ブルックリン

2009年9月28日 (月)

ニューサンドイッチショップ

風邪っぴきサボりで失礼しましたー。
昨日はホッキョクグマよりも、胃が痛くて死ぬかと思いました。ウンウン唸って寝ていたら、チョビが時々ベッドルームに様子を見に来て、しばらく黙って見てはそっと立ち去る……ということを繰り返していました。
お見舞いのつもりというよりむしろ「御飯はまだかな?」「お散歩はまだかな?」から始まり、「こんな案配で私の夕食は大丈夫なんだろうか?」「夜のお散歩はちゃんとできるんだろうか?」という自分勝手な心配に変化していっていたように思えます。

今日はずいぶんと気分が良くなったので、近所にできたサンドイッチ屋さんに買い食いに行きました。
まだちょっと熱っぽい感じなので、店長らしきお兄さんがなんやかんやと説明をしてくれたんですが、何がなんやらさっぱりちんぷんかんぷん。一個5ドルのサンドイッチが二個で6ドルだよ、なんて言われたんですが、ふーんそう……って生返事をして、結局一個5ドルのサンドイッチを一個のみ買いました。
いや。
アメリカのサンドイッチって巨大だし、そんな巨大なもん二個も持たされてもただでさえ胃痛なのに食べきれないじゃん。って思ったんですよ。
でも。

1sandwitch
↑スモークサーモンとアルグラとチーズのサンドイッチ。小さい……。

思いがけない小ささ。
長さ5cmほどでしょうか。
え。
こ、これ一個5ドル?
って目が点になるぐらい小さかったです。
ていうか、私のお腹にはちょうどいいサイズでしたけど、でもアメリカのサンドイッチ屋のサンドイッチがこんなに小さいなんて、今まで経験したことがありません。
ブルーシャさんに教えてもらったベトナムサンドイッチなんて、これの3倍ぐらいの大きさです。

2sandwitch
↑しかも調理にチョー時間がかかった。一体なぜ?
「ねえまだー?」と待っているチョビですが、その口にサンドイッチが入る事は一生ないのに……。

お味はチョー美味しかったですけどね。
あんなサイズだとアメリカ人はちゃぶ台ひっくり返して怒り狂うんじゃないかな。って人ごとながら心配です。

↓まだ胃が痛いようー(なら食べるな)。
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2009年9月19日 (土)

週末マーケット

そろそろブルックリンの街にも秋の気配が広がってきました。
御天気が良い日は日差しも強く、お昼間はまだまだ暑いんですが、日が沈む頃になると肌寒くなったり風が強い日は薄手の上着が必要だったりします。
私がブルックリンに引っ越ししてからあっという間に1年がたってしまい、あまり暑くならなかった夏もそろそろ終わりかなと思うとちょっと寂しいです。

去年肉厚で巨大で甘くて美味しいトマトにはまった近所のファーマーズマーケットも、季節もののトマトがそろそろ姿を消す頃。年中食べられる普通のトマトも、ここで買うとかなり美味しいんですが。

1market
↑ナイフでざくざく切ったトマトやリンゴ、ナシなんかが並んでいますが、みんな手づかみでばくばく食べてます。たまにかじった芯を同じお皿に置き去りにする無礼者までいるので、私はお皿からいただくのは遠慮しています。新型インフルエンザにかかってる人がいたらどうするんだっ、って思いますね。

2market
↑スイカもそろそろ終わりかしら?お花も売られています。

高齢のチョビも涼しくて雨が多かった夏を乗り切ってくれました。
最近調子良さそうなチョビを見ていると、ほっとします。

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2009年8月23日 (日)

ビーチにサーカス

ちょっと前なんですが、景気づけに(?)ビーチに行ってきました。自転車で。
遠いといえば遠いですが、自転車で行けない距離ではないんです。
足の筋肉痛を心配しましたが、それよりお尻のほうが痛くなりました。

海水は暖かめで透明できれいだったし、ホント、快適でした。
それにこの時、多分最終日かもしれなかったんですがビーチにサーカスが来てたんです。なんか、誘拐されそうな雰囲気のサーカスでした。

Coneycircus1_2
↑サーカスの入り口。この隣りにはサーカスに出演する動物達を見ながらドリンクをいただけるバーもありました。

私は個人的には動物が出演するサーカスがあんまり好きじゃないんです。なんだか可哀相な気がして。とってもかわいがられて大切にされているんだと思うんですが、芸をするゾウとか見てると、うう、アフリカの大地を走り回っている方が幸せなんじゃないかな、なんて考えて可哀相になっちゃうんです。余計なお世話だとは思うんですけどね。

Coneycircus3
↑サーカス入り口の右横には、ビーチにつづく橋が。

Coneycircus4
↑橋を渡って右を見ると、こんな建物が。

この建物は、かつては公衆浴場だったそうです。ずーっと前のことなんだそうですけどね。近隣の貧しい人たちが、ここにお風呂に入りに来ていたそうなんですが、その後廃れてしまいずっと廃屋状態だったものを、現在は激しく場末感が漂うローラースケートディスコとして復活させたようです。復活させたのはいいんですが、あまりにも場末感が漂い過ぎ、利用客がほとんどいないという理由で、これもほどなくクローズされ、この哀愁が漂いつつも歴史上貴重な建築物は間もなく取り壊される予定だそうな。ああもったいない。ちなみに屋上近辺は、ハトの木賃宿状態です。

Coneycircus5
↑切ない風呂屋ディスコに背を向けると、ずーーーーっと続くボードウォーク。ここを自転車で疾走します。週末はすごい人出なので、かなり危険行為です(だからやめんかい)。

Coneycircus6
↑自転車で走りながら右を見るとビーチでビーチバレー中。何かの大会みたいで、司会までついていました。ビーチバレーの選手って結構イケメンが多いような気がするんですが、気のせいですかね?

Coneycircus7
↑ビーチの反対側にはコニーアイランド名物の遊園地です。加藤茶のおっさん扮装としか思えないハンバーガーオヤジも健在です(右上ね)。

Coneycircus8
↑自転車で長距離を走り抜けた後は、ベンチに座ってかき氷…とは行かないので、コーラかなんかを飲んで一休み。
砂もさらさらできれいだし、気持ち良いビーチの一日でした。
(ちなみに真ん中の三枚は、自転車で走りながら片手で撮影しました)


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2009年7月30日 (木)

レゲエな夜

今日はプロスペクトパークの夏イベント、レゲエナイト(かなんか知らんけど、勝手に名付けてみた)でした。
屋外ステージで、なんとかスピーアズっていうレゲエなおっさんがレゲエな夜をブルックリニー達に提供してくれるんです。ココ、去年の夏はボブ・ディランが同じようなコンサートをした場所なんですよね。
自宅から徒歩8分ほど。チョビ連れで見学に行ってみました。

2
↑おお。すごい人出。遠くに明るく見える目玉焼きみたいなのがステージです。ここでおっさんがレゲエやってました。全然見えなかったけど。

Photo
↑通りにまで人が溢れてます。そして怪しい煙の香りが…ゴホゴホ。

本当に黒山のひとだかりで、みんながレゲエのモンメケポケペケモンメケペコポコっていう音にあわせてノヘノヘノネネ〜と踊って唄って、本当に楽しそうでした。
犬連れの人々もたくさんいましたが、乳母車連れもたくさん。それも生まれたてみたいなちっちゃい赤ちゃんを載っけてる人まで。
それからお巡りさんもたくさんいました。
「わーハスキーだ。シェパードとハスキーとどっちにしようか死ぬほど迷って、結局シェパードにしちゃったんだけど、ハスキーもやっぱりかわいいなああ」ってチョビに寄って来たお巡りさんもいました。
チョビと20分ぐらいレゲエ鑑賞して、またゆっくりお散歩して帰りました。
暑いけど風がさわやかな半月の一夜。レゲエもなかなか良かったです。

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2009年7月27日 (月)

車大破とチョビの遠足

わけのわからんタイトルですがね。
先日、私が丸一日出かける用事があった日のことなんです。
チョビのこと、どうしようかなーって思っていたら、ポールが「あ。じゃあボクがベビーシッターしてあげるよ」って言ってくれたんですよ。
とういことでチョビはこの日、ポールのお家の近所まで遠足に行って、私が帰ってくる時間帯によってはお泊まり?の可能性も。
まるで我が子の遠足の支度のように、チョビ支度をいそいそと整え、ベビーカーならぬチョビカートに御飯やらおやつやらおもちゃやらベッドやらおむつまでそろえて詰め込み、チョビにもバンダナなんかつけちゃって(なんで?)準備万端整えてお迎えを待ちました。
…待ちました。
………待ちました。
待ちました…んですけど…
来ないっっっ!!!
何しとるんじゃっっっっ!!!!
ブチ切れ寸前で携帯を握りしめ、部屋の中をウロウロしたりロビーに降りたりまた戻ったり。だって相手は運転中ですから、電話なんかしても取らないだろうし…。
イライラが最高潮に達した頃、手の中の携帯がブルブルブル。
スチャ!
「どこにおるんじゃっっっっ!!!!」
「あー。レイコ。ちょっと大事故に巻き込まれて…」
うひいー…。大事故の大渋滞か…。よくあるんだよなあニューヨークには…。
「あっそう…。じゃあしょうがないねえ…。どれぐらいで渋滞抜けられそう?」
「いや。大事故だから」
えええええ。でもどんな渋滞でもいつかは抜けるでしょ…。
「ボクの車は大破して、もうじきレッカー移動されるし」

はっ…?

「だからごめん。チョビのお迎えには行けないよ…」

えっっ…?

えっ?

あの…。大事故って、大事故って、もしかして、ポールの車が…?

「うん。相手のライトバンに横から思い切り突っ込んで、ボクの車は廃車」

えっっっっっっっっっっっっっっっっ!!!!!!
廃車っっっっっっっ!!!!!!!!!!??????

「そう。廃車。エアバッグもバーンと運転席も助手席も出たし、車のフロントはぺっしゃんこ。フロントガラスも割れて」


えええっっっっっっっっっっっええっっええええええっっっっっっっっっっっ!!!!

「い、い、今から行くわそっちにっっっっ!!」

「いや。ボクは大丈夫だから。別に怪我もしてないし、救急に行けって言われたけど、なんともないから大丈夫。チョビに謝っておいてね」

いや。チョビじゃなくてっっ。

「今日はこんなに良いお天気なのに…。自転車でビーチにでも行こうかなあ…」

ビーチって…ビーチって…あの、海にあるあの、うどんとかカレーとか海パンとか売ってる屋台のある、あのビーチ…?行くの…?車が大破の事故の後に…?死んだかもしれないほどの大事故の後に…?自転車で…?

という言葉が頭の中をぐるぐる回りました。
が。
正直に言いましょう。
そのぐるぐるの中には、こんな言葉も…。

『車が大破しても体が大丈夫なら、レンタカーしてでも迎えに来んかい』

そしてもっと正直に言うなら、「今からそっちに行くわ!」と言った動機の半分は。

『大破した車の写真を撮りたい』

でした…。はい…。

Chobibrushing
↑ブラッシングしてもらってお迎えを待っていたのに〜。

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2009年7月15日 (水)

リン父作品2

みなさーん!リン父作品をお褒めくださって、ありがとうございまーす!
調子に乗って、もう一枚!
実はコレ、私の一番のおキニです。

Chichipainting001sm
↑家の近所のストーンハウスです。

創作意欲旺盛なリン父。
まだまだ作品だらけです。追ってご紹介させてくださいねー。

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2009年7月 3日 (金)

ブルックリンブリッジ

昨日、ニューヨーク観光スポットの一つブルックリンブリッジの夜景を見学に行ってきました。
リン両親滞在も最終段階を迎え、当初は余裕のあった日程がだんだんつめつめのこみこみになってきて、リン両親の疲労度も徐々にあがって来ています。
なので昨日は一日休憩のつもりだったんですが、リン父が『ブルックリンブリッジのたもとに行ってみたいなあ』と言い出したので、サクーと車で行ってみたんです。
私も久々のブルックリンブリッジ。いえ。いつも車や自転車で渡るんですけど、こうして観光ぽい気持ちで来るのはホントに久しぶりです。
Brooklynbridge3
↑おお。なかなかドラマチック。夜の橋もいいですねえ。

Brooklynbridge2
↑この風景を見るといつも思うんですけど、まるでマンハッタンに繋がる夢の橋みたいだと思いませんか?

Brooklynbridge1
↑もっとアップで撮ってみました。ちょっとコワい感じもしますね。

ちなみにここはかの有名なリバーカフェのすぐ横。
今や観光名所なので、二階建てバスや観光ライトバンなんかがわんさか停車し、この後ろにあるアイスクリームファクトリーでアイスを食べながら夜景を楽しむ観光客がたくさんいます。
何度見ても夢みたいにきれいなブルックリンブリッジとマンハッタンの夜景。
ニューヨークに来たら、観光客ぽすぎるなんて思わずに一度は訪れてみてくださーい。

↑リン両親のお世話で忙しくてマイケルのニュースがなかなか追えないっ(?は?)。
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2009年6月26日 (金)

墓場巡り

今回のニューヨーク訪問で、リン父が希望していたアトラクションの中の一つ。
それは『グリーンウッドセメタリーで、タウンゼント・ハリスの墓所を発見すること』。
何かの本か記事で、『旅の絵本』で有名な安野光雅さんが『タウンゼント・ハリスの墓所を見たくて渡米の折にガイドを雇って探しまわったが、結局見つけられなかった』と語っているのを読み、俄然興味がわいたようなんです。
実を言うと、ずっと以前私が大尊敬する師匠(と勝手に呼ばせていただいております)島田荘司先生にも『リンコさん。タウンゼント・ハリスの墓がNYにあるはずなんですが、どこにあるかご存知ですか?』と低音の魅力(メールだけど)で問い合せをいただいたことがあったんですが、その当時調査能力というものから見放されていた私は(今も結構見放されてるけど)、必死のパッチで調べたもののハリスさんが全くどこにどうなって埋葬されたものなのかさっぱりわからずちんぷんかんぷんだったんです。
が。
偶然って恐ろしい。
消防士ポールに『かくかくしかじかでリン父がタウンゼント・ハリスって人のお墓を探したいらしいんだけど、ずっと前に調べてもわからなかったんだよねー』って何気なく言ったところ『そんなに有名な人なんだったら、多分グリーンウッドセメタリーに埋葬されてるんじゃないかな?ボクの先祖が代々埋葬されているNYで一番大きな墓場だよ』って教えてくれたんです。
いくらなんでもそんな偶然ないよねーと思いつつ、『Townsend Harris, Greenwood』で検索してみたら、見事ヒット!ホントに埋葬されていましたハリスさん。
しかもそのセメタリーは、リン家からまっすぐ南に徒歩20分ほどの距離にあるんです。
折しも今日は久々の快晴、夏日和。
出かけましたよ老夫婦を引き連れて。
そして、セメタリー入り口に到着後、管理事務所の『墓場検索PC』を使わせてもらい、ハリスさんの墓所の正確な位置地図までプリントアウトし、安野光雅さんも島田先生も発見できなかった(お前のせいじゃ)ハリスさんの墓所を見事発見しました。

01gate
↑グリーンウッドセメタリー正面入り口。立派です。凄いです。

09bernstein
↑さすが有名人墓場。バーンスタインの墓所まであります。

何せ広大な墓地です。迷いに迷いました。地図を持っていても、日本の墓地のようにきちんと区画分けされていませんので、実際に人々が埋葬されている地面を踏みつけて探しまわらなければなりません。
リン母なんか『申し訳けありません。ごめんなさいね』って呟きながら、そーっと端っこの方を歩いて居ましたし、日差しはギンギンだし、もう駄目かと諦めかかったころ、やっと見つけたんです。ハリスさん。

Harris1
↑あった!ハリスさんの墓!

さすが古びた墓石ですが、記念碑のようなものが新しく寄贈されていてとてもきれいでした。

Harris2
↑日本語の碑文も。

Harris3
↑こんな木陰にひっそりと。ハリスさんの頭上には、桜の樹が枝を広げています。背後には石灯籠まであります。春には桜が満開になって、きっとキレイだろうなあ、ってリン父が感慨深げに言っていました。

念願のハリスさんの墓所を見つけたリン父は大喜び。
ほうー。ほうー。と感嘆の声をあげながら、じっと英語の碑文に見入っていました。
リン母も、地面の石碑に乗っていた濡れた落ち葉を拾い上げてから小さく手を合わせていました。
そうか。この人が牛乳好きのハリスさんか。
現在のNYクイーンズに、とても重要な学校を設立した業績の方がアメリカでは有名なハリスさんですが、日本では『唐人お吉』の伝説が有名ですよね。これも後に作られたお話だそうですが。

緑が一杯で、鳥の鳴き声が美しく、空気も澄み渡っているすばらしく広大な都会のど真ん中にある墓地。実は1900年代には旅行者や家族連れがピクニックに出かけるナンバーワンスポットだったそうです。
墓場でピクニックかあ。
確かに静かで穏やかで平和な心持ちになる場所だけど、ゴザの上でおにぎりを食べていたら、となりで幽霊がサンドイッチを頬張っていたりしたらチビるかもしれないから、やっぱりちょっと遠慮しときますかねえ。

Photo
↑春先のハリス墓。桜が満開だ。ハリスさん、たまには日本のこと思い出してくださいね

↓ここも桜。
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2009年5月16日 (土)

ブルックリン散策

昨日は胃痛で死んでましたが、実は午後からコンちゃんとチカちゃんがブルックリンに遊びに来てくれたんです。
イギリスリバプールの旅から戻ったばかりのコンちゃんと、ずっと前からこの日はブルックリンで遊ぼうって約束していたんですが、当日偶然他の用事で電話をくれたチカちゃんも急遽ランチに参加することになり、まずは三人で近所のチョー美味しいオーガニックレストランでランチしました。
実はランチ直前から急な胃痛に襲われていたリンコ。
それでも目の前に出された無茶苦茶美味しそうなパンケーキに、食い意地は膨らむばかり。マジで歩けないかも、っていうぐらい胃が痛かったのに、自分のパンケーキのみならず、チカちゃんとコンちゃんの食事までわけてもらってガツガツ貪り食いました。
超ヘルシーで美味しいランチの後、しばらくレストランでおしゃべりをし、その後はブルッリンを散策。寒すぎず暑すぎず湿気も程よい最高の御天気だったので、さくさくとそこらじゅうのお店を冷やかしまわり、あっというまに夜になりました。
途中でチカちゃんは退場し、その後コンちゃんと二人で、トスカーナ地方にいるとしか思えない雰囲気のイタリアレストランで美味しくディナーをいただきました(胃痛は治ってなかったけど)。
あまりの胃痛で写真は全く撮れませんでしたが、コンちゃんからいただいたチョビのおみやげがサイコーだったので、コンちゃんからもらった写真をアップいたします。

100_0257
↑おや。チョビちゃん、何をいただいたの?

100_0258
↑あらっ。それはもしかしてルイヴィトンではっ!?

100_0260
↑おカバンなんだから、やっぱりちゃんとこういう風に持たなくちゃね。

100_0259
↑いや。これが正しいバッグの持ち方よね。(最高にイヤそうなチョビと最高に楽しそうなリンコ)(←いじめ)

バッグにはルイヴィトンではなくチュービトンと書いてありました。
さっきチョビが寝ている横を通りかかったら、前アンヨの間にチューヴィトンが置いてありました。チョビにとっては初めてのブランドバッグです。大事にします。
コンちゃんありがとう。

↓でもディナーの席では『どっちが先に死ぬだろう』という話題に花が咲いた(やめれ)。
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2009年5月 9日 (土)

お家の値打ち審査結果

昨日、無事に『ご自宅値打ち審査会社』の担当さんがやってきました。
『午前11時から12時の間』という超大ざっぱなアポイントメントだったんですが、前夜あまりに必死のパッチで掃除をしたせいで、翌朝目覚ましをかけた8時半に全く起きられず、ハっと目が覚めたら時刻は10時45分。

「ひいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい」
とマジで叫びながら飛び起きました。
なんかしらんけど、私の頭の中では『ご自宅値打ち審査会社』の担当さんは、金髪で長身のイケメン、というイメージだったので、せめてせめてパジャマは着替えてせめてせめてせめて顔ぐらい洗っておかねばっっ。
と必死のパッチだったんです。
で、必死のパッチで顔を洗ってパジャマを脱ぎ捨て、チョビのゴハンがまだだったことに気付き、半裸状態でチョビのゴハンの支度をし、チョビががっついている間に必死のパッチでシャツとジーンズを身に着けました。
ガーと顔を洗ってタオルでゴシゴシと拭き、コンタクトを入れようかと思ったその瞬間、ピンポロロ〜ンとチャイムの音が。
ドアマンのジョーさんから『ご自宅お値打ち審査会社の人が来ましたよ』のお知らせです。
ひいいいいいいいいいいいいいいいい。11時ピッタリじゃん。
なんでこんな時に限って時間に正確なんだー。

イケメンの顔を良く見るために、必死のパッチでコンタクトを目にねじこんだところでドアベルがピンポーン。
来たっっ。
チョビが一声ワンと吠えました。

そーっと玄関を開けると、廊下にいたのは巨大で白髪のおじさん…。
身長が3mぐらいありそうなぐらい巨大なおじさん…。
そしておじさんの目線はしっかりチョビの高さに合わせられていました。

「オーーーーーーーーーーーーーーー。なんて可愛いわんちゃんなんだー。おいでおいでわんちゃんおいでーオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオハウキュート!!!」

ものすごい猫なで声、ていうか、犬なで声。
お、おじさん、愛犬家なのね…。

「ボクの最高の友達だよっ」
おじさんが見せてくれたおじさん携帯には、二頭のラブラトールちゃんたちが、チョー可愛い笑顔で写っていました。ベージュちゃんとチョコレートちゃんです。

「か、かわいいっ…」

「いやー。彼女もとってもかわいいよーーーー。え?お名前は?なんていうの?ん?」

チョビに話しかけるおじさん。
チョビもチョー嬉しそうにぴょんぴょん飛び跳ねています。
ポッケからカメラを取り出したおじさん。
チョビをパシャパシャ撮影しはじめました。
カメラ慣れしているチョビは、ビシーっとカメラ目線でおじさんをさらに喜ばせています。

…ていうか。
お家の値打ち審査は…?

しばらくしてハっと我に返ったおじさん。

「いやー。本当に犬が大好きで。ボク、いつもこの辺りに出向いてるんだ。もしよかったらいつでもこの名刺に電話ください。彼女に会いに来たいから」

マジで犬命のおじさん。
リビングルームで一枚。キッチンで一枚。ベッドルームで一枚。バスルームで一枚。
目線はほとんどチョビに向けながら、ものすごーっく適当に簡単に写真を撮った後、
「ニューヨークはね。君も知ってると思うけど全米でも特殊な地域でね、西海岸やその他の地域と違って、ほとんどバブル崩壊の影響を受けていないんだよ。君のこのエリアも君が買って以降、値上がりしたんだよ。今も値下がりはしていないから安心してね」
と教えてくれました。

はー。そうかー。とにかく値下がりしなかったんなら良かったです。

「ニューヨークは奇跡の街でしゅね〜〜。キミはラッキーでしゅねえええ」
とチョビに話しかけるおじさん。
はいはい。ホントにチョビはラッキーですね。
私みたいなヘタレな飼い主だけど、一応タダでニューヨークに住んでるんだしねえ。

ということで、『ご自宅お値打ち審査会社』のおじさんは、来てから帰るまで約7分。写真撮影各部屋2秒。説明に30秒。チョビに割いた時間6分20秒でした。
値下がりしてなくてラッキーだったけど、でも、この数週間、お値打ち審査のためにそれこそ昼夜を問わず掃除に命をかけてきた私の立場は一体。


↓部屋がきれいになったんだからいいじゃないかっ。
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2009年5月 4日 (月)

ブルックリンヒストリックレイルウェイ

昨夜遅くまで起きていたので今朝はなかなか目が覚めず、バルコニーの窓を開けっ放しにしていたら外の犬達の声が聞こえたのか、チョビがオンオン吠えている声で目が覚めました。
チョビの場合、吠えるっていうより遠吠えとアクビの中間みたいなヘンな声なんですけどね。
そのヘンなアクビ声にびっくりして目が覚め、慌ててリビングに出てくると、チョビは知らん顔で二度寝体勢。
目が覚めて損した気分でボーっとPCに向かっていたら、電話がじゃかすか鳴りました。
電話に出ると珍しくポールさんでした(いや。彼が昼間電話してくるなんて珍しいもんで)。

「レイコ。グーグルしなさい」

「イヤだっ」

「なんでっ」

いやね。ポールってしょっちゅう電話してきては『グーグルで調べろ』って言うんですよ。
もうそれがめんどくさくてめんどくさくて仕方ないんです。
私の興味の対象とポールの興味の対象って全然違うもんですから、彼がグーグルで調べたい事なんて、私にはさっぱり何がなんだかチンプンカンプンで。この間やっと見つけたポールが興味持ちそうな話題なんて、『若くて髪の毛がいっぱいあった頃のシェイクスピアの肖像画発掘!』っていうニュースでしたしね。
で、髪の毛ふさふさシェイクスピアは置いておいて。
本日のグーグルは、珍しく私がチョー興味ある話題でした。
それは『Brooklyn Historic Railway(ブルックリンヒストリックレイルウェイ)』というイベントというかツアーというか。つまり『失われたトンネル』にまつわる物語でした。

1970年代後半にロバート・ダイアモンドというロック歌手みたいな名前の男性が、ブルックリンの伝説の一つとして語り継がれて来た『アトランティックアベニューの地下を走るサブウェイ』について興味を持ったのが始まり。ダイアモンドさんがあれこれと調べたおしガス会社に交渉し、とあるマンホールを開けてもらって中に入り、ごちゃごちゃと探しまわり、大昔から『アトランティックアベニューの下から電車が走る音が聞こえる』とか『ブルックリンには昔使われていた長い長い地下トンネルが縦横無尽に走っている』という噂を元に地図を作り、やっとやっと発見したんだそうです。
ダイアモンドさんは、この再発見した失われたトンネルにトロッコを走らせ再度活用するべく色々な方法で資金繰りをしており、数ヶ月に一回、いやもしかしたら年に1−2回のみのトンネルツアーを開催しているそうなんです。
閉所恐怖症で鳥目のくせに、『秘密トンネル』とか『秘密基地』が大好きな私が、こんな素敵なイベントを見逃すはずがございません。
ポールの命令でグーグルした後、すぐに電話番号を調べて電話をかけました。

「ハロー?」
「あのう。トンネルツアーに参加したいんですが」
「オー。6月14日1時15分。子供10ドル。履き慣れた靴を履いて懐中電灯を持ってきてください。名前は?」
う。え。あ。
「ああのう。そこに行けば連れて行ってもらえるんですか?」
「そうよ。待ち合わせ場所に来ればマンホールのふたを開けてみんなを案内します」
マ、マンホール!!!
「懐中電灯を忘れないで」
懐中電灯ですね。はい。
「靴はスニーカーの方がいいわね」
「年寄りは参加できますかね?」
実はその頃、リン父母がNYに滞在予定なんです。
「無理」
え。あ。やっぱり?無理?
「無理」
…わかりました…。んじゃ、私は参加させていただきます。

ということで、参加することになりました、ブルックリン秘密地下トンネルツアー。
うう。
コワいけど楽しみです!
一ヶ月以上先の話ですけど、参加したらお知らせしますね。
…生きて戻ってこられたら…。

Tunnel_title
↑ウェブサイトからの写真です。うううう。コワいようコワいよう。

↓でも楽しみっ!皆さんも参加しませんか〜?
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2009年4月30日 (木)

ピザ屋その後

行ってきました衝突ピザ屋。
ドアマンのスティーブが調べてくれたピザ屋の名前が載っていたウェブは、yelp!というなんかよくわけがわからん情報ウェブサイト。レストラン情報なんかもすごくたくさん載っているんだけど、私にとってはちょっとうさん臭い雰囲気が漂う情報サイト(理由は無い)(←ヒドい)。
そのyelpの説明文を読んでいると衝突ピザ屋の評判は上々。なんと5つ星ランキングで4つ星をゲットしているし、カスタマーレビューも素晴らしく良い。ううーん。複雑。そんなに美味しいピザだったら絶対食べてみたいんだけど、こんなモメごとがあった後には注文しにくいよなあ…。うーんうーん。
食い意地と交通事故への怒り。秤にかけるとちょっとだけ食い意地が勝ちそうになったけど、やっぱりそれじゃあ人としていかんだろう、と食い意地を無理矢理押さえ込み、なんとか予定通りねじ込みに行く事にしました。
そして、なんかしらんけど予定通りポール選手が付き添いで来る事に。

「で、レイコ。実際の所どうしたいの?」
「どうしたいって?」
「いや。こうして文句を言いに行って、どういう結果を望んでるわけ?医者代とかは相手は出さないと思うよ」
「うーん。そりゃさ、医者代は保険でカバーされるけど、なんかそれって理不尽だと思わない?もし私が保険を持ってなかったら、私はお医者代金も泣き寝入りすることになるの?相手が100%悪い事故のケースなのに?」
「キミの気持ちはわかるけど、もしお金を請求するんだったら訴えないとダメだよ」

とはいえ、私は別にお金が欲しいわけではありません。
どうしたいのかというと、やっぱりきちんと謝ってもらい、今後こういうことが二度と無いようにちゃんとオーナーも従業員も心構えを新たにしてもらいたいし、それを私に誠意を持って約束してもらいたいんです。

「なるほど。それならそういうことでちゃんと話しに行こう。ボクは後ろで黙ってみてるからね。自分でちゃんと話するんだよ」
へいへい。だから最初から一人で行くって言ったのに。
「ボクがピザをタダでもらえるかも、って言ったのはジョークだからねっ」
へいへい。わかってますってば。

小姑のようにくどくどと何かしらんけど言い続ける巨体ポールを背後に付き従え、ピザ屋まで徒歩3分。
はいそうなんです。
自宅から2ブロックのところにあるピザ屋だったんです。
大体、こんなに近いんだから自転車で配達するなよ。

さて。ピザ屋に入って行くと、カウンターの奥には白髪で年配のイタリア人丸出しのおっさんと、黒髪の若者(実はかなりイケメン)が一人。
白髪のおっさんがにこやかに「ハーイいらっしゃい!」と声をかけてきました。

「フランクいますか?」
「え?誰?」
「フランク」
絶対このおっさんがフランクに違いあるまい、と思いながら繰り返すと
「ああ。フランクなら彼だけど、何か用?」
意外にも黒髪のイケメンがフランク。
ならこのおっさんは誰?たしかフランクは電話で「ボクとボクの兄弟がこの店のオーナーだ」って言ってたはずだけど、このおっさんとフランクが兄弟だとしたら、腹違い?と思えるぐらい風貌は似ても似つかないし、親子かと思う位年も離れているように見えるんですけど。

奥にいたフランクが何か言った(多分イタリア語)のをきいて、突然表情が硬くなったおっさん。
「何か用なら私が聞くけど?」

ちょっとだけ考えて
「おたくの配達君の自転車にはねられたんだけど」

と言ったらおっさん、「は?」としらばっくれた態度。
「おたくの配達君の自転車にはねられたんだけど、って言ったんですけどね」
もう一度繰り返すと、ちょっとまて。と身振りで示し、キッチンにむかって怒鳴り、件の配達君が登場しました。

「彼かい?」と訊かれ、まさしく私をはねた黒髪の配達君だったので「そう。彼です」と答えると、

「お前、この人を自転車ではねたのか?」と言う感じの質問を(多分スペイン語)したおっさん。
それに対して配達君。
なんと首をすくめて両手のひらを上にあげ、首を振るんですよ。

「彼は知らないって言ってる」

瞬間的に脳天に血が登り……カウンターを飛び越えて、そこら中のピザをアルミの皿ごと投げまくって、ピザ用のでかい木のヘラをブンブン振り回して大暴れしたろかっっっ……、と思った瞬間、私の背後で睡眠中の像みたいに大人しくしていたポールが突然の大噴火。

「おいこらちょっとまてっっ!なんだその態度はっっ!!」

ヒー。
すごい大声。
普段蚊の鳴くような声しかださないポールが〜…。ひいいいー。

「そうか!そういう態度で正面きって嘘をつくんだったらこっちは警察に行くまでだっっ!こっちにはビデオも写真もあるんだからなっ。よしっレイコっっこんなところに長居は無用だ!」
そう怒鳴って私の腕をとるポールさん。
ひいいいいいいいー。
大声で耳が痛いよう。
それに私だってブチ切れしたかったのにいー。

「いやちょっと待て!警察って…」
「待て待て待て!」

「うるさいっっっっ!グダグダお前達の泣き言なんか聞きたくないっっ!嘘をつくな嘘をっっっ!!」

「証拠の写真やビデオがあるというなら見せてくれ」

「ああ見せてやるとも!売るほど見せてやる!!さっレイコ!!!」

さっレイコ!!!!…って言われても…。私のこのふりあげた拳はどこにおろせば…。

「レイコっっっ!!」

わ、わかったよわかりましたよ…。
脳天に血が上ったのにそれをどこにも爆発させられず、ものすっごーくもやもやした気持ちのまま、手に持っていた青タン激グロ画像をおっさんたちの眼前につきつけました。

「…オー…」

さすがのグロ画像に、おっさんたちもちょっと無言。

「そもそも歩道を自転車で走るのが法律違反だってわかってるのかっ?この間の事故だって、たまたま運がよかっただけで、酷い場合は彼女が死んだっておかしくないような事なんだっ!!!お前ら、このまま警察に訴えられたら営業停止だぞっっっっ!!!」

凄いです。ポール火山、鎮火しません。すごい勢いで大噴火中です。
おっさんたちが口を開くと、声を出す前に「じゃかましいわっっっおのれらのくだらん言い訳なんか一言も聞きたくないわっっっっっっっっっ!!!」という勢いで怒鳴りまくりです。おっさんたち、どうする?

「わかった。わかった待ってくれ。じゃあどうしたいんですか?あなたはどうしたくてここに来たんですか?」

やっとポール火山の噴火の合間をぬって、私に問いかけたおっさん。

「私はあなたたちにちゃんとどういうことが起ったのか知ってもらって、ちゃんと謝ってほしくてここに来たんです」

という私の言葉が終わるか終わらないかの瞬間に、フランクとおっさんと配達君二名、いっせいにそろって両手を広げ

「オーーーーーーーーーーーー。アイムソーリーーーーーーーーーーーーーーーーー!」

イタリアなまりの英語で
「オーーーーーーーーーーーー。アイムソーリーーーーーーーーーーーーーーーーー!」

まるでカンツォーネみたいなよくとおる声で
「オーーーーーーーーーーーー。アイムソーリーーーーーーーーーーーーーーーーー!」

…なんか…
なんか、ごまかされているような気が。

まだ頭から湯気をだしているポールさん。
英語がよくわからない配達君に、スペイン語で何事か言いました。配達君二名は、それをきいてウンウンと頷いてキッチンに引っ込んで行きました。

「本当に申し訳なかった。彼は自分がクビになるかもしれないと思って、すごく怯えて嘘をついたんだ。許してやってほしい。私はマリオ。よろしく」

文脈が変なセリフであやまるおっさん。
おっさん、マリオいうんか…とバカ受けしまくって、思わず笑いそうに。

何度も「よければディナーを食べていってくれ。ピザもごちそうするよ」と言うマリオとフランク。悪い人たちじゃないのは、本当によくわかります。何事につけ、サバイバルなNY。簡単に謝ったら負けなのだ。相手が何を要求しようとしているのか、素早く見極め保身の道を賢く選ばなければ、すぐに転落してしまう厳しい人生を誰もがなんとかして生き抜いてきているのだから、彼らを一概に責めることもできないということもよくわかります。
「また来ておくれ。ピザをごちそうするよ」って言ってくれたマリオもフランクも、こんな風な出会いじゃなければ気の良い近所のピザ屋さんだったのにな。ってちょっと残念です。

さて。帰り道、ポール火山にスペイン語でなんていったのか、聞いてみました。

「今度同じ事をやったら、次は警察に連れて行くからな!絶対歩道を自転車で走るなよ。って言った」
ということでした。
あのデカいポールにあのデカ声でそんなことを言われて、配達君も寿命が3年ぐらい縮んだかもなあ。
ちょっと気の毒。それに、私だって思い切りブチ切れしたかったのに。ピザ皿投げまくって木のヘラを振り回して、ピザのぶよぶよの生地を10枚ぐらいフリスビーみたいに投げ飛ばして、大立ち回りをしたかったのに、不完全燃焼の私も、本当に可哀想…。ああ、悔しい…。

↓美味しいと評判のピザ。もしかして一生食べられないのかしら…(悲)
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2009年4月28日 (火)

ピザ屋発見!

先日私をはねたピザ屋(の配達くん)を発見しました。
どのように追跡調査したかと言いますと、ただ単に当日フロントデスクにいたスティーブ(暗め)に「絶対絶対あいつがどこで働いてるのか見つけてよねっ!」としつこく言い募り、足にできた青タン(特に一番酷かった日)をほれほれと見せつけ、見つけなかったらお前を一生呪ってやる、という勢いで頼んだ(頼む態度かこれが?)んです。
そうしたら昨夜、私がフロントを通りかかった時にスティーブが「見つけましたよ!」と声をかけてくれたんです。
どうやらここ数日間ビビって私のビルから足が遠のいていた配達君。
ほとぼりが冷めたと思ったのか、昨夜配達にやってきたんだそうです。
大急ぎで配達君の姿を隠しカメラのビデオに納め、配達君の勤務先ピザ屋の名前もゲットしてくれました。

さて。
どうしようか。
はねられた瞬間は、マジで頭に来て「どこ見て走っとんじゃいっっ!!」って怒鳴りつけてしまったし、歩道を自転車で走るのは法律違反。彼が悪いのは明らかなんですが、ここで私がヘタに出ると、可哀想な配達君はクビになっちゃったり、もしかして不法滞在だったりすると国外退去なんてことにもなりかねません。
いくらなんでもそれは可哀想すぎます。
そんなことは私は望んでいません。
というか、何を望んでいるというわけでもないんですが、かといってこんなに痛い思いをして、しかも一日おきにマンハッタンの診療所まで通わなくちゃいけないし、黙って泣き寝入りするのも納得がいきません。
とにかくオーナーに一言文句を言わんと気が済まん。
と思ったので、今日早速電話してみました。

「○○ピザ。メイアイヘルプユー」

「マネージャーかオーナーいますか?」

「今いません。メッセージをどうぞ」

「あー。えーと。うーん。この間お宅のデリバリーちゃんの自転車にはねられたんですが」

「………えっ…」

「おたくのデリバリーくんの一人が、自転車で歩道を走っていて、私をはねたんだけど。それについてオーナーかマネージャーと話がしたいんです」

「いや。でも。誰がはねたって?え?どこで?」

「私の自宅の真ん前の歩道です」

「でも、それがどうしてうちのデリバリーだってわかるんです?証拠は?」

「うちのビルのドアマンが昨夜同じデリバリー君が来た時に確認してます。デリバリーのレシートでおたくのお店を確認してくれて、連絡をくれたんです」

「…でも、うちのレシートには店名はのっていないし、うちだっていう証拠は何も無いじゃないか。大体何が望みなんだ?」

ブチ(←軽く切れる音ね)

「今、なんと言った?え? 何が望みかって、言ったか?今?」

アワアワ(←電話のむこうのヤツが軽く慌てる音ね)

「いや。あの、でも証拠がないんじゃ…」

「うちのビルの防犯ビデオに事故の一部始終が残ってるし、昨夜彼が来た時にドアマンがビデオを撮って保存してあります。それにドアマンも私もデリバリー君の顔をはっきり確認しましたよ」

「どんな風貌ですか、彼は?」

「黒髪に薄い水色の目」

「…」

おい!

「申し訳ありませんでした」

やっと認めたか。

「彼らはあまり英語が話せないので、歩道を走るなという指導を理解できていなかったんです。多分」

ひー。そりゃまたエラい言い訳。
いやでもたしかに、あのときの配達君は、あまり英語が喋れない風だったなあ。なんだか気の毒になってきたけど、こんな青タンつくって肩を痛めてる私も気の毒だよなあ。
まあ何が望みかって言われると、つまり私は『アンタのとこの従業員教育が徹底してないから、こんな危ないことが起きるんだよっ。ちゃんとしなはれちゃんとっ!』と喝を入れて注意を喚起したいわけですよ。やっぱり泣き寝入りはヘンだよ。彼らもこういうことがあった、って知るべきだよ。
と思うんですよね。
でもデリバリー君がクビになんかなっちゃったら困るので、それも念を押しておきました。

「彼の事をクビになんか絶対しないでね。そんなことの為に電話してるんじゃないんだから」

「オッケーオッケー。サンキュー」

でも明日お店に行って青タン見せるからなっ。

「わかりました。私の名前はフランク。ボクを訪ねて来てください」

絶対青タン見せてやるからなっ。

「…ではまた明日。グッバーイ」

ということで、明日ピザ屋にねじこみに行くことにしました。
これをポールさんに報告したところ、
「じゃボクも一緒に行こうかな」と言われました。

えー。ホントー。心配してついて来てくれるの?優しいじゃーん。

「いや。だってピザ一枚タダでもらえるかもしれないし」


…おい!



↓ピザと私の青タン、どっちが大事なんだっ。(ピザだよな…)
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2009年3月21日 (土)

ビーフシチュー

先日も『別館ふにゃら』で書きましたが、忙しくしているので日々の楽しみナンバーワンはお食事です。先日もフラフラと近所で外食しました。
ブルックリンの良い所は色々ありますが、その中の一つはマンハッタンより物価が安いことです。レストランやショップの家賃がマンハッタンより安いので、おのずと物価も安くなるわけですね。
この日食べた夕食も、『格安お買い得週一度だけ価格ビーフシチュー』なんです。
ここ『Cafe Steinhof(カフェシュタインホフ)』では、ドイツ生まれ(だと思う)のビーフシチュー『GOULASH(グラッシュ)』が週に一度、月曜日のディナーでのみ$6で提供されます。このグラッシュの他にもう一品、トラウト(鱒)のお料理もあります。毎週月曜日はこの2品のみがサーブされ、普段の他のメニューは全部おやすみ。そして、デザートはブレッドプディング$3です。ディナーをお腹いっぱい食べてしめて$9。なかなかグーです。
肝心のお味ですが、初めて食べたときは『濃い!』と思ったんですが、100年煮込んだのかと思う位ビーフが柔らかく、心温まるドイツの手料理風なところが癒し系で、最近の私はこの味がとっても気に入っています。デザートのブレッドプディングなんか、3人前ぐらいの分量です。
古くてアンティックな感じのする店内もお気に入りです。
ブルックリンパークスロープの14丁目と7番街にあります。月曜日に近辺に来たら、是非お立寄りくださいな。

Gulash1_2
↑『グラッシュナイト』他のメニュー無し!と紋切り型の看板です。

Gulash2
↑店内はこんな感じ。古い窓が素敵です。

Gulash3
↑店内が暗すぎて、グラッシュは真っ黒けでわけがわからん写真になりましたけど、デザートだけはなんとかかろうじて撮れました。

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2009年2月 3日 (火)

インドな病院〜後日談〜

インド連載も、やっと終わったかー。
と思っていましたね、皆さん。
実は後日談があります。

なんかしらんけど、やっと証明手紙ももらえたし、みんないい人だったけどわけのわからんインド病院から解放されてやれやれだわ、と思っていた注射翌日。
夜になって、なんとなく気が重い感じが。
気が重いんですよ。なんとなく。ホント、なんとなく。

なぜ私はこんなに気が重いのかしら?
と考えてみたら、ちょっと肩が凝ってる感じがしていることに気がつきました。

ああ。肩こりのせいで気が重いのかな。

しばらくすると、なんだか首も重いような痛い様な感じがすることにも気がつきました。

うーん?
なんで首が痛いのかな?
それも左側だけ?

しばらくすると、首と肩の重さというか痛みというか、全体的に酷くなってきました。

ううーん?

左腕がダル重いような感じもするなあ…。

気分がすぐれないから早寝しようかな、とおもい、歯を磨く為にバスルームに入りました。
上半身が映る鏡の前にタンクトップ一枚で立った時、

『あっっっ』

左腕の上半分(二の腕部分)がパンパンに腫れて居るではないですかっっ!
しかも真っ赤っか!
さわってみるとカチンコチンです!
ぎいええええええええええええええええええ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。
痛いです痛いですすごく痛いです。
しまったあ!
筋肉注射は、注射後もまなければいけなかったのにい!
チョッキも古本屋も丸顔も茶色ドクターズも、だあれもそんなこと注意してくれなかったので、すっかり忘れ切っていましたっ!

痛い。
痛いんです!
腫れてます。真っ赤です。熱までもってます。

もみましたけどね、必死で。
ずううううっっとずうううううううううううううううううううっと、暇さえあればもみ続けました。
誰かと話をしている時も、シャツのそでから手をいれて、モミモミモミモミモミモミモミモミ。
もんでももんでも、二の腕の部分のカチコチのしこりが全然ほぐれる気配はなく、ダル重い不快感も消えません。
寝苦しいぐらいの痛みです。
もちろん、左腕を下にして眠るなんてできませんでした。

御陰さまで4日間、苦しみました。
腕が元通りの太さになり、しこりとだるさが完全にとれたのは、昨日あたりからです。
合計1週間以上の苦しみでした。

ちくしょー。
注射の後はもんでくださいね、とか
一言いってくれよインド医者っ。

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2009年2月 2日 (月)

インドな病院<8>

仕方ないですよね…。
何百回説明しようが、相手に伝わらなかったら、そこには『コミュニケーション』は存在しません。
説明しましたよ。最初から。
日本でインタビューを受けるので、健康診断は日本の指定病院で受けなければいけない。
そこで日本の指定病院に予約の電話をかけたところ、アメリカの病院で予防注射を受けてきてもいいですよ、と云われたこと。
NYのかかりつけの医院に電話をかけたら、予防注射は指定病院で受けてください、と云われたので、ネットで調べて自宅最寄りのこの『インド病院』を発見したこと。
そして、今となっては後悔先に立たずだけど、ここにこうやって来てしまったこと。(←いやまさか、これは云わなかったけど)
そんでもって、さっきからインドトリオに大笑いされながら、この世のものとも思えんぐらい痛い注射を、すでに二本打ってもらったこと。
今この部屋に居るのは、おっさんに(いや、医者だけど)予防注射証明手紙を書いてもらうためであって、健康診断について説教くらうためではないこと。
全部全部説明しました。

でも、険しい表情の茶色ドクターは、首を傾げたまま無言です。
『理解できん』という表情丸出しです。
うう。
泣きたくなってきましたよ…。

そこへ入室してきたチョッキ医者。
茶色ドクターがチョッキに質問しはじめました。
もちろん強烈なアクセント英語で。
そしてもちろん、ほとんど理解できません。
一方チョッキ医者の英語は、あまりアクセントが強くないので理解可能です。

「いえ。彼女は健康診断は希望していません。MMRとTDの接種のみを希望していますので、先ほど接種しました。接種済み証明のレターを書いて手渡す必要があります」

眉間にしわを寄せて聞いていた茶色ドクター。

「オオーウウ。そうか!なんだそうなら話は簡単じゃないか!」

だからそうなんだよっ!
最初の始めから、話はチョー簡単だったんだよっっっっっっっっ!!!!
おのれらが人の話を全然聞かんから、ややこしいことになるんじゃっっっっっ!!!

とわめきながら、ビリビリに破れた回転イスを投げ飛ばして大暴れしたら、どうなったでしょうかね。

それならすぐにレターを書いてあげよう。
と言いながら、茶色ドクターがシャカシャカッと手紙を書き始めました。
『ここにミス・レイコタケウチに予防注射したことを証明します』と書いている英語は、とてもきれいな字です。
しかし茶色ドクター、予防注射の種類のところで筆がピタ、と止まりました。
しばしペン先をウヨウヨウヨッとさせた後、TDと書きました。そしてそのあとも、シャシャシャシャシャ〜と何喰わぬ顔で書き続けます。

ん?
なんか注射の名称が一個しかないような?

気になるのですが、余計な事を云って混乱させるとますますわけのわからんことになりはせんかと心配で、口を出すのを躊躇してしまいます。
すると、シャシャシャ〜っと書き続ける茶色ドクターを見つめていたチョッキが、口を出しました。

「MMRもです」

「ああ?」

「MMRも書かないと…」

「…ん?」

またもやペン先をウヨウヨウヨッとさせる茶色ドクター。しばしウヨウヨウヨウヨ…。まだまだウヨウヨウヨウヨウヨ…。じーっと待つチョッキと私。
ウヨウヨウヨウヨウヨウヨウヨウヨウヨウヨウヨウヨウヨウヨウヨウヨウヨウヨウヨウヨウヨウヨウヨウヨウヨウヨウヨウヨウヨウヨウヨウヨウヨウヨウヨウヨ。

っかーっっ!
書いてやろうか私がかわりにっっっっっっっっっっ!!
MだよMっっ!
その次もMっっっっ!ABCDEFGHIJKLMのMだよっっっっっっっっ!!Mが二個っっっ!
それからRだよRっっっっ!Qの次に来るRっっっっっっっ!!!
エムエムアールッッッッッ!!!!!!!!!!きいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいっっっ!!!

もうマジで髪の毛をかきむしりたくなりましたっっ!
無言で待つチョッキと私でしたが、頭の中は大荒れの海です。
さんざんウヨウヨウヨウヨしまくった挙げ句、何故かTDと書いた前の狭いスペースに、無理矢理MMRを書き込んだ茶色ドクター。

「さ。これで満足?」

言いながら私に微笑みかけましたよ。
これで満足?
ってああた。
満足ってのはこういう場合、あてはまる言葉なんですかね?え?
まあそのなんですよ。満足っていうか、やっと終わったっていうか、やっと解放されたっていうか。そういう気持ちも満足って呼んで良いなら、はあまあ満足ですよ。はい。

じゃ受付で待っててね。
とチョッキに言われ、受付まで出て行きました。
すると、受付に並んでいたボロソファは全て空。
受付はもぬけのから。
無人です。

え?あのズボボボガキは?どこに?え?え?

こわかったけど相当気になっていたんです、あのガキの行く末が。
ぐんにゃりしていたガキを横目に、携帯でしゃべりまくっていた母親ぽい人。彼女に任せていていいんだろうか?って、結構心配していたんです。
え?え?
思わず受付小部屋のおっさんに問いただしてしまいました。

「あの。そこに子供がいたと思うんだけど…なんか、心配で…」

「あの子供は具合が悪い」

↑この会話ね。こうやって日本語で書くとベターってしますけど、英語だとこうなります。

"I think there's a kid waiting...I kind of worry about him.."

"Oh. That kid was sick"

でもって、これは別の会話に置き換えるとこんな感じにもなります。

"How much is this?"

"Expensive"

「これいくら?」

「高い」

なんていうか、身もふたもないっていうか、有無を云わせない返事っていうか。
具合が悪いから病院に来ていたんだろうし、それを「病気だ」て云われても、なんかなんとも納得がいかんです。
これ読んでる皆さんが
『なんじゃいそりゃ!ガキの行く末を心配していたのにっっ!』
ってお思いのお気持ち。わかります。だってこのときの私が、まさしくそんな気持ちでしたから。

割り切れない気持ちのまま、証明書を待つこと10分。何故かトリオが次々と現れ、「もう終わったの?またおいでね!」と挨拶してくれました。
アンタ。病院に『またおいでね』はないんじゃ…。
フレンドリーにしてくれるのはうれしいんですけど…。それにまあ、はっきり云って、多分ここにはもう二度と来ないんじゃないかな、って気がするんだけどね…。

ほどなくチョッキが現れ、満面の笑みで封筒を手渡してくれました。
封筒の口はセロテープでベタベタと封をされ、『ブルックリン医院』(みたいな感じの名前)というゴム印がベタベタと押されていました。
封筒の表には、もちろんこう書かれていました。


『移民局用健康診断結果』


おあとがよろしいようで。

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2009年2月 1日 (日)

インドな病院<7>

小瓶を激しく振り回していたチョッキ医者の手の中から、注射液の入った小瓶がツルッッッッッッッッッッッッッッ…。

ガンゴロゲンゴロゴロゴロゴロゲンゴンガン!

…あ。

床をコロコロコロ…コロ…
と転がる小瓶を見つめ、しばし沈黙のチョッキと私。

「だ、大丈夫大丈夫。割れてないから。ね。ほら」

慌てて拾い上げ、見せてくれるチョッキ。
いや。まあ割れてはないけどさ…。
そんな床に落ちたもん、注射されるのなんとなく気が進まないていうか…。

「ほら。ね。ほらほら。大丈夫」
拾った小瓶を私の目の前に差し出し、ぐるぐるぐると回して割れていない事を見せてくれました。
さらにアルコール綿を取り出し、シャカシャカシャカシャカッと瓶の周りを拭って奇麗にしています。
結構必死です。

「さ。奇麗。これで大丈夫」
と言いながら、さっきまで何度振り回してもなんとなく納得がいかん、という表情で見ていた小瓶の中身をロクに確かめもせず、ブスーッと注射針を突き刺し、チュウウウウウウッッと吸い上げていきます。
本当に大丈夫なのか?
ちゃんと混ざってるのか?
私の体の中で分離とかせんだろうな?

「じゃ次はこっちの腕ね」
さっきと反対側の袖を、またグイグイグイイイイイイイイイとまくりあげ、また腕の血が止まりそうに。
あいたたたたたっ。

「注射はまだだよ」

わかってるよ。
吉本新喜劇じゃないんだから、何回も同じギャグ繰り返さないでよ(ギャグなのか?)。

チョッキが注射器を構える。

あなたのお名前なんですかー?
また丸顔が叫ぶ。

ワッハッ八ハハッハッハッハッハハ!!
バカ受けする古本屋。

ブッスー。

痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛いいいいっっっっっっっっっっ!!!

ワッハッッハハッハッッハッハッハッハッハッハハッハハッハ!!!
さらに受けまくるインド医者トリオ。

あー痛かったよ。マジで痛かったよ。アンタが東海岸で一番巧い注射屋だったら、わたしゃ東海岸では二度と注射はしたくない、ちゅうぐらい痛かったよ。
うーんうーん。
それになんだか両腕が重いよう。
痛いよう。
重いよう。
ううううううううう。

ワッハッハッハッハッッハッハッハハッハッハハ!!!
腕をブランとさせて「ハー」とため息をつく私を見て、さらに爆笑するインドトリオ。
アンタたちは楽しいかもしれんけど、わたしゃ全然楽しくないよ。痛いだけだよ。

いや。なんですね。
私、インド人のお友達って、学生時代に同級生に一人いたんですけどね、インド人男性。
彼、大金持ちのおぼっちゃまで、すごくハンサムでスイートで紳士だったし、英語もアクセントのないとても奇麗な英語を話ていたんですよ。
でも、なんか近寄りがたい感じがして、あまり親しくお話をする機会がなかったんです。
それ以降、インド人のお友達ができる機会もなくて、インド人の人たちがどういう感じの人たちか、ってあまりよく知らなかったんですが、こんなに陽気でユーモラスで楽しい人たちだったのねー。でも注射はヘタかも?って初めて知りました。

大笑いされたし注射は痛かったし同じ質問を百万回されたけど、それでも彼らがとっても良い人たちで親切にしてくれようとあれこれ気遣ってくれたのが伝わって、とても嬉しかったです。

ただ。


ですね。



痛い注射が終わり、「じゃあ書類を用意しますから、ここで待っててね」と通された部屋がまずレントゲン室だったのが理解不能。
またそこで20年ぐらい待たされ、暖かさと静かさが相まって、眠くてイスから落ちそうになったころ、ようやく別室に案内されました。
そこは、先刻とは別人茶色ドクターの部屋でした。
年配の茶色ドクターは、私のカルテらしきものを机の上で開き、威厳のある態度で私のほうにクルと振り向きました。

「では、今日はグリーンカードの健康診断で来たんですね」







もう。
はい。
いえ。
違うんですけどね。
まあ。
予防注射を健康診断って呼んでもらっても別にいいですけど、私は。
一応説明しますか?
もう一回?
そしたらこれで最後にしてくれる?

「いえ。今日は予防注射に来たんです…」

「えっっっ???健康診断はしたくないと!?」


ハー…。

「グリーンカードを取るには健康診断が必要なんですよ。健康診断を受けないのに、今日は何のためにここに来たんですか??」


ハーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー………………………………。

ため息しか出ませんです…はい…。

<今日で終わるかと思ったのにい。待て!次号!>

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2009年1月31日 (土)

インドな病院<6>

チョッキ医者が、まずは一つの小瓶を手にとり、注射器の中にチュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウっと吸い上げます。
痛いかな。痛いのかな。筋肉注射だよね。痛いよね。きっと痛いよね。ウウ。
あーいやだなあ。どこも悪くないのに、注射なんかするのいやだないやだな。

ちょっとそこのアンタ、気を紛らわすために歌でも唄ってよ。
と、丸顔医者にお願いしてみました。

「歌!わたしが歌を!」

そうだよ。アンタだよ。ボーっとしてないで歌でも唄ってよ。

日本語で唄ってあげなよ、と古本屋医者もニヤニヤしながら頷きます。

ほれ。はよなんか唄わんかい。

とアホなことを言っているうちに、チョッキ医者に
袖をまくりなさい
と命令されました。
二の腕の真ん中あたりまでまくりあげると、
いやいやもっと上、と言いながら、チョッキが私のTシャツの袖をグイグイと肩までまくりあげ、腕の血が止まりそうに。

あいたたたたいたたたたっっっ

「まだ注射してないけど」

わかってるよそんなこた。
アンタが無茶苦茶袖をまくるから、腕の血が止まりそうなんだよ。

チョッキ医者に文句をたれている間も、丸顔医者は『歌…。どんな歌を…』と悩み続け(結構良いヤツ)、古本屋はニヤニヤ。

「はい。じゃいきますよ」

かーっ。そうやって予告して注射するの、やめてくれんかなあっ。余計嫌な気分になるんだよっ。

「あなたのお名前なんですかー?」

チョッキが注射針をブッスーーーーーーーーーーーーっと突き立てた瞬間、丸顔が異様に大きな声で私にヘンな質問を。

「レ」

「あなたのお名前、なんですかーっ?」

「いたいたいたいたいたたたたたたたたたたたたたたたたあああっっっ!」

「あなたのお名前、なんですかああっっっっっ?」

じゃかましいわっっっっっっっっっっっっっっっっ!!わたしゃそれどころじゃないんだよっっっっっ!!いたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたたたたたたたたたたたたたたっっ!!!!

痛いわっっ!なんでこんなに痛いんじゃっっっっっっっっっ!こんな痛い注射、いまだかつてされたことないぞっっっっっっっっっ!!!

ワハハッハハッハハッハハ!!!
…笑ってるよ、インド人。
大笑いしてるよ、三人で…。

「はいっ。もうおわりっ。たったこれだけっっ!」

チョッキがニコニコしながら言うけど、注射の後をアルコール綿でふいてもくれないし。

「さ。次はこっちね」

二つの小瓶を一つの小瓶に移し替え、両方を混ぜるらしい。

「これは、よーっっくまぜないと…」
と言い、チョッキが激しく小瓶をふりまわしはじめました。

ブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカッッッッ。

凄い勢いです。激しくふりまわしています。

ブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブン ブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンシャカシャカシャ カシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャ カシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカッッッッ。

…ま、まだですかね…。

ブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブン ブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンブンシャカシャカシャ カシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャ カシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカッッッッ…

「あっっ!!!」

あっっっっっっっっっっっっっ!!!!

<待て!次号!!!>(←おい!)

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2009年1月30日 (金)

インドな病院<5>

「いや。あの。その小瓶は一体何ですか?これからどうなるんですか?」

チョッキ医者(ていうか、ホントに医者なのかどうか何もかもわからん)に訊ねると

「なんだ。さっきのドクターが言ってた事を、君は全く理解していなかったんだな」

理解していなかったんだな、と来たよ。
そうですよ。理解してませんでしたよ。
はいそうですおっしゃる通りです。理解してませんでした。
全然全くしてませんでしたっ。

インドなまりの英語を文章ではうまく説明できないんですが、特に茶色医者の英語は私にはキビしかったです。

「つまりですね。彼は『健康診断や抗体検査なんかをすると350ドルもかかってしまってばかばかしいから、予防注射だけをしたほうがいいよ、って君に親切なアドバイスをしてくれたんだよ。優しいでしょ?」

…あのう…。
優しいでしょ?はいいんですけどね…。
私が予約電話をかけた時から今この瞬間まで、ずーーーーーーっっとずっとずうううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううっと言い続けてきたのは、それだったんですけど…。健康診断は日本でするから、二種類の予防注射だけしてください、って、ここに来てからすでに、18回ぐらいは言い続けてきたんですけど…。

「ということで、じゃ注射は…1、2、3、4、5、6、7…ワーオ、こんなにたくさんするんだ。ハハハ」

先刻『この中から、コレとコレの二種類の注射をしてください」と説明して手渡した予防注射リストを手に、リストの注射全種類を数えるチョッキ医者。
ワーオじゃなくてさ…。もう一回言う?このリストの中から二種類だけ注射してください、ってもう一回言ったらちゃんと理解してくれる?覚えてくれる?ちゃんとやってくれる?

もう涙目になってきました。
ですから、私が今日してもらいたい注射は、MMRっていうのとTDっていう二種類なんです。はい。もうそれだけでいいんです。簡単なことなんです。他のことは考えなくていいんです。お願いします。

「オー。MMRとTDだけ?二本だけなの?なーんだ。それじゃ簡単じゃないか」

だから…
始めからそう言うとるじゃろがっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっ!!!!

「○○は?それから△△△とかXXXはしなくていいの?」

じゃかましいいわっっっっっっっっっっっっっっっっっっ!何回『二種類だけ』って言うたら解るんじゃっっっっっ!

ハーハハハハハ!なーんだそうなんだ。ヘー。彼女、ちゃんと英語喋れてるじゃないかハハハハハ。

なんかしらけどバカ受けするインド3人組(チョッキ・丸顔・古本屋)。
笑ってくれてもいいけどさ…。
ホント。お願いしますよ。人の言ってる事、ちゃんときいてください。お願いします。

「さてと。んじゃ、これとこれとこれ、っと」
独り言を言いながら、チョッキ医者が小瓶を机に並べました。

3本あるな。大丈夫かな。二種類の注射だってわかってるのかな。

「大丈夫大丈夫。彼は東海岸で一番注射が上手なんだよ。彼の注射を痛いって思うんだったら、他の人の注射は1000倍痛いよ」

不安そうな私を見て、丸顔医者が日本語で説明してくれました。

そう?なんですか?まあそりゃ痛くないにこしたこたないんですけどね。
私はそういうことより、もっと基本的なことを心配してるんですけどね。
間違った注射をされやせんだろうか、とか、一種類多めにされないだろうか、とか、あと一番恐ろしいのは、間違った注射液を全部混ぜて一発でやられやせんだろうかとか…。


<いつまで続くインド物語。あー痛い(何が?)待て!次号!>
完全に図に乗っています。そんなリンコさんに、プリーズワンクリック!(は?)

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2009年1月29日 (木)

インドな病院<4>

思いがけず話しかけられた日本語に、ギョッとして振り向くと、そこには浅黒い丸顔のインド人がまた一人。首に聴診器をぶら下げているところを見ると、コイツも医者か?
いや。しかし、よく見たらそこら中に居る全員、首から聴診器をブラ下げているなあ。
本当に全員医者なのか?(←ヒドいねしかし)

丸顔医者がまた日本語で続けた。

「日本のどこから来ました?」

「うー。あー」
日本語が話せる外国人からこの手の質問を受ける事、結構多いんですが、返事をする時にいつもちょっと躊躇します。
神戸、って言ってもわからんかも。
とか。
また『オー。コーベビーフ』って言われるかも。
とか思って、うーん、めんどくさいから大阪って言ってやろうか、と思うんですが、
実は大阪をほとんど知らないので(電車で迷子になったことがある)、万が一詳しく突っ込まれても困るしな。
かといって、東京って言ったら100%ウソになるし(大阪も100%ウソだけど)。

と、一瞬のうちに色々考えて、ウッと言葉に詰まるんです。

「ト、東京…」

結局100%ウソにしてしまいました。

「ああ。東京ですか。ボクは大阪に5年住んでたんですけどね」

そうそう。忘れてましたよ。インド人の皆さんって、ホント日本語が上手な人多いんですよね。ミッドタウンのトンカツ専門レストランなんて、従業員の98%がインド人で(じゃないかな?)、ほぼ全員日本語ペラペラです。
はいいらっしゃませー。何にしますか?ヒレカツ定食ね。ありがとうございますー。はいヒレカツ定食一丁ー!!
って一気に言われてびっくりすることがよくありました。

で、まあ、今回はトンカツ屋じゃなくて病院なんですけどね。
この丸顔医者先生も、とっても日本語がお上手でした。

「大阪の大学病院で脳神経外科の勉強をしたんですけど、患者さんとかドクター達と話をしなくちゃいけなくて、専門用語とか覚えるのが大変でしたよー」
なんてペラペラ。

あーはーそうですかーはーなるほどー。

なんて相づちをうっていたんですが、

「で?今日はグリーンカードの健康診断で?」
ってまた日本語でまで訊かれて、瞬間湯沸かし器になりそうになりました。

「いや。だからね…」

と日本語で説明しはじめたところ、先刻から居たチョッキ医者と丸顔医者に加えて、もう一人頑固な古本屋のおやじみたいな医者(多分→聴診器をブラ下げてたから)まで部屋に入って来て、全員でフンフンそれで?と聞き耳をたてはじめたんです。
仕方なく、英語で一から説明しました。
今日この説明をするの、何回目じゃい、って思いながら。
しかも、説明の途中で、最初に声をかけてくれた茶色医者まで登場です。この茶色先生は、どうやら他の丸顔や古本屋やチョッキよりエラい先生らしく、私が一から説明したことを、再びチョッキ医者が説明しました。
ウンウンと頷いた茶色先生。
私のほうにむかって、バーと早口で話し始めた。
んですが。

ダメです。
何がなんだかさっっっっっぱりわかりません。
悪いけど。ホントに悪いけど、アクセントが強すぎて、ああ全然わからない〜〜〜。

わからないけど、もうしょうがないので、あーなるほどフンフンへえへえほおほおフムフム、と相づちを適当にうちまくり、じゃ、そういうことで、と茶色先生が部屋を出て行くのを、他の連中(いや。だから医者だちゅうのに)と見送りました。

「じゃ。そういうことで」

にこやかなチョッキ医者がガーとイスを引っ張り、机の棚の中から、怪しい小瓶を何本も取り出しはじめました。

「あ。え?あの?これからどうなるんですか?」

なんせ、茶色先生が何を言ってるのか、さっぱりチンプンカンプンだったんですが、唯一聞き取れた言葉が『350ドル』だったんですよ。
まさか、また『健康診断は350ドル』って言ってたんじゃあるまいな?
その割に、なんでコイツ(医者じゃ!)は怪しいアンプルを取り出し始めたんだ?
と、不安の坩堝です。

<ああダメだ。また長くなった。しかたないなー。また待て!次号!>

いい加減にせい!と思われているそこのあなた。
リンコさん、痛い目に遭いました。だからお許しのワンクリックプリーズ!
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2009年1月28日 (水)

インドな病院<3>

ズモモモモなガキンチョと検尿美女彼氏にはさまれ、もう身の置き場がなくなってきた私。
特にズモモガキが気になって気になって。
もうホントにホントに、あと5分誰も迎えに来てくれなかったら、黙って帰ろう。
と決心した時、先刻の茶色医者がやってきました。

「あなた、誰かに呼ばれましたか?」

呼ばれたら、とっくに部屋に入ってると思うんですが。
と思いつつ、いいえと返事すると、茶色医者さん「オマイガ」と言いつつ、受付小部屋に入っていきました。

「そこの彼女がずっと待っているけど、誰が彼女の受付をしたんだい?」

ゴジャゴジャウニャウニャ、とその後しばらく話し合いが続いていた様子でしたが、よく聞き取れません。
ほどなくメガネをかけてチョッキを着た男性が、「お待たせしてすみません。こちらへどうぞ」と呼びに来てくれました。
やっと呼ばれたよ。やっとズモモガキから逃れられるよ。
ていうか、誰かあのガキ診てあげなよ。

おそるおそる入った小部屋は、ジーザス肖像画の隣り。
メガネチョッキさんが、私が記入した用紙を見ながら
「で。今日はグリーンカードの健康診断ですね?」

だから。
さっきから百万回ぐらい「健康診断は日本で受けなくちゃいけないんですけど、予防注射だけはこちらで受けて行っていい、って言われたから二種類の予防注射だけ接種してください」って言ってるじゃん…。

「健康診断を受けたくないんですか??」

いや。
あのですね。
ですからね…。

「グリーンカードの取得には、血液検査とかエイズ検査とか健康診断とか、全て受けなくてはいけないんですよ」

…あのう…。で、ですからね…。

「350ドルです」

いけないリンコ。
ブチ切れにはまだ早すぎる。
我慢しろ。
我慢するんだ。
いけない。
怒っちゃいけない。リンコ。

「こんにちはー。日本のどこから来ましたか?」

突然背後の入り口から日本語が聞こえてきました。
ん?
なぜここで日本語が??

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<夜も更けたことだし、待て!次号!!>


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2009年1月27日 (火)

インドな病院<2>

いつになったら呼んでもらえるんだろうか。
ていうか。
呼んでもらえるんだろうか?

そんなことすら疑わしくなってきた頃。
わけのわからんガキが入って来た。
というか、お母さんにひきずられてガキが入って来た。
いえ、ほんと、文字通りひきずられてました。子供の片腕をもって、もう片方の手で携帯を持って、だれかとスペイン語で大声でしゃべり倒しながら入ってきましたお母さん。
まず、病院で携帯はダメなんじゃないのか?(←お前も携帯で写真撮ったじゃないか)
それに、子供の腕をそんな風にもってひきずったら、腕がヌけないんだろうか?
それに、アンタの子供、体中の力が抜けてて様子がヘンですよ。

果たせるかな、その親子連れは私が座っていた二人掛け用ソファに、ギュウギュウと無理矢理座り、最終的に私を尻で押し出し、力のぬけたガキはぐにゃぐにゃのままソファの端から上半身と両腕をだらりとおろし、手と頭が床につきそうな姿勢で落ち着きました。
ていうか、落ち着かないのはこっちなんですが。
この状況は一体。
このガキは一体。
そして、そんなガキ連れなのに、携帯でまくしたてまくっている母親は一体。

仕方なく隣りのソファに移動したんですが、そこには普通の白人男性が座っていました。
病気のようでもないし、一体何をしているんだろう? と思っていたら、ほどなくガールフレンドらしき女性が奥から出てきました。
おおおおおおおおおおおおおおおっっっ。
こ、これはセクシーな美女だっ。
ブルネットにブルーグリーンの大きな瞳。ぽってりとした唇はアンジェリーナ風。そして、とっても優しげで品があって、おおおお、これは美人だっっっっ。

そうかアンタ、あの人の彼氏か!いやー、アンタ得したねえっ。え?粗末にしたらあかんでっ。

↑脳内はすでに大阪のおばちゃん状態。

当然インド人達(多分全員医者)も、そりゃもう満面の笑みを浮かべて彼女につきっきりで何くれと無く世話を焼いています。

「お手洗いはどこかしら?」

尿検査キットを手にキョロキョロと見回す仕草もキュートだわー。

「あちらですよ」

指差しゃわかるだろう、というぐらいすぐ目の前にあるトイレの扉まで、わざわざ案内するインド医師。気持ちは判るけど、アンタそんなことばっかりしてるから、私の順番が100年たっても回ってこんのじゃないか?

わらわらと用事もないのにそこらへんをうろついているインド医師たち。全員お目当ては尿検査美女。まったくどいつもこいつもしょうがないな。でも気持ちはわかるよ。彼女はホントに素敵だもの。

と、一応美女で目の保養ができて、ちょっとだけ気分が良くなっていたところへ、また隣りのガキ。

ズボボボボボボボボボボボボボボボボボボ。

な。何?

グボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボズノノノノノノノノノノノノノノノノノノノノノノノノノノノノノノ。

なななんか知らんけど、ガキがものすごいヘンな音をたてて眠りはじめた。
母親はもちろん電話中。
うわー。気色悪いようー。何なんだよー。誰か助けてー。

Hospital2
↑壁にさりげなくかかっているのは、ジーザスとガンジー。コワい。

美女のせいなのか?まだ誰にも迎えに来てもらえない哀れなリンコさんにワンクリック!
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2009年1月26日 (月)

インドな病院

本日、件のグリーンカード用予防注射のため、近所の指定病院に行ってきました。
近所って言いましたけど、本当に近所も近所、ド近所です。徒歩5分以内の近場です。
最初、マンハッタンの病院に行くことになるのかな?って思ってたんですけど、調べてみたらなんとこんなに近所に指定病院があるじゃないですか。
なんか読みにくいドクターの名前に、ふと過去の経験が脳裏をよぎったんですが(私の本のどれかに病院体験談が載ってるので読んでね)(←どの本か自分で覚えてないヤツ)、とにかくこんなに近所なんだから、大根買いに行くついでに行けちゃいます。
郵便局に行ったついでに足を伸ばして行ってみました。
あ。もちろんその前に、予約電話をしたんですよ。
そしたら、受付の女性が『予約なんていらないわよ。いつでも来てちょうだい』って言ってくれたんです。

大通りの角にその病院(というか、個人医院ですかね)はありました。
なんか、鉄格子みたいな二重ドアをあけると、そこはとてーーーーーもうらぶれーーーーーーーーーーーーーーーーた切なーーーーーーーーーーーーーーーーーい雰囲気の一室。
ていうか。
もしかして、ここが病院の待合室?
てことは、このドアをガーと開けると真冬の寒風が吹き抜ける、この破れたビニール張りのソファがゴロゴロと無秩序に並んだ待合室に、病人が座って待つわけ?
今日は私は病人じゃないけど、もしかしてお正月の腎盂炎の時なんかにこんな雰囲気の病院に行っちゃってたら、こういっちゃなんだけど、もっと病気になったかもな雰囲気。
一気に気分はドヨヨ〜〜〜ン。
受付窓口なんだろうけど、なんかどっちかっていうと古びた犬舍の管理人のおっさんの小部屋とか、駐車場のおっさんの受付みたいな雰囲気の部屋には、インド人の男性が一人。超忙しそうに働いている。

Hospital1
↑これ。これですよ、病院受付。壁のペンキだけでも、なんとかならんか。


あ〜〜〜のう〜〜〜〜。

超気が進まない態度丸出しで声をかけてみた。
無視してくれてもいいかも。と思いつつ。(←無視されたら帰ろうと思っていた)
でも、こういう時に限って、小部屋のおっさん(いや。医者かもしれんけど)、素早く行動するんですよね。

「はいなんでしょう」

ええ。実はですね…

と、一から説明しました。
『グリーンカードの面接が日本で行われるため、健康診断は日本の指定病院で受けなければならないのだが、予防注射は時間とお金の節約のために米国内で受けても良いと言われたので、こちらで接種していただきたい』
という内容です。

ほうほう。と聞いていたおっさん。
じゃ、書類をあげるからそれに記入したら持って来てください。

と、書類を手渡されました。
別に健康診断にも予防注射にも関係のない、問診票ですらなさそうな基本情報を記入する用紙でした。

素早く記入して先刻のおっさんに渡し、ガビガビに破れているのでジャケットの裾がひっかかってうっとうしい、ボロボロのソファに座って待ちました。
待ちました。
待ちました。
待ちました。
待ちました。
待ちました。
待ちました。
待ちました。
待ちました。
待ちました。
待ちました。
待ちました。
待ちました。
待ちました。
待ちました。
待ちました。
待ちました。
待ちました。
待ちました。
待ちました。
待ちました。
待ちました。
待ちました。
待ちました。
待ちました。





おいこらっっ!!
どいつもこいつも何しとるんじゃっっっっっっっっ!!!!
百年待っても誰も声もかけてくれんやないかっっっっっっっっっっっ!!!

病人じゃないので、体力有り余ってます。
すぐキレます。
頭に被ったアホみたいな毛糸の帽子を、安物くさいリノリウムの床にバシーッッ!と投げつけてやろうかっっ、と思ったところ、茶色い手術着のドクターが声をかけてくれました。

「誰かにあいに来たんですか?」

なんでやねんっっっっっっっ!!!!!!!!

と言いたいのをググっと堪え

「いえ。グリーンカードの面接用の、予防注射を受けに来ました」
と大人しく説明しました。

「あー。グリーンカードの健康診断ね。オッケー」

いや。
あの。
だから健康診断じゃないっていうか…。

茶色ドクター、去ってしまいました。

ちなみにですね。
あまりに長くなりそうなんで、ここらへんで<待て!次号!>にしますけど、こちらのドクター達、そしておっさんたち。全員インド人男性でした。

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<インド人の英語はアクセントが強烈!負けるなリンコ!がんばれリンコ! 待て!次号!>

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2008年12月25日 (木)

うらぶれたクリスマス

華やかなニューヨークのクリスマス風景ですが、一方ブルックリンは、もうほとんど地元商店街状態。
ていうか、キンチョールとかボンカレーとか、そんな感じ(どんな感じじゃ)。

Bxmas2
↑間近に見るとここまででもないけど、かなりうらぶれた雰囲気が…。

Bxmas1
↑右にいるのはスヌーピーサンタです。彼の前にあるツボからチャーリーブラウンが出たり入ったりしてます。背後では「ピーヒョロロロロ〜〜ヒョロロロロロ〜〜ン」という、さらにむなしさがつのる哀しい音楽が流れています。

やっぱりダイカーハイツのクリスマスライトを見に行くべきでしょうかね…。






ちょっと復活!ありがとうございます〜。
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2008年12月 2日 (火)

近所のペットショップ

先日、チョビのお散歩中にペットショップがあったので、ちょっと立ち寄ってみたんです。
PETLAND DISCOUNTっていう、ものすごーーーーーーーーーーーーーくロートルな感じで、ディスカウントな雰囲気が充満していて、ごじゃごじゃーっとしていてわけのわからんー感じで、店員も特に動物好きじゃなさそうーで、どうでもええわ感がそこらじゅうに漂っているペットショップです。
なんでそんな店に立ち寄るのか、自分でもよくわからんのですが、まあ何となく立ち寄ってみたんです。
そういう消極的な理由で立ち寄ったにも関わらず、あ、これ使えそうじゃん、とか、お、これも必要かも?、あこれも買っとくか? という感じで5つぐらいの品物を手にレジに向かいました。
で、その途中はたと気づきました。

お財布忘れた。

うわー。めんどくさーい。いちいち全部の品物を元の位置に戻すのかー。うへー。

…ということで、チョビのアンヨ洗い用にと思って手にした猫のトイレと、その中に放り込んだブラシやらスプーンやら首輪やらをそのまま、棚の一番下に放置して逃げました(ヒドい)。
いや。もちろん後で戻って買うつもりだったんですよ。どっちみち必要な物もあったし。
でもまあなんていうかつまり、後でめんどくさくなっちゃって結局その日も翌日も,翌々日も戻りませんでした。

そして4日ほどたった頃。
またチョビと前を通りかかったので、おおそうだそうだ、あのときの物をまたかき集めて買うか。と思い出し、お店に入りました。
そうしたら、同じ棚の同じ場所に、私が4日前に置き去りにした状態のまま、品物が全て放置されてそこにありました。

ていうか。
この店は、整理整頓せんのか?
さすがペットランドディスカウント。
店員のやる気の無さと無愛想さでは、ブルックリンナンバーワンだとは思ってましたが、まさかここまでとは。
で、そんなこと言いながらそのまま置き去りセットをレジに持って行って購入した私もどうなんだ?

Dogspoon
↑ボロボロのパッケージ。しかも趣味が悪すぎます。(←買ったお前はどうなんだ?)

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2008年11月19日 (水)

アパートの選挙

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このところ、時々さぼってしまってすみません。
突発的に忙しくなったり、そのせいかチョー疲れてバターと寝てしまったりするんです。
明日も早朝からバタバタと忙しくなる予定です。
明日の早朝といえば、私のアパートの『ボードメンバー』選挙が、明日早朝締め切りなんです。
『ボードメンバー』といいますと、ええと、なんていうんですかね。住民組合の代表?かな?
まあ、住んでいるビルの中の取り決めごとなんかを、メンバーが集まって会議を開き、決定する、という仕組みです。例えば『このビルはペット禁止ビルにしよう』と誰かが提案し、多数決?(だと思う)でボードが決定すると、そのビルはペット禁止になってしまいます。
『ミーハー禁止』とか『犬オタク禁止』とか『キリギリス禁止』なんかになったら、私は一発でアウトです。
でも、すでに住んでしまっている人には、こういった『犬禁止』なんかは適用されず、新規の住民はペット禁止、既に住んでいる人も新たにペットを追加することは禁止、という感じの取り決めになります。

私のアパートにも、すでにボードのおじさん(だと思う。しかもインドのおじさん)がボードメンバーとして大活躍しているのですが、最近『あと二名選出』という通達がやってきました。
候補者は四人。男性三人に女性一人です。
それぞれの皆さんが、部屋番号と氏名、そして自分のプロフィールと、『なぜ自分がボードにふさわしいのか』『なぜボードメンバーになりたいのか』を記入した紙が配られ、二名選びなさい、と書かれていました。
ふむふむ…とロビーで読んでいると、ハンディーマンのマイク(55歳に見えたけど35歳だった人)がやってきて「ああ。それ読んだ?」と話しかけてきました。

「まだ読んでないけど?」

「面白かったよ」

「面白いの??」

「わけのわからん事書いてるヤツが一人居て、バカ受けした」

何がどうわけがわからんのかと思って、彼と一緒にエレベーターに乗り込みながら、候補者のプロフィールに目を走らせました。
すると、候補者リストの一番上の人が、こんなことを書いていました。

『私はすでに、皆さんのアパートに取り付ける網戸のことで、東奔西走し、皆さんの快適な住環境のために十二分に尽くしました。今後は、バスタブをジャグジーに取り替え、バルコニーを改造して、トイレをウォシュレットにすることをここに公約します』

マジでかっっ!

思わず独り言を言うと、マイクが言いました。

「ね。笑えるでしょ?」

「彼…冗談のつもりかな…?」

「とんでもない!マジもマジ。大マジだよ!誰か彼に投票するようなマヌケ、このビルにいるのかな?」

うっ…。思わずコイツに投票しようかと思った矢先にマイクに先を越されました。
大体よく考えたら、ボードメンバーがどんなに騒ぎ立てても、風呂がジャグジーになったりトイレがウォシュレットになるわけがありません。
ていうか、換えるのは自由だろうけど、支払うのは各個人だし。
ていうか、コイツが払ってくれてジャグジーやウォシュレットにアップグレードしてもらえるんだったら、アパート住人全員とアパート住犬全員がコイツに投票するし。

ということで、本日締め切りだったんですが、結局私は投票しませんでした。
よく考えたら、日本でも一度も投票したことがない私。
こうなったら意地でも一生投票しないで行こうかな(そのことに何の意味が?)。

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2008年10月28日 (火)

ロシアな街リターンズ2

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うーん。
続きを書くのはいいんですが、実はまたお腹を壊しました。
今朝起きたら下腹部から胃の下あたりまで、強烈な不快感。なんじゃこりゃ、と思いつつ二度寝してやろうと思ったんですが、あまりの不快感で寝付けず。
仕方なく起きて、まずはチョビに御飯をあげ、ちょっと仕事を片付けた後、嵐の中をチョビ散歩にでかけました。
雨は大した事なかったんですが、風が強く大通り沿いに歩くと突風で飛ばされそうでした。
そしてタケダさんにいただいた傘がぶっ壊れ、相変わらず胃からお腹にかけての不快感でマジで倒れそうになりました。
フラフラで帰宅後、ベッドに倒れ込みこんこんと眠り続ける事3時間。
ようやく少しだけ立ち直りましたが食欲はゼロです。
一体何がいけなかったんでしょう。レッドボルシチと添え物のパンに激しく入っていたニンニクが原因な気がしますが(実はニンニクにチョー弱い)。

いやでもね。
ほんとうーに美味しかったんですよ。ロシア料理。お腹壊しといて説得力ないかもですが、マジで美味しかったです。
私、ロシア料理ってあんまり美味しくないもの、って思い込んでました。なぜなら留学当初ロシア人の同級生が持って来てくれたロシアのおやつが見るも恐ろしいドピンクとドブルーのギトギトしたクリームが塗りたくられた泥のようなチョコレートケーキで、気の良いクラスメート達もさすがに一口食べてあとは手を付けられなかったほどまずかったからなんです。
本人も『ロシアのお菓子って美味しくないのよね』って言って,全然食べませんでしたけどね。
そんなわけでなんとなく先入観念があったんですが、今回それを打ち破る素晴らしさだったんです。お腹壊したけど。

まず前菜にとったピクルス。
ピクルスといってもロシアの物は変わり種です。

Russian9
↑赤いドリンクはフルーツパンチ。奥にあるのがクバスというロシアの発酵ドリンクです。

ピクルスです。トマト丸ごと、カブ、セロリ、そしてなんとスイカのピクルスです。
いやー。スイカのピクルス。激ウマでした!
思いもよらない食べ物です。しかしマジで激ウマです。
こんな食べ物を思いつくなんて、えらいぞピョートル!(誰?)
私はピクルスは浅漬けが好みなので、こちらのスイカピクルスは浅漬けで超好み。これは是非お試しいただきたいニューな食品です!

Dsc05273
↑思わずスーパーで買っちまったスイカピクルス。食べるぞー(お腹壊しのくせに)。

Russian12
↑手前がこのお店の名物の一つ、グリーンボルシチ。奥がレッドボルシチ。

グリーンボルシチはゆで卵やサワークリーム(ロシア風の濃いヤツ。なんて名前だっけか。スメタナ?スメナタ?なんかそんな名前ね)が入っていて、グリグリグリっとまぜると全体的に白っぽくなります。とても懐かしい家庭料理の味でとっても気に入りました。
そしてレッドボルシチ。私はこいつとその奥にあるパンがお腹壊しの原因とにらんでいます。
いえ。普通の方には全然平気だと思います。一緒に行ったお友達も全然平気でした。ただニンニクにめっぽう弱い私は、レッドボルシチに激しく入っていたニンニク(パンにも塗りたくられていた)が胃を刺激しすぎお腹壊しの原因となったと思います。
レッドボルシチは、そんなにニンニクが入っているのに味付けは甘め。私としては、どちらかというとグリーンボルシチをお薦めしたいです。

Russian15
↑そしてロシア風餃子、サワークリーム添え。

いやー。色んな種類が揃っているロシア風餃子。Valeniki(バレニキ)という名前らしいんですが、これがまあ美味しいのなんのって。今回はチキンをいただきましたが、次回は別の種類も是非トライしてみたいです。サワークリームをペチョと付けて食べるんですが、これがまた美味しいんですよー。日本人なら芥子醤油とか酢醤油といきたいところですが、このサワークリームがまた合うんですねー。ほんとに美味しかったです。1オーダーでタコ壷に売るほど入ってきますので、二人なら十二分の量です。

そうそう。
食事の前に、夕食にはちょっと早すぎるからと近隣を冷やかし歩きしていたんですが、どうーしても入ってみたい怪しいお店があったので、ただ見て大笑いするだけのつもりで入ったんです。
が。

Dsc05277
↑買ってしまいましたよ、激安フワフワ靴下ちゃん。一足99セントです。いいんでしょうか、そんな値段。かかと抜きレギンスは2ドル99セントです。

KINGS STORES。世にも怪しい雑貨店ですが、チェーン展開しています。わけがわかりません。そんなわけのわからんお店で靴下買う私はもっとわけがわかりません。
このお店で売られている99%の物はどうしようもこうしようもないモノばかりなんですが、残りの1%に引っかかってしまいました。
でも使えますよこの靴下。お友達は、お泊まりにくるお客さんのスリッパ代わりにと購入してました。良いアイデアです。

地下鉄のBライン(急行)かQライン(各駅)で、Brighton Beach駅で下車。
徒歩45秒でレストランにたどり着きます。
途中、インタレスティングなお店もあります。
キングスストアも大通り沿いにデデンとあります。
是非一度このロシアな街を訪れて、食材ショッピングと靴下ショッピングで盛り上がっていただきたいです。アメリカなのに別の国を訪れている様な異国情緒がたっぷり楽しめますよ。かくいう私たちも小旅行の気分で本当に楽しかったです。

↓一応レストラン情報です。キャッシュオンリーなのでご注意。しかも私たちってば旅人と思われたらしく、チップまで含めた請求書を渡されました。トホホ。二人で合計$37。

Cafe Glechik3159 Coney Island Avenue (Brighton Beach Avenueから少し入った所),
Brighton Beach, Brooklyn; (718) 616-0494.

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2008年10月27日 (月)

ロシアな街リターンズ

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はい。
また行ってしまいました、ロシアな街。
あのソーセージとパンが忘れられず、はたまた前回実はメインのお目当てだったのにたどり着けなかったロシア料理レストランにもリベンジしたく、再度挑戦となりました。
今日も快晴秋晴れ。
ロシア街日和です。

Photo2
↑写真では微妙に寂れた雰囲気ですが、実は結構にぎわっています。

Russian2 Russian1
↑早速ヘンなもの屋発見!

Interesting Itemsって言われてもああた。
と言いたくなるようなヘンな店。いわゆる露天雑貨商です。売っているものは、散髪ハサミがたくさんと、電池と手袋と双眼鏡でした。わけがわかりません。わけがわかりませんのですが、気がつくと散髪ハサミを買ってしまっていました。20ドルで焼けこげ跡のついたボロケースつき。でもドラッグストアで買うハサミより、全然上等です。シャクシャクっとした感触がとても使い勝手が良さそうです(←自分で自分を散髪するヤツ)。
お店のお兄さんはとっても愛想が良くて優しいお兄さんでした。
実はお目当てのレストランがこのインタレスティングなお店の並びにあったので、レストランの帰りに、店じまいしているお兄さんとまたばったり会いました。

ライトバンにガラクタとしか思えない商品を積み込みながら、
「やあ。もう帰るの?また来る?またおいでよね」
と声をかけてくれました。
多分一生懸命買い出しに来ている貧乏な人と思われたに違いありません。こちらを見る目にそこはかとなく哀れみが漂っていました。

さ。
散髪ハサミの次は、いよいよ食料買い出しです。
前回立ち寄れなかったスーパーマーケットにまずはトライです。
うーん。スーパーマーケットは嫌いなんですが、こういうイベントぽい食料買い出しはとっても楽しいです。わくわくします。

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↑お野菜と果物が豊富なスーパー。

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↑ネギはGreen Onion? 道ばたにもたくさんお野菜や果物が並んでいます。彩りがキレイです。
 

スーパーに限らず、ここら辺り一体はなぜか野菜の品揃えが豊富です。
昨日近所のファーマーズマーケットで買ったトマト(Heirloom Tomatoという季節限定種)は1lb$4.99という高値で、巨大トマトを毎週末二個買い込んでいたんですが、毎回$9〜$11という法外なお値段を支払っていたんです。
でも、今日発見したトマトはなんと1lb $1.99。ひいえー。安い!安すぎます!

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↑こんなトマト。形もいびつでいろんな色があります。日本ではなんて呼ばれてるんでしょう。

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↑週末マーケットで買ったのが右の縦二個。左三個が今日ロシアで買ったもの。

まずは大慌てで(?)トマトを三個買い込みました。
それから、前回美味しかったソーセージを1lb、ベーコンらしきものを1/2lb,牛タンのゼリー固めを1/4lb、焼豚みたいに見えるけど多分違う何かを1/2lbと、肉類も買いまくりました。これだけ買ったのに、お値段は7ドル程度。激安です。

次はこれまた前回美味しかったロシアンベーカリーです。

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↑ううーん。パン好きにはたまらない風景。シンプルな白パンが大好きなんです。

前回のコッペパンぽいものはまだ少し冷凍が残っているので、今日は食パンを買おうかと思っていたのですが、またまた香ばしい香りと形状に惹かれてこれを買ってしまいました。

Dsc05272
↑外はフランスパンのようにカリッ。中はむっしりとした感触で小麦の味がムワーっとします。超好みの素朴パンです。

ロシア街に行くと、あれもこれもどれもそれも買いたくなってたまりません。
そして一品一品が激安なんです〜。
ああああ。全部買い占めたいいいいいいい。

<続きは明日ね>

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2008年10月20日 (月)

ロシアなビーチ百景

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昨日のビーチの続きです。
ブライトンビーチの端から遊園地のあるコニーアイランドまで、徒歩約30分弱。
チョビとナルちゃんとポールさんと、てくてくと砂浜を歩きました。
チョビは大コーフンして走り回っていました。嬉しそうなチョビの笑顔を見ると、私もすごくうれしくなります。
数年前、ポールさんに海に引きずり込まれて以来、ビーチではちょっとしたトラウマがあったチョビですが、昨日はそんなことは忘れてしまったのか、水際で大はしゃぎしていました。

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↑足取りも軽く、まるでバレリーナ(?え?)。

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↑砂浜の向こうに見える遊園地。   ↑昔懐かしい雰囲気の出店。

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↑いかにも体に悪そうですが、ついつい買い食いしたくなります。

たしかこれ、子供の頃は『アメリカンドッグ』って呼んでたような気がするんですが。アメリカではコーンドッグって呼んでるんじゃないかしら。子供の頃大好物でした。リン母にせがんでこれを夕食のおかずにしてもらったこともありました。懐かしいなあ。

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↑ふと目をやると、遠くになんか怪しいものが…。

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↑加藤茶!加藤茶がこんなところに!

"Everybody takes picture of hamburger man with a rocket"とポールさんが教えてくれました。皆、ロケットの前のハンバーガーマン写真を撮るんだよ。ってことですが、その説明的なセリフ自体にも結構笑えたんですが、これが加藤茶だとわからず(ていうか当たり前だけど)ハンバーガーマンと呼ぶあたりもなんか脱力します。大体、これ誰?

「ハンバーガーマンだよ」

「って誰?」

「誰でもないよ。ハンバーガーマンだよ」

ポールさんとの不毛な会話の合間に、ナルちゃんの

「長い間風雨にさらされて、ハゲてるねえ加藤茶」

というさらに脱力な観察。

どこからどう見ても加藤茶なハンバーガーマン。
一体誰なのか?
大体ここにずっと居るのか?

「そうだよ。多分1960年代からいるよ」
とポール。
ほんとだろうか?
だとしたら、一体何のために?

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↑後ろ姿も一発。

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↑なかなかオシャレなアンティーク調絵はがきとイカリング(?かな?)

素晴らしい快晴の一日。
シティーは肌寒かったのに、ビーチは日差しがポカポカでとても暖かでした。
うれしそうに大はしゃぎしたチョビが、帰りの車の中では私の横で寝てくれました。ああ幸せ…(つまり滅多に私の側で寝てくれない)。

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↑ビーチを歩くチョビとポール。完全に二人の世界です。

帰り道、みんなで立ち寄って食事をしたフレンチレストランが、なんとも雰囲気が良くお料理もおいしかったのですが、食べ過ぎて食あたりになりました。
今日一日胃が重くてつらかったです。
秋晴れの一日を素晴らしいビーチで過ごしたんだから、食い気は少しおさえるべきだったと反省いたしました。
それにしても、冬になる前に、またチョビとビーチに行きたいな。

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2008年10月19日 (日)

ロシアの街

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今日はポールさんに連れられて、チョビとお友達のナルちゃんと4人でコニーアイランドツアーに行ってきました。
コニーアイランドからブライトンビイーチというエリアにかけては、とってもロシア的なエリア。ロシアンレストランはもちろんのこと、ロシア食材店が軒を連ねていてなかなか面白いんです。
チョビとビーチを散歩した後、ロシア食材をナルちゃんと買い漁りました。
ロシアパンとロシアソーセージとロシアピロシキです。
ロシア食材店は、本当に地元のロシア人の皆さんが日常生活で買い求める本場ロシアの食材ばかりを売っていて、お買い物に来るみなさんもお店で働いている皆さんもほとんどロシア人ばかり。店員さんの中には、若いロシア人のお嬢さんで、英語を全く話さない人もいました。
写真を撮りたかったんですが、何せ店内でアジア人は私たちだけでしたので、ちょっと気が引けて撮れませんでした。
もしロシアパンやソーセージが激美味で、また電車に乗って買い食いしに行きたくなったら、次は絶対写真を撮ります。
とにかく、ブルックリンなのにブルックリンじゃないみたいな、異国情緒たっぷりの街でした。
ビーチや遊園地の写真は撮りましたが、携帯の電池切れでアップは明日でーす。
ナルちゃんが撮ってくれたチョビのアクション写真をアップいたします。
本当に最高に良い秋晴れの一日。
ビーチは寒いかなと思ったけど、日差しがポカポカでとってもとっても暖かでした。
でも気温15度なのに泳いでいる変人が数人いたのにはびっくりしましたけどね。

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↑チョビ、ちょっとサメに似てる?

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2008年10月 6日 (月)

恐怖のズンドコ予告編〜チョビの祝福2

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せっかくチョビの神様からいただいた大いなる祝福のお話を書いていたのに、今日あの恐ろしいお店に行ってしまったばっかりに、気分はホラー映画です。
動画をとったんですが、なんか今日はアップする気持ちの準備ができませんでした…(そんな大げさな)。
あー。なんか落ち込んだ。あーこわかった(しつこい)。
ということで、この続きはまた明日(マジでか)。

で、今日は祝福のお話です。
教会のお玄関前で待ち続けること15分。
待てどくらせど他の動物たちが現れる気配がありません。
チョビ一人だったら相当悲しい祝福の儀式になってしまいます。こんなに住宅街の真ん中なのに、だれも来ないのかしら。そんなことってあるかしら。

…と思っていたら。あっ。来たっっっ。

Chobiblessing6
↑しかもハスキー!

青い目のハスキーくん。一才半の男の子アポロ君です。
とーっても良い人そうなカップルが連れて来たアポロ君は、実は彼らにレスキューされたアビュースドペットだったんだそうです。
誰かの裏庭に放置されて捨て置かれていたアポロ君。
通りかかった彼女達が、あまりのことに事情を訊いてみたところ、誰かが恋人へのプレゼントとしてペットショップから買って来たものの、あまりに大きくなりすぎて飼いきれない、というアホな理由から放置→捨てる、ということになっていたそうです。
怒りに震えながら彼女達はアポロ君をレスキュー。
お家に連れて帰り、その日から彼女達の家族の一員となったのでした。
良かった良かったねえアポロ君。
まだ一才半なので、ものすごい暴れん坊だけど、チョビとご対面した瞬間
「私の後ろから近づくなっっっ!!!」
とゴルゴチョビのパンチを喰らい、どひーっとびっくり仰天してました。
チョビ、乱暴。
そしてカカア天下。
アポロ君も「見た目は優しそうだしばあさんぽいのに、なんて乱暴な女なんだ…」
と思ったらしく、それまで大暴れしていたのに、チョビのお仕置き以降遠巻きにチョビを見ながら大人しくしていました。

次に登場したのは、とっても大きなゴールデンちゃんです。
Chobiblessing18golden
↑幸せそうな二人。こうして見ると、飼い主とペットって似ますよねえ。

他に小型犬が何頭もやってきて(チワワ、パグ、マルチーズ、ダックス等々)、キャンキャンギャンギャンと大騒ぎになったんですが、当日のメンバー中一番体が大きかったこのゴールデンちゃんは、ビビりまくり。
飼い主さんが「この子、小さい犬が怖くて仕方ないの」と言い、その場のみんなはびっくりの後大笑いでした。
でも人間にはとってもフレンドリーで人なつこくて優しい子です。

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↑神父様、こんにちは。
と言ってるのか、
「おっちゃん何か食べるものくれや」
と言ってるのか…。

次に登場したのが、なんとも可愛らしい天下一の小心者ちゃんです。

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↑ヒー。誰あれ何あれこわいよこわいよこわいよ。
シッポが完全に股の間に挟まってます。しかも後ろ足がガタガタ震えていました。

Chobiblessing8
↑背後から写真を撮ったシャッター音にビクゥッッッッ!!!
「何っっっ何何何何今の音なにっっっっっ???」
目が泣きそうです。シッポは相変わらずビシーっと股の間です。

この白ブチわんちゃん、ほんっっっとうに小心者らしく、神父様の祝福の間中ビクビクしっぱなしで上の空。挙げ句の果てに、聖水を振りかけてもらった瞬間、恐怖のあまり走って逃げ出しました。神父様はじめ、全員が微笑ましく笑いましたけど、本人にしてみたら『冗談じゃないわいっっ』な恐怖体験だったんでしょうねえ。かわいそうに(←私も大笑いしたけど)。

次に登場したのは、なんかわけのわからんおっさんぽい犬。
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↑みんな。今日は俺のために集まってくれて、ありがとう。

Chobiblessing10_2
↑じゃ、そこの白服のおっさん、後は頼んだぜ。

Chobiblessing11_2
↑そろそろ食事の時間なんで、失礼するぜ。

Chobiblessing12
↑お。白服のおっさん。まだ俺に何か用かい?

コイツは、何回注意してもチョビの背後から忍び寄り、クンクンと匂いを嗅ごうとしては、ゴルゴチョビに「私の後ろから近寄るなちゅうとるじゃろがこのアホボケカスラッパッッッッ!!!」と怒りのパンチを喰らい続け、アポロ君に「勇気あるー」という目で見られていました。

Chobiblessing13
↑アポロ君の次がチョビの番です。

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↑「ずーっと待っててくれたんですね。チョビは13歳でしたね。健康ですか?お利口ですね」と声をかけてくださった神父様。祝福の祈りを捧げてくださいました。チョビはなんとなく思慮深げな表情ですが、去って行ったおっさん犬にガンを飛ばしているようにも見えます。

私はと言いますと、クリスチャンのマナーが全然わからず、十字の切り方さえ知らなかったものですから内心焦ってました。
前の番の人たちが、神父様が祈りを捧げてくださっている間は頭を下げ、祝福をいただくと同時に十字を切っているのを見て必死で順番を覚えました。
上、下、左、右ね。
でもやっぱり本番になると慌てちゃって、祝福の祈りの間中目を閉じていらっしゃった神父様のお顔をじいいいいいと凝視し(しかもニヤニヤ笑ったまま)、私の分の祝福をいただいた時のみならず、チョビの時も十字を切り、聖水をふりかけていただいてからもまた二度も十字を切ってしまいました。十字の大安売りです。

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↑十字を切ってます。一方チョビは「おやつ?おやつくれるの?その手に持ってる金色の物はおやつ?」という態度です。

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↑聖水をふりかけてもらうチョビ。神父様にお尻を向けてはいけません。

それにしても、地元民の皆さんと、わいわいとおしゃべりをしたり一緒に聖歌を歌ったりペットの話をしたり、とてもとても和やかで良い一時でした。
とってもお歌の上手な尼様と優しげな神父様と少しおしゃべりもできました。
この祝福のお陰で、チョビの老後が長く穏やかで幸せでありますように。
そして、これを読んでくださっている皆さんの上にも、神様の大いなる祝福がありますように。

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2008年10月 3日 (金)

怖い店…

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そ、そうですか?
入ってみるべきですかね、やっぱり?
見たいですか?中がどんな風なのか、見てみたいですか?
そうかあ。
そんなに見たいですかあ。
んだったら明日行ってみようかなああ。
どうしようかなあああああ。
うーん。
そうだ。
明日カメラをしっかり充電して、ビデオ撮影状態にして首から下げて入店するというのはどうでしょう。
なんか、ドキュメンタリー番組みたいで面白いかもしれない気がしてきました。
うまくいくかなあ。
明日土曜日だけど、お店やってるかなあ。
よし。
決めました。
首からカメラ下げて潜入してみます。
うまく動画が撮れたらアップします。
怖いからチョビに付き添ってもらうことにします。
楽しみにお待ちください。
ううう。
怖いよう。でも楽しみだよう。ドキドキブルブル。

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2008年10月 2日 (木)

怖い店2

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いえ。
確かに二階のサイキック5ドルも、となりの洗濯屋さんもそれなりに恐ろしいんです。
ていうか、この辺りのお店って、全体的になんかコワいんですが、特に恐ろしかったのは、

Botanica
↑ココ。ボタニカ?何屋さん?

Store
↑こ、こんなもん屋さん。

何屋さんといえば良いのでしょう。
人形屋さんでもないし、フィギュア屋さん…?でもないし。
宗教人形屋さん?でも酋長の人形もあるし?
とりあえず、前を通りかかるたびにギョっとするんです。
特に右端のブラックマリア像。
白目むいてます。
宗教フィギュアって、大概みんな白目むいてますけどね。
しかしこのお店、誰かが出入りしている様子を一度たりとも見た事がありません。
一回思い切って中に入ってみようかなあ…。中の様子が知りたいなあ…。どうしようかなあ…。

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2008年10月 1日 (水)

怖い店1

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近所の恐ろしい店。

5thave
↑コレ。

さて、どのお店のどこがどんな風に怖いんでしょう。
答えは明日(マジでか)

<続く>(マジでかっ)

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2008年9月18日 (木)

危機一髪!

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いやー。びっくりしましたー!!
さっきチョビのお散歩に出かけたんですよ。夜11時頃。
てくてくと家の前の通りを歩いて、五番街に出て、まずは南にむかってテクテク。
下品なおっさんが数人とぐろを巻いてるバーなんかの前を通り過ぎ、お昼間倒産する前にお金を全部引き出してやろうと思って乗り込んだのに、結局すっかりいいくるめられてすごすご引き下がった銀行の前も通り過ぎ(ダメじゃん)、ゴミを捨ててるんだな、と思ってよく見たら値札がついていてびっくりした露天商(と呼んでいいのかあれを)の前も通り過ぎ、ぐるっと廻って元来た方角に引き返しました。
とことこと歩き、家の前の通りの交差点を通り過ぎると、これまた下品な若者が無意味にとぐろを巻いていたので、これを遠巻きにして通り過ぎました。そして3mほど進んだところで、背後からものすごい轟音が聞こえてきました。
あのわけのわからん下品な若もの集団が爆竹かなんかを百万発ぐらい爆発させたのかしら、まさか銃撃戦ってことは無いだろうな、そんなだったらチョビを抱えて走って逃げなくちゃ。
と考えながらパッと振り向いてみたら、なんとなんと今まさに通り過ぎたばかりの大木が、もの凄い轟音とともに幹のところから折れて倒れる瞬間でした。

ぎいえええええええええ。

思わず凍り付きました。
今通り過ぎたばっかりなんですけど。
10秒ずれてたら下敷きだったんですけど。
びっくり仰天して凍り付いていると、私の横をすたすたと通り過ぎる女性が一人。

「い、いまの見た?」

思わず声をかけました。

「ああ。何か見えたわねえ」

こともなげに答え、そのまますたすたすた。
歩く速度すら緩めません。
これがブルックリンなのか?
いやしかしこれはいかんだろう。危ないだろう。ヘタしたら死ぬだろう。
思わず折れた大木に近寄ってみると、ものすごく緑豊かに葉っぱがふさふさなのに、折れた部分は乾燥していて、上の方は黒く腐っている感じにも見えました。
ひいいえええええええええええええええええ。
危ない危ない危ない危ない危ない危ない危ない危ない危ない危ない危ない危ない危ない危ない危ない危ないじゃないかっっ。
そうこうしているうちに、そこらへんにいた下品な若もの集団を始めとして、大勢の野次馬がわんさか集まってきました。
みんな携帯で撮影しています。何故かビデオまで持っている人もいます。
そして、だれ一人として911コールしようとしていません。
ここ、中学校の真ん前なのに。
しかも路上駐車してる車の上に完全に覆い被さってるのに。
いいのか?
そんな折れた木の上に乗って撮影してる場合なのか?
友だちに電話して報告してる場合なのか?
ビデオ撮影して即席インタビューしてる場合なのか?
そうこうしているうちに、だんだんお祭り騒ぎに発展してきました。
近所のアパートから、ステテコ姿のおっさんまで出てきました。
いいんだろうか、こんなことで。

うっかり携帯を置いて出てしまったので、911コールもできないし。
ていうか、この雰囲気は911コールできる雰囲気じゃないっていうか…。

結局なんでかしらんけど結構楽しそうに大騒ぎしている近隣住民たちを残し、そのまま帰宅してしまいました。
あれから1時間ほど経っていますけど、まだ消防車が来る音はしていません。
多分明日の朝まで放置されていると思います…。
さすが、ブルックリン…。

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2008年9月15日 (月)

マンハッタンまで何分

ろ6位!転落の一途!
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最近毎日マンハッタンに出かけています。
細切れに用事が出来て、毎日出かけるハメになっているんですが、お陰でどういうルートでマンハッタンのどのエリアに行けば一番早いか研究できて楽しいです。

御近所のアサミちゃんお薦めの『バス→地下鉄』コースは結構ラクチン。
バス停が1ブロック先にあるので、ここからさくっとバスにのってメインターミナルまで約5分。
そこからエクスプレスのサブウェイに乗ればミッドタウンまでなんと20分弱です。
ドアツードアで30分ぐらいかな。
その他最寄り駅からも3種類のサブウェイに乗れますので、目的地によって使い分けが可能。メインターミナルを経由しなくても、一本でマンハッタンまで行けるラインでは42丁目タイムズスクエア周辺まで約25分。電車の待ち合わせなんかがなければ20分ぐらいで行けます。
家から駅まで近くなった分、前の家よりアクセスがいい感じですが、ただどこに行くにも結構徒歩圏内だった前の家に比べると、必ず公共の交通機関を利用しなければならないので、まだまだ所要時間が読めないのがつらいところ。
待ち合わせにおくれないよう余裕をもって家を出ても、結局軽く遅刻してしまったりしています。
もうちょっと慣れればそういうこともなくなるかしら。

Busstop
↑バス停留所の時刻表を携帯に撮っておきました。これでばっちりだわーん。

そうそう。引っ越し物語はまだ続きます。
私の目をひきまくったアノ物についても後日ね…ウヒヒ。(もったいぶるほどのもんでもないが)

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2008年9月10日 (水)

健康の源

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なんかもう秋晴れです。
そうか、そういえば毎年この頃はこんな気候だなあ。
すごくきれいな青空で、最高に快適な気候で、朝から幸福感で胸がいっぱいになる感じなんです。

5avebkln
↑ブルックリンの五番街です。

毎年10月には日本に帰国していたんですが、今年はチョビの面倒を見てくれるドッグウォーカーがいないので、帰国はしません。
そのかわり、リン両親がやってきます。従妹のキョウコちゃんもやってきます(のはず)。
ああ。
またリン母の
『あれなに?』
『まだ着かないの?』
『ここどこ?』
『なんであのバスあんなに長いの?』
に悩まされる日々が来るのか…。
しくしく。
しく。

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2008年9月 5日 (金)

今日は暑かったもんで…

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あまりに暑かったので、引っ越しの話題より涼しげな写真を。

Waterfountein1
↑うーん。余計暑そうかしら…。

我が家の裏にある小さな公園です。
子供たちが水着で遊ぶ、水浴び用巨大噴水です。私もチョビや子供に混ざって水着で入りたかったです…。

Waterfountein2
↑水です水です気持ちいいですー。
って感じですかね。うらやましいな…。

Waterfountein3
↑あー濡れた濡れた。涼んだ涼んだ。
って感じですかね…。

で、この後、私の足元に戻って来て、ブルブルブルブルブルブルッをやったチョビ。
私のジーンズをドロドロにしてくれたんですけど、なんでわざわざ人の足元に戻って来てからブルブルするんですかね…。
明日も遊びにこようね、とチョビと約束したんですが、お天気予報を見たら明日は嵐で大雨で大風らしいので、やめときますわ。

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2008年9月 3日 (水)

今日ものんびり

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毎日あまりにものんびりで空気がきれいで緑がいっぱいで、まるでバケーションでヨーロッパのどこかの街に来ているような気分です。
新居の近所には中学校があるんですが、この学校が意外にも東海岸では有名な名門校らしく、この学校に子供を通わせたいばっかりにこの地域に引っ越してくる家族が多いんだそうです。
今日お昼休みに通りかかった時、学校前に売るほど中学生がいましたが、日本の名門中学校の生徒とは全く雰囲気がかけ離れていましたけど。
何が違うって、まあそもそも中学校の前にかき氷屋台が出て来ていて、生徒たちが買い食いしているところからして、全然雰囲気が違います。
もちろん私服ですので、タンクトップやベアトップ、ミニスカ、ジーンズ、バスケットのジャージなんか、色とりどりの子供たちがお昼御飯を食べながらワーワーはしゃいでいて,結構凄い騒ぎでした。

すごかったねえ、とチョビと話し合いながら帰宅すると、廊下の窓からお昼間のマンハッタンが見えました。
遠く見えますけど、地下鉄で20分〜25分でメイシーズまで行けるんですよー。

Manhattanview
↑遠くのマンハッタンより、眼下のおっさん臭い建物が気になります。

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