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2011年7月14日 (木)

チョビコースター1

ここ数日、ブログの更新ができなくて本当にすみませんでした。
そして、ご心配・応援のコメントをたくさんいただいて、本当に本当にありがとうございます。
実は、更新できないでいる間、もの凄いジェットコースター状態でした。
チョビコースターです。

先日書いた『安楽死ドクター』。
悪い人ではないんです。
というか、病院自体はとっても良い病院だと思います。
でも……。

遡ること今週の月曜日。
土曜日の続きで、レーザー鍼治療と関節注射、そして胃潰瘍があるかどうかの超音波検査のためにいつもの安楽死ドクターの病院に行きました。
無茶苦茶イヤがって足をつっぱらかせるチョビ(こういう時だけ異様に元気)をガーっと抱っこして連れて行ってくれたのは、本日のチョビ担当でチョビソウルメイト・ポール。
抱っこのまま、鍼治療セラピストに毛深い荷物のように手渡され、諦め切った剥製のようになったチョビを残し、サクっと朝食を食べに行きました。
ソウルメイトポールは、このところのチョビの弱った様子に本人も弱り切っていて、無茶苦茶暗くて無茶苦茶無口。

一方開き直った感の私は、胃潰瘍だったらどうしよう、可哀相だな、痛み止めは何をあげればいいのかちゃんと訊かないと。胃潰瘍が無ければ、もうちょっとちゃんとゴハンを食べて下痢が治ったらリハビリを始めないとなー。
なんてあれこれ考えを巡らせつつもフレンチトーストを完食し、元気よく病院にチョビをお迎えに戻りました。

待合室に入るとすぐに安楽死ドクターが出て来て「じゃあこちらに入ってください」と診察室に呼ばれました。

ドキ。


いつもは待合室で診察結果を伝えてくれるのに、なんで中に呼ばれるんだろう?

いやな予感が。。。。

実は前々から思っていたんです。
何か悪い知らせがある時は診察室に呼ばれて結果を聞かされるんだろうなあ。いやだなあ。って。

診察室を覗き込んでも、チョビの姿は無し。
う。イヤな感じ……。

診察台を挟んで私とポールに向き合った安楽死ドクター。

「超音波検査の結果、チョビの内臓に大きな塊があることがわかりました。胃と肝臓です。つまり、チョビは胃と肝臓に癌があるんです」




……え?


OKと返事するポールの隣りで、一瞬にして頭が真っ白に。

ガーンとかそういうシャレなんて絶対思いつきません。

癌?
「ホントに?」
と訊き返す私に、
「イエス」
と安楽死ドクター。

え。
え。
え。
癌って癌って……。

「ヒドい下痢などの症状も恐らく癌が原因だと思われます。すでに2lbも体重が減っていますが、これからどんどん痩せて弱っていきます」

「OK」とポール。

もう全然OKじゃありません。
なんか、何を言われているのかさっぱり全然わからない状態になり、頭は真っ白を通り越して無の世界。

あとどれぐらい生きられるのか。
どうしてあげれば良いのか。
何を食べさせれば良いのか。
関節炎どころじゃないのか。

頭の中に質問がわき上がってはきましたけれど、何も訊けない状態です。

「チョビは高齢だしかなり弱っていますので、手術は無理です。今決心する必要はありませんけれど、いずれ安楽死を決めなければいけなくなりますよ」

ま、また安楽死……。

口を開いたら泣きそうだったので、私の口はチャック状態です。
人前で自分のために泣くのが死ぬ程イヤなんです。

でも
でも
でも
どうしようどうしようどうしようどうしようどうしよう……

色々考えているうちに、安楽死ドクターは「では、そういうことで、今日もレーザー鍼治療をしますか?関節炎のお注射はしておきましたよ。ただ、背骨のレントゲンはやめにしておきました。今それをする意味はありませんので」と言いながら診察室を出て行きました。

ハー。
と深呼吸をした途端、涙がドバーと。
先に待合室に行こうとしていたポールがあわてて戻って来て、手を握って
「大丈夫?大丈夫?先に家に帰ってるかい?僕がチョビを連れて帰るよ」
と言ってくれたんですが、ここはとことん女の意地です。
絶対大丈夫。
涙も鼻水も何もかもグっと呑み込んで、歯を食いしばって待合室に戻りました。

ほどなくレーザー鍼治療を終えてチョビが出てきました。
セラピストのおじさんに抱きかかえられ、またもや毛深い荷物状態です。心細そうな顔を見ると、また涙が出そうになります。

ああ。
可愛いチョビ。
こんなにこんなにこんなに可愛いのに、どうしてどうしてどうして、何時の間にそんなシャレたガンなんかが私のカワイイチョビに巣くってしまったのか……。

床におろされたチョビは、大慌てで逃げ出そうとホッケの開きみたいになりながら、必死で出口に向かいます。
慌ててホッケの開きを抱き上げ、ポールが先に病院から出ました。

残された私は、気が遠くなるほどお高い治療費を支払いながら安楽死ドクターに質問しました。

「あと、どれぐらい生きられるんでしょうか?」

「それはわかりません。言ってあげられればいいんだけど……。とにかく、今後考えなければいけないのは、チョビのクオリティーオブライフですよ。今すぐ決めなくても良いけれど、いずれ大きな決心をしなければ」

また出た安楽死。
わかってます。
わかってますけど……

<長くなったので『チョビふうみ』に続く>




↓ソウルメイトもフンフンもコンちゃんもリン母も、皆絶句。
twitter/reikotakeuchi
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コメント

リンコさーんcrying
涙が止まりませんshock

我が家の愛猫の闘病生活を思い出しました・・

でもチョビはきっと大丈夫ですdog

だって皆のアイドルだものbleah

投稿: モン | 2011年7月16日 (土) 07時45分

命ある生き物は、最後まで生きることしか考えません。 

どんなに辛くても、命の消えるその一瞬まで命を全うします。 

それを忘れないでください。 

そして、やはり一応セカンドオピニオンを。 


投稿: たかたか | 2011年7月15日 (金) 09時13分

涙が出てきました。
リンコさん、辛いですね。
何か、声をかけたいけど、これ以上思い浮かばなくてごめんなさい。
チョビちゃんとリンコさんを遠くで応援してますよ。

投稿: rominosuke | 2011年7月15日 (金) 02時29分

ブログ書くのも辛いと思います…私も悲しいです。
獣医さんは立場上安楽死をすぐ勧めるんだろうけど、どうするか決めるのは人間側です。
周りの意見は様々でしょうが一番チョビを知ってるのはリンコさんだから、決めた道に間違いはないはずです。
チョビもリンコさんのことよーく知ってるから、わかってくれてると思います。

投稿: ともこ | 2011年7月15日 (金) 00時08分

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