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2011年10月

2011年10月28日 (金)

9月25日

Chobi2                  4年前のチョビ。


夜散歩後、チョビの様子がおかしくなった翌日は、お天気のよい日曜日でした。

朝からワンワン吠えまくって私をおこしてくれたので(もちろんゴハン要求)、ああよかった、大丈夫そうだわ。
と安心して、早速山盛りのチキンをクッキング。
「もうちょっと落ち着いて食べたら……?」と声をかけながら、ガツガツバクバクムシャーと一気食いするチョビをじいいいいーっと間近に見て楽しみました(チョビ大迷惑)。

食後、大好きなフリーズドライチキンオヤツもまんまとせしめ、大満足でトイレパッドにジャーとおシ○コしたチョビ。
後ろ足の痛みが酷いせいかあまり深くしゃがまずに高い位置からジャーとやるので、結構盛大にジャージャジャジャジャジャーと音が聞こえます。
わざわざ見に行くまではしませんが、隣りの部屋までジョンジョロジョロジョーっと音がしてくるし、それがまた結構長時間なので「わー。チョビちゃんすごいねー。大量だねー。景気がいいねー」と、ネットしながらやテレビを見ながら声をかけるのが日課でした。

朝のジャーが終わると、ゴキゲンでベッドに戻り、食後のお昼寝(というか、まだ午前中だから二度寝?)に入り、そのまま午後3時か3時半まで爆睡です。
次に目覚めるのは、オヤツの時間。
オヤツですけど、やっぱりチキンです。
ただこの日は4種類目の強いキモセラピー後でしたので、お腹を壊さないようにお昼ゴハンは缶詰にしました。

お皿を出すと『わーい!』という感じで駆け寄ってきたチョビ。
中に入っているのが缶詰と知るや否や、『……コレ、何?』と、もうものすごっくチョーウルトラ責める目つきでわたしをじいいいいいいいいいいいいいいいっと凝視です。

「たーべなさーいいい。チョビちゃんがお腹壊さないようにって先生にいわれたんだからね。チョビちゃん、ポンポン壊したら困るでしょっ。ゲ○するとすぐ後ろ足ヨレヨレになるじゃん。だからお昼はこれでガマンして。ね。」
と説得しても、クンクンと匂いを嗅いで『フン』と小馬鹿にし、そのままスーとキッチンに入って行きました。

「チョービー。一人でそんなとこ行っても何もないよ。自分でチキン料理するの?無理でしょ?ガマンして缶詰食べなさいってば。メキシコの野良犬ちゃんなんて、ゴミ箱あさって食べてたよっ。チョビちゃん、そんなワガママいったらメキシコのワンちゃんに悪いでしょっ」

子供の頃、リン母にいわれた『貧しい国の子供達の事を考えなさいっ。食べ物が無くて困ってるのよっ贅沢いわずにちゃんと全部食べなさいっっ!』と全く同じ事をいってます。

なだめてもすかしても、缶詰は一生食べない覚悟のチョビに、私のほうが根負けしました。
そりゃそうだわねえ
老い先短いのに、好きな物好きなだけ食べたいよねえ。
なんて声をかけながら冷蔵庫をバフンと開くと、ベッドでフテ寝しはじめていたチョビがガサーっと起き上がり、最近外では滅多に見られない素早い動きでキッチンに入ってきました。
そして、チキンを煮込み始めた私の足の間にくちばしをズッボーと突っ込んできました。
これは、チョビの「チョーうれしい!」の表現です。
ドッグウォーカーのロバやオスカーも
「チョビって嬉しい時、足の間にズッボーって顔突っ込んでくるよねえ。なんでだろうね。他の犬がこんなことするの、見た事ないよ」
と口を揃えて言ってました。
このチョビの仕草がもう可愛くて可愛くて可愛くて。
これをされるとポールもメロメロ。
そして、大いばりで「ほら!見てみて!これ!」と、背後からくちばしをつっこまれている状態を、自慢げに私に見せびらかしていました。
ポールは背も高いし足も長いので、チョビも顔がつっこみやすいのか、結構コレを頻繁にしてもらっては大喜びしていたものでした。

そんなチョビ。この日もチキンをクックしている間中、キッチンをウロウロし、私の足の間に顔を突っ込んだり、私の足とキッチンカウンターの狭い空間に大きな体を押し込んできて、ホヘーホヘーハーハーとヘンな声を出して喜びを表現したり。
そりゃまあ缶詰よりはチキンのほうが美味しいんだろうなと想像はつくけど、それにしても何の味付けもしてない素チキン煮込み。そこまで喜んでもらえると嬉しいといえば嬉しいけど、なんか普段ロクなものを与えていないと思われそうな、そんな気も……。

こうして、一日3食大好きなチキンをたっぷりもらい、オヤツも、私が仕事中だろうが居眠り中だろうがトイレ中だろうが、お構いなしに『くれ!』と請求し、「はいはい。どーぞ召し上がれ」とあれこれもらいまくり、大満足で穏やかな週末だったんです。
夕方頃、ビリビリビリーっとゲ○になり、「うわー。ついに来た!やっぱり副作用が来た!」と少し騒ぎましたけど、この日はこれ一度だけ。
チョビの様子を見にきたフンフンも「この分なら平気そうだね」と安心して帰って行きました。
そして、日中何度も電話してきたポールも、夜の電話でゲ○を報告すると「ゲ○も一度だけなら、きっと大丈夫だね。チョビは強い犬だ」ととても安心していました。

そしてこの夜、チョビベッドでグースカ鼻からちょうちんのチョビの前に座りこみ、お腹をなぜなぜしながら
早くゲ○が治るといいね。
これ以上ゲ○しませんように。早く良くなりますように。
来週はキモセラピーもおやすみだし、少しはチョビちゃん気分が良くなるかねえ。
そしたらちょっと公園まで一緒にゆっくり歩こうね。
大好きなペットショップに行って、おねえさんたちにオヤツいっぱいもらおうね。
楽しみだねえ。
早くキモセラピー終わるといいねえ。
キモセラピー終わる頃は春だから、のんびりお散歩して公園でピクニックしようね。
ああ楽しみだね楽しみだね。
って、爆睡しているチョビにずっとずっと話しかけていました。


↓チョビ〜〜……。
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10月27日

Chobionemonth_3

今日はチョビの月命日です。
もう一ヶ月経ったなんて。
あっという間だったような、はるかはるか昔のことのような、不思議な感じです。
チョビが突然いなくなっちゃった日は、ものすごく暖かくて御天気が良くて真っ青な空がとってもキレイで、チョビがいなくなったことが全然信じられず、ずーっと雲の上を歩いているような感じだったことを思い出します。

今日は、お仏壇をお花でいっぱいにして、お線香もじゃかすか炊いてみました。
きっとチョビは『煙たいっ』とチョー迷惑がってるだろうなあ、なんて思ってしんみりしました。

PCの調子が悪くてあれこれ触っていたら、チョビの数年前からの写真がざくざく出てきて、懐かしんだり恋しくなったり寂しくなったり。

一ヶ月前と比べて何が変わったかな。
と考えてみたんですが、朝起きて目を開けた瞬間から泣くことがなくなったことぐらいで、道を歩いて居て突然うううううと涙が出てきたり、テレビやマンガをみてぎゃははと笑った次の瞬間にシクシクシクと泣いたりするところは、全然相変わらずです。

ああ。
寂しいなあ。
チョビに会いたいです。

5日ぐらい前にポールがチョビの夢を見たそうで、楽しく元気良く一緒に長い長いお散歩をする夢だったそうです。
ポールは「チョビが『元気に楽しくしてるよ』って知らせにきてくれた気がする』って言ってました。ポールって普段そういうこと絶対いわない(というか信じない)タイプなので、びっくりしました。
そして、『なんでポールに会いに行って、私の所にはきてくれないんだ……』と嫉妬心がメラメラ。

そして2日前、今度はフンフンが
「チョビの夢見たよ。すっげえ鮮明な夢で、チョビが突然部屋の中に出てきてダーッと走って飛びついてきたから、お尻の所を抱えたら『キューン』ってないたから、『あっごめんな。痛いんだったよな』っていったら『ううん。もう平気』って言ってた。『お前、あっちで楽しくやってるか?』ってきいたら『うん。楽しくしてるから心配しないで』って言って、それで飛び降りてさーっといっちゃったんだよ。挨拶にきたんだなあ」……。
って。

チョビ〜〜〜。
私の所にもきてよう〜〜〜……。

と、電話で泣き言をいったら、ポールに
「うーん。生前もチョビはキミに近づくと、上からのしかかられたりギューされたりチューされたり、かぶり物かぶらされたり靴はかされたりするからすごく用心してたからねえ。今も用心して遠くから見はってるんじゃないかな?」
といわれました。
そういえば、最近でチョビの気配を感じた時というと、お茶を煎れた直後、部屋の中にプ〜〜〜ンと香ばしい香りが漂い、思わず『ウッやられた!』とチョビの家ウ○チを思わず想像した時ぐらいなもので……。

そ、そんな……。チョビ……。

Dsc05106
↑3年ぐらい前の写真。やっぱり若い?


↓しくしく。
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2011年10月25日 (火)

ちょっとだけ、と思ったら長くなった話

ニューヨークはすっかり秋模様。というか、ほとんど秋を素通りして、初冬の気配すらしてきました。
日が落ちると、薄手のダウンを着て、マフラーなんて巻いてちょうど良い加減の気温になってきました。
すると、ああチョビの好きな寒い季節になってきたなあ。
これで一安心だなあ。
なんて、ついつい思ってしまいます。

アパートの部屋から廊下に出ると、廊下にも暖房が入り、ほわーんと暖かい空気が頬に当たり、あああ冬だなあ冬の匂いだなあ、チョビに丁度良い季節だなあ。
と、これまたついつい。
16年と8ヶ月と10日間、二人きりで暮らしてきて、そして特にこの6ヶ月間ほどは、常に常にオールウェイズ100%完全に、チョビ中心の生活だったので、チョビのことを最優先に考える癖は、そうそう抜けません。
ていうか、一生ぬけないかも。

それでですね。
実はこうしてチョビチョビチョビチョビチョビチョビチョビチョビ考え続けて書き続けていると、好意的なコメントや励ましのメッセージを寄せてくださる皆さんとは別に、『悲しいのはお前だけじゃなーい』とか『いい加減うんざり』とか感じてる方々も、きっときっとたくさんいらっしゃるんだろうなあ。とは思っていました。
自分が書くのが辛い、っていう気持ちもありましたが、そういう方々がきっといらっしゃるだろうな、という気持ちもあり、どうしようかな、書いてもいいのかな。ってちょっと迷ってもいました。

でも。
そう。
実は、『チョビふうみ』のほうはアメブロのオフィシャルブログということで、24時間態勢でアメブロさんが管理してくださっているので、あまりよろしくないと会社が判断したコメントの類いは、管理側で全て削除されてしまい、私自身の目にもふれることがないんです。
でも、こちら元祖ふにゃニューは、完全に個人ブログであり、コメントの削除等の作業も基本的に私が全て行うことになっています。
今まで、コメントの削除という行為はあまりしないように心がけてきました。
というのは、どんなコメントでも、それは書き込んだその人の個人的な感情であり意見であり、それを他人の私が削除したり変更したりということをするのは、あまり気が進まないという気持ちもありましたし、また私自身が誰かの意見を人目に触れないように先に削除してしまうという行為がちょっと卑怯なような気がしていたというのも理由の一つでした。
もちろん、あまりにもわけのわからないコメントや明らかにスパム風のコメント、エッチぽいやつなんかは「ぎえー」となって即削除していましたけどね。

そして、一昨日。でしたっけ。
「チョビネタひつこい!」とコメントをいただきました。
ちなみに「ひつこい」というのは「しつこい」が音変化した話言葉ですから、文語体としては「しつこい」が正しいんですがね。
コレを読んで後、とっても心優しいコメントをいくつかいただき、私の心も慰められ、またもやほろりときてしまい(最近もの凄く涙もろい)ましたが、反面チョビと似ている私は『ひつこい』コメントを見て、瞬間的に「何じゃいそら!」と、まあ正直に言って、非常に不愉快になりました。
チョビネタ、ってそういう言い方もとってもいやです。
それから、見知らぬ人に正面きって「あんた」とか「女」呼ばわりされるのも、大変不愉快です。
で、そう考えてはたと気づいたんですけどね。
私ときたら、通りかかりの見知らぬホットドッグ屋のジェントルマンを「おっさん」呼ばわりしたり、親切にタダで手紙を書いてくれたご老人を「エロじじい」呼ばわりしたり、別に何の危害も加えない立派な整形外科医を「アナコンダ」呼ばわりして「キモい」を連発したり、一緒にバドミントンしてくれたインド人の青年を「カレー」呼ばわりしたり、そりゃもう失礼もここに極まれり。だったなあ。と。かなり反省しました。
そしてまた考えました。
そうはいってもわたしゃホットドッグ屋のジェントルマンに正面切って指差して「おっさん!」とは言ってないし、エロじじいには首筋にチューされてもにこやかに接して、いつも敬意を表した態度でいたし(表面的に)、アナコンダにも常に笑顔を絶やさず、キモいと感じていることなど毛ほども感じさせぬ態度でいるし、インド人青年には「ナイスプレー」って笑顔で握手して「カレー」のカの字もいわなかったし。
ということで、ちょっとだけ私のほうがマシなんじゃ?(表面的に)
って思ったわけです。(つまりあまり反省していない)

で。何が言いたかったかと言いますと、そうやってオフィシャルにコメントを削除されるという装置の無いこちらのふにゃニューの記事は、私がある程度大人の判断(?できるのか私に?)で発言範囲は一定の配慮を持って設定はしていますが、できるだけ自由に楽しくフレンドリーな雰囲気で、私の日常的な事を気ままに綴り、それを読みにきてくださる皆さんが『楽しい』と感じてくださるならとっても嬉しい、という基本姿勢で書き連ねたいと思っています。
チョビのお話は、それは書いている私も幸せな気持ち100%ではありません。
とても悲しくて寂しくて切ない思いで一杯です。
でも、それでもチョビのことを書くという事は、私にとっては暖かくしみじみとした気持ちにもさせてもらえる作業であり、泣きながらチョビのことを書き、また一つ忘れていた思い出を取り戻し、新しい笑顔が生まれたり涙を流したり、そんなことを繰り返しながら心を癒してもらっています。
そして同じ経験をされた皆さんからの思い出を読ませて頂くことも、またこれから同じ経験をするかもしれない皆さんの、今一緒に暮らしているワンコちゃんやニャンコちゃん、もしかしてチュー(ネズミ)とかシャー(ヘビ)とかノソー(カメ)とかブヒ(ブタ)とかブヒヒン(ウマ)とか、色々色々な動物達への愛や切ない思いをきかせていただくことも、私はもちろんのこと、そういう思いをわけてくださる皆さんとそれを共有できるここに集まってくださる皆さんとの、一つの思い出でありある種の友情にもなると、私はおもっています。
ですから、『もうチョビのことは聞き飽きた』と思われる皆さんには、『読みにこない』という権利があるということをわかって頂きたいです。

哀しみという感情は、私にとってとてもとても人と分かち合いにくい感情です。
人前で泣く事がとても苦手で、何かしら笑いにつなげないと気がすまない性分なので、自分の哀しみを人にわかってもらおうという気合いが足りないのかもしれません。
私がチョビを通して得た様々な体験や気持ちを、ここでこうして皆さんに読んで頂くことは、私にとって『自分のきわめて個人的な感情を人に伝える』という、ある種初めての体験です。そしてそれは、大変個人的な事情であり感情であり学びの場でもあります。

何の勉強をした訳でもない私が、たまたま本を出させて頂くことになり、たまたまこうした公の場で、不特定多数の方々に私の文章を読んで頂くという場を頂いたわけですから、それなりの発言への責任や義務があるということは承知しています。
ですが、ここのブログでは、少し自由に自分勝手に、そしてあるときは楽しく、あるときは悲しい気持ちを、私が一方的にぶつけるだけではなく、色んな皆さんがコメント欄で「私もそうでしたよ」とか「これからどうなるかな?」とか「思い出しました!」とか、そういう言葉を自由に、そしてできればお互いに優しい気持ちで分け合える場であれば、と願っています。

ああ。また長々と書いてしまい、結局何が言いたかったのかだんだん不明瞭になってきました。
つまり言いたかったのは
まだまだチョビのこと書くぞ。
ということと、
できればあんまりヒドいコメントは書かないでね。
ということでした。
きちんとしたご意見や感想は、ちゃんと受け止めます。
でも、見て不愉快になるような悪口ぽいのは勘弁。
そういうことです。
だって、チョビは私の大切な大切なパートナー。
そりゃ書くよ。
私のブログなんだし、チョビが出てこないわけないじゃん。

↓うう。チョビ恋しや……。
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2011年10月22日 (土)

9月24日<2>

チョビと最後に二人でお散歩したのは、9月24日の夜でした。
この日は日中、チョビがちょっと気分が良さそう(というか、食欲は常に爆発だったし、普段からそんなに病気ぽくはなかったですけどね)だったので、試しにお花のついたハーネスを見せてみるると、珍しくどっこいしょと起き上がって近づいてきたんです。
このころ、足が痛いのか全体的にだるいっていうのもあったのか、お散歩が億劫そうで、あまり外に出かけなくなっていたチョビ。

「あっ。チョビお散歩行く?行くの?行こう行こう!」

久々にやる気を見せてもらって、超ハッピーでした。
いそいそとチョビにハーネスを装着し、チョビ専用クローゼットからリードを取って戻ってくると。。。

寝てるし、チョビ。

「チョービー。行こうよう。お散歩行こうよう。さっき行くって言ったじゃーん」

必死で誘ってみたんですが、見て見ぬ振りでそっぽを向いたチョビは、しつこい私に嫌気がさしたのか、しまいにゃドテーと横倒しになって寝たふりまでしはじめました。

さっき行くって言ったくせに……。

寝たフリを決め込んだまま、マジ寝しはじめたチョビ。
しかたなくお昼間のお散歩は諦め、掃除や洗濯をしてからちょこっと外出し、チョビのお夕飯時には帰宅して、いつもどおりささみをゆでてやわらかくほぐしてチキンスープもちょっと混ぜ、お薬の入っていない美味しいお夕食を大喜びで食べてもらいました。

そして、夕食後の一眠りから目覚めるとまた「ゴハンゴハンお夜食お夜食もっともっとくれくれくれくれくれったらくれったらくれくれくれ」と騒ぎ始めたので、もう一度チキンを大盛り。また大喜びで食べてもらいました。

お夜食の後。
今日は四食食べたんだしさ。
ちょっとだけお散歩しようよチョビ。
昨日は一度もお外に出てないよ。今日はちょっとだけでも歩こうよ。

としつこくさそったら、渋々という感じで立ち上がり、ハーネスを装着させてくれました。

いそいそと(私だけ)外にでると、チョビもそれなりに楽しんでくれたようで、外の花壇の匂いや電柱の匂いをチェックしながらゆっくりゆっくり歩道に出ました。
そこで前方に見えたのが、同じフロアにいる巨大で獰猛な大型ブルドッグ(だと思う)。
このブルが、そりゃもう巨大で獰猛で、さすがの犬好きの私もこの子にはおそろしくて近づけないほどです。一度廊下で襲われそうになったこともあり、その時大柄な飼い主の男性がひきずられそうになったぐらいパワフルで乱暴なブル。
数メートル先に飼い主とブルが立っているのが見えたので、こりゃヤバいなと思い、脇によけて通り過ぎてくれるのを待ちました。

どうかアイツが襲いかかってきませんように。
飼い主が気を利かせて道の反対側にいってくれればいいんだけどなあ。チョビは動きがのろいから、アイツらが近寄ってくるまでにうまく移動できないしな。

なんて考えているうちに、獰猛大型犬&人間が目の前にやってきて、ああやっぱり恐ろしい事に至近距離に近づいた時、ガーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッッと飛びかかってきたんです。
もの凄いうなり声をあげながら、飛びかかろうとするブル。
必死で止めようとしているアホ飼い主。

ギャー!

必死でチョビを背後に守りながら思わず女みたいな声で叫んだら、飼い主も必死で大ブルを引っ張っています。でも力負けしてどんどん引きずられて近寄ってきます。後ろ足で立ち上がったグリズリーみたいなブル。
やめてー。チョビはチョビは高齢な上に病気なのよっっっ。

背後にチョビを隠したまま、必死でブルに立ち向かいました。
もちろん結局は大ブルが私にもチョビにも指一本触れるようなことはなく、どうにか飼い主がコントロールを取り戻し立ち去って行きましたけれど、まさしく緊張と恐怖の一瞬でしたし、いつもよりチョビのハーネスを強めに引っ張ってしまったこともイヤな気分でした。

「チョ、チョビ大丈夫?」

声をかけていると、次にまたやってきたのはよく道ばたで出会うスイートなミックスワンコとその飼い主の、これまたとってもスイートな女性です。
彼女は私が単独で歩いていても、通りの反対側から駆けてきて
「あなたのワンちゃん最近どうしてる?調子は良くなった?」
といつも声をかけてくれる、とってもフレンドリーで優しい女性です。

「まあまあ。久しぶりだわー。また会えて嬉しいわ。とっても元気そうねえ。カワイイわお花のハーネス」
とチョビを撫でにきてくれました。
もちろん同伴の茶色ワン子ちゃんも、にこやかにシッポをふりふりチョビに笑顔で近づいてきました。
そして。

そして。

チョビ。

やりました。

「なんじゃいおらっっっっ!!!やるんやったらやるでっっっ!!!」

カパーッッッッ!!!

この『カパーッッッッッッッッッ!!』は、チョビの上あごと下あごが噛み合わさる音です。。。

もちろんこの時、チョビは大ブルと同じく後ろ足でガーっと立ち上がり、そりゃもう小さめのグリズリーそのもの。

ひいー。チョビっっやめなさいっっっ!!

でもスイートな女性とワンコちゃんは、全く気にしていない様子で、ニコニコとチョビを撫で、シッポをふりふりしてチョビを見てくれました。

「本当に元気そうでよかった。また会えると嬉しいわ。元気でね」

と優しく、ちょっとだけ悲しげな顔で私とチョビを見送ってくれました。

この後、大ブルが戻ってきたらいかんと思い、通りを渡って反対側にいこうとしたのですが、この時チョビの様子がおかしいことに気がつきました。
全く動こうとせず、ちょっと息苦しそうだったんです。

チョビ?
大丈夫?
歩ける?

声をかけると、ウンと頷き、トテトテトテと、いつもよりさらにさらにノロノロスピードでなんとか通りを渡り切りました。

随分と時間をかけて反対側の歩道にたどり着き、いつもならそのまま大通りまで歩くんですが、この夜はチョビの足が完全に止まってしまいました。
ひどく心配になった私は「もう帰る?お家に帰ろうか?」とチョビの顔を覗き込み、チョビが自分から動き始めるまでじっと待ちました。

ようやく歩き始めたチョビ。
ノロノロ歩きでまっすぐロビーに向かったので、ああもう帰りたいんだな、とそのままロビーに向かいました。
そして、ロビーをゆっくりゆっくり歩いているうちに、チョビの様子がさらにおかしな感じに。
なんだかまっすぐ歩けず、よろけながら左に左に進んで行くんです。

なんだかおかしい。チョビ。どうしたの?
心配で不安で心臓がドキドキしました。
ちょっとだけ引っ張ると、フラーっと右に戻ってくるんですが、エレベーターの中でもなんとなく様子がおかしく、ボーっとして壁によりかかっていました。
そして、部屋までの廊下の途中でまた立ち止まり、壁によりかかってハーハーと呼吸を整えている感じ。

心配。心配。心配。
チョビ。チョビ。
どうしたの。どうしたの。。。。

不安になって壁にもたれているチョビの傍らに座り込み、ずっと背中をさすってあげました。
しばらくするとふと顔をあげたチョビ。ヨロヨロと部屋に向かって歩き始めました。

不安でドキドキしながら部屋に入り、チョビの様子を見ていると、ヨレヨレとした足取りでお皿に近づき、お水をじゃぼじゃぼと飲み、キッチンの入り口までやってきました。

え。

オヤツ?
オヤツ食べる?食べるの?

くれ。

とチョビがいうので、オヤツをあげました。
またもやチキンです。

パクー。ムシャー。

エラい勢いでがっつきました。

な、なんだ。。。。
大丈夫そうじゃん、チョビ……。
やっぱ大ブルショックもあったし、年寄りの冷や水でヨソの良い子に喧嘩ふっかけたりしたからちょっと息が乱れたのかな……。

その後、とても普通な様子でベッドに戻り、普通に寝息をたてて眠り始めたチョビ。
そ して、私も普通に寝ているチョビにチューしたりのしかかったり、耳元で「何処にもいかないでね。お母さんを置いて行かないでね。お願いね。お願いね。ずっ とずっと大切にするから、うんと可愛がるから。だからどこにも行かないでね。ね」といつも通りしつこーくしつこく囁き続け、迷惑そうなため息をつかれ、今 日はこれぐらいにしとくか……とベッドに入り、朝まで眠りました。
あとたった三日しか一緒にいられないなんて、夢にも思わずに。

↓今日も泣いた……。とほ。。
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2011年10月21日 (金)

9月24日<1>

チョビが突然私を置いて行ってしまってから、あっという間に3週間とちょっとが経ちました。
夢を見ているのかと思う程あっという間だった3週間。
少しずつ元気が出てきて、笑顔も取り戻し、生来の食い意地も戻ってきたこのごろですが、チョビがもういないっていうことが、ちゃんと理解できているようなできていないような、なんともいえない不思議な感覚は全然抜けません。
哀しみと寂しさと愛おしさと辛さと、普通なような取り乱しているような、さらっとしているようなじとーっとしているような。
この不思議な感覚を何と表現すれば良いのかわかりません。

外出先で、チョビは大丈夫かなあ。早く早く帰らなくちゃ。早く帰ってチョビのゴハン用意しなくちゃ。と考える癖はいまだに全然抜けません。
自宅のエレベーターを降りると、ついつい急ぎ足になってしまいますし、ドアを開けると真正面にチョビが寝ていたり上半身を起して『遅いじゃないかっっ』という責める目つきで見ていたり、私を見た瞬間ムクっと起き上がって早速キッチンに入ってくる姿を想像してしまい、ドアを開けて空のベッドを見た瞬間、「あ。そうか……」と気がつきます。
そしてそんな時、いつも思い出します。

ドクターに案内されて入ったチョビの病室。
本当はドクターの個室だったけど、もう魂が離れかかっていたチョビは、救命担当のドクターのお部屋にお布団を敷いてもらい、死ぬ程悪趣味な毛布にくるまれて横たわっていました。
酷い模様の毛布にくるまれていても、優しくて可愛い顔をしていた私のチョビは、とっても真っ白で眠そうで、そしてとてもとても穏やかな様子でした。
ぎゅううーっと抱きしめるとちょっと迷惑そうだったけど、やっぱりもう眠くて眠くてたまらず、目をショボショボさせていたチョビ。
このままずっと一緒にここで暮らせたら、って真剣に思いました。
ドクターの部屋だけど、ここで横たわったチョビと一生一緒にいたい。どこにも行かないで、チョビ、私もどこにも行きたくない。

それにしてもチョビ。
あの毛布はイカンかったねえ。
前にかけてもらったクジャク模様の毛布もえげつない模様だったけど、今度の毛布はさらにスゴかった。
なんであの病院はああいうエグい模様の毛布ばっかり持ってるのかね。チョビにはピンクが一番似合うのに、燃えるようなオレンジと目を射るような真っ赤とヘドロのようなグリーンとブルーが混ざり合ってごちゃごちゃになってる、そりゃもう酷いデザインだったよねえ。
でも、あの毛布をちょっとめくると、まだホカホカ暖かかったチョビの体温とチョビの匂いがふわーっと顔にかかって、可愛くて可愛くて愛おしくて懐かしくて嬉しかった。あの毛布、もらってくれば良かったな。そしたら、毎日あれを被って眠れたのに。
このところのお母さんは、毎晩寝る前にチョビが寝ていたベッドにガバーッと横たわって、クンクンクンクンチョビの匂いをかいで、ううチョビチョビチョビ、チョビチョビチョビ、って泣いたり笑ったりしてる危険な人になってるよ。

……なんて、こんな独り言を言ってる私も、危険な行動も、全部チョビはどこかそこらへんで、冷たーい目で見てるんでしょうかね。
そして、危ない人になってひとしきり一人で泣いたり笑ったりした後、ボーっとするとつい考えてしまいます。

チョビ、本当にどうして急に倒れたんだろう。
直前まで、普通に歩いて普通にお水をじゃぼじゃぼのんで、ガツガツゴハン食べて、朝に昼に夜に、ワンワン吠えてクーンクーンヘンチクリンな声を出して、ゴハンゴハンゴハンゴハンって要求してたのに。
もしかして、やっぱりあの日何かあったのかな。

そう思うのは、チョビが亡くなった日から数えて四日前。
9月24日の夜のことです。

Photo
↑この時チョビは、死ぬ程迷惑そうだったけど、こうやって顔みると嬉しそうに見えるなあ。

↓ああやっぱり泣いてしまう。。
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2011年10月14日 (金)

まだチョビな日々

$竹内玲子オフィシャルブログ Powered by アメブロ-3

皆様。
ホントに皆々皆様。
たくさんたくさん、数えきれない程の励ましのコメントやメッセージをいただいて、本当に本当にありがとうございます。
一つ一つ一生懸命読んで、一度ずつ涙を流しながら、しっかり噛みしめています。
チョビが突然いなくなっちゃってからもう3週間近くが経とうとしていますが、私の中では毎日全てがまるで夢のようで、全然現実感がありません。
御天気が良い日は、ああ今日はチョビの後ろの窓を開けてあげると気持ちいいかなあ。とか、雷がなると、あああチョビが怖がるかなあ、とか、そんなことばかり考えていますし、真夜中に大きな音をたててしまうと、うわっチョビに怒られるっ、とビクビクしてしまいます。
外 出先で、チョビのことが心配で心配で、ああ早く帰らなくちゃ、って考える癖がぬけなくて、ふと『そうか。もう急いで帰らなくていいのか……』と気がついて スーパーのど真ん中で涙を流したり、チョビと歩いたお散歩道で、チョビが入りたそうにしていたデリの前でしゃがみ込んで泣きたくなったり、事情を知らない 人から見たら、とても危険な人になっています。
あんなに入りたそうにしてたのに、どうして一緒に入ってあげなかったのかな。
デリのおっさんにつまみ出されても良いから、一緒にデリでお買い物すればよかったな。
暑い日、GAPショップで休憩したそうにしていたのに、ちょっとだけ一緒に入ればよかったな。
どんなに少しでも、特別なオヤツをあげるとあんなに喜んでくれたのに。痛い後ろ足でピョンピョン飛び上がって喜んでくれたのに、どうしてもっとたくさんオヤツをあげなかったのかな。
もっともっと好きなだけ、好きな物を食べさせてあげればよかったな。
もっと色んな所に行って、もっと色んなものを見せてあげればよかった。
もっとチョビの好きな事を、もっともっと好きなだけさせてあげればよかった。
もっと大切にすればよかった。もっと可愛がればよかった。痛い足も、一晩中撫でてあげればよかったのに。最後の夜、苦しかったかもしれないのに、不安だったかもしれないのに、どうしてもっと早く気づいてあげられなかったのかな……。

考え始めると、悲しくて切なくて、そしてチョビにもう一度会いたくて会いたくてたまらなくなります。

全然ブログが更新できないままで日々が過ぎてしまい、本当に申し訳なく思っているんですが、チョビの事を書こうとすると、悲しくて悲しくて辛くなってしまって書けないままです。
チョビがいなくなってしまった日の事を思い出すと、悲しくて泣けてきて、手が止まってしまいます。
たくさんメールやコメント、メッセージで励ましてくださっている皆さん。
全然お返事ができないで、本当にごめんなさい。
お友達のみんなも、電話もメールの返事もできなくって本当にごめんなさい。
少しずつ元気が出始めてはいますし、ゴハンはちゃんと食べています。オヤツも食べています。
テレビを見て大笑いしたりもしています。
そして、突然「うえええええええええーんなんでチョビいないのーーーー」って大泣きしたり、もうすっかりわけのわからない人になっています。
でも、ちゃんと息して食べて生きています。

もうちょっと元気が出て、頭の中が整理されたらチョビの話をきいてくださいね。
チョビのことだから、今頃つめたーい目で私のことを見て
「またなまけてる……」
って思ってると思うんですけどね……。
全体的に、チョビがいないと1000%ダメダメです。

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フンフンに作ってもらったチョビお仏壇。毎日お花で一杯にしてあげてるんですが、フンフンには「コイツは花よりメシだろ」って言われた……。

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2011年10月 3日 (月)

チョビ、チョビ、チョビ

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たくさんたくさんたくさん、本当にたくさんのコメントやメールをいただいてありがとうありがとうございます。
お花やメール、カードを送ってくれた皆さんも、本当にありがとう。ありがとう。

毎日泣きつかれて、それでも眠るのが怖くて無理矢理夜更かしし、どうしようもこうしようもなくなって目を閉じると、夢一つ見ず泥のように眠り、朝目覚めた瞬間から涙を流す日々が続いています。
こんなにたくさんの皆さんに心配していただき、チョビを愛していただき、そして死を悼んでいただいているのに、もっとしっかりせんと!と思うのですが、チョビに会いたくて会いたくて会いたくて会いたくて、どうしていなくなっちゃったのか、チョビはどこに行ってしまったのか、どうしてもう会えないのか……。寂しくて寂しくてたまりません。

泣きすぎて顔が土偶のようになり、朝から晩までチョビのことばかり考えているので、今日が何日で何曜日で、あれから何日が過ぎたのか全然わからなくなっています。

もう少し、もう少し落ち着いたら、こんなにチョビを愛してくださった皆さんに、きちんとお話しますね。
チョビがどんな風だったのか。何が起ったのか。 実は私にもよくわからないのですが、それでも『チョビちゃん、可愛かったね』『チョビちゃんありがとう』って言ってくださった皆さんに、私の話をきいて頂きたいと思います。
もう少し落ち着いたら、もっとうまく言葉が出てくると思います。
今は、表現できないというレベルではなく、なんだか日本語を忘れてしまったような感じで、「いやしくも」という言葉を思い出すのに3日もかかったり、普通の会話をしようとしているのに言葉につまって何も言えなくなったりしています。
なので、後少し時間をくださいね。
チョビも、今は少し休んでいるようです。(とセっちゃんが教えてくれた)
私もチョビと一緒に休憩して、また皆さんとお会いしたいと思います。
そんなに遠くない時に。もしかしたらうんとすぐ近くに。

ただひとつ。 チョビは、最期の時、とてもとても、とっても安らかでした。
そして、本当にカワイイ綺麗なお顔でした。
少しだけ耳がズレてたけど、それもとってもカワイかった、私のチョビ。

本当に皆さん、ありがとうございます。

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