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2010年12月15日 (水)

悲しい知らせ

今日も氷点下の寒さです。
頭のてっぺんからつま先まで凍り付きそうになりながら、小1時間チョビとお散歩して帰宅したところ、私を担当してくださっている編集さんの一人Mさんからメールが。

いつも面白いメールで私のツボにはまりまくり、毎回一度はぎゃははははっと下品な笑いが出てしまうMさんからのメール。
今日は何があったのかな?
とメールを読んで行くと、徳間書店で私が初めて雑誌の連載をさせていただいた時の雑誌編集長であり、その後文庫ではないソフトカバーの書籍を出版させていただいた時に、局長として私を励ましたり一緒に笑ったり、時にはダメ出しもしてくださった大恩人、堀口さんが突然亡くなられた、という知らせでした。
あまりの衝撃に何をどうしたらいいのかわからないながら、必死でお返事を書いたんですが、ただただうろたえるばかりです。

ついさっきチョビと散歩をしながら、今日はチョビちょっと歩くスピードが遅いなあ。でも、こうやってゆるやかに年を取って、ゆるやかに人生(犬生?)を歩いて行くんだなあ。
生き物って、すごいな。
多分順番からいうと、チョビが先に私を置いて行ってしまうんだろうけど、その時私はどうするんだろうってばっかり考えていたけれど、チョビはどうなのかな。
チョビもだんだんと自分の歩みがのろくなって、だんだんと残された時間が少なくなっていくのを感じたりするのかな。
それでも動物は全てをありのままに受け入れてるんだな。
私もこんな風にゆるやかに年を取って、色んな事を穏やかな気持ちで受け入れて生きて行きたいなあ。

なんてことを、つらつらと考えながら歩いていたんです。
そうしたら、帰宅して堀口さんの訃報にふれ、今は最初の衝撃からは立ち直りましたが、最後に堀口さんがご家族でNYを訪ねていらした時に、滞在されていたホテルのロビーでお目にかかった時の事を思い出し、ハラハラと涙がこぼれました。
最近は、色々と健康的に問題がおありだったのか、入退院を繰り返されていたと訊いていましたが、堀口さんは晩年どんな風に考えていらしたのかしら。
こんなに突然亡くなられるなんて、私たちはもとより、ご家族もご本人も思ってもみなかったのではないかと本当に胸が痛みます。

私の書籍のあとがきを読んで、堀口さんが「うまいなあー」って言ってくださったと、後にMさんから聞き、『堀口さんは滅多にそんな風に褒めないんですよ』と教えていただいて、本当に本当に嬉しかったことを思い出します。

まさしく古き良き時代の編集者としての人生を生きられた堀口さん。
私がビートルズの大ファンだというと、すごく喜んでくださって、たくさんたくさんCDをプレゼントしてくださいました。そしてお歌もとってもお上手で、リクエストするとすっごく渋いお声でエリック・クラプトンを唄ってくださいました。

どうか安らかに、と今はただただお祈りするしかありません。
できればもう一度お会いして、お礼を言いたかったです。
でも、私は小心者なので、できれば枕元に出るのは勘弁してくださいね。

なんて不謹慎なことを言っても、堀口さんなら笑って許してくれそうです。

ありがとうございました。
本当に、ありがとうございました。

Keanu_reeves
↑今日のキアヌ。二度目の写真ですけど、私が一番大スキなキアヌの写真を、堀口さんに捧げます。


↓勝手に捧げられたキアヌの立場は一体。
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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

もう読みました いいですね

投稿: MEG同人誌 画像 | 2010年12月16日 (木) 20時25分

リンコさん
悲しいですね(泣)
でも、きっと明るく楽しく元気で面白いリンコさんをお好きだったのでしょうね
リンコさん
明るく元気に頑張ってくださいね

投稿: cabo | 2010年12月16日 (木) 19時17分

身近な方の突然の訃報、この世を去る日は、本人もおどろく程、突然と訪れるのでしょうね… 私は歳のわりにはそういう経験は少ない方だと思います。 だから、いざのその時が、怖くて恐ろしくてしょうがありません…家族が、友達がと思うと… 残された私達はしっかり生きて、しっかり歳をとって、しっかり皺を作って、しっかり笑う事だと思います。 ご冥福をお祈り致します。

投稿: えみえみ | 2010年12月16日 (木) 10時44分

親しい方の訃報は、何度経験しても慣れることはないですよね。。
リンコさん、あまりお気を落とさないでくださいね。

堀口さんのご冥福をお祈りします。
どうぞ安らかに。

投稿: meg | 2010年12月16日 (木) 07時10分

人を思う気持ち。いろいろな感情が押し寄せ、なかなか言葉では言い表せないもんですよね。

投稿: KIYO | 2010年12月16日 (木) 04時30分

Mでございます。私とリンコさんを引き合わせてくださったのは、堀口さんでした。

リンコさんの文庫本を「おもしろいんだよ、ホントに!」と教えてくれたのも堀口さんです。

こちらのブログもよく拝見していたようです。
野球好きなので、M井さんとリンコさんのお写真を見て大興奮していました。

今頃、「おれをネタにしてるの?」と喜んでると思います。

投稿: M | 2010年12月16日 (木) 03時06分

身近な人の死って、人生について色々と考えさせてくれるものですね…最近私にもリンコさんと同じような経験がありました。ともあれ、生きている者は、一生懸命生きなくちゃ、と心しています。

投稿: Maggie | 2010年12月15日 (水) 21時59分

人を見送っていくのが順番とは言え、切ないものがありますよね。 

最近私もよく考えるようになりました。 

それなら日々大切に過ごすか、と言えばそうでも無いんですが、見送り、見送られる流れの中に居るんですよね。 


どこへ流れて行くんだろう、そう思う最近です。 


投稿: たかたか | 2010年12月15日 (水) 19時05分

自分に影響を与えてくれた人物が突然居なくなる事は寂しい事です。でも、与えてくれた事は自分の中に残りますもんね。

こういうエピソードを聞くと人と人が繋がりって、良いなーって思いました。


投稿: しらす | 2010年12月15日 (水) 17時20分

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