リン母

2009年10月31日 (土)

お久しぶりでございます

ケータイからのアップが簡単ってことで、ついつい『別館ふにゃら』ばっかり更新して、こちらではチョーお久しぶりになりました。

さて。日本滞在もあと2日を残すのみとなり、リン父個展は今日で終了です。
開催中、本当に大勢の皆さんにご来場いただき、リン両親共々心より感謝いたしております。リン父のチョーアバウト累計によりますと、1日平均150人程の皆さんにご来場いただいたようです。ブログを見てわざわざ埼玉や京都から来てくださった方もいらっしゃいました。
リン母に
「両親が心より感謝しております、って書いておいてちょうだいっ」
って眉間にしわをよせて(なぜ?)命令されました。
リン一家、心より感謝いたしております。
ありがとうありがとうありがとうございましたっっっっっ!!!

えー。今日はリン両親が感激した冥土の土産写真をアップしますねー。
1reikoryoushin
↑この微妙な間隔。リン両親、遠慮しておりました。でもチョー嬉しそうです。

この写真を見せるとリン母に「どうしてお母さん、前髪が後ろにあがってるのっ!」
って激怒されました。
そんなことで激怒されても……。
たしか私が見た時には、すでにこの髪型だったと思うんだけど……。

「こんなヘンチクリンな髪型っ!お母さんイヤっっっ!」

お母さんイヤっ!て言われても……。

「こんなになってたんだったら、言ってくれればいいじゃないのっっ」

いや。もう。ホント。すみません……。

「お母さん、ブサイクに映っててイヤっっっ!!!」

ひいい。

と、そこへリン父が口を挟みました。

「そんなもんアンタ。高島礼子さんの隣りに写ってブサイクもキレイもあらへんがな。比べるのがまちごうとるわ。そらしゃあないで」

この後リン母が、『誰が高島礼子さんと比べたって言ってるのよっっ!』と、さらにブチ切れしたことは言うまでもありません。


↓礼子さん、ド根性カエルでビューティフル。
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2009年8月14日 (金)

認識の相違

本題に入る前に、イルカくん元歌の情報ありがとうございます!
かなりノリノリの応援ソングみたいな感じなんですね。
確かに私もイルカくんが楽しそうに(無表情だけど)唄いながらテーブルの上でビチビチビチッとはねるのを見ていると、意味もなくニヤニヤ笑いが出て来て元気がでます。あと3体ぐらい買って来てカルテットにしたいです(うるさいか?)。
で、認識の相違なんですけどね。

そう。
先日来日本の芸能界が大騒ぎじゃないですか。
あれまああれまああれあれ…、と思っているうちに、クスリ関係で大変な事が次々と発生してしまい、毎日mixiのニュースで情報アップデートしているんですが(ド暇?)、そんなある日、リン母から電話がありましたので早速話題をふってみたんです。

「ねえねえお母さん。最近日本の芸能界は大騒ぎねー。そっちでは騒ぎはどう?」

「そうーなのよレイコちゃん。もう大変よ。大騒ぎ!お母さんびっっっっっくりしたわー」

「あやっぱりそうなの?いや。私もびっっっっっっっっっくりしたわ。なんでまたあんなことに…」

「そうよう。なんでまたあんなことになったのか。ほんとにほんとに大ショックよ」

「ほんとにねえええ。何が原因だったのかねえ」

「さああああ。それはまだ発表されてないけど、一体どうしたのかしらねええ…。お父さんとテレビ見ててニュースが出た時にはびっくり仰天したわよ」

「やっぱり色々ストレスとかあったのかねえ。それとかダンナさんとうまくいってなくて孤独だったりしたのかなあ」

「アンタ何言ってるのよ。大原麗子さんは独身よ」

…っえっ?おおはら…?え?

「あの人は二回結婚して離婚して、そのあとはずっと独身だったじゃないの。それにしても大原麗子さんが孤独死なんてねえええ…なんでそんなことになったのかしらねええ…」

…大原麗子さん。
あそう。
そうきましたか。
わたしゃてっきりのりPの話をしているのかと思ってました…。
いえ。確かに大原麗子も山城新伍さんも、私もびっくり仰天しましたけど。
リン母に言わせると『そんなのりPとかお母さん知らないわ。そんなのどうでもいいわ。大原麗子よ大原麗子さん』だそうです。
いやでもほれ、あとオシオなんとかとか…、って言ってみたんですがさらに『そんなオシオなんてお母さん知らないわ。どうでもいいわ。関係ないわ』って言ってました。
関係ないわ、って言うんなら、大原麗子もリン母には関係ないんじゃないかとも思うんですが、まあ恐ろしいので言わずにおきました。

それにしても、世代的にはこうなるんですかね。
イヤでも待てよ。別に私はのりP世代ってこともないよなあ。
あの『のりP語』っていうのも、私なんでか知らないけどリアルタイムで見たり聞いたりした記憶があんまりないんですよ。
マンモスなんとかとかなんとかピーってのはもちろん知っていましたけど、認識としては、いつの間にか世の中に出回っていていつのまにか普通に使われていた…、みたいな感じです。
ていうか、あの言葉は普通に一般人が日常会話で使っていたんですかね?
そういう認識もあんまりない感じです。
なんでかな?
私が渡米してから流行したのかな?
ちなみに私が渡米したのは89年なんですけど、のりP語ってその前ですかね後ですかね?

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2009年7月 5日 (日)

後1日

3週間ちょっとの長きにわたったリン両親滞在も、明日一日を残すのみとなりました。
ラストスパートで忙しくしていて、更新が滞ってすみませーん。
明後日からまたちゃんとします。
ひとまず今日はこんな写真から。
この後リン父大コーフンなイベントがあります。動画もあります。
今年はハドソンリバーで行われた独立記念日の花火も、ニュージャージーのホテルに泊まってしっかり見てきました。

Firehouse
↑仲良しリン両親。
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2009年6月22日 (月)

閑話休題/リン両親的大失敗

ボストンはまた明日から書きますが、昨日ちょっとリン両親を置き去りにして出かけた時のこと。
出かけたとか言ってもですね。チョビ散歩に行っただけなんですよ。長めのチョビ散歩。
出かける前にリン父が
「風呂入れてくれんかね」と言ったので、へいへいとお風呂を洗って風呂桶にお湯をはりはじめたんですよ。ちなみにリン父は「母さん、水くれんかね」「母さん、お茶いれてくれんかね」「母さんお昼は?」という調子で、もうキッチン関係はお湯も沸かせないほど何もできません。アメリカに来た途端、ドアノブの回し方もわからなくなるリン母にも困りますが、リン父もお湯ぐらい沸かせるようになってくれないと、私やリン母も困ります。
でもまあ、そういう議論を交わすほどのことでもなかったので、お湯を出しはじめてからチョビ散歩に行く事にしたんです。
出かける間際にリン父に
「お父さん。お風呂あと5分ぐらいでいっぱいになるからね」と声をかけました。リン父も「おっ。よっしゃよっしゃ。ほんならあと5分ぐらいで適当に湯をとめて入ったらええんやな!」
とご機嫌で返事。
ついでに奥のバスルームで歯を磨いていたリン母にも声をかけました。
「お母さん。お父さんのお風呂いれてるからね。ちょっとチョビとでかけてくるけど、お湯番よろしくね」
「はいはい。いってらっしゃい」
と良いお返事でした。二人とも。

小一時間後、帰宅するとリン母がムゥーとした表情でダイニングテーブルに向かって座っていました。
「…た、ただいま…」
「れいこちゃん…」
「うん?」
「失敗したわよ」
「な、何を…?」
「大失敗」
ひいー。コワいようー。
「何を失敗…?」
「お風呂よ」
「お風呂の何を失敗…」
「お父さんがね。もうバカみたいなことするのよっ」
ひー。バカみたいなことって…。
「お湯をとめようとしてシャワーを出したのよっ」
お湯をとめようとしてシャワーを…。なんでまたそんなことに。
「あんなもん、蛇口の栓をひねればいいのに、栓を回したら冷たいお水になったからなんかわけのわからんことしたらシャワーになったって言うのよっ。もうっっほんとにお父さんったらわけがわからないんだからっっ」
プンプン怒っていますリン母。私もわけがわかりません。
「えー。でもー。なんでそんなことに…」

と話し合っているところに、リン父がベッドルームからのそのそと出てきました。
「まあ、何を言われてもしゃあないけどな…。蛇口ひねったらつめたーい水がでてきよるんや。あっこらいかんわっ、と思ってな。なんかしらんけどそこらのボタン押したったんや。そしたらつめたーい水のシャワーがシャワーと出てきよってん(ホントにこう言った)。しゃあないで」
「何がしゃあないでですかっっ。そんな適当なボタンなんか押すからでしょっ」
「そんなこと言うたかておまえ。つめたーい水なんか出てこられたらそら慌てますがな」
「だからってどうしてそんなボタン押したりするのよっ」
「そういうけど母さんかて慌てておたおたしたやないか」
「おたおたしたけどそれはお父さんがわけのわからないことしてシャワーなんか出して大声で呼ぶからでしょっ」
「まあそうやけどな。そんでもええやんか。ちゃんとしまいには止まってんから。まあな…何を言われてもしゃあないけどな…」
「何を言われてもしゃあないって、別に私はお父さんの悪口を言っていたわけではありませんっっ」
「あーはいはい。ほな、もう寝るわな。おやすみー」
リン母の肩をポンポンと叩いて、リン父はゴソーとベッドルームへと立ち去ってしまいました。

そして今日、再び「風呂入れてくれんかな」という声が聞こえてきましたが、リン母の「お父さんっ!ちゃんとこっちに来てお湯の入れ方と止め方ぐらい覚えてちょうだいっ」という叱責の言葉に、ノソノソとリン父がやってきました。
夫婦二人でワーワーと騒ぎながら、なんとかお風呂のお湯を入れ始めた様子。
そしてリビングに戻って行くリン父に
「お湯の様子ちゃんと見て、とめてくださいねっ」
とリン母の追撃。
「あーはいはい。わかりましたー」と適当な態度で返事をするリン父。
どうなるのかね、と思って聞いていると、リン母が私の部屋の入り口前でゴーと突っ立っているんです。
「あの…お母さん、そこで何を…?」
「お父さんが本当にお湯を止めに行くかどうか、ここで見張ってるのよっ」

…。リン母。コワい…。

↓結局リン父は、無事お湯をとめることができました。あーホっとした。
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2009年6月17日 (水)

明日からボストン

明日から、リン両親と共にボストンに2泊3日の旅に出かけます。
片道3時間半から4時間の旅ですが、列車にPCを持ち込んで、仕事しながらの旅です。
毎日大ボケな会話を交わしている両親との、久々の小旅行。楽しみですが、どのぐらい頭がヘンになるか、コワい気もします。
ちょっと更新怠るかもしれませんが、帰って来たらお土産話をたくさんアップしますね〜。

Rin1
↑こんな状態になっていなければ…。

↓がんばれリンコ!
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2009年6月16日 (火)

親子

毎日怒涛の両親攻めです。
「なんで?」「これ何?」「どうするの?」「やめなさい」「ちゃんとしなさい」「さっさとしなさい」をワンセットに、一日1000セットぐらい言われています。まるで小学生の頃に戻ったようです。

リン父の日課はチョビの朝散歩から始まります。
朝食後食休みをしているチョビを叩き起こし、ウ○チ袋をポッケにつっこんでテクテクと近所のドッグランと公園に出かけ、30分ほどで戻ってきます。
その後、ベランダからの風景をスケッチし、下絵がすむと色付けをはじめます。
下塗りの絵の具が乾くまでの間、手作りの碁盤(厚紙に定規で線を書いて作った力作)で独り囲碁をはじめます。参考書を片手に「うううーん。これは難しいなあ…」などと独り言をいいながら小一時間ほど囲碁に取り組みます。
そうこうしているうちにお腹が減り始め、「お昼はまだかいな」と言います。
お昼御飯がすむと、絵の具が乾いたところにさらに色付けです。
これは色々とバージョンがあって、お絵描きの途中に読書や居眠りも混ざります。

一方、リン母の日課は私を叩き起こすことから始まります。
「ちょっとアンタいい加減に起きなさい!」
ドアをバーン!と開けて眉間にしわをよせて大説教一発目です。
ひー心臓がとまるよう、と私が飛び起きると
「もうほんとにっ。アンタっていつまでたってもそんなんじゃ、もう嫁の貰い手ないわよっ。大体どうするつもり?そんな年になってまだそんないい加減なことで、将来どうするつもりなのっ」
と、朝っぱらからものすごーく複雑な説教&小言の嵐が始まります。
この説教の合間には「あーしんどいわ。お母さんもう駄目だわ。ゆうべはものすごく熱が出たと思うぐらいしんどかったわ。やっぱりだめだわ。もうこれでアメリカ旅行は人生最後だわ。二度と来られないわ」というセリフが随所にちりばめられます。
これはほぼ一日中同じ調子でくりかえされ、時々「食べ過ぎて胸がムカムカする」とか「めまいがして駄目」とか「地面がフワフワしてフラーとするわ」とか「湯当たりして調子が悪いわ」とか「食欲全くないわ。調子が悪いわ」が別バージョンとして加えられる場合もあります。でも、見ている限りチョー元気です。でも、「お母さん元気じゃん」というとすっごく気を悪くします。「そんなことないわっ」と言ってフン!と横を向きます。
でも、やっぱり家庭内で一番元気で権力を誇っているのはリン母だと、私はおもいます。

そういえば先日、肩の治療で診療所に行った時、ドクター・チンが教えてくださいました。
『あなたの親が同じ事を繰り返し繰り返し言った時、どうか怒らずに辛抱強く聞いてあげてください。彼らは、あなたが子供の頃に親に対して行ったと同じ事をしているだけなんです。あなたの親が何度も同じ質問を繰り返した時、どうか怒らないで辛抱強く答えてあげてください。彼らは、あなたが子供の頃に親に対して行ったと同じ事をしているだけなんです』
という名言です。
人は歳を取るにつれ、子供に帰って行くのかもしれませんね。
そういえば、父方のばあちゃんは亡くなる数年前から大ボケにボケまくっていましたけれど、赤ちゃんのように屈託の無い可愛い笑顔で「ヒロコさん。あんた赤ちゃんどこやったん?」と私に問いかけ、チビリそうなぐらいビビらせてくれたものでした。
これで最後のアメリカ旅行になるとは到底思えないほど元気なリン両親ですが、だんだんと親孝行できる時間も少なくなっていくわけですからね。やっぱり悔いの残らないよう、一生懸命笑顔で、どんなにわけのわからん質問でもちゃんと答えようと改めて思いましたです。まあ、夕食のおかずの卵焼きからほうれん草のおひたしまで、一つ一つをいちいちお箸でつまみながら「コレ何?」と訊くのや(byリン父)、洗濯機のふたを指差して「これどうやって開けるの?」とか、洗いあがった洗濯物を指差して「コレ、どうするの?」とか、水道の蛇口を指差して「コレどうするの?」とか訊くのは(byリン母)できればやめてほしいですけどね…。

↓がんばれリン両親!
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2009年6月14日 (日)

両親の会話

今日は色々とイベントがあったんですが、それぞれについてはまた後日お知らせするとして、さっきリビングルームで交わされたリン両親の会話が衝撃的だったのでちょっと…。

私がベッドルームで仕事をしていたら、消してあったテレビをつける音が聞こえてきました。
おや。寝る前にニュースでも見るのかな?
と思っていると、リン母がリン父にこう訊く声が聞こえてきました。

「何をしようと思ったの?」
「え?」
「何がしたかったの?」
(『何がしたかったて、テレビを見たかったに決まっとるやないか』と自室で密かにつっこむ私)
「え?」
(『耳遠いんかい!』とつっこむ私)
「なんでテレビつけたの?って訊いてるんじゃないのっ」
(リン母キレそう…)
「…?え?あ?ああいや。テレビ消そうと思ってな」
(…は?…)
「はあ?」とリン母。
「いや。そやからな。テレビ消そうと思ったらついてしもたんや」
(……は、はあ?…)
「はああ?」とリン母。
「ちゃうねん。テレビ消したろか思ってな。ほんでなんか知らんけどついてしもたんや」
(…な、何を言うとるんや…)
「何を言ってるのよお父さんったら。わけがわからないわ」
「いや。そやからな…」
「テレビだったらさっき私が消したじゃないの。消えてるのわからなかったの?」
「うん。そうみたいやな」
「そうみたいやな、ってお父さん。何言ってるのよ」
(ホントに何言ってるんだ…)
「いや。なんか赤いのついてるとついてるんかと思ったんや」
「?????さっぱりわけわからないわ」
(私もさっぱりわからんぞ…)
「いやまあとにかくやな。テレビ消したろと思ったら逆についてしもたから、まあついでにちょっと見てみたんや」
「あっそ。なんかわけわからないけどもういいわ」

…す、すごい。
わけわからないけどもういいわ、ときたか。
これで事態がおさまるなんて、さすが老夫婦。
年輪を感じましたよ…。はい…。

↓口出ししないでおくのに必死のパッチでしたわよ…。
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2009年6月13日 (土)

さらに

いやー。リン母の謎発言をこんなに皆さんが即理解してくださるとは。
それどころか、『私もそうかも』な方まで!
私はあまりに毎日コレにさらされているものですから、数秒ごとの謎発言にほとんど脳みそがマヒしかかっております。
今日はマンハッタンに車で出かけたんですが、私がウインカーを出すと毎回こういう会話になります。
「右に曲がるの?」
「うん」
「ここを右に曲がるの?」
「う、うん」
「ここ?ここを右に曲がるの?」
「…う、うん…」
「ここを?曲がってどうするの?何するの?どうして右に曲がるの?なんで?」
…誰か…助けて…。
角を曲がるたびに、何故曲がるのか、どこに行って何をするつもりなのか、リン母に説明しなければコレは避けられないのでしょうか…。
誰かリン母を止めて…。

Chobiflower
↑お花のむこうで大人しく気配を消しているチョビ。

↓止まらないのがリン母。
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2009年2月24日 (火)

ドライヤーと国際免許

そうそうそうでした。
うっかりしていました。
リン母から命令された『国際運転免許』とヘアードライヤーの関係でした。
リン母にバレたら…と思うと、こんなこと書くのは心底恐ろしいんですが、はっきり言ってかなりくだらない理由でした。
つまりですね、リン母が髪の毛を乾かしている最中に、ヘアドライヤーの持ち手部分が『バギ!』と音をたてて、蝶番の部分にヒビが入ってしまったらしいんですね。
それを見たリン母の脳内では、こういう構図が展開されたんです。

『ヘアドライヤーの持ち手にヒビが入った』

『壊れた』

『水気に触れたら感電死するかもしれん』

『新しいヘアドライヤーを買わなくちゃ』

『ミ○リ電化に行かなくちゃ』

『車で行かなくちゃ』

『玲子が家に帰ってくる』

『運転させよう』

『国際免許取ってこい』

ということでした。
まあね。ホント、一年に一度帰国するたびに『両親がものすごーっく老人になっていたらどうしよう』って、ちょっと心配になるんですよね。
だから国際免許であれ何であれ、命令するぐらい元気でいてくれるのは嬉しいことですし、
毎回その心配は杞憂に終わるのも嬉しいことなんですが、どっちかっていうと杞憂に終わるどころか、毎回『老人になっているどころじゃないわい』って感じです。
今日なんかもう、ほんとに恐ろしい思いをしました。

従妹のキョウコちゃんが去年、リン実家最寄り駅から約40分ほどの所にお家を新築したんです。それで、今回新しいお家を見せてもらうべく、電車を乗り継いで訪ねていきました。
午後2時過ぎにキョウコちゃんち最寄り駅に到着し、とっても可愛らしい新築キョウコ家初訪問しました。
新築のお家って、ホント気持ちいいですねー。特に注文住宅なので、キョウコちゃんの夢と希望がたくさんつまっていて、『毎日よかったーって思いながら暮らしてる』っていう従妹の笑顔を見られるのは、私にとっても本当に『よかったー』なことです。
おみやげのシュークリームを一緒にいただき、キョウコちゃんが作ってくれたあべかわもいただき、お茶をガブ飲みし、キョウコちゃんの愛犬コロをしばき倒し、近辺をぐるりとお散歩し、帰路についたのが夕方5時半です。
40分弱でまた実家最寄り駅に到着したんですが、つい、こう、なんていうか、フラフラとそこらへんにある本屋さんとかブティックとかに立ち寄ってしまったんですよ。
で、かねてから興味津々だった書籍を物色していると、ポッケに入れた携帯がジャンジャカジャカジャカジャンジャンジャン(うるさい着信音にした私がバカだった)。ヒーと思いながら取ると、やはりリン母。

「ちょっとアンタ。今どこ?まだ帰らないのっ?」

ひーひー。コワいようー。

「かか、帰る帰る。今もうあのそのなんていうか、その…駅です…」

「あっそ。じゃあいいわ」

ブチ。

切れました。
この『あっそ。じゃあいいわ』は
『今すぐ帰ってくるのね』という無言の圧力でもあります。
それはわかっているんです。
よーっくわかっているんです。
でもでも。
ついフラフラと書物を手にとり、ワンピースを試着し、ハっと気がついたら小一時間が過ぎているではありませんか。
レジで支払いを済ませていると、また携帯がジャンジャカジャカスカジャンジャンジャン。
ひー。ひーひーひー。
コワいようコワいよう。
コワいから無視しちまえー(←事態さらに悪化)。

必死のパッチで歩きました。
12分ほどの道のりを、8分で歩きました。
ああ。もうそこに我が家の門が見えて来た。
ふうふう。
早く早く。
新しい荷物をリン母に発見されないように、小さくまとめて隠しながら、必死で歩きました。
よしっ。あとはチャイムを押すだけだっ。

…う?


目の前に大きく開け放たれた門扉。
その背後には、険しい表情で後ろ手を組んだリン母が仁王立ち。

ひいいいいいいいいいーーーーーーー!
コワい!コワいよう!

ものすごい恐ろしい表情です。
心臓が止まるかと思いました。

「うわーっっ」

「何がうわーっですかっ!アンタっ!今まで一体何をやってたんですかっっっ!」

ひーひーひいいいー。

「さっさとしなさいっっっっ!」

この『さっさとしなさい』と『ちゃんとしなさい』を、幼少の頃から何億回言われ続けたことか…。
ああ…、それにしてもホントに恐ろしかったです…。
眼前に突如仁王立ちリン母が現れた時には、マジで腰が抜けてチビるかと思いました…。

あーこわかったあーおそろしかったあービビった。

教訓:リン母には『今駅前』と正直に言わないこと。

久々にビビり倒したリンコさんに慰めのワンクリックを!

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2008年11月27日 (木)

リン母バースデーその後

そうそう。
忘れてましたね、その後のリン母バースデー。
翌日の夜、おそるおそる電話しました。
百億回ぐらい電話が鳴った後、珍しくリン父が電話をとりました。

「はいはい!」(リン父デカ声です)

「お父さん?」

「はいはい!」

「私」

「はいはい!」

「あのうー」

「はいはい!」

ひー。

「お。玲子ちゃんか?」

…。

「昨日電話したか?母さんの誕生日やったから?」

しましたしましたしましたとも!

「昨日な。大変やったんやで。そらもうなアンタ」

な、何事が?

「銀行に行ったんや。母さんと二人してな」

ほうほう。

「そんでもうなあ。アンタ何やら知らんけどやいこしいわけのわからん連中に、わけのわからんことをうじゃうじゃうじゃうじゃ言われてなあ」

…銀行で。わけのわからん連中が。わけのわからんことを。うじゃうじゃと。

「そやねん。そいでな。もうほれ12時頃行ってな、4時過ぎまでかかったんやで!大変やったでほんまに、腰痛くなるしなあ」

はー4時間も銀行で。

「半日仕事やでほんまに!」

ああそうー…で…あの、私が昨日電話したのは…

「ずうーーーっと待たされてな。なんやこっちが一言いうと、ああちょっとお待ちください、たら言うてな、すぐどっか行ってまいよってな。そんで別のわけのわからんヤツが出てきよるわけや」

はあはあ…なんか事情がよく飲み込めない感じもするけど、なんとなく大変だったねえ…。

「あ。母さんが帰って来たから代わるわな」

…え…いやあの、ちょっと…待っ…

「母さんや母さん!!玲子ちゃんから電話やで!!かあさんやーーーーーーー!!」

耳の鼓膜が三回ぐら破れたところでリン母登場です。

「ああ玲子ちゃん。昨日電話した?」

はいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいしましたしましたしましたしましたしましたしましたしましたっっ。

「それがねえ、アンタもう昨日大変だったのよ」

…え、あの…えと…

「お父さんと二人で銀行に行ったんだけどねえ」

あ、あの…

「それがまあアンタ、12時頃向こうに着いたんだけど、それからもう色んなやいこしい人が入れ替わり立ち替わりやってきてはまた奥にひっこんで」

ひいいー

<以下リン父との会話と同文>

ということで、結局父と母が銀行に何をしに行ったのかは判らずじまいでしたが、とにかくリン母バースデー当日に電話が間に合わなかったことで叱り飛ばされることだけは免れました。
銀行に何をしにいって、銀行で何が起こったのかが判らずじまいで、私としては不完全燃焼なんですけど、もう一度事の顛末を一から聞かされることだけは避けたいので、訊くのはやめておきます。とほほ…。

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