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2011年10月21日 (金)

9月24日<1>

チョビが突然私を置いて行ってしまってから、あっという間に3週間とちょっとが経ちました。
夢を見ているのかと思う程あっという間だった3週間。
少しずつ元気が出てきて、笑顔も取り戻し、生来の食い意地も戻ってきたこのごろですが、チョビがもういないっていうことが、ちゃんと理解できているようなできていないような、なんともいえない不思議な感覚は全然抜けません。
哀しみと寂しさと愛おしさと辛さと、普通なような取り乱しているような、さらっとしているようなじとーっとしているような。
この不思議な感覚を何と表現すれば良いのかわかりません。

外出先で、チョビは大丈夫かなあ。早く早く帰らなくちゃ。早く帰ってチョビのゴハン用意しなくちゃ。と考える癖はいまだに全然抜けません。
自宅のエレベーターを降りると、ついつい急ぎ足になってしまいますし、ドアを開けると真正面にチョビが寝ていたり上半身を起して『遅いじゃないかっっ』という責める目つきで見ていたり、私を見た瞬間ムクっと起き上がって早速キッチンに入ってくる姿を想像してしまい、ドアを開けて空のベッドを見た瞬間、「あ。そうか……」と気がつきます。
そしてそんな時、いつも思い出します。

ドクターに案内されて入ったチョビの病室。
本当はドクターの個室だったけど、もう魂が離れかかっていたチョビは、救命担当のドクターのお部屋にお布団を敷いてもらい、死ぬ程悪趣味な毛布にくるまれて横たわっていました。
酷い模様の毛布にくるまれていても、優しくて可愛い顔をしていた私のチョビは、とっても真っ白で眠そうで、そしてとてもとても穏やかな様子でした。
ぎゅううーっと抱きしめるとちょっと迷惑そうだったけど、やっぱりもう眠くて眠くてたまらず、目をショボショボさせていたチョビ。
このままずっと一緒にここで暮らせたら、って真剣に思いました。
ドクターの部屋だけど、ここで横たわったチョビと一生一緒にいたい。どこにも行かないで、チョビ、私もどこにも行きたくない。

それにしてもチョビ。
あの毛布はイカンかったねえ。
前にかけてもらったクジャク模様の毛布もえげつない模様だったけど、今度の毛布はさらにスゴかった。
なんであの病院はああいうエグい模様の毛布ばっかり持ってるのかね。チョビにはピンクが一番似合うのに、燃えるようなオレンジと目を射るような真っ赤とヘドロのようなグリーンとブルーが混ざり合ってごちゃごちゃになってる、そりゃもう酷いデザインだったよねえ。
でも、あの毛布をちょっとめくると、まだホカホカ暖かかったチョビの体温とチョビの匂いがふわーっと顔にかかって、可愛くて可愛くて愛おしくて懐かしくて嬉しかった。あの毛布、もらってくれば良かったな。そしたら、毎日あれを被って眠れたのに。
このところのお母さんは、毎晩寝る前にチョビが寝ていたベッドにガバーッと横たわって、クンクンクンクンチョビの匂いをかいで、ううチョビチョビチョビ、チョビチョビチョビ、って泣いたり笑ったりしてる危険な人になってるよ。

……なんて、こんな独り言を言ってる私も、危険な行動も、全部チョビはどこかそこらへんで、冷たーい目で見てるんでしょうかね。
そして、危ない人になってひとしきり一人で泣いたり笑ったりした後、ボーっとするとつい考えてしまいます。

チョビ、本当にどうして急に倒れたんだろう。
直前まで、普通に歩いて普通にお水をじゃぼじゃぼのんで、ガツガツゴハン食べて、朝に昼に夜に、ワンワン吠えてクーンクーンヘンチクリンな声を出して、ゴハンゴハンゴハンゴハンって要求してたのに。
もしかして、やっぱりあの日何かあったのかな。

そう思うのは、チョビが亡くなった日から数えて四日前。
9月24日の夜のことです。

Photo
↑この時チョビは、死ぬ程迷惑そうだったけど、こうやって顔みると嬉しそうに見えるなあ。

↓ああやっぱり泣いてしまう。。
twitter/reikotakeuchi
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チョビ」カテゴリの記事

コメント

チョビ姫、笑ってますよ~!
カメラ目線じゃないですかあ!
たまらなくかわゆい。。。。

毛布、もらってこれれば
よかったですね~。
でも、リンコさんの周りには
チョビちゃんの匂いでいっぱいですよ。

自分から生まれたわけじゃないのに、
なんで自分の子供のようなんですかね~。
私も自分の犬をみていつも思います・・・

だから子に先にいかれると辛いですよね。

無理しないでくださいね・・・。

投稿: Sarah | 2011年10月21日 (金) 22時48分

3週間…早いね。いつもの習慣は、そんなにすぐには抜けないものだから、おかしいなんて思わないよ。私など、もう3年経つのにランディがひょっこりドアの影からいつもの笑顔で出て来る気がするもの…。後輩犬のエバが不思議そうに見ています。大好きだったんだもの仕方ないよね。今も大好きだし(^_^)v

投稿: エバママ | 2011年10月21日 (金) 20時07分

チョビちゃん、すごい幸せそうな
顔して笑ってますね。

またしても、涙が止まらなくなってしまいました。関係のない私でさえこんなにも涙が止まらないんだから、リンコさんは本当に辛いと思います。

まだまだ、無理だけはしないでくださいね

投稿: yuka | 2011年10月21日 (金) 11時17分

リンコさん、僕は、チョビちゃんは,ずーっとリンコさんを上から覗き込んで、見張ってると思いますよ。いつもの現場監督のように。笑。「ほれ、仕事せんかい!」とか、ec sitoで、【カートに入れる】をクリックしたら、「それほんとに使うんかい!」とかね!リンコさん、ゆっくりですよ。ゆっくり。

投稿: しらす | 2011年10月21日 (金) 11時16分

読んでいるこちらまで泣けてしまいました。 

かけがえのない、魂の一部を無くしたリンコさんの喪失感はそう簡単には埋まらないものだと思います。 
いきなり急変したのは、心臓がもたなかった、あるいは毒素が貯まった、とか何らかの理由があったのでしょうか? 


でも、チョビ嬢は一生懸命最後まで生きたと思います。 


そして、リンコさんに感謝してるはずですよ。 


投稿: たかたか | 2011年10月21日 (金) 06時16分

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