した小説本でした。
帯にヨシさんの写真が載っていて、それがまたほんっとに素敵だったです。
それを私に見せながら「若い時はかっこよかったでしょ」なんて言ったヨシさんが、すごく大人ですごく素敵で、思わず淡い恋心を抱いてしまったんですけど、周りの人全員に『無理だからやめとけ』って言われて諦めましたよ。ああ、あの頃私も若かった。ほろり。

昨日お食事中、ヨシさんが突如30分ばかり姿を消していたんですが、しばらくして髪の毛をふりみだしてエラい鼻息を荒くしてドドドと戻って来たヨシさん。

「いやー。今外でラジオの中継やってきた。はーはー」

ひー。
ラジオに出演してこられたんですねっ。
かっちょいいー。
コメントをいただいたように、ヨシさんは本当に色んな分野に造詣が深く、そしてものすっっごくユーモアたっぷりの方なので、きっとご出演番組はものすごく面白いものだと思います。
私も聴いてみたいなヨシさんのラジオ。

ということで、ヨシさんのレストラン。
NY在住の皆さん。
そしてNY旅行をご予定の皆さん。
是非是非是非。是非っっっお食事にいらしてください。

前回偶然立ち寄った時は、まだ誰にも知られていない穴場中の穴場って感じだったのに、昨日は満席満員御礼大繁盛大混雑大入り満員でした。
是非予約をして、お席は窓際の角テーブルを指定することをお薦めいたします。
女性だったらミニコース$45でお腹いっぱい。
男性は是非フルコース$85を。

ああ。昨日行ったばかりなのに、また行きたいな。
お腹へったー!!

Img_4966
↑デザート。チョコパフェ。左端のはキナコ味でした。

↓デザートも激ウマ。マジでこれで御飯終わりかと思ったら、涙がこぼれましたとも。
人気ブログランキングへ

|

« ソーホーチョビ散策 | トップページ | レストランウィーク飽食記録<One if By Land...> »

食い意地」カテゴリの記事

コメント

わー、レストラン、すばらしー!
きっと、超一流で、洗練されてて、でもお高くとまってたりしない、ヨシさんみたいなレストランなんだろうなー!

大阪のラジオ聞いていましたけど、ヨシさんがいつもどんなふうにNYからのレポートをされているのか知られて嬉しい!

あ、言い忘れてました。
今回、ヨシさんの話題がきっかけでコメントさせていただきましたけど、私もチョー犬好きでリンコさんのサイト&ご本はもうずーっと前から拝見していました♪

大阪の田舎娘ですけど、今回少しだけご縁を感じられて嬉しいです。

投稿: しましま | 2010年8月14日 (土) 08時37分

お・おいしそう。。食べたいぃぃぃぃっ。
昨日偶然紀伊国屋で週刊NY生活(8/7号)をもらって読んだところ載ってましたよ、このレストラン!和食だけどオープンキッチン(かな)でおしゃれな感じでお料理も絶品ならぜひ行ってみたいですね。
1階のベーカリーのテイクアウト用ローストチキンもお薦めみたいですね。(NYで一番って書いてありますよ)


投稿: リリー | 2010年8月13日 (金) 23時08分

ハイ、私もリンコさんと同じく、「ひつまぶし」をどうしても「ひまつぶし」といいたくなってしまいます(笑)ああ、豆腐にトリュフソースですか・・・考えられないコンビ!これだけは私も味わってみたいものです!

投稿: Maggie | 2010年8月13日 (金) 19時18分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ソーホーチョビ散策 | トップページ | レストランウィーク飽食記録<One if By Land...> »