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2011年10月28日 (金)

9月25日

Chobi2                  4年前のチョビ。


夜散歩後、チョビの様子がおかしくなった翌日は、お天気のよい日曜日でした。

朝からワンワン吠えまくって私をおこしてくれたので(もちろんゴハン要求)、ああよかった、大丈夫そうだわ。
と安心して、早速山盛りのチキンをクッキング。
「もうちょっと落ち着いて食べたら……?」と声をかけながら、ガツガツバクバクムシャーと一気食いするチョビをじいいいいーっと間近に見て楽しみました(チョビ大迷惑)。

食後、大好きなフリーズドライチキンオヤツもまんまとせしめ、大満足でトイレパッドにジャーとおシ○コしたチョビ。
後ろ足の痛みが酷いせいかあまり深くしゃがまずに高い位置からジャーとやるので、結構盛大にジャージャジャジャジャジャーと音が聞こえます。
わざわざ見に行くまではしませんが、隣りの部屋までジョンジョロジョロジョーっと音がしてくるし、それがまた結構長時間なので「わー。チョビちゃんすごいねー。大量だねー。景気がいいねー」と、ネットしながらやテレビを見ながら声をかけるのが日課でした。

朝のジャーが終わると、ゴキゲンでベッドに戻り、食後のお昼寝(というか、まだ午前中だから二度寝?)に入り、そのまま午後3時か3時半まで爆睡です。
次に目覚めるのは、オヤツの時間。
オヤツですけど、やっぱりチキンです。
ただこの日は4種類目の強いキモセラピー後でしたので、お腹を壊さないようにお昼ゴハンは缶詰にしました。

お皿を出すと『わーい!』という感じで駆け寄ってきたチョビ。
中に入っているのが缶詰と知るや否や、『……コレ、何?』と、もうものすごっくチョーウルトラ責める目つきでわたしをじいいいいいいいいいいいいいいいっと凝視です。

「たーべなさーいいい。チョビちゃんがお腹壊さないようにって先生にいわれたんだからね。チョビちゃん、ポンポン壊したら困るでしょっ。ゲ○するとすぐ後ろ足ヨレヨレになるじゃん。だからお昼はこれでガマンして。ね。」
と説得しても、クンクンと匂いを嗅いで『フン』と小馬鹿にし、そのままスーとキッチンに入って行きました。

「チョービー。一人でそんなとこ行っても何もないよ。自分でチキン料理するの?無理でしょ?ガマンして缶詰食べなさいってば。メキシコの野良犬ちゃんなんて、ゴミ箱あさって食べてたよっ。チョビちゃん、そんなワガママいったらメキシコのワンちゃんに悪いでしょっ」

子供の頃、リン母にいわれた『貧しい国の子供達の事を考えなさいっ。食べ物が無くて困ってるのよっ贅沢いわずにちゃんと全部食べなさいっっ!』と全く同じ事をいってます。

なだめてもすかしても、缶詰は一生食べない覚悟のチョビに、私のほうが根負けしました。
そりゃそうだわねえ
老い先短いのに、好きな物好きなだけ食べたいよねえ。
なんて声をかけながら冷蔵庫をバフンと開くと、ベッドでフテ寝しはじめていたチョビがガサーっと起き上がり、最近外では滅多に見られない素早い動きでキッチンに入ってきました。
そして、チキンを煮込み始めた私の足の間にくちばしをズッボーと突っ込んできました。
これは、チョビの「チョーうれしい!」の表現です。
ドッグウォーカーのロバやオスカーも
「チョビって嬉しい時、足の間にズッボーって顔突っ込んでくるよねえ。なんでだろうね。他の犬がこんなことするの、見た事ないよ」
と口を揃えて言ってました。
このチョビの仕草がもう可愛くて可愛くて可愛くて。
これをされるとポールもメロメロ。
そして、大いばりで「ほら!見てみて!これ!」と、背後からくちばしをつっこまれている状態を、自慢げに私に見せびらかしていました。
ポールは背も高いし足も長いので、チョビも顔がつっこみやすいのか、結構コレを頻繁にしてもらっては大喜びしていたものでした。

そんなチョビ。この日もチキンをクックしている間中、キッチンをウロウロし、私の足の間に顔を突っ込んだり、私の足とキッチンカウンターの狭い空間に大きな体を押し込んできて、ホヘーホヘーハーハーとヘンな声を出して喜びを表現したり。
そりゃまあ缶詰よりはチキンのほうが美味しいんだろうなと想像はつくけど、それにしても何の味付けもしてない素チキン煮込み。そこまで喜んでもらえると嬉しいといえば嬉しいけど、なんか普段ロクなものを与えていないと思われそうな、そんな気も……。

こうして、一日3食大好きなチキンをたっぷりもらい、オヤツも、私が仕事中だろうが居眠り中だろうがトイレ中だろうが、お構いなしに『くれ!』と請求し、「はいはい。どーぞ召し上がれ」とあれこれもらいまくり、大満足で穏やかな週末だったんです。
夕方頃、ビリビリビリーっとゲ○になり、「うわー。ついに来た!やっぱり副作用が来た!」と少し騒ぎましたけど、この日はこれ一度だけ。
チョビの様子を見にきたフンフンも「この分なら平気そうだね」と安心して帰って行きました。
そして、日中何度も電話してきたポールも、夜の電話でゲ○を報告すると「ゲ○も一度だけなら、きっと大丈夫だね。チョビは強い犬だ」ととても安心していました。

そしてこの夜、チョビベッドでグースカ鼻からちょうちんのチョビの前に座りこみ、お腹をなぜなぜしながら
早くゲ○が治るといいね。
これ以上ゲ○しませんように。早く良くなりますように。
来週はキモセラピーもおやすみだし、少しはチョビちゃん気分が良くなるかねえ。
そしたらちょっと公園まで一緒にゆっくり歩こうね。
大好きなペットショップに行って、おねえさんたちにオヤツいっぱいもらおうね。
楽しみだねえ。
早くキモセラピー終わるといいねえ。
キモセラピー終わる頃は春だから、のんびりお散歩して公園でピクニックしようね。
ああ楽しみだね楽しみだね。
って、爆睡しているチョビにずっとずっと話しかけていました。


↓チョビ〜〜……。
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チョビ」カテゴリの記事

コメント

エイジア エンジニア

『犬のうた~ありがとう~』


是非、リンコさんに聴いてもらいたい曲です。

初めて聴いたとき、チョビとリンコさんのことを思いました。

投稿: みゆき | 2011年11月 5日 (土) 02時34分

りんこさん、大丈夫?ブログのアップが無いと心配です…(ρ_;) 少しはお元気になられていたらいいのですが。

投稿: エバママ | 2011年11月 4日 (金) 07時09分

こんにちは。

川上犬という、少し変わった、ちょっとだけ特別な犬と暮らしていました。
15年、人生の半分近くを共に生きて来たので、『その日』が来ると知っていても、心は彼との別れを拒絶し続けていました。

庭の犬小屋で静かに、眠るように、サヨナラの一吠えもなく逝ってしまった我が子、すぐに異変を感じた父が、
『ごめんね、リキちゃんごめんね、リキごめんね、ごめんね』と、まだ温かい体を一生懸命さすりながら、何度も、何度も謝っていました。
頬をつたうこともなく、真っすぐに落ちる父の涙が、リキの体を濡らしていました。

足腰が弱り、散歩に行けなくなってからは、父が後ろ足を支えながら、庭の隅まで歩かせては、用を足させてやる毎日でした。
『もっとしてやれる事があったんじゃないか…』という想いから吐き出された『ゴメンネ』が、『ありがとう』に変わるころ、リキの体に残っていた僅かな温もりも消えていました。

介護というのは、どれだけ尽くしても、達成感もなければ、自分を納得させることさえ不可能です。
出来なかった何か嘆くより、共に生きてくれたことに感謝すべきだと、『ゴメンネ』よりも『ありがとう』を伝えることが大切なんだと、その夜リキと初めての添い寝をしながら、父の言葉の意味を自分に説いていました。

あれから15年が過ぎます。

主の去った庭に、チューリップが咲く頃になると決まって白い蝶が一羽、遊びにやって来ます。
チューリップに水をやる母のそばにずっと付いて離れずにいます。

リンコさんがまた、ニューヨークの四季を愉しめる日が来ることを、願ってやみません。

投稿: 佑香 | 2011年11月 3日 (木) 02時26分

『チョビの「チョーうれしい!」の表現』
写真で見てる私もひゃーかわいっとかなりイッてました。実際にこれをされた方ならそりゃもうめろめろですよね。これはチョビちゃん独特ですね。どこの子もそういう独特ってありますよね。今の私はそれを思い出すとんふふとにやついてしまいます。りんこさんもいずれそうなりますよ。きっと、ね。

投稿: KIYO | 2011年10月29日 (土) 11時42分

リンコさん
ほんと親子ですね、お母さんですね。
チョビちゃん、幸せだわぁ〜〜〜。絶対間違いなく幸せで、リンコさんのことだーーーい好きなんですね。
写真もかわいいっ!チョビは笑ってる顔しますよね。優しい犬なんですよね。リンコさんの愛情の深さですね。ずっとずっとずっとチョビは幸せです。リンコさんもチョビと出あえて、人生ともにして、一緒にがんばって、楽しんで、幸せでしたね。
わたしも、お二人に出あえて幸せですよ。

あんずママ

投稿: あんずママ | 2011年10月29日 (土) 08時18分

リンコさん、これまで何度もコメントしようと思いながらいつもパソコンの前で手が止まっていました。
私のわんちゃんも数年前にある日突然亡くなりました。前の日まで変わらず元気で、それが次の朝にはもう瀕死の状態だったのです。
だからリンコさんの気持ちよくわかります。今までそこにいたものがいないという現実、私もしばらくは幻までみるようなありさまでした。
残されるもののほうがつらいですものね。
でもチョビのこと、こんなふうにリンコさんが書きはじめてこられるようになって、ホッとしています。
チョビとの想い出、これからもいっぱい話してくださいね。

投稿: yuki | 2011年10月29日 (土) 07時37分

そうですか…この日は“間もなく行ってしまう”気配など、微塵もなかったのですね…大~好きなチキンもた~ぷりいただいて。いつもの通りのチョビだったのに…今となっては私達も、“その日”がもうすぐくることがわかっているので、よんでいて、切ないです…
つい先日、動物園に行ってきて、色んな動物がゆったりのんびり暮らしている様子を見て、幸せな気分に浸ったばかりです。それだけに、リンコさんのブログや著書ですっかり私達にもお馴染みのチョビがいないことが、尚更不思議で、わびしく感じます…

投稿: Maggie | 2011年10月28日 (金) 21時28分

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