« 2012年2月 | トップページ | 2012年4月 »

2012年3月

2012年3月29日 (木)

見つけた!

かねてから懸案の(そうか?)チョビ実物大ぐるみ。
サンプル写真のあまりのブサイクさに躊躇していたコレです。↓

Images

なんだか情けない顔だし、色合いもチョビっぽくない。

Chobi2008_2
↑2008年のチョビ。強くて元気な13歳です。

それが、先日立ち寄ったカードショップで実物の実物大ハスキーを見つけたんです。

Img_9258
↑おおっ。

うーん。
サンプル写真よりはかわいらしかったけど、目も青いしなんかやっぱり違う……。

Img_9260Chobirin_2
↑念のため、ツーショット比較。

なんでこんなにアホみたいに舌をベロダラーンと出してるねん、
と思ってぬいぐるみを見ていたんですが、本物チョビも結構舌をベロダラーンと出していました。

まあやっぱり当たり前なんですが、本物チョビとは全然違うな。
ということで、実物を見て諦めがつきました。

いや。
もう一つの高級チョビぐるみは、まだちょっと狙ってますけどね……。


↓果てることのないチョビ欲。
twitter/reikotakeuchi
人気ブログランキングへ

| | コメント (0)

2012年3月26日 (月)

ニューヨークの春

先週のニューヨークはまさしく初夏でした。
一斉に通りの樹々は芽吹き、つぼみが開き、それはそれはのどかで美しい一週間でした。
こりゃええ調子じゃわい、といい気になっていたら昨日からまた気候が一変。
例年通りの、ニューヨークらしい肌寒い3月の気候に逆戻りしてしまいました。

私の家の前には車寄せがあり、その前には大きなパブリックスペースがあります。
これは、ある一定条件を満たしているニューヨークのコンドミニアムは、全てそのビルの前に公共のスペースを作らなければならないという、たしかシティーの規則だったんじゃないかと思うんですが、それに従ってビルのオーナーが渋々嫌々作ったちょっとした公園です。
ここに、ビルのメンテナンススタッフが、毎朝水を撒いたり肥料を撒いたり、あるいはそこらへんでお行儀の悪いニューヨーカー達が食べ散らかしたゴミを片付けたりして一生懸命お手入れをしている植木エリアがあるんですが、ここに綺麗な綺麗な紫木蓮と小さな白いお花がまるでソメイヨシノのように満開に咲く木がたくさん植わっています。

毎年この時期になると、まず白いお花の小さなつぼみがひっそりとと枝に芽吹き始め、次に肌寒い風の強い春まだ浅い日々をぬうようにして、ちょっと気温が上がったとある日に、紫木蓮がぱああああっと美しく一斉に花開きます。
ああ。木蓮が咲いたなあ。
とうっとり見上げていると、頭上から真っ白な小さな花びらが一陣の風にのって、まるで雪のように舞い散ってきます。
暖かな風にのっていつまでも宙を舞っているたくさんの白い花びらと、その向こうに見える、花びら一枚落とすまいとしっかりと枝についている木蓮の美しい紫。
まるで夢を見ているように美しい風景です。
誰もが急ぎ足で通り過ぎる中、そんな風景にうっとりと見入っていると、何をそんなに見ているのか?と不思議そうに足を止め、私の隣に立って私の視線の先をたどる会社帰りの紳士達や客待ちのタクシー運転手、街角のホットドッグ屋のおっさん。
皆、しばし足を止め、一年にたった一日か二日しか無い、ニューヨークの短い春の景色に見とれます。

そういえば毎年こんな日には、ゴキゲンのチョビと一緒に、いつまでも花が咲いて散って行く様子を見ていたなあ。
チョビは花が開いても散っても、どっちでも別に構わんという風情だったけれど、それでも春のたった一日のこんな日には、つきる事無く舞い降りてくるたくさんたくさんの白い花びらに、ちょっとだけ目をしょぼしょぼさせて、空を見上げていました。

あの白い花はなんていう花かな、とずっと思っていたら、先日お会いした竹中健次さんとマネージャーさんに「梨の花ですよ」と教えていただきました。

そうか。
梨の花だったか。
じゃ、チョビも好きだったかもしれないね。だって食べ物だし。
今日はとっても風が強くてビルも揺れてるような気がするぐらいです。
梨の花も木蓮も、みんな散ってしまったかな。

↓明日も寒い予報。
twitter/reikotakeuchi
人気ブログランキングへ

| | コメント (3)

2012年3月25日 (日)

ロマンチック

先日来の飽食の日々でディナーのお相伴に預かった数々の名店。
その中でもダントツに雰囲気の良かったお店が以前にもどこかしらで書いた、ニューヨークプロポーズのメッカ"One if by Land, Two if by Sea"です。
予約の電話をかけると、その名前の長さから電話を受けるスタッフまでが
『ハロー。On if by』と名前を途中で省略していました。
このお店の事を教えてくれたのは、誰あろう今や懐かしのあの人は今状態の目医者リースです。
ちなみにリースはニュージャージーの超高級住宅街にお引っ越しをしました。
そこで豪邸を購入した模様で、時々調子っぱずれなメールや電話をよこしては
「ヘーイレイコー!!元気?僕はとっても元気だよっっ!」と訊きもせん近況報告をしてくれます。案外人情家(?)というか心の温かいところもあるリース。そういうあまり興味はないけどまあ教えてくれるなら聞いておこうか的位置の近況報告の後、「ところでキミのお父さんとお母さんは元気?」と訊いてくれます。それに対して「うん、元気だよ。お父さんは最近ねえ……」とこっちも訊かれもせん近況報告をしようとすると、それをガーと遮って「僕はね、最近ニュージャージーが気に入ってるんだ!!郊外が好きなんだよっっ」と、それがどうした的話題に無理矢理転換します。

まあそういうリースの相変わらずリースなところは置いておいて。
このOne if by Land....やっぱりとっても素敵でした。
あのリースが「プロポーズをするならココだよ!」と百万回ぐらいわめいていた気持ちがわかります(でも妻にはどっかカリフォルニアかなんかのビーチでプロポーズしたらしい。寒)。

Img_9248
↑ガーデンが素敵。と思ったらこれは隣のアパートの裏庭なんだそうな。

Img_9249
↑キャンドルスタイルのシャンデリア。素敵です。

Img_9247
↑どなたかのお屋敷風な、古き良き時代のレストランです。

3コースディナーがお一人様$80。7コースディナーがお一人様$120。
3コースと7コースの価格設定がどうにも微妙な金額ですが、プロポーズなんてするスペシャルな日には、やっぱり思い切り良く7コースディナーですかね。
私は、前菜はビーフタルタル、メインは白身のお魚をいただきました。プロポーズなんてどうでも良くなるぐらい美味しかったです。

こちらのレストランはウエストビレッジの路地裏にひっそりと、看板も出さずに立っています。でも知る人ぞ知る名店なので、予約は必須。
レストランウィークでも超美味しいおごちそうが格安でいただけるので、毎年必ず行く事にしています。
とはいえ、別に誰もここでプロポーズはしてくれなさそうですけどね。
わたしゃ美味しいものが食べられさえすれば(できれば人のお金で)、それで大満足です!

One if by Land Two if by Sea
17 Barrow Street  New York, NY 10014

(212) 255-8649


↓やはりダニ一直線。
twitter/reikotakeuchi
人気ブログランキングへ

| | コメント (2)

2012年3月21日 (水)

ニュー携帯カバー

いつ注文したんだったかも思い出せないぐらい随分前に注文しておいた、カスタマイズ携帯カバーが、今日帰宅したら届いていました。
デザインはもちろんチョビーー。

Photo_on_20120321_at_0047_2
↑寝とぼけチョビ。うう。ううううう。かわいいかわいいかわいい……。

ずっと使っていたチョビキラキラ携帯カバーは、汚れて内側にゴミがたまってきたのでクリーニングしてまた使うつもりですが、ちょっと気分転換にニューチョビカバーも注文してみたんです。
でもこれ。
かなりピッタピタにはまりこんじゃって、ちょっとやそっとでは外れそうにありません。
一生このチョビカバーで行くことになるのかしら……。



↓コレにもキラキラストーンつけてデコレーションしようかな。
twitter/reikotakeuchi
人気ブログランキングへ

| | コメント (7)

2012年3月19日 (月)

尻松の底力

我ながら怪しいタイトルだと思うんですが、いえね、最近また、プライベートコンシェルジェ尻松さんの底力を実感させていただいたものですから、思わず直結タイトルになってしまいました。

たいした事もしていないのになぜか時間に追われ続ける毎日は相変わらずなんですが、今週から大事なお客様が日本からおみえになるので、その対応でさらにチョーばたばた。
そして、お食事の手配がこれまた大変。
毎日のスケジュールと照らし合わせて場所と時間と、お好みの食事内容を見て、やっと決めて予約をとろうとしたら満杯でダメ。
うううぎゃーーーーーーーーーー。どうしようーーーーーーーーー!!
となった時、頭に浮かんだのはあの尻松さん。
そういえば、一ヶ月以上前に「そろそろご飯食べに行こうよ」って電話で話をして以来、なんだかお互い忙しくて全く会えずにいたんですが、どうしてるんだろう尻松は。

まずは久しぶりに彼のブログをチェックしてみたら、なんと一週間前ぐらいから40度以上の高熱で苦しんでいたとか。
ありゃー。かわいそうに。
全然知らなかった。
慌ててコメントしてみたら、すぐにメールをくれたんですが未だに調子が今ひとつよくないとか言うので、「うーん。40度もの高熱だものね。そりゃすぐには立ち直らないよね。それに子供ができなくなったら困るね」とよけいなことを書いてしまったら「げっ。やっぱり!?」と即返事。
どうなんですかね。男性は高熱を出したら子供ができなくなるとかなんとか、俗説ではききますけど、本当なんですかね。

と、かなりいい加減な態度で、尻松さんにとっては強烈なメールを書いてしまったんですが、「ええ〜どうしよう……」って書いてくる尻松さんの返事は無視して、予約でとれないレストランに無理矢理ねじこんでもらえないかお願いしてみました。

「ちょっときいてみるね」
とさくっと返事をくれて、翌日速攻で「とれたよ」と連絡が。

やったー!
いや。このレストランは尻松さんも常々絶賛している日本食レストラン『響屋(KYOYA)』さん。
美味しいんです。マジで!
ここに初めて行ったのは数年前、チカちゃんの旦那さんトモに連れて行ってもらってオゴってもらった(またか!)時なんですが、あまりの美味しさに『ムハーーー!ムヒーーーー!!』としか言葉が出てこなかったぐらいでした。その美味しさは今も変わらず。

L
↑よい雰囲気のお座敷。

L1
↑ウニイクラ丼。ウヒー!!

本当に本当に大人気で、なかなか予約がとれないNYのレストランの一つです。
さすが超優秀プライベートコンシェルジェ尻松!
ありがとー!!

ということで、わたくしもこの日のディナーはお相伴にあずかってまいります。
うう。
すでにお腹がヘッタ……。


↓いただきまーーーーーーす!!!
twitter/reikotakeuchi
人気ブログランキングへ

| | コメント (5)

2012年3月16日 (金)

先日ようやく歯が治りまして、食事中にゴロゴロはずれる仮歯ともおさらばいたしました。
そして、歯がカユい不快感もかなり無くなって来た(というか、慣れた?)んですが、ほんの2週間だったのに仮歯で用心しつつ食事をしていた癖が抜けず、今の歯の噛み合わせに慣れず結構苦労しています。
昨日、チカちゃんとお昼ご飯を一緒にしたんですが、その時がっついたトンカツの一口目で『ガリッッッッッ!』とすごい音をたてて前歯が噛み合わさりました。一瞬歯がくだけたかと思ったほどの大音響で、チカちゃんもびっくりして『だいじょうぶー?』。

噛み合わせはちゃんとチェックしてもらったので問題は無いんですが、慣れって不思議なものです。食事中に咀嚼するというのは、噛むという行為だけでなく、舌や歯が複雑に動き、口の中で食べ物が移動して、色々な機能がうまく合わさって初めてうまく作用するんだなあ、と妙な事に感心したりしています。そして、その機能の一つ、歯の噛み合わせがちょっと変わっただけで、当分の間違和感を感じ続けるというのもなんとも不思議。

それと、仮歯の間、自分がハロウィンのカボチャみたいな歯になっていてとっても憂鬱だったんですが、それにすら2週間で慣れっこになってしまって、また歯を綺麗に整えてもらったら、なんだか異様な感じがしたのも不思議です。
まあ、ハロウィンのカボチャが一生続いたらちょっと困りますけどね。

Img_9200
↑歯ドクターと記念写真。身長190cm以上あるのに私より顔が小さいような……。

↓私っておじさん好みなのか……。
twitter/reikotakeuchi
人気ブログランキングへ

| | コメント (2)

2012年3月13日 (火)

チョビ切り絵

先日、お友達のジュミさんから超ウルトラうれしいお誕生日ギフトをいただきました。

それは、昨年のチャリティーイベントでもたくさんたくさんかわいい作品を展示提供してくださった切り絵作家さんの作品で、しかもしかもしかも!オリジナルチョビ切り絵!!

Img_9162
↑こんなん。かわいいいいいいいいいいいいいいい!!

ちなみに乳母車に載ってるかわいい少女は『私』ですからね。私。
おにぎりわけっこして、チョビに乳母車を押してもらっているんです。うう。かわいすぎて涙が。。。

Img_9159
↑さっそくチョビのお仏壇にお供え。

この細かさ。そしてかわいらしさ。
チョビがまたそっっっっっっっっっくりで癒されます。本当に癒されます。
出来上がった作品が届いた日、ジュミさんが『届きましたよー!もうチョビがそっくりで超かわいくて私まで涙がでましたー!』とメールで知らせてくれて、大感激。コタロウさんと一緒に、さっそくジュミさんのサロンまでいただきに行きました。
ピンクのブーツ履いてます、チョビ。
ああ。かわいい。
最初の頃、ブーツを履かされるのをめちゃくちゃいやがっていたのに、慣れてくると『ありゃ。これ履いてるとなかなか歩きやすいかも』と理解したようで、足を触られるのは嫌がったけれど、わりと大人しくブーツを履いてくれていたチョビの様子を思い出しました。
この切り絵、本当に細かくて繊細でかわいくて、ああ実物を皆さんにお見せしたいです。

そんな切り絵作家さんと、それからペンシルドローイング(これがまた超かわいくて超おしゃれ)の作家さんの展示会がジュミさんのサロンで今年も開かれます!
是非是非是非ぜ〜〜〜〜〜ひ〜〜〜〜、皆さんふるってお越し下さいね!
イラストや切り絵の特注も、是非!癒されます。本当に。

Photo_2
↑展示会ポスター。コレもかわいい!

展示会は4月6日から5月3日まで
6日金曜日の6時から8時まで、オープニングレセプションだそうです。

excy laser
147 West 35th Street

New York, NY 10001

↓次はチョビが乳母車、私が押すバージョン特注したいかも……。
twitter/reikotakeuchi
人気ブログランキングへ

| | コメント (6)

2012年3月 9日 (金)

犬の寝方

ここ一週間、コタさんと一緒に暮らしてみて思うことなんですが、犬って寝方一つとっても個人差(個犬差)があるんですねー。
同じ犬だから仕草が同じ、ってところもあるんですが、一番ありゃチョビと違うなあって思ったのは、ベッドでの寝方です。

Img_5730
↑ドッカーンと長くなって寝るチョビに対して、

Img_9158_2
  ↑隅っこでクルっと丸くなってちんまり寝るコタ。

コタロウさん、ちょっと遠慮してるのかな?
よそのお家だと、やっぱりリラックスできないのかな。
早くコタパが戻ってくるといいねえ。

↓お行儀よくてみんなに感心されるコタ。
twitter/reikotakeuchi
人気ブログランキングへ

| | コメント (2)

2012年3月 6日 (火)

修理マニア

やっと届いたルンバの部品。
腕まくりして修理開始いたしました。

Img_9128
↑ばらばらばら。チョビも見学中。

壁などの障害物を感知して方向転換するためのセンサーが壊れてるんじゃないかな、と思い、センサー部品を取り寄せたまでは良かったんですが、このセンサーを取り替える作業にたどり着くまでが大変でした。
とにかくネジの数がハンパじゃないんです、ルンバちゃん。しかもその全てが超小型ネジ。細いねじ回しを必死のパッチで使っているうちに、指に水ぶくれができてしまいました。

Img_9129
Img_9130
Img_9131
↑やっとたどり着いたセンサー部分。

全て取り外して、さて、新しい部品に交換。
と思ったら、古い部品は二股にわかれていて、二種類のセンサーが合体しているではありませんか。。。

うう。
もう一種類取り寄せて、自分で合体させてつなげないと多分修理は無理……。

泣きながら全て元通りに戻すのにまた小1時間。
指の水ぶくれはますますひどくなり、腰も背中もグギグギです。
しかも、なぜなんでしょう。
床には10本ぐらい余ったネジがゴロゴロ。。。
どこのネジをしめ忘れたのか、もう知る術もございません。

新しい部品が到着してから、全てやり直し。センサー四個を交換するために、また同じ手順でネジを百万本ゆるめて、そんでもってまたしめなおして、そんでもってまたネジが10本ぐらい余って、そんでもって結局修理できなかった。
なんてオチになったらどうしよう。

↓ていうか。ほとんどそうなるんじゃないかって気が……。
twitter/reikotakeuchi
人気ブログランキングへ

| | コメント (2)

2012年3月 3日 (土)

ヌーヨークの冷やし飴

先日食べ物と一緒に飲み物も差し入れに来てくれたポール。
なんて親切なんだ、と感謝したんですが、差し入れてくれた飲み物がなんか怪しいパッケージ。
ハワイ風のようなインドネシア風なようなタイ風なようなラベルで、マイナーブランドのビールのようにも見えます。
これはなんですか?と問うと
「ジンジャーエールだよ」
とのこと。
ふーん。まずそう。

いやごめん。でもほんとにそう思ったんですよ。
でも、のども乾いていたし、死ぬほどまずかったらそれはそれで話題になるしな、とグビーっと飲んでみたら、いやいやまずくない。いや、どっちかっていうと美味しいかも。。。
そのなんとなく懐かしくて思い出そうとしても思い出せない味は……。

あっ!
冷やし飴!!
ほんとに冷やし飴そのものの味です!

↓コレですよおくさん、コレ。

Img_9111

こりゃ珍しいものをいただきましたよ。
美味しかった。
また買って飲みたいと思います。
ヌーヨークにお越しの節は、是非お試しください。
普通にデリで売ってます。

↓懐かしい夜店の味ー。
twitter/reikotakeuchi
人気ブログランキングへ

| | コメント (4)

2012年3月 1日 (木)

メトロポリタンオペラ

昨夜はマヨ先生と一緒にメトロポリタンオペラ観賞に出かけました。
もちろんボロボロの歯を隠すために巨大マスクをつけたままのお出かけなので、地下鉄の中やシアターでめちゃくちゃ怪しまれました。
こうして改めて見ると、ニューヨークでマスクをつけて外出する人なんてほとんどおりませんし、そもそもあまりそこらへんで売ってないんです、マスク。
三件目のドラッグストアでようやく見つけた箱入りマスク。山ほど入っていて15ドル。高い。
歯が治るまでの間の外出時と、飛行機にでも持ち込んでせっせと消費せねば。

さて。
今回のオペラ。演目はかの有名な『ドン・ジョヴァンニ』でした。
色事師という、今の時代にはそうそうお目にかかれない存在(いや探せばいるか……)の代名詞『ドン・ファン』の原型なんですね、ドン・ジョヴァンニさんは。
このドン・ジョヴァンニときたらもう、本当に最低最悪いいとこなし。女たらしで人殺しで傲慢で嘘つきで人に対する誠実さのかけらもなくて、しかもその全てに罪悪感ゼロ。
オペラでドン・ジョヴァンニ役を演じていたオペラ歌手のおっさんも、見るからに品性下劣そうで脂ギッシュで不潔そうな髪型で体型グズグズで(もうめちゃくちゃ)、そりゃもうホント、最低最悪を具現化した見事な存在感でした。
モーツァルトらしくユーモアに富んだ物語に合わせた音楽は、まさしく変幻自在。軽妙かと思えば荘厳、コミカルかと思えばシリアス。明快な旋律が突如暗い短調で締めくくられるアンバランスさが、ああやっぱりモーツァルトは天才なんだ、と当たり前のことを再確認させられます。

今回買ってみたお席は、ドレスサークルと呼ばれるバルコニー席でした。
昔から一度座ってみたいなあ、と思っていた貴族のようなお席が90ドルということで、高いのか安いのか微妙なお値段だけど、あこがれの席だったので今回はオーケストラではなくこちらの席にしてみました。

Img_0306
↑ネットから拝借。こんな感じのお席です。

一般席横のカーテンをくぐると、静かな細い廊下に出ます。
そこをまっすぐステージの方向に進んでゆくと、小さな三段ほどの手すり付き階段が並んでいます。階段の上には小さな扉。
私たちの席は5番ボックス席だったので、5と書かれたドアを開けると、こういう小さなブース席に出るんです。
小さなスペースには他の人の席は無く、まるで自分のお部屋みたいで、とってもくつろげました(靴まで脱いでくつろいだ)。
今回、ステージに向かって左手のブース席だったんですが、ドン・ジョヴァンニに限ってはステージ向かって右手のブース席がおすすめです。
なぜなら、色々な場面がステージ左手で展開する事が多く、私たちの席からは一階下の手すりが邪魔であまりよく見えなかったんです。右手バルコニーからならほとんど全て見えたんじゃないかしら。

Img_9120
↑眼下にオーケストラブースが見えます。

Img_9116
↑高くてちょっと怖い。。

最期の瞬間まで、自分の行動や生活、嘘や罪を悔い改める事無く『卑怯者のそしりを受けることだけはしない!』とアホの細工に言い張って地獄に落とされるドン・ジョヴァンニさんですが、まあ最悪な人間もここまで徹底したら逆にちょっと尊敬する?かも?な気もしないでもなかったですね。それから、ドンさんにだまされても裏切られても傷つけられても、ただひたすら彼を哀れみ、彼に代わって命乞いまでしたエルビラ(だったかな?)さんが、なかなか根性すわってていいじゃないか、と思いました。ま、どんなことをしても自分以外の人間を変えるなんて絶対不可能なことですから、全て無駄といえば無駄なんですが、ご本人の心の平和という意味においては、彼女の生き方が一番よろしかったのではないかと。

舞台装置も出演者たちの衣装も、17世紀のスペインぽい薄暗い感じの中にも華やかな彩りがある、まるで一幅の絵画のような美しさでした。

芸術ってやっぱり素晴らしい。
そうそう。
メトロポリタンオペラでは、ほぼ全ての演目で2時間前から並ぶとオーケストラ席が25ドルで買えるので、次は早めに並んでこれに挑戦してみたいと思っています。

↓次は何を観ようかな。

twitter/reikotakeuchi
人気ブログランキングへ

| | コメント (2)

« 2012年2月 | トップページ | 2012年4月 »