チョビx11
今日はチョビちゃんの11ヶ月目の月命日です。
今日は小さくてカワイイピンクの花束を買って来て、お仏壇に飾りました。
お線香もいつもより多めにモクモクと焚いてあげたので、きっとチョビは盛大に、ブシャーッッッとくしゃみしていることでしょう。
去年の今頃はどんなんだったかねえ。
とチョビのお仏壇に語りかけた時、ふと胸を衝くように戻って来たのがチョビの顎の下にあった大きなできものを見た時の、胃の中に石を飲んだような重く苦しい不安感でした。
あの顎の下のゴルフボール大のできものは一体何だったのか、結局わからずじまいでした。リンパ腫のできものではなかったようで、どのドクターも『はて。これは何かいな?』と首を傾げるばかり。
たしか最初にあのゴロっとしたできものしこりみたいなものを発見したのは、チョビが13歳か14歳のころ。
顔中にチューしてこねくりまわしてナデナデしまくって、チョビ握手して(チョビのくちばしをワシっと掴んで握手!)(←チョビ大迷惑)……と遊んでいたら、おや?と手に触れた小さなできもの。
これが年々巨大化し、何度お医者にみせても細胞診を行っても、ガンでもなくいかなる類いの腫瘍でもなく、だからといって脂肪腫でもないような……。と明確な診断が出ないままでした。
そして、チョビが旅立つほんの数日前、できものがぱっと見にも突然巨大になったように思えたので、付き添ってくれていたフンフンに
「なんか、あのアゴ下のやつ、大きくなってない?」と問いかけると、フンフンも
「……あ。ほんとだね。あっ、と思うぐらい大きくなってる気がするね」と同意しました。
あのできものに初めて気づいてから数年間、そして特に15歳をすぎてからは、あれを見る度に胸がズーンと重たくなって、不安で心配で仕方ありませんでした。
それが、チョビが旅だってしまってからはしばらくそのことがなぜか頭の中からすっぽりと抜け落ちていたんですが、今日お仏壇の前に座ってボーっとしていたら、突然蘇って来たんです。
チョビは全然気にしていない風だったけど、結局あれは何だったのかな?
やっぱりリンパ腺の腫れだったのかな?
チョビはホントに不快じゃなかったのかな?
あれこれ考えていたら、お線香の煙で私のほうがへーっくしょーん!とくしゃみが出てしまいました。
明日はお引っ越しイブ。
お引っ越し屋さんがパッキング作業に来てくれます。
なのになーーーーーーーーーんにもしていない私。
大丈夫なんでしょうか。
本当に引っ越しできるんでしょうか。
チョビー。チョビも一緒にお引っ越しだよー。
だからせめてせめて、今夜夢に出て来て励ましておくれーーーー。
たのむーーーーーーーーーーーーーーーー。
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