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2011年1月11日 (火)

今日の人々

みなさーん!
チョビのことで、またまたまたまた大変ご心配をおかけしました。
そして、たくさんの「よかったね!」のコメント、本当にありがとうございました!
もうほんとに年寄り犬になり、毎日好みが変わったり元気だったりイマイチだったりゴキゲンかと思ったら不機嫌になったり、くるくる変わるチョビの状態に、私もオロオロしっぱなしですが、ひとまずは今回の検査が全体的に健康優良犬だったことがわかり、かなり気が楽になりました。
実は昨日からウ●チをしてくれないんですが、『腸捻転だったらどうしよう』とか『腸閉塞だったら困る』とか、そういう心配をしなくてすむだけでもかなり気が楽です。

さて。
チョビの今日のご機嫌は、なんとなくイマイチ。
多分チョキされたおシッポのおデキがズキズキしてヤーな気分なんじゃないかと思います。
そのせいかお散歩も、なんとなく嫌々、って感じのチョビです。

ノロクサ歩きのチョビ散歩も終盤にさしかかり、あと2ブロックで自宅につく交差点で、二人の女性に出会いました。
ブロンド赤メガネのアメリカ人おばさんと、黒髪クロメガネのコリアンおばさん二人組です。
同い年ぽく見えるお二人は、とっても仲良しらしく、二人でトコトコと横断歩道をわたってきながら
「オオオオオオオオオオオマイガーーー。なんて可愛らしい犬ちゃん!」
と二人揃ってチョビにまっすぐ両手をさしだしながら、かがんで突進してきました。

「カワイイ!カワイイわ!名前は?」

チョビです。

「オオオオオオオオオオオオオなんてカワイイお名前!チョビーチョビー」

アメリカ人のおばさんはモリーさんというお名前だとすぐわかりました。だって、コリアンのおばさんがしきりに『モリーモリーモリーってば!』と名前を連呼するんです。

「モリー!ほら。カワイイわよこの子!」

「わかってるわよ。カワイイって私がさっきから言ってるじゃないの」

「ああそうねモリー。あらっ。でもおシッポどうしたの?ほらモリー見てごらんなさい、おシッポに包帯が巻かれてるわよ、この子」

ええあの、その包帯はですね……

「あらまっ本当だわっ。どうしたのかしらっっ?」

いえですから、今ご説明しようとしてるんですけどね……

「まっ見てこの包帯!ホネの模様かしらっ。まあカワイイことっっっっっおっっほほほほほ!」

はあ。まあ、その。それでですね、その包帯はと言いますと……

「カワイイわカワイイわ。何歳かしらこの子」

あ。えとチョビはですねじゅうろく……

「きっとお年寄りねえ。ほら、後ろ足がちょっと痛そうよモリー」

ええまあその、はい、お年寄りなんですよ。それでですね……

「まああああ。なんてエラいの!そんなお年寄りに見えないわー」

いやあのモリーさん。そんなお年寄りって、私まだチョビが何歳か言ってな……

「エラいわあなた!よくお世話してるのねえ。だからこんなにお年寄りでもこんなにカワイイのねえ。ねえモリー。そう思わない?」

あ。その。は……あ、ありがとうございます……

「ほんとだわー。この子。あなたの所に来てラッキーだったわねえ。あなたエラいわ!」

あ。ありがとうございます……ほんとにもうあの……

「あらっっモリー!!モリー!!!モリーっっっっっっ!!!」

「それにしても本当にいい子だわ。大人しくて愛嬌があって。顔も本当に美人ねえ。あらっそういえばこの子、女の子?」

ええはい女の子です。……ていうか、モリーさん。お友達が話しかけてらっしゃいますけど……。

「そうお。そうよねえ。お顔が優しいもの。女の子よねえ。カワイイわあ。いい子いい子。ホントにいい子」

「モリー!!!モリーーーーーー!!モリイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!!」

「アゴの下にもちょっとおデキがあるのね。でもお年寄りになったらワンちゃんはねえ。でも元気で良い子だわ」

「モリー!モリーモリーモリーモリーモリーーーーーーーー!!!」

あの。あのあのあの……。

「モリー!!!私のコートがこんなことになってるって、どうして言ってくれなかったのっ!?」

きいいいっとなってるコリアンのおばさま。
コートを見ると、ありゃまー、右身頃とお袖の内側にトリのウ●チがベッタリ……。長くて暖かそうな美しいムートンコートなのに、これはかなりな悲劇。。。
私も「あらまー」と思わず言ってしまったぐらい、かなりなベタベタになっていたおばさまのコート。ていうか、ここまでヒドい事になったのに、どうして気がつかなかったのか……。
それに、ここまで自分の名前を連呼されているのに全く気がつかない風のモリーさん。一体どうなってるんだ。

その後、百万回ぐらい名前を連呼され、やっとチョビから目線をコリアンおばさまに目を移したモリーさん。
おばさまのコートの惨状を見て一言。

「だって。あなたの袖の内側なんて、私には見えないじゃない」




いや。

そりゃそうだ。

モリーさんは正しいぞ。

どうするコリアンおばさん。

「…………………………」

絶句したコリアンおばさん。
クル、と私に向き直って

「ウェットタオルを持っていてよかった」


ああ。はい。

ホントに。

ええ。よかったです。

はい。

はい。

その後、まだチョビと別れがたい風のモリーさんとコリアンおばさんは、コートの悲劇に関してはまるで無かった事であるかのように、チョビに名残惜しそうに手を振りながら、二人仲良く寄り添って去っていきました。

「長生きしてねー」

ってチョビに手を振りながら。

ありがとうモリーさんとおばさん。
おばさんたちも、ずっと仲良くね。

その後、家までの道をチョビとのろくさ歩きながら、私とコンちゃんも本格的なおばさんになったら、あんな風になるのかなあ、とちょっと楽しみなようなコワいような気持ちになりました。

そうだそれに、もしそうなったとして、どっちがモリーさんでどっちがコリアンおばさんなのかな?

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↑今日のキアヌ。バランス感覚は良いのか?

↓モリーさんとおばさま、どっちになりたい?
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コメント

この場合、賑やかでわぁわぁ喋ってるけど結構冷静なのがリンコさんで、冷静だけどちょっと抜けてるおば様がコンちゃん?
でもどちらもキュートなんでどっちでもいいかも。こういうコンビはかわいくっていいなぁ。
間に挟まれたチョビちゃんや傍からみたら「(ちょっと)いやいや・・・もう分かりましたから。」と思うかも、だけど。

投稿: KIYO | 2011年1月12日 (水) 02時21分

やっぱり嬉しいものですよね、家族である動物が誉められると…!大丈夫、道行く人々からもこんなに可愛がってもらって(トリの落とし物も気にしないくらい?)、チョビはまだまだニューヨークを、マンハッタンを闊歩しますよ!むしろ、リンコさんの方が頑張って下さいかな?笑

投稿: Maggie | 2011年1月11日 (火) 21時32分

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